コア設置スキルについて


概要


プレイヤーが指定した場所に設置できるオブジェクトで、個別にHPが設定されている。
このコアHPが尽きるまでその地点に存在しつづけ、何らかの効果を発揮する。

【共通の特徴】
  • コアの周囲には自軍のマップ視界がある(味方にも見える)。
  • 自身の設置したコアが攻撃されたとき、距離によらず被弾音が聞こえる(敵や味方はある程度近づかないと聞こえない)。
    • つまりコアは索敵を兼ねることもできるということである。
  • コアは味方だけでなく敵軍のマップにも常に表示される。
    • コアが破壊されやすいだけでなく自身の居場所もバレやすいので、油断は禁物だ。
  • 最大設置数を越えてコアを設置すると最もHPの少ないコアが消滅する。
  • 設置者の撤退で全て消滅する(例外あり)。
  • コアHPは、攻撃されていなくても時間経過で徐々に減少する。
    • "硬さ"と自然消滅までの時間は比例する傾向にある。見た目のコアHPのバーの長さは一律だが実は内部的にはコアのHPが個々に異なり、1秒ごとにどのコアも一定量のコアHPが減っているのかも?
  • 貫通しないスキルやショットはコアの向こう側に届かない。
    • 着弾後に爆風が出るものは通常通り爆風が発生する。
  • 通信ラグにより、相手キャストの攻撃が2回ヒット扱いになることがよくある。
    • このため実戦だとデータ値以上に破壊されやすい。
    • 兵士相手だと「斜めに撃つ」「際どい位置を狙う」など意図的にラグをコントロールする方法があるが、コアに対して意図的にコントロールする方法があるかは要調査。(そもそも移動しない対象に対してなんで二重に判定されるのか……)
  • ライブラリーで試合の撮影する際、「全景」にするとそのあとカメラを戻してもミニマップにコアが映らなくなる不具合がある。
    • ミニマップに映ってないコアのそばに敵キャストが来た場合に索敵されるのかどうかは要確認

【コア毎に異なる要素】
  • 兵士や巨人のターゲットになる/ならない
  • 一定時間毎に効果を発揮する/継続して発揮し続ける
  • 設置者の現在地に設置/指定した場所に設置
  • コアHPもそれぞれで異なる
  • ダメージ発生、バフ、デバフの効果など種類ごとに異なる特徴を持つ etc.


各種コア設置スキル


カテゴリ:攻撃

対兵士ダメージに優れるものが多い。
コアに兵士処理を任せ、キャスト本人は拠点殴りや相手キャストに集中して攻撃することができるという設計。
キャストダメージは特別高いわけではないが、味方の横槍が来ているときに第3の攻撃者として圧をかけることも可能ではある。
他レーンや城に設置すれば、担当レーンを維持しつつ味方を支援することも可能だ。この場合、放置すればするほど兵士数で差をつけられるため敵軍側は早急に対応せざるを得ず、結果として連携が崩れる可能性も十分ありうる。

○ふれいむきゃんどる(リン

消費MP40、その場に設置
耐久力は低、設置数1、自然消滅まで?s
兵士ターゲット:ならない
効果:範囲内に継続してダメージ発生
備考:対兵士ダメージのみ高い

○招来オオウミガメ(火遠理

消費MP30、その場に設置
耐久力は中、設置数1、自然消滅まで約90秒
兵士ターゲット:なる(?hit耐える)
効果:一定間隔ごとに正面に貫通攻撃を放ち、ヒットした敵に中ダメージ。
備考:通常兵士は1確。発動後一定時間、自身のレベルが下がる。レベル低下効果は重複する。


カテゴリ:妨害

デバフを与えるものだけでなく、兵士の足止めに使えるものなど多様な妨害効果がある。

○シンショク殺生石(玉藻

消費MP30、宝貝位置に設置
耐久力は?、設置数3、自然消滅まで約120秒
兵士ターゲット:ならない
効果:範囲内の敵キャストと敵巨人に継続してポイズンを与える。
備考:効果は重複させることが可能。

○スケア・カード(ウィキッド・ドロシィ

消費MP25/15、位置指定で設置
耐久力は中、設置数1、自然消滅まで?s
兵士ターゲット:なる(45~55hit耐える)
効果:ダブルトリガー発動で範囲内にダメージ。
備考:巨人、キャストへの攻撃力が高い。

