特務機関「S.W.E.E.P.」


 C.A.A.C.E.上層機構「円卓」直轄の組織内部の制裁などを行う機関。いわゆる暗部組織である。
「Secret Workes execute enemy Persons」が正式名称。
 退魔庁で置き換えるならば外部組織である公安調査庁や公安警察にあたるが、S.W.E.E.P.は暗殺やそれ以上のことも平然と行うため真っ当な機関とは言えない。
 この機関が設置されたのは、C.A.A.C.E.が私的機関であることに起因する。
 設立には代表であるソフィアは大反対をしたが、各地のエクソシストの中でも「粛清者」の存在をリセットする意味でも必要として設立。
 しかし、存在自体は公式であっても非公開組織ではある。
 過去の「粛清者」と同様に非公開情報が多いが、非公式だった時代と異なり所属者が全て登録されていることが大きな違いである。
 所属者以外がS.W.E.E.P.が本来行うべき内容を行使した際や、その他の重大な問題行為を行った際に対処する部門でもある。
「粛清者」の存在が公式に廃止が発表されたものの、特務機関「S.W.E.E.P.」の新設と内容が非公開情報とされたためか、組織の存在を知らずに「なくなった」と誤認して問題を起こし、粛清をされた者は既にいる模様。

 形式上の長は先代代表ファウスト・ザンパッリョーネの養女で「粛清者すら粛清する」立場であったファセリナ・オルブライトであるが、実際はファセリナが推薦したダルジィ=ブロンウィンがトップの組織(外部からの招聘については、組織存在を知っている一部の「円卓」の面々で紛糾した)
 同様にレイヴンズ・ネストから切り離されたマリア・ナイトレーヴェンも所属。
 彼女も暗殺稼業をしていたこともあって有力な戦力である。
 さらに日本から帰還したラヴィニア、エレオノーラも本部復帰で表向きは一般エクソシストとして所属だが、S.W.E.E.P.のメンバーとしても活動している。

 C.A.A.C.E.の一部門ではあるが特定の位置に組織の施設を設けているわけではなく、「円卓」などでも手に負えない問題が発生した際に内密に行動に移す。
 普段は各々の仕事や任務に携わっており、この組織の存在は聖騎士団でも二人(紛れているのはおいておいて)、「円卓」でも所属している二人を除けば、ソフィア・エルドレッド・キサナドゥアンジェラアルフォンソらの数人で、全員が知っているわけではない。
 つまり、アリーシャユーリらの血縁者もファセリナが再び汚れ仕事に再び就いていることを知らない。

主要人物など


ダルジィ=ブロンウィン

ファセリナ・オルブライト

マリア・ナイトレーヴェン

ラヴィニア・ヴェルデ

エレオノーラ・イザヨイ

 etc...
最終更新:2024年04月26日 04:47