ゆっくりいじめ系1456 悪意のないゆっくり

※CAUTION!!

  • 個人的なゆっくり解釈が含まれております
  • 分かりづらい言い回しとかあります
  • 文才無いです




ゆっくりは無垢で純粋な生物で決して悪意という類は存在しない。
だがそれが代えって問題なのだ。
悪意が無い故に罪の意識がなく、自らが正しいと考え、過ちを正そうとしない。

ゆっくりはただ純粋に傲慢で、
純粋に怠惰を貪り、
純粋に後先考えず暴食を繰り返し、
純粋に思い通りに行かない事に憤怒し
純粋に色欲に囚われ、
純粋に自分より優れている相手に嫉妬し、
純粋に強欲となり身分不相応の物を得ようとする。


 ~悪意のないゆっくり~


 「ずるいんだぜ・・・くずのくせにはまりさよりずっとゆっくりしてるんだぜ」

 とある人里の近くにある原っぱ。
その近くの雑木林の陰からゆっくりまりさが一匹、ある場所を睨み付けていた。
其処にいたのは一匹のめーりん、と彼女と戯れている人間。
めーりんの帽子には飼いゆっくりの証であるバッジが付けられており、
隣の人間はめーりんの飼い主なのだろう。

めーりん種は人語を話せないが高い知能を持ち、本能的に何かを守る習性がある。
しかし、ゆっくりは人間以上に異端を受け入れない。
飾りを失った同胞,奇形、それが自分の子であったとしてもだ。
故に喋ることの出来ないめーりんもそれに該当し、ほかのゆっくりからくず呼ばわりされている。
だが高い知能を持った数少ない良識を持つゆっくりは決してそのような差別もしないしする来もない。
それはゆっくりの無根拠な優劣感を持ち合わせていないのと同時に、
めーりんを虐げたゆっくりは大抵めーりん種とは仲の良いふらんの死に近い制裁を受けてしまう事を知っているからだ。
だが学習能力の低い彼らは決して一歩も進歩することなく異端を爪弾きし続けている。

だからまりさは許せなかった。
自分より劣っていると思っているめーりんが人間と仲が良く、
自分より劣っているのに自分よりもずっとゆっくりしている事に。


このまりさは子持ちの家族であり、それと同時にゲスだった。
まりさは性欲を持て余していた所に一匹のれいむに一目惚れし、
そのまま番(つがい)となりすぐに性行為へと走った。
そして大家族となり一時は幸せだった。

だがこのまりさはゲスだった。
大家族となると大量の餌が必要だったが生まれた子は皆植物型。
まりさはそれを利用し自分が赤ん坊の世話をしれいむに餌集めを強要させた。
れいむによって集められた餌は節約すれば3日は持つ量だった。
しかし、赤ん坊の世話で疲れたと無茶苦茶な理由と付け、大食のまりさは殆ど貪りれいむと子には殆ど行き渡らず、
子供達は足りないとれいむに罵声を浴びせる。
れいむが寝る間も惜しんで集められた餌の大半はまたまりさに食い尽くされ、
遂にれいむは空腹と疲労で過労死してしまった。
だがまりさはれいむの死の原因を分かろうとしないどころかれいむを役立たずと罵倒し、
れいむを死を悼むことなくれいむを食べた。
その時だった。過労の苦痛によりれいむの餡子は非常に甘く、まりさは初めて同族の味を覚えてしまった。
それから、舌の肥えてしまったまりさは草や虫では満足出来ず、対には自分の子を食べ始めた。
だが最後の子は食べる前に巣の外に逃げ出してしまい、まりさがその子を食べた時は巣の外、
近くに巣を持っていたゆっくりに見つかってしまった。
同族殺しは捕食種を除いたゆっくりの中では絶対禁忌、これを破った場合殺されるのが関の山だ。
だがまりさは饅頭を食べただけで同族を殺したことを全然自覚していなかった。
それにずっと巣の中に籠もりっきりの上に大量の餌を食べていたまりさはでっぷりと太っており、
運動神経も鈍くあっさりと捕まってしまい、他のゆっくり達から体当たりをくらい、石を投げつけられ、
日が暮れた頃には痙攣した饅頭となり、ゆっくり達はまりさをそのまま放置した。
後は捕食者の餌となるだろうと考えたのだろう。

まりさにとって此処が年貢の納め時だったのかも知れない。
だがまりさはしぶとかった。自分が命を奪った者でありながら生への渇望が尋常ではなかった。
まりさは自力で起きあがると近くの巣を襲い、巣の中のゆっくりと餌を貪り食い生きながらえた。
その後、隙を見計らい、此処のゆっくり達に復讐する為力を付けようと思い巣を出て行った。

そして今に至る。


「ごゔぉじでぎや゙ず・・・ぐずゔぉに゙んべんゔぉぐいごゔぉじでや゙る゙・・・」

今のまりさには逆恨みと言う名の憎悪しかなかった。
自分の過ちを理解していなかったまりさにとって、
自分が一番ゆっくりするべき存在だったのに、前にいた頃のゆっくり達にそれを妬みにされ理不尽な暴行を受け死にかけ、
今目の前には自分より劣っているくずめーりんが今の自分よりもとてもゆっくりしている事に非常に妬ましく腹立たしかった。

