「私、辻野友美(つじの ともみ)。
趣味走る事!
みんなから元気だねって、言われるの!
じゃ、よろしくね!」
PC田島の場合
「うわ!田島だ!
隊長なんて似合わないねえ。
デモ、大丈夫!
私、隊長って呼んであげるね!」
辻野 友美(つじの ともみ)は、
にっこりほほえんだ。

「最近、女の子の間で両想いになるっておまじないはやってるんだよ!
知ってた?
ほんとに効くのかなー。
試したいけど、相手が思いつかないもんねー。
え、どうするかって?
7色のついた紐を手首に結ぶんだ」


「幻獣って変だよね。
なんでこんな島、攻撃するのかな。
なにか意味があるのかなあ。
私達、天文観測しかしてないのにね!」


「この空のどこかには優しさがあって、
それは風に乗って旅をしてるんだって!
いつか私! その優しさに会いたくて、
だから走ってるの」

「あ、あの私、ニワトリ苦手なんだ。
わっ、笑わないでよ!!
ホントに怖いんだから!」
なんで
「昔、野良ニワトリに襲われた事があるの。
頭、突かれて大出血したんだよ!!」
どうして

「時々、シマシマが駆けているの。
あれは本当は01ネコリスっていうんだよ。
あれがいるという事は、お話が大切な所にあるの。」

「えっへっへ。
いい事教えてあげるね。
行く先に迷ったら、手をかざすといいんだよ。
その手が輝いて見えるのなら、その人は絢爛舞踏
としてやらなきゃいけない事があるの。
その手は世界を助けるために、自ら光るのよ。
ためしに手をかざしてみたら。
もしかして、光るかもしれないよ。」
そう言うと、辻野友美は微笑んで去っていった。
あなたが一人手をかざすと、
その手は淡く輝いて見える。

「この島は猫の通り道で、
不思議の側の大河のほとりなんだよ。
その先にはわんわん帝国があるの。」

辻野 友美は手を伸ばした。
「あの位置に星が見えるようになったの。
でもそれは見かけだけで、
世界が歪んでるから位置がずれてるんだよ。
こういう時は幻獣が出てきやすいんだ。
ん……なあに?」
色々話を知っているね
「こんなのみんな知ってるよ!
田上先生が教えてくれたから。
田上先生の事、私大好き!
言っている事は全然わからないけど、
その言葉には心があるから!
どんな言葉も心が無いと心に響かないんだよ。」
誰から教わったの?

「私、この島好き。
星が見えるから。
宝石は図鑑でしかみた事ないけど、
あれよりきれいだよ。
あれは誰のものでもないから。
きっと私のものでもあるって思うんだ。」

辻野 友美の手首には、七色の紐が巻かれている。

「……。」
辻野 友美は、あなたを瞳を輝かせて見ている。
あなたが気づいている事に気づくと、急に照れた。

辻野 友美は、なぜかあなたを見て照れている。

「私ね、バカだから、人を好きになることは
いけないんだって。
好かれると迷惑するって。
でもね、思うだけなら誰も迷惑なんかしないんだ。」

辻野 友美は、あなたを見て微笑んだ。
それなのになぜか、
辻野 友美が悲しそうに見えた。

「私、頭悪いから、頑張って忘れないように、
田上先生の言った事を頭から順番に
毎回唱えているんだ。
私が教えられた事は私を守る盾で、剣なのよ。
それはただの言葉だけど、大事に磨いていれば、
本当に力を持つようになるんだって。
だから、私の剣を隊長にあげるよ。
闇を払う銀の剣は、力を持つ人が、
優しさで鍛え上げて完成させるのよ。
それが夜を終わらせるんだ。」

辻野 友美は、独り言のように歌を歌っている。
「その心こそは闇を払う銀の剣
力を慈悲で鍛え上げ やさしさをもて
星の輝きをまとうと号するもの
……。
そんな剣があるといいね。
あればきっと、みんな仲良くなるよ。」

辻野 友美は、あなたの顔を見つめながら、
歌を歌っている。
「毎日空を見上げて思ってた 貴方の横顔
この心が本当ならば その手に剣があるように
記憶の中でほほえむ貴方 どこか遠くで戦う貴方
その心こそは闇を払う銀の剣
力を慈悲で鍛え上げ やさしさをもて
星の輝きをまとうと号するもの
その心こそは星の輝き 夜を払う天の花
我らはそう 暗闇を砕くために現れた
私は貴方の盾となり この思いを贈ります
我が命もて貴方に勝利を 我が心もて友情の証を
あと1ミリの剣の切っ先 我が命であがなうと」

