設定資料集まとめ


本ページについて

このページでは「テイルズオブゼスティリア設定資料集」について記述します。
この設定資料集ですが帯に濃密な設定解説と書いてありながら160ページ中設定にかかわるのは60ページ以下で
残りはイラストが大半という有様で実質イラスト集という状態であった。
そしてまたも新設定により本編との矛盾を生むことになったのでそれを記述します。

天族について

天族の特徴
寿命はないが憑魔の攻撃などで死亡する。
食事睡眠の必要はないが、趣味習慣として行っている者が多い。
人間同様に成長するが本人の力のピーク時に成長が止まる。
生まれながらの天族と別の生物から転生した天族がいる
天族は子供を授かることができず、出生に関して不明な点が多い。
出生の状況に応じて「親子」「兄弟」関係を結ぶ者もいる。

発覚したこと

天族は子供が生まれずどうやって生まれるか謎という設定資料集なのに設定をぶん投げるという超展開を見せた。
また出生の状況に応じて親子関係や兄弟関係を結ぶというどうやって生まれるか謎なのに親子とか兄弟がいるという
わけわからない事態になった。
また本編内で普通に天族のカップルがいたのに子供ができないという設定のせいでなぜ付き合っているのか?とか
疑問が尽きない。

天族の加護

天族は加護という形で人々に様々な影響を与える。
加護の内容は天族に応じて様々であり人々にとってありがたくないものもある。
それらは災厄と呼ばれている。
例えばサイモンが加護を与えると人々に望む夢を見せることができるが
その幻に酔って現実逃避するものが出たりする。
力の強い天族は自身の宿る器と信仰があればその土地を守る加護天族、地の主になる。
器は清らかなもので天族を穢れから守る。
器に信仰が集まると天族は力を持つようになり領域を広げて
領域内の穢れを抑えられるようになる。

サイモンの業
人々を愛し加護を与えたがゆえに一つの村が滅んだ。
村人が眠り続ける病にかかったのだ。
それは人々がつらい現実から逃避しサイモンの作った理想の夢にすがった結果であった。
己を疫病神と思い知り自己否定に陥ったサイモンであったが
その力を認めるヘルダルフに救われた。
それから主のために暗躍を続けた。

発覚したこと

サイモンが疫病神である理由などが発覚した。
また他の天族が領域を作ることで穢れに対して対処しているかもわかった。
ここらへんは珍しく矛盾はない。

導師の使命

マオテラスの時代と呼ばれた時期に多くの導師が
憑魔と戦い穢れを鎮めていた。
浄化の力を持つマオテラスの陪神と契約した人間が
その力を振るった。
それ以降導師は穢れや憑魔から人々を守るのが使命となり
穢れの浄化が使命となった。
導師になったもの顛末は様々で人知れず世界を救ったもの、
命を落としたもの、引退したもの、導師が穢れて契約していた天族全員が
ドラゴンになったものなどさまざまである。

発覚したこと

マオテラスの時代には多くのマオテラスの陪神とそれと
契約した導師がいたことが発覚。しかし現在では陪神だった天族はあまりおらず
いったいどこへいったのか、全員死んだのか?とまた謎が増えることに。
さらには導師の末路に契約した天族全員穢れてドラゴンになるというとんでもないものがあり
そんなことあったら世界が滅びるのでは?とまた問題が浮上することになった。

穢れと憑魔

人が負の感情を抱くと穢れと呼ばれるものが発生する。
穢れは欲望、エゴを発端とした我欲的思考、あるいは自己矛盾を抑え込んだりなどの
鬱屈した感情から生まれる。これらは一種のエネルギーで自分だけでなく周りのものにも影響する。
穢れの影響を受けると狂暴化したりしてさらに穢れが生まれる悪循環に陥る。
穢れは通常見えないが天族、憑魔、霊応力が高い人、導師には見える。
穢れの発生には善悪、法律は関係ない。
善行に見えてもエゴがあれば穢れは生まれ、非道な行いでも無私の奉仕精神なら穢れは生まれない。
また穢れは少しなら自然に収まる。
天族は穢れの影響を受けて力が弱まるが自分からは生み出さない。

