126 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 00:32:03.28 ID:ue5t8pa3o


京太郎「とにかくスープも味のほうは問題なさそうですし、これで良いでしょう」

菫「そ、そうか」ホッ

京太郎「むしろ色んなものが溶け込んで味わい深くなってますし……」

京太郎「――っていけね!パンはどうなった!?」



130



コンマ判定( 知力72 + 精神力41 ÷ 4 = 28.25 ≒ 28 +28 )

01~30  まっくろくろすけでておいで~

31~70 ふっくら焼きあがりました

71~98 これこそジャぱん!! 【菫&玄の好感度+1】

ぞろ目44以外 【合宿に参加してる全員の好感度+1】

ぞろ目44 破魔矢発動

136 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 01:05:43.55 ID:ue5t8pa3o



 5 + 28 = 33 【ボーナス補正によりぞろ目発動なし】

 ふっくら焼きあがりました



玄「わー!良いにおーい!」クンクン

菫「うむ。焼きたての香ばしい食欲をそそる匂いだな」

京太郎「ちょっと多少焼きムラがありますけど、初めてにしては上出来ですかね」

菫「……ん?ちょっと待て、今なんて言った」

京太郎「え?いや焼きムラが有るなーって」

菫「いやその後だその後」

玄「確か初めてだって……」

京太郎「あ、聞こえました?いやぁ流石にこうやって本格的に作るのは初めてなんで、不安だったんですけどね」

菫「初めてでこの出来って……」

玄「凄すぎるよきょーくん……」

菫「私なんて今日やっと包丁を扱えるようになったのに」ズーン

玄「私も卵の殻を割るのが精一杯だったのに」ズーン

137 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 01:27:24.89 ID:ue5t8pa3o

京太郎「だ、大丈夫ですって!二人ともそのうちパンぐらい作れるようになれますから!」

菫&玄「「……本当に?」」

京太郎「……多分?」

菫&玄「「……」」ズズーン

京太郎(あ、一段と落ち込ませてしまった)

京太郎「え、えっと絃さん達の方はどうなってるのかなーっと」アセアセ



140



コンマ判定(コンマ反転)
01~30 絃の必死のフォローも虚しく悲惨な状態に

31~70 絃のフォローが成功し、何とか食べられる物に 【絃&春&咏の料理経験値+1 10でレベルアップ】

71~98 意外なチームワークを発揮し、上出来な結果に 【絃&春&咏の料理経験値+3 好感度+1】

ぞろ目44以外 【絃&春&咏の料理経験値+5 好感度+3】

ぞろ目44 破魔矢発動

143 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 01:43:59.20 ID:ue5t8pa3o



 絃の必死のフォローも虚しく悲惨な状態に



絃「……」ズーン

春「……」ズーン

咏「……」ズーン

京太郎「あ、こっちはこっちで悲惨だった……」

京太郎「ご飯は――ジャリジャリしてる」ジャリジャリ

京太郎「味噌汁は――うっ、しょっぱいのに甘い……」

京太郎「魚は――えっと炭だよなこれ」ボロッ

京太郎「漬物は――うん。シンプルにマズい」

絃「すみません。一応フォローはしたのですが……」

春「……ごめんなさい」

咏「どうしてこうなったかわっかんねー……とは言えねーよなぁ」

144 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 01:56:48.14 ID:ue5t8pa3o

京太郎(やっべー。多少は覚悟してたけど、まさかここまでとははっきり言って予想外だぜ……)

京太郎(……流石にこれを出す訳にはいかないしなぁ)

京太郎(それに――)チラッ

絃「……」ズーン

春「……」ズーン

咏「……」ズーン

京太郎(この三人も何とかしないといけないし……)

京太郎「えっと、あのですね>>147」



1.仕方ないですし、こっち手伝ってくれませんか?