もはや今のまりさには理不尽な腹いせしか残っていない。
まりさはすぐさま人間とめーりんの後を付いていった。


そして、人間とめーりんは自分の家である民家へと入っていった。
まりさはそれを見逃さず、すぐにその家に入ろうとした。
今まりさの中ではくずと人間を殺した後この家を乗っ取り、自分が大いにゆっくりしようと考えていた。

だがそんな皮算用も無い無謀な計画もすぐ後に砕け散った。

「どういうことなんだぜ!はいれないんだぜ!」

今の今まで森の中で生活してきた上に最近まで引きこもっていたのだ。
留守を狙ったり窓ガラスを割って侵入するなんて知恵は持ち合わせて無かったのだ。

「い゙れ゙ぇゔぉぉぉぉぉぉ!!ばじざをゆ゙っぐじざぜぇろ゙ぉぉぉぉぉぉゃ!!」

自ら生み出した恨み辛みが募っていたまりさは、ただでさえ小さい堪忍袋の緒が切れ。
目をギョロリと見開き玄関の前で金切り声を上げた。

「誰だよるせーな・・・なんだゆっくりか」

その騒音に中の男が玄関の戸を開け、その声の正体がゆっくりだと分かると男は潰すために片足を上げた。
だがまりさはそれを見計らい、男の下をすり抜け民家へと侵入した。

まずまりさのやることはくずなめーりんを喰い殺しその後人間を殺す算段だった。


「おっと捕まえた!まったく隙がないたらありゃしない」

だが、ゆっくり自体移動のスピードはかなりおそい。
まりさはすぐに男に後ろから掴まれ捕まってしまった。

「ばなざぇぇぇぇぇ!!ばじざゔぁずぐに゙ぐずゔぇーり゙ん゙ゔぉごぞずん゙だゔぇぇぇぇぇぇ!!!」

ただでさえ大した思考が無い上に怒りで完全に餡子脳が回らず、
相手がめーりんの飼い主である事を忘れてしまっていた。

男は溜息を吐くと無言でまりさを持ったまま居間の方へと歩いていった。

必死でもがくまりさの目に飛び込んだのは、自分が殺すべき存在であるめーりんがいた。

「ぐずゔぇぇぇぇぇぇじん゙!!!びゔぁずぐごろじで・・・・・・・・」

一方的な仇敵の前に殺意を剥き出しにするまりさだが、その思考はすぐ真っ白へと変わった。


「ゔぁぶでゔぁんがい゙り゙ゅゔぉぉぉぉぉぉぉ!!?」

何故なら、めーりんの隣にはゆっくり総じて驚異でもある捕食種、ふらんがいたのだ。
それも体付き、その戦闘力はゆっくり基準では計り知れない。

「ほらよふらん、汚れないように外で遊んできなさい」

男はふらんにまりさを見せると無言で頷き、男がソレを投げつけるとキャッチし、庭の方へと駆けていった。


実は、このふらんも男の飼いゆっくりで、ゆっくりに虐められたかなんかして傷付いて倒れていためーりんを拾うとセットで付いてきたのだ。
それからと言うモノ、飼われてゆっくりしているめーりんに嫉妬したゆっくり達がめーりんに変わってこの家に住もうとほぼ毎日やって来て、
その度に男は4~5分しか保たないふらんの遊び道具になってもらっている。
だがこう何度も家にやって来てはおちおち出かけることも出来ない。
そこで、近くのゆっくりブリーダーの助言で、ふらんの玩具としての役割を終えたゆっくりの飾りを家に吊し、
飾りに付いたゆっくりにしか判断できない死臭でゆっくりは寄ってこなくなった。
しかし、このまりさは同胞の味を覚えてしまっている。
その為、ゆっくりの死臭は全くもって気にならなかったのだ。

それが災いだったのかもしれない。

「ゆっくりしねぇ!!」
「ぎゃぶぅ!!」

庭に出たフランはまず顔ど真ん中を殴った。
更に何度も殴りつけ、地面に投げつけると何度も踏みつけた。
その後まりさを拾い上げ、まりさはこれで終わったと思いきやそのまま地面にビタンビタンと打ち付ける。

そこでふらんの手が滑り、まりさは放射線を描きながら少し離れた所に落ちる。
まりさの体は完全にボロ雑巾のようで、体中にお出来た傷から餡子が漏れていた。
だが致死量じゃない、それだけがまりさにとって救いだった。
もはやまりさの怒りはもはや完全に有頂天だ。
兎に角自分の気に入らない、自分のゆっくりを妨げるヤツは全て皆殺しにするつもりだ。

「じぃぃぃぃぃぃぃぃゔぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

まりさは生まれ持ったしぶとさで起きあがると、同族を喰らった歯でふらんを食いちぎろうと飛びかかった。


「れーう゛ぁていん!!!」

傲慢な性格と煮えたぎった怒りがまりさの思考は完全停止し攻撃へと促し、それが仇となった。
ふらんは近くにあった木の棒を拾うと飛びかかるまりさを思いっきり殴りつけ、
その拍子に砂糖菓子作りの歯が何本か砕けてしまった。
その後地面へと叩き付けられたまりさをふらんは見境無く殴り続ける。

そして、棒が折れ折れた部分をまりさの眼球に突き刺し、帽子を破り捨て、髪の毛を引きちぎり、