○カカシさん大爆発や!(ドロシィ・ゲイル

消費MP35/20、位置指定で設置
耐久力は中、設置数1、自然消滅まで3分20秒(+0~MAXで変化なし)
兵士ターゲット:なる(約40hit耐える)
効果:ダブルトリガー発動で範囲内にダメージ。
備考:巨人、兵士への攻撃力が高い。


カテゴリ:強化

周囲の味方に一定時間続くバフを与える。サポーターが所持。
触れたあと離れてもしばらくバフが続くので、破壊されにくくする/索敵目的で森に設置することも多い。
このとき壁際に置くことでバフ範囲が森の外に出るので、森に入らずにバフを受けられることも。代わりに爆風のある攻撃や投擲攻撃に晒されやすくなるため、注意は必要。
敵味方の編成によってはレーンのど真ん中や森の出入り口に設置することで、相手の攻撃の壁にしてしまうのも有用。
比較的硬い傾向にあるため設置場所や使い方のバリエーションが豊富。

○ウィンドゲート(ピーター・ザ・キッド

消費MP40、その場に設置
耐久力は高、設置数2、自然消滅まで約5分半
兵士ターゲット:ならない
効果:味方キャストにスピード・回避距離アップを付与。
備考:Ver.5.12現在で最高の耐久力を誇る。

○招来オオウミガメ(ワダツミ

消費MP25、その場に設置
耐久力は高、設置数1、自然消滅まで?s
兵士ターゲット:なる(?hit耐える)
効果:一定時間毎に味方キャストにSS・DSの射程・弾速アップを付与。
備考:発動後一定時間、自身のレベルが下がる。レベル低下効果は重複する。


カテゴリ:回復


●基本的な運用
周囲の味方を回復したり、バフを与える。こちらもサポーターが所持。
コアの上にいる間だけ恩恵があり、離れるとすぐ効果が消えてしまう。
長い時間コアを残らせてかつキャストが長く居座るほど効果が出るので、手前拠点を取れたレーンに設置できると強く、逆に押されているレーンでは発揮しづらい。
奥拠点付近に設置して回復しつつ延々と拠点を殴り続けるという戦法もあるが、大会、協奏闘技場での固定チームでないと活用しづらい。

○フォーミィチアソング♪(シレネッタ

消費MP35、その場に設置
耐久力は中、設置数1、自然消滅まで2分40秒(+MAX時)
兵士ターゲット:ならない
効果:範囲内の味方キャストに継続してリフレッシュとHP継続回復を付与。
備考:短時間に繰り返しリフレッシュがかかるため、擬似的なレジスト効果も兼ねている。
リフレッシュ効果により行える応用→ワダツミや火遠理のそばに置くことで任意のレベコン、エピーヌの微睡みの粉をリフレッシュ範囲内で顔面ブロックすることで強引に兵士を守る(ただし爆風がコアに届くため耐久の問題で2回まで)(かぐやの月影の矢のMPダメージは防げない)、スキル由来の自己デバフのスムーズな解除

○ウパシサンベ(ユクイコロ

消費MP35、位置指定で設置
耐久力は高~中?、設置数3、自然消滅まで3分20秒(+MAX時)
兵士ターゲット:ならない
効果:{ノーマル}範囲内の味方キャストに継続してHP継続回復を付与。
   {強化状態}範囲内の味方キャストに継続してHP継続回復、さらにSS射程・攻撃力とスピードをアップさせる。スピードアップのみ範囲外に出てもしばらく継続する。
備考:設置者の撤退で消滅しない。また本体が敵のコアダメージを下げるスキルや、コアに対する攻撃を一定回数無効化しつつ自然減少を抑えるスキルを持っている。
Ver.5.34-Dにて、コア耐久値の下方。自然消滅まで3分45秒→3分20秒。


※耐久力の表記の目安
低:コアダメージに優れないキャストでも壊せる(ふれいむきゃんどる目安)
中:コアダメージに優れるキャストなら問題なく壊せる(ロビンDSで一撃で破壊できるものをここに)
高:コアダメージに優れるキャストでも壊すのに手数が必要(ウィンドゲート目安、かぐやマリアンDSで3発以上)

対コアダメージについて


攻撃ごとにキャストや兵士へのダメージとは別に設定されている。
そもそもコアにヒットしないスキルも少なからず存在するが、法則は存在しない模様。
敵に当ててHPが回復するスキルをコアに当てても、HPは回復しない。