戦闘開始時
友美「毎日空を見上げて思ってた 貴方の横顔
この心が本当ならば その手に剣があるように
記憶の中でほほえむ貴方 どこか遠くで戦う貴方
その心こそは闇を払う銀の剣
力を慈悲で鍛え上げ やさしさをもて
星の輝きをまとうと号するもの」
友人「その心こそは星の輝き 夜を払う天の花
我らはそう 暗闇を砕くために現れた
私は貴方の盾となり この思いを贈ります」
仲間1「我が命もて貴方に勝利を 我が心もて友情の証を
あと1ミリの剣の切っ先 我が命であがなうと」
仲間2「全軍抜刀 隊長を守れ!ガンパレード
ガンパレード!!」

PC田島で追加
その日の辻野は、なんとなく玄関前で田島と
会ってしまい、なんとなく一緒に帰りはじめた。
子供じゃあるまいし。
まさか、駆け出すわけにもいかない。
実はお互い同じ事を考えていたりする。
二人で、石畳で舗装された坂道を登る。
右手側は山で、中腹には、
古い古い神社の鳥居があった。
「……。」
神社の前で、辻野はそろそろと田島側に寄った。
「お前、まだニワトリ苦手なのか?」
「……う……うん。」
おかげで、この神社の前の坂道は、
いつも全力疾走なのである。
笑ってる田島を見あげて、辻野はムッとした。
「……なに怒ってんだよ。」
「別に。」
このトンチキは忘れているかも知れないが、
昔は、ニワトリでおびえる自分を心配して、
ずっと守って登下校していたものだ。
いつの間にか一緒に帰ってくれなくなって、
あの時どれだけ心細い思いをした事か。
「……。」
そう、たしかあの時は、(※武田と)道場に通い
始めたからだった。
思い出したら、なんかむかむかしてきた。
「……おーい、なに怒ってるんだ。」
「なんでもない!」
「……そんな言い方はないだろ?」
「……。」
怒った目で、田島を見上げる。
田島は、ひるんだ。
「……俺が何か、悪い事したか。」
「……別に。
帰る。」
辻野は言ってやろうかと思ったが、
笑われるのは嫌なので、結局何も言わずに
大股で歩き出した。
神社のとりさん「……。」
……神社のでっかいニワトリは、その光景を見て、
やれやれ手伝ってやるかいの気分になった。
もう昔ほどの元気はないのだが、一番怖がって
いたあの嬢ちゃんが不幸になるのはなんだなと
思った。
卵を取ろうとしたのは時効で良かろう。
今は孫までいるのだ。
人間と違って、ニワトリは律義なのだ。
トリアタマと言うべからず。
あれは差別発言だと、でっかいニワトリは
古新聞を見ながら、常々思っていた。
神社のとりさん「クケー!」
おおう、まだまだ現役で行けるわい。
卵でも産んでみようかしら。
影。
辻野が見覚えのある影に怯えて上を見上げた。
鳥居の上に、でっかいニワトリが腕というか
翼を組んで立っている。
「いっ、いた!」
辻野はもう泣きそうになった。
田島に抱きつく。
「うわあぁ!!」
叫んだのは田島である。
「……ばっ、ばか。
あせるな。」
あせってるのは田島である。
「いやーー!!」
「……どうしたんだ?」
でっかいニワトリが、よたよたと歩いてきて、
クケーと鳴いた。
田島は、震えてる辻野を見て、思わず強く
抱きしめてしまった。
田島一生の不覚である。
でっかいニワトリは、その光景を見て
くちばしをゆがめると、神社に戻って
古新聞を読む事にした。
後は、時間が解決するに違いない。
ニワトリは、歩き去る前に、今生の最後にと、
とどめのクケーをやって歩き去った。

※NPCに武田がエントリーしている場合追加

PC田島で追加
「…うわー、うわー。」
辻野は、両手を頬にあてて
恥ずかしがっている。
「……くせになるかも。」

「…島を離れても、その、えーと。
えへへへ。
一緒にいようね。
絶対、だよ……。」




(友美ED)

何と言うか…。

もうっ、そんな事聞かないでくださいよっ。

      父島守備隊、生き残りの証言



…島を離れるその日。
「おはよー!
え? 元気だねって?
うんっ。初めて島、離れるから。
それに、思い出も、ちゃんとつくったしね。えへへへ。
うー?」
辻野は、何か欲しそうです。
(ぎゅー)
「うにゃー。
…新しいところでも、同じ部隊になれるといいね。
え、本当!? やったー!」
貴方は笑って、一緒に長い坂道を下り始めました。
(弁当?)
辻野は壮絶にコケました。
しくしく泣いています。
貴方が笑って頭をなでると、嬉しそうにしています。
「…新しいところでも、同じ部隊になれるといいね。
え、本当!? やったー!」
貴方は笑って、一緒に長い坂道を下り始めました。




辻野友美 通常 / 提案 / 派生 / シナリオ

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最終更新:2009年06月11日 20:24