妻籠宿
つまごじゅく
長野県南木曽町にある歴史的町並みが残る地区。
中山道の42番目、木曽十一宿の10番目の
宿場だった。
明治以降衰退し、そのために江戸時代の町並みを残すことになった。
全国に先駆けて、町並み保存運動が起こり、町と住民が一体となって取り組んだ。
木曽川の支流、蘭川(あららぎがわ)東岸のわずかな平坦地に南北に伸びる、木曽十一宿の中でも小規模な宿場町。
北から、恋野・下町・中町・上町・寺下・尾又の六地区からなっている。
本陣と
脇本陣がある中町・上町が宿の中核である。
光徳寺の門前である寺下で枡形になっている。
切妻平入りで、勾配のゆるい屋根は元は板葺き石置きだった。
二階に手摺がある旅籠屋形式の町家が街道に面して連続している。
関連項目
最終更新:2013年06月08日 11:56