2.もう一回やり直しましょう。俺達も手伝いますんで

3.……責任を持って食べてくださいね(ニッコリ)

4.その他(内容併記)

149 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 02:48:15.83 ID:ue5t8pa3o



 もう一回やり直しましょう。俺達も手伝いますんで



京太郎「もう一回やり直しましょう。俺達も手伝いますんで」

絃「でも時間が……」

京太郎「少し待って貰う事になるでしょうけど、何とかなると思います」

春「……材料は?」

京太郎「幸いギリギリ人数分は有るっぽいから大丈夫だろ、うん」

咏「でもさ、私達ってか私と滝見だけど足手まといなんじゃ……」

京太郎「要は役割分担をすれば良いんですよ。自分達の出来る事だけをすればそれだけで十分です」

京太郎「とにかく!落ち込んでる暇は有りません。ここからは時間との勝負なんですから」

京太郎「と言う訳なんで、菫さんと玄さんは味噌汁と漬物の材料を切ってください」

菫「ああ、分かった」

玄「おまかせあれ!」

京太郎「はるると咏ちゃんは米を研ぐ!ただし洗剤で洗うとかしないでくださいよ?」

春「……分かった」

咏「へいへい、流石にそれぐらいは分かるってーの」

京太郎「絃さんは俺と一緒に4人をフォローしつつ、魚と味噌汁を作っていきましょう」

絃「分かりました。今度こそご期待に沿えるように頑張りたいと思います」グッ

京太郎「とにかく急いでやるのは前提条件ですが、怪我だけは絶対にしないように」

京太郎「分からない事や出来ない事があれば、俺や絃さんにすぐに聞いてください」

京太郎「では――始め!」

全員『おー!!』

163 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/25(水) 00:41:17.14 ID:v0qAQpWuo



京太郎(とにかく今は一分一秒が惜しい。全ての行動において効率的な行動が要求される……んだけど――)

菫「くっ……」ザクザク

玄「左手はそえるだけ……」ザッザッ

春「……」シャカシャカ

咏「何故米は“研ぐ”のかって事は知ってるのに、実戦が伴ってないってのは本当に厄介だねぃ――ってやばっ!?」

絃「本当にお魚が処理済なのが助かります。っとその前に出汁を――」バタバタ

京太郎(4人は危なっかしいし、絃さんは大変そうだし、まさに戦争だなこりゃ)

京太郎(――っと俺も何かしないと)



166



1.菫を指導する

2.玄を指導する

3.春を指導する

4.咏を指導する

5.絃を手伝う

6.自分に出来る事をやる

7.その他(内容併記)

167 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/25(水) 01:13:44.86 ID:v0qAQpWuo



 咏を指導する



京太郎「あー駄目ですって!そんなに力強くお米をガシガシ研いじゃ!」

咏「えー。だって濁りがなくなるまで研げば良いんじゃねーの?」

京太郎「確かにそうですけど、今は精米技術が発達してそこまで力強く研がなくても良いんですって」

咏「……そうなの?」

京太郎「そうなんです。寧ろ力強く研ぐ事でお米が割れたり、でんぷん質が流されたりして美味しくなくなるんですから」

咏「うへー。マジか」

京太郎「他にも研ぎは短時間でサッとする事、表面の汚れを取る程度に優しくやる事等色々あってですねー」

咏「ううっ、面倒くせー」

京太郎「慣れたらそうでもないんですけどね。っと、ほら俺が指導しますんで次の米研ぎましょう」ヒョィ

咏「へいへい――っ!?///」

京太郎「良いですか?このように優しくかき混ぜるようにですね……」シャカシャカ

咏「ちょっ!こらっ!待て!///」

京太郎「……?どうかしました?」

咏「どうかしました?じゃねーし!お前一体何してるんだ!?///」

京太郎「何ってお米を研いでますけど……」

咏「そうじゃない!お前の体勢と行動だよ!」

京太郎「体勢って……指導しやすいように後ろから覗き込むようにして、手を添えてやってますけど?」

咏「それだよ!馬鹿!///」

京太郎「馬鹿って言われても何か問題あります?これ」

咏「……本気でそう思ってるお前の顔を見てると、こっちがおかしいんじゃないかと思ってきたよ」ハァ

172 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/25(水) 01:26:22.67 ID:v0qAQpWuo

京太郎「はぁ……?よく分からないですけど、口より手を動かしましょう」

咏「……はいはい、分かりましたよー」シャカシャカ

京太郎「あ、でもその前に――>>175」



1.マジで米研いだことないんですか?

