「う♪う♪う~♪」
森の奥からは気持ち悪い声が聞こえてくる。
「れみりゃ☆は☆強いんだ☆どぉ~☆」
ムカつく事に変なリズムまでつけている。
「う~?」
なんだ?口調が変わったぞ?
「おなかがすいたどぉ~。だれかいないのかどぉ~?」
- なぜ自分で物を取るということを知らないんだろう・・・。
「だれか~!ぷっでぃんがたべたいどぉ~!はやくもってくるんだどぉ~」
やはりゆっくりは・・・
「はやくもってくるんだどぉ~!」
どいつもこいつも・・・
「もってこないとたべちゃうどぉ!」
自分の事ばかりだ!
居なくなった方がいい奴ばかり・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そう思っていたある日。
自宅に帰る途中にある一冊のノートを拾った。
「ゆっくり殺しノート?」
なんだこれは・・・。ページを開くと何やら使い方と書いてある。
- このノートにゆっくりが苦しむ様子を書くと対象としたゆっくりは書いた事と同じ目にあう。
- 対象とするゆっくりは自分の焦点にあっているゆっくりである。
などとかいてある。
「ぶふ!マジで!最高ジャンwww」
さっきまでクールだった男はwwwとなる。
「家に帰って使ってみるか。信じたわけじゃないけど」
幸い家は森の近くにあるので対象となるゆっくりは家からでも見える。
男は家に着くと早速森のほうの窓を見てみる。
「お?二匹いるな」
みるとそこにはゆっくりれいむとゆっくりまりさが仲良く遊んでいる。
「ゆ!ゆ!きれいなお花が咲いてるよ!」
「ホントだ!れいむがとってきてあげるね!」
ぼよんぼよんと醜く歩きながら(歩いているのか?)花に近寄るれいむ。
「ま、ちょっくら書いてみるか」
ゆっくりれいむ、花をとる直前に森の木が倒れて下敷きになりもだえ苦しみながら死ぬ、と書いた。
我ながらひどいことを書いたもんだ。気にしないけどな。
「さぁ、どうなる!」
ゆっくりれいむは花に近づく。
「きれいなお花♪」
めきめき。
「ゆ?」
どしゃーん。
「ゆべべべべべ!!!」
瞬間、木が倒れてゆっくりれいむが下敷きになる。
「ほ、本物だ!」
「ゆ!れいむ!だいじょうぶ!」
ゆっくりまりさが近づく。
「ゆ、ゆ、ゆ・・・」
短くなんか言っているゆっくりれいむ。しかしその顔は・・・
「ゆ!れいむ!そのおかお!」
見るとゆっくりれいむの顔は木にぐちゃぐちゃにされ泥で顔が汚れゾンビみたいだ。
「ゆぅー!れいむの美人顔がぁぁぁぁぁぁ!!!」
え?あのれいむ美人だったのか?・・・わからん・・・俺にはわからんぞ・・・。
「ゆ・・・いたいよ・・・まりさ・・・助けて・・・」
助けてとか言ってるよ。バカじゃねーの。だってその顔・・・。
「ちがうよ!こんな不細工!れいむじゃないよ!!!」
ほらなやっぱり。
「どぼじでぞんなゴドいうのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
当然だな。鏡を見れば自分のことを化け物と勘違いするだろう。
「ゆ・・・ひどい・・・よ・・・」
いいながら力尽きた。マジキモイ。死ねばいいのに。あ、死んだか。
「・・・ふん!気持ち悪いゆっくりはゆっくり死んでね!」
こいつもこいつでむかつくな。よし。こいつは・・・。
「美人のまりさはゆっくりみんなのとこに帰るよ♪」
ゆ♪ゆ♪ゆ♪と鼻歌交じりに帰っていくまりさ。
そしてノートにはこう書かれていた。
ゆっくりまりさ、帰る途中にれみりゃに襲われて生まれてきたことを後悔しながら生きながらにして
ばりばり食われて死ぬ、と、とてもひどいことがかかれてあった。
END
やはりつかれた。
ねたを考えるのって疲れるわ。
それじゃまた。
byれみりゃが大嫌いな人
最終更新:2008年10月05日 18:09