EXウイルス

【名前】 EXウイルス
【読み方】 いーえっくすういるす
【登場作品】 「4」、「5」

【詳細】

4と5におけるウイルスの上位ランク…というよりは「+0.5」といった具合で、
最下種<最下種EX<中間種<中間種EX<上位種<上位種EXといった位置づけである。

通常版よりも攻撃速度と移動速度が早かったり攻撃力が高かったりと、単純な上位互換として登場する。
そのため落とすバトルチップも基本的には、例えば「メットール」と「メットールEX」ならば共通して「メットガード1」である。
ただ、単に「チップトレーダーのためにメットガード1が欲しい」というならば、わざわざ強化版のEX版ではなく通常版と戦う方が手に入れやすい。

違うところはというと、落とすバトルチップのコードである。
特に、「*(アスタリスク)」コードだとEX版からしか落とさなかったりするケースが多い。

当然ウイルスごとに緑や赤など様々なカラーバリエーションがあり、ランク1~3で各々にEX版があるため6種類もあるが、上位種EX、つまり最高ランクともなるとほとんどが黒系統である。
ちょうどエグゼの4と5はダークチップがストーリーに絡む作品であるため、闇の力を色濃く反映しているのだろう。

3や6に登場する「SPウイルス」との違いはなんといっても、通常エンカウントすることである。
というのも最高ランクのEXウイルスはそのSPウイルス達と遜色ない。
あるいはそれ以上の凶悪さを持っているにもかかわらず、特定の数回程度でしか鉢合わせしないのではなく、そのエリア内に出現するために1戦1戦立て続けにエンカウントするからである。
やっとの思いで苦手なEXウイルスを倒し、サブチップなどで体制を立て直して少し歩けば、また同じEXウイルス達との戦闘が…まさに無間地獄。

ちなみに、ウェザース系は最上位種以外の下位種と中間種にはEXとは付かず、
4種類の上位種にそれぞれ「ウェザール」「ウェザーム」「ウェザーネ」「ウェザーブ」といった固有名が付いている。
エレンプラ系も上位種名には数字が付くだけであり、EX版を除いた最上位種では「エレンプラ5」になる。
また、ララパッパ系も上位種の固有名が「ララチューバ」「ララボーン」「ララミュート(4から)」「ララホルン(4から)」と分かれているが、
「5」では最上位種は「ララパッパEX」ではなく「ララパッパSP」表記である。
ウインドボックスはバキュームファンとの兼ね合いもあり、EX種は一切存在しない(各々にランクの数字が付く)。

とりわけEX版からが本気といった感じで、攻撃方法が追加されるのは最下種のEX版からであることが多い。
もしくは通常版とEX版で挙動が違うウイルスも存在する。
『5』においては上位ウイルスがクリア後にしか出現しない兼ね合いもあり、EX版の攻撃力の上がり幅が非常に高いため、通常版と同様に戦うと思わぬ痛手を被ることになる。

  • メットール→メットールEX:攻撃しない個体はメットに隠れてガード状態になる。「5」では上位種の衝撃波にパネル変化の効果も付く。
  • ボルケルギア→ボルケルギアEX:通常版は火柱が上下に追尾、EX版はロックマンのマスを含めた3マスに火柱が立つ。
  • ラウンダ→ラウンダEX:他のウイルスがデリートされて自身だけになると、ロックマンの段に移動してブーメランを横一列に飛ばしてくる。
  • プルメロ→プルメロEX:EX版になるたびに攻撃回数が1回分増える。最大4回攻撃。
  • ガイアント→ガイアントEX:EX版になるたびにヒビパネルの判定回数が1マス分増える。最大3マス分。通常版の最下種のみ、震動時でも移動不可にならない。
  • クーモス→クーモスEX:ロックマンのエリアに2つのホワイトウェブを貼り始める。
  • サーキラー→サーキラーEX:通常版は時計回り、EX版は反時計回りに移動する。
  • キャノガード→キャノガードEX:ロックマンが同列にいない=攻撃しない個体はシールドを閉じてガード状態になる。
  • チャンプル→チャンプルEX:攻撃が1回のアッパーカットから、2回のワンツージャブに変わる。
  • ハンディース→ハンディースEX:こちらから破壊してはいけない「×」マークのダミーボムを時々置いてくる。
  • パルスバット→パルスバットEX:音波の攻撃に麻痺または混乱の追加効果が発生する。
  • カーズ→カーズEX:通常版は縦列を移動し、EX版は透明になって他のウイルスの前に立ってガードする。


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最終更新:2023年09月15日 09:21