プロテクト系

【名前】	プロテクト
【読み方】	ぷろてくと
【種類】	ウイルス
【属性】	無属性
【チップ】	なし
【登場作品】	「2」
【英語名】	Protecto/2/3

【詳細】

「2」のストーリークリア後に解放されるWWWエリアで登場する敵。

名前はプロテクトだが、ゲーム上ではウイルスとして戦う。見た目は言わば十字型のモノリスで、サーバーに見えなくもない。

必ず複数で出現。
バトル開始と同時にカウントダウンを始め、10秒カウントし終わるとエリア全体に高威力の爆発を引き起こす、という行動を延々と繰り返す。

体力以下の攻撃は全て無効化（厳密には超高速で回復している）し、全てのプロテクトを同時にデリートしないと復活してしまうという厄介な特性を持つ。
性質上、何も準備をしていないと倒すことが出来ず、逃げられないため詰む。

ただし相手の攻撃自体は、WWWエリア1のネット商人から買える「バブルラップ(32MB)」をレギュラーにすることで全て回避可能。
ブレイク性能もないのでシールドスタイルやサイトスタイルでもタイミングを合わせてガードすることでやり過ごせる。
だが、爆発のタイミングがカウントボムなどとは異なるため、知らないとガードを外しやすい。(*1)

また、相手の爆発をバルーン系チップで逆に利用することも可能。

V2ナビのようにマップで視認出来ず、決まった位置で出現する。つまり逃走不可能で、戦闘中のBGMもボス戦のものが使われている。
エネミーサーチバグの対象でもある。

プロテクトが配置されている場所は目では分からないので、先に配置されている場所を把握してから探索するといいだろう。
ミステリーデータの手前に配置されていることが多数。アイテムを取りたいからと向かった手前で現れると大変なことになる。
特にプロテクト系の配置が描かれていない攻略本で確認すると、特定場所で遭遇することさえ分からない。
その為初見殺しとなりやすく、状況によっては強制ゲームオーバーにも追い込まれかねない非常に迷惑なウイルスである。

種類は「プロテクト」、「メガプロテクト」、「ギガプロテクト」の3種。
「ギガプロテクト」は1ヶ所のみの出現なのだが、攻撃力は全ナビをも凌駕する500、体力はP.Aでも及ばない620。
特別配信チップのゴスペルですら、アタック+20を付けて強化しなければ撃破できない。

実はウラインターネットの者が金目当てで作ったもので、制作者はこれをWWWに売りつけて大儲けしたらしい。

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この次の作品である「3」では、似たようなウイルスであるナンバーズ系が登場する。
ナンバーズはプロテクトの反省点を踏まえて出現場所が分かるようになり、また任意での挑戦という形に変更されている。
しかも挑戦前に立ち去るよう勧告してくれる。とても親切。

また、ダブルデリートが必要なウイルスとしてツインズ系が登場する。
こちらは一般のウイルスであり、それ以外に共通した特徴はない。

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*1 カウントボムが「0」表示の後におよそ0.5秒 前後だとして、プロテクトの爆発は「0」表示の後にほぼ1秒で、やや遅い。