フォートン枢軸卿
敵対勢力を暗殺などで排除
戦争の機運をあおる
儀式で長雨を降らせて人々を疲弊させる
穢れを生んで憑魔化
枢軸卿の願いは民を救うことだった。
しかし手段が目的と矛盾し矛盾を直視せず自己正当化を繰り返した結果
穢れを生み憑魔化した

アミシスト司祭
不平不満を言うだけで努力しない人を穢れを生む悪だと断定し毒殺
穢れを生まない
霊応力が高く天族の声が聴ける。
そのためサイモンに夢でそそのかされ
不平不満を言う人々を毒殺していった。
自分の行為は正義であると信じ切っているため穢れない
自己矛盾どころかエゴすら自覚できない心が欠けた人物

ロゼ
暗殺ギルド風の骨頭領として依頼をうけ悪だと判断したら殺す。
穢れを生まない。
殺人は悪だと認識しているが人々のために必要な悪なら自分がその罪を
背負うという覚悟があり善のための悪という矛盾に気が付いており向き合っている点で
枢軸卿とは異なる。
無私の精神から行動し矛盾を直視できるので穢れは発生しない。

発覚したこと

おそらくこの設定資料集一番の矛盾。
今までちゃんとした説明のない穢れについて詳しく書いてあるのだが
ロゼの設定に今度は善のための悪という矛盾と向き合ってるため穢れないという新たな設定が追加。
パーフェクトガイドブックの善悪超越や穢れを生み出さない稀有な存在とかの設定はどこへいったのか
よっぽど同じ殺人者なのに枢軸卿は悪くてなぜかロゼはOKという設定にツッコミが入ったのか
自己矛盾に気が付くか気が付かないかの違いになった。だがどう考えてもロゼがよくて他がダメな説明になってない。
また天族は穢れを生まないらしいが本編中で恋人を失った天族が早く忘れないと穢れちゃうなどの発言を行っており
後付による矛盾が発生している。

穢れや憑魔を消すには

強い穢れを消滅させるのは基本的にマオテラスの浄化の力のみである。
マオテラスは大地を器としてゆっくりと浄化し続けている。
強い穢れなどが出たときはマオテラスの陪神と契約した導師が浄化の力で鎮めてきた。
誓約で浄化の力を得ることもできるようでライラは浄化の力が使える。
なお憑魔を浄化せずに殺した場合穢れが残るため
また別の誰かが憑魔になるためいくら倒しても
浄化しないと憑魔は絶対数は減らない。

発覚したこと

穢れを消滅させるには浄化させる以外に方法がないことが発覚。
しかも浄化させずに憑魔殺すと穢れが残って意味がないことも発覚した。
なお誓約で浄化の力を得ることが可能なのだがなぜライラ以外が
浄化の力を持っていないのか?マオテラスの陪神はどこへいったのかなどつっこみは絶えない。

ドラゴンについて

天族は周囲の穢れにより憑魔化することがある。
そのまま強い穢れに触れ続けると
ドラゴニュート、ドラゴンパピーなどの段階を経て最強の憑魔
ドラゴンになる。本来憑魔は目に見えないがドラゴンは完全に実体化しており
人間でも視認できる。
8天竜の伝説としても知られているがこの8天竜は決まった8匹を指すものではなく
時代によって代替わり、欠番があるようだ。
現在はドラゴンが少ないためドラゴンになった時点で8天竜に数えられる。
なおドラゴンになったら救う方法はなく殺すしかない。

発覚したこと

8天竜(欠番)というすごくかっこ付かないことになった。
しかも数が少ないためにドラゴンになったら無理やり数えられるという伝説にしてはしょぼいことになり
威厳がなくなった。さらにドラゴンになったら救う方法はなく殺すしかないため
じゃあマオテラス救うために永い眠りについたスレイの犠牲は無駄だったの?という疑問が生まれた。