2.なんかすげー良い匂いしますね

3.やっぱり、手小さいですね

4.その他(内容併記)

183 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/25(水) 02:05:17.86 ID:v0qAQpWuo



 なんかすげー良い匂いしますね



京太郎「なんかすげー良い匂いしますね」

咏「……は?」

京太郎「さて、まぁ研ぐのはこの程度で良いっすかね」

咏「いやいやちょっと待て!」

京太郎「へ?何か問題ありましたか?」

咏「いや米には問題無いんだが……」

京太郎「じゃあ次行きましょう」

咏「おう――って違ーう!」

京太郎「じゃあ何なんですか一体?」ヤレヤレ

咏「……すっげームカつくぞ、その顔」

咏「ってか京太郎、お前分かっててやってるだろ?」

京太郎「あ、ばれました?」

京太郎「いやー、後ろから見てても赤くなったりアタフタしたり可愛かったもんで、つい」

咏「か、かわっ!?///」

咏「はぁ……お前なー、女子にそんな事ばっか言ってんじゃねーの?しらんけど」

京太郎「まさか、言ってませんよ……多分……きっと……恐らく……?」

咏「心当たり有るって顔だな。そのうち刺されるんじゃね?」

京太郎「ちょ、ちょっと恐ろしい事言わないで下さいよ」

京太郎「それに大体俺はそんなにモテないし、複数といっぺんに付き合うような器用な真似は出来ませんっての」

咏「そうかねー?自分でも与り知らぬ所でフラグ立ててたりするかもよ?」

京太郎「あはは。まっさかー」

咏「……知らぬは本人ばかりなりってね。しらんけど」ボソッ

京太郎「?」


196 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/26(木) 01:09:56.50 ID:fLULkTemo

京太郎「後はスイッチを入れて待つだけっと」

咏「ふぃーお疲れー」フリフリ

京太郎「お疲れ様でしたー」

京太郎「――って何処行くんですか」グイッ

咏「……ちっ」

京太郎「一応教育者なんですから、舌打ちはやめてくださいよ」

咏「分かってるって。冗談だっての」

京太郎「冗談とは思えない雰囲気がありましたけど……」

咏「気にしなーい気にしない。ほらほら、こっちは終わったんだから他の奴の所に行った行った」

京太郎「――っと。そうですね」

京太郎「とりあえずご飯が炊き上がるまでに、茶碗とか用意しててくださいよ」

咏「はいはい。りょーかいりょーかい」

京太郎「……大丈夫かなぁ」タッタッタ



咏「……まったく、あいつは本当に主夫でもやってる方が似合ってるんじゃね?しらんけど」

咏「でもあいつが主夫なら楽だろうなぁ――」



京太郎『掃除しておきましたよー』

京太郎『洗濯完了っと。あ、一応ブラは――ってイテっ!?』

京太郎『料理できましたよー。はい、あーん』

京太郎『ほらほら一緒に入りましょーよ、ね?』

京太郎『……咏』ガシッ



咏「――って何考えてるんだ私は///」ブンブン

咏「大体10も違うガキと結婚する訳ねーし!」

咏「どうせなら年上の優しいおじ様が良いし。そう例えば――」



鷲巣「英語ならキング!ドイツ語ならケーニッヒ!イタリア語ならレッ!レレレ!レレレ!レレレのレッ!」



咏「――あ、駄目だ。ってか今の職場まともな男いねーし」

咏「…………転職しようかねぃ」

199 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/26(木) 01:28:27.57 ID:fLULkTemo

京太郎「はっくしゅん!!」

京太郎「……風邪引いたかな?」

京太郎「さーて、他はどうなってる事やら……」



202



コンマ判定(コンマ反転)
01~20 焦りすぎて正に戦場に

21~60 全員の努力が実を結びなんとか食べられるものに 【絃&菫&玄&春&咏の料理経験値+1 10でレベルアップ】

61~98 マイナスとマイナスはマイナスじゃない!そこには無限の可能性が有った 【絃&菫&玄&春&咏の料理経験値+3 好感度+1】

ぞろ目44以外 【絃&菫&玄&春&咏の料理経験値+5 好感度+3】

ぞろ目44 破魔矢発動

208 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/26(木) 01:40:16.75 ID:fLULkTemo