多段SS、投擲DSは高い傾向にあり、自由曲線DS、突進DSは並。
スキル攻撃はものによる。設置系スキルは低い傾向、一撃タイプ([地鳴りの雷槌]など)は比較的高い傾向だが、当てはまらないものも多い。
攻撃タイプのマスタースキルのうち、エルガー○○系はコアダメージが高い。
○○ゼーレ系はコアにヒットはするがダメージは極めて低いっぽい。

コアのために時間・MPを浪費するわけにもいかないことがほとんどのため、遊撃役のアタッカーがSSで破壊することが多くなるか。
一部のサポーターもコア破壊を得意とする者がいるので、編成やMP・時間の配分をみて破壊に参加できるとよい。

特筆する要素のあるキャスト

◎:コア対策が容易な手段を持ち、またその手段がテンプレ構成に準じている
○:条件付きでコアに対して強くでる手段を持つ。(テンプレ外のスキル採用、MPを多く消費するなど)
▼:コア対策が苦手

ツクヨミ

DSが投擲型でかつ、コアダメージが高い。優秀な移動スキルも持っているため機動力もそれなり。
対面することになるファイター勢のコアスキルはレーン内に置く必要があるものがほとんどなので、余計にツクヨミの破壊性能が脅威となる。
敵サポーターが森に設置したのを適宜破壊するのも得意。

かぐやメイド・マリアンロビン・シャーウッド

DSが投擲型でかつ、コアダメージが高い。
対面することになるアタッカー&サポーター勢のコアスキルは多様な設置場所・活用法があるが、その多くを抑制できる。
かぐやはともかく、エルフ組はMP資本の行動がほとんどなので攻撃配分には注意。
ロビンDSでウィンドゲート3発、他2人のDSで4発で破壊。
(スキル一覧にて「耐久力:中」までロビンDS1発で破壊可能)
ちなみにロビンの「ジャッジメントレイン」はキャストにしか当たらないため、後述のルカとは違いコア破壊には向かない。

ピーター・ザ・キッドナイトメア・キッドジョーカー

銃連射タイプのSSかつ移動スキル持ちなので迅速に破壊へ動きやすい。
「バレットダンス」のコアダメージは逆にかなり低いので、コアに対して使わないように。銃弾でなくサイコロ撃ってるせいか?

ドロシィ・ゲイルウィキッド・ドロシィ

手頃な移動スキルは持たないが、回転率のよい銃連射タイプのSSなので破壊は早い方。

デス・フック(、アイアン・フック

[蜂の巣]による処理が比較的迅速。特に骨は隙も小さいので咎めにくい。
アイアン・フックの方は「俺様の前に立つなぁ!」のパンチのコアダメージもやや高めのようだ。骨だと「骨モ残サヌ…」も高い。
コア設置スキルは硬直が長いものが多めなので、上手く使うといいだろう。

ルカ

多段攻撃のスキル「びっくりさせるぜ!」「ジャッジメントレイン」共にコアダメージが高い。「エンドルフィン」強化後の3waySSも(効果時間が少々もったいないが)中々。
特にレインの方は消費MPが比較的安く森の壁も越えるので、踏みに来たキャストに当たってもおいしくとりあえずコア破壊にもおいしい。

ユクイコロ

「メアンルヤンペ」の攻撃はコアダメージが高い。
発生、消費MPも悪くないのでスキル使用自体を妨害するのは困難。
オブジェクトを越えないので、森の壁から少し離した内側にコアを設置し、さらに敵ユクイコロが森の出入り口から射線を通せないよう立ち回ればある程度対策になる。

シグルドリーヴァ

「セブンスピリッツ」変化後の3連DSの対コア性能は優秀。
また「ジャッジオブソウル」も自傷ダメージというデメリットはあるが、オブジェクトを無視できる上にコアダメージがそこそこある。
必要があればコア破壊の仕事も可能、といったところ。

フィー・ラプンツェル

設置スキル「入り口なきフェンスター」のコアダメージが高い。
またオブジェクトを貫通するため、森や拠点裏に隠されたコアに対しても対応しやすい。
スキルの性質上、コアに攻撃しながら、他の事ができるのが何よりも大きい。
一方で「近寄り難きストゥルム」魔力3の投擲攻撃のコアダメージは低い。周りに他の攻撃対象がいないような場面でもなかったら当てる必要はない。