ローランス皇家

現在の皇帝ライトは先代皇帝ドランと側室の子供である。
ドランと妃殿下は政略結婚だったらしく仲は最悪であった。
コナン第2皇子は皇帝とは別の男性の子供ではないかという噂があるほどだ。
妃殿下が彼に愛情を注ぎ皇帝に推していたのも噂の信ぴょう性を高めている。

発覚したこと

パーフェクトガイドブックで空気キャラから一転して
すべての黒幕とまでいわれたローランス妃殿下にまた新たな疑惑が浮上。
なんと不倫のすえにコナン皇子生んだというどこまでドロドロなんだよこの国という
泥沼展開に。そしてこんな悪党を放置するロゼの信用がさらに低下する羽目になった。

デゼルの離脱について

スタッフコメント
世界観とキャラ設定が出来上がった段階で、岩本から「お願いするアリーシャは途中で退場するキャラですが、
二人で離脱するキャラ一人ずつ担当しましょう!」などと言われてアリーシャとデゼル担当したのですが
ある程度まとまったプロット読んだらデゼルも途中離脱で腰抜かしました。岩本ッ!!(奥村)

発覚したこと

どうやら奥村さんはデゼルが退場することを途中で知らされた可能性がある。
まあ可能性の話ではあるが・・・

デゼルについて

ザビーダとの縁
小さいころデゼルはザビーダとその当時の仲間に命を救われている。
ペンデュラムを使う戦闘スタイルもザビーダにあこがれて真似したものだった。
スレイから戦闘スタイルが似ているといわれたデゼルは理由もわからず動揺するが
思い出すには至らなかった。ザビーダは「色々かなぐり捨てたんだろ。思いですらな」とデゼルを思いやった。

ラファーガ
デゼルの親友。一緒に風の傭兵団の旅を見守っていた風の天族。
5年前の事件でロゼがコナン皇子を殺した際穢れに襲われそうになったロゼを助けて
憑魔となった。その時デゼルに襲いかかり失明させている。

発覚したこと

デゼルとザビーダの過去について忘れてた理由がかなぐり捨てたからとかいう適当な理由で済まされた。
そしてデゼルの失明の理由が憑魔ラファーガに襲われたことが判明したが
あんな特徴的な見た目のやつに襲われたのになぜか全然関係ないサイモンがやったと記憶ねつ造したデゼルには
ちょっと同情できない。

そぞろ涙目の真実

ロゼの従士として彼女から与えられた真名はイスリウィーエブ=アメッカ(そぞろ涙目のアリーシャ)
そぞろとはわけもなくやたらの意味。すぐに涙ぐむことを揶揄したものと思われる。
スレイに与えられた真名とのギャップでエドナを笑わせた。

発覚したこと

やはりそぞろ涙目は嫌がらせ目的でつけられた名前であることが発覚。
しかもエドナに笑われるおまけつき。
これ以外でもアリーシャいじめはこの本では数多くあり
才能が低いとか揶揄されるのは普通のことでなんと設定資料集のキャラ紹介の順番が
スレイ、ミクリオ、ロゼ、アリーシャとロゼに抜かれるという最悪の展開になっていた。

ライラの声優さんの意味深な言葉

出演声優直筆メッセージ
読者へのメッセージ
正しいってなんだろう、正しくないってなんだろう、
色んなことを考えながら、ライラとしてスレイさんたちと
ともにありました!!
こんな私たちと旅をしてくださって、ありがとうございます。
今後ともテイルズオブゼスティリアをどうぞよろしくおねがいします。

発覚したこと

他の声優さんのコメントは
ありがとう、お疲れ様など短い文章がほとんどだが
なぜか彼女だけはかなり悩んでライラ役をやっていたようにとれるコメントであった。
最終更新:2015年08月02日 11:56