211



コンマ判定【 ( 《体力80 + 知力72 + 精神力41》÷ 3 ) ÷6 ≒ 10 ボーナス +10)
01~20 焦りすぎて正に戦場に

21~60 全員の努力が実を結びなんとか食べられるものに 【絃&菫&玄&春&咏の料理経験値+1 10でレベルアップ】

61~98 マイナスとマイナスはマイナスじゃない!そこには無限の可能性が有った 【絃&菫&玄&春&咏の料理経験値+3 好感度+1】

ぞろ目44以外 【絃&菫&玄&春&咏の料理経験値+5 好感度+3】

ぞろ目44 破魔矢発動

218 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/26(木) 02:10:32.19 ID:fLULkTemo
今回は京太郎の補正を付けた上での判定なので反転なし。色々混乱を与えて申し訳ない



 全員の努力が実を結びなんとか食べられるものに



菫「こっちは一応切れたぞ」

玄「私も出来ました!」

絃「それではそちらはお味噌汁に入れますので、二人ともお椀を用意して頂けますか?」

菫「お安い御用だ」

玄「おまかせあれ!」

春「……こっちも出来た」

京太郎「お、やるじゃんはるる。ちゃんと出来てるぞ」

春「……褒めて」

京太郎「褒めろって言われてもなぁ……こうか?」ナデナデ

春「……ん♪」

絃「……京太郎さん」ニコッ

京太郎「!?」ビクッ

絃「出来れば魚の焼きをお任せしたいのですが」

京太郎「わ、分かりました。それじゃはるる、引き続き頑張れよ」

春「……京太郎も頑張って」

京太郎「おう。それじゃ俺も頑張りますかねっと」

絃「……はぁ。出来れば私もこれが終わったら褒めてもらいたいなーなんて」ボソッ

春「……それならそうと言えば良い」

絃「!?」

絃「き、聞かれてました?///」

春「京太郎なら言えばちゃんと褒めてくれると思う」

絃「そうかもしれませんが、その……えっと///」

絃「っといけない。お味噌汁がまだでした早くやらないと!」

絃「滝見さんはこの後は魚用のお皿を用意して頂けますか?」

春「……分かった」

春「…………あの人ももう少し積極的になれば良い方向に向かうのに」

春「……でもなんとなく伝えるのは嫌な気がする」

春「……」

春「……お皿お皿」

219 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/26(木) 02:34:03.08 ID:fLULkTemo



【数十分後】



京太郎「……ふぅーっ。これで一先ず完成だな」

絃「なんとかギリギリ間に合いましたね」

京太郎「ええまぁ。お米に関してはもう少し待たないといけませんが、それ以外は予想以上に早く出来ましたよ本当」

菫「それもこれも全部、京太郎と霜崎のおかげだな」

絃「いえ、私なんて一度失敗した身ですから……」

春「……それはほとんど私達のせい」

咏「私らが気にするなって言うのはおかしいけど、気にしなさんな」

京太郎「そうですよ。霜崎さんが居なければ俺一人ではカバー出来ませんでしたし」

玄「自信持ってください、ね?」

絃「皆さん……ありがとうございます」

京太郎「他の皆さんもお疲れ様でした。元はといえば俺の罰ゲームに付き合わせてしまった事が原因ですし」

菫「それこそ気にするな。あれはまぁちょっと悪ふざけが過ぎた部分もあったしな」

玄「そうそう。それに皆で料理できて楽しかったしね!」

春「……ちょっと自信が付いた」

咏「米を炊けるようになったから、これで私も立派な主婦になれそうだねぃ」

京太郎「いやいや、米だけじゃ全然初歩の初歩っすよ」

京太郎「ってか結婚願望有ったんすね……」

咏「そりゃ無きにしも有らずで結婚できればしたいとは思ってるし」

咏「流石に25ともなればちょっとは考えるさ」

京太郎「なのに料理の経験ほぼゼロって……」

咏「……お願いだからそれ以上言うなって。麻雀一筋で生きてきたとは言え、最近ちょっと駄目だなって思ってるんだから」ズーン

京太郎「す、すみません」

京太郎「と、とにかく!もうすぐ皆も来る事ですし、運んで並べちゃいましょう」

全員『おー!!』






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最終更新:2013年11月17日 22:15