温羅

「厄返シノ構エ」は反撃攻撃の射程が無限なので、コアの攻撃を受けながら使用するとはるか遠くにいる設置者を狙うこともできる。
知っていると役立つこともあるかもしれない

多々良

「錻喰ライ」は全てのコアを一回で完全に破壊出来る力を持っている。兵士も巻き込めれば一石二鳥。
使用時には長めの硬直が発生するため相手との位置関係を見極める必要がある。
一方コアダメージが強化された「玉鋼砕キ・改」は兵士処理等と兼ねられない上にどのコアにも最低2発以上は必要。最大MPの低い多々良は乱発が出来ない為コア破壊用には非推奨。

深雪乃

メイン攻撃手段の「氷刃抜刀」がSS弾数制の成長型なのでコア破壊は不得手……と思いきや、「別れの涅槃雪」を採用するとコアダメージはそこそこある。
さらに専用デバフの“凍結”は長時間効果がある上に一定回数受けると実質即死のため、設置場所によってはコア効果を踏みづらくさせられる。
またコアスキル全般がエフェクトが派手であるために、敵プレイヤーが涅槃の雪エフェクトに気づかないまま勝手に踏んでくれる可能性すらある。
涅槃はVer5.3環境の中央レーン担当時における採用率は低めであるが、コア使いキャストが敵側にいるときは採用する価値はそれなりにあり。
逆に採用を見送ってコア使いと対峙する場合、破壊は他の味方に頼るか抜刀の弾数を使い切ってでもSSを撃つかになる。

エピーヌドルミール

連続ヒットの設置型スキルを持つが、それらのコアダメージは低めに設定されている。
兵士処理のついでに巻きこむ分にはよいが、レーンから離れた位置のものにはMPに見合う効果を望みにくい。
音が鳴り続けるので設置者の耳へのダイレクトアタックにはなるかもしれない。
SS回転率も高くなく、他に恵まれた手段もないので地道に壊すしかない。
エピーヌは耐久力の低いコアであれば「微睡みの粉」の広い爆風を掠らせることで結構削れる。着弾地点を調整できそうなら狙ってもいいかも。
ドルミールも消費MPは大きいが「針の筵」のコアダメージは優良。

マグス・クラウン

兵士を越えて遠くに届く攻撃がDS(と「終焉世界のパレード」)しかなく、SS回転率も劣悪なためコア設置されると厳しいキャストの代表格。
一般にマグスとリンの対面相性が悪いと言われるのも、「ふれいむきゃんどる:を設置されるとまともに壊すことにすら苦労するのが大きな要因である。(Ver5.34現在はきゃんどるを採用しないリンも増えてきているので相対的にマシになっている)
コア使いファイターのリン、火遠理が対面になると予想されるときはエルガー○○系のマスタースキルで対策も一考。(玉藻のコアスキルは一般的なビルドではなく、あまり考慮しなくてもよいか)

リトル・アリス

SSの回転率が悪く、コアの早期破壊には[びっくりさせちゃえ!]に頼らざるを得ない。
その[びっくりさせちゃえ!]も「フォーミィチアソング♪」を一撃で破壊できないレベルのダメージで、正直頼りない。
なおシャドウ・アリスの[びっくりさせちゃえ!]も同じコアダメージを持つ。
両者ともWS中の処理力は破格(ウィンドゲートすら3hit)なので、ついでに破壊できるとおトク。

シレネッタ

SSの回転率が悪く破壊するスキルも有用なものが少ない。
「パッションストリ~ム☆」なら耐久力中程度は何とかなるが、必要レベルと消費MPが高いのが難点。
サポーターが使うコアはレベル2~3から使用でき複数個設置できるものばかりなのでレーン戦ではコア使いに対して後手に回りやすい。
序盤はコアの破壊に固執せずしっかり兵士処理をしてレベル上げに従事することが賢明である。
端レーンでコア使いと対峙するのが確定しているならばエルガー○○系のマスタースキルで対策も一考。横槍からの自衛も兼ねられる。


※要検証項目など
?怪童丸←土俵入りのコアダメージが昔高かったけど調整後の使用感、コアダメージが不明。情報があればお願いします

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最終更新:2024年03月04日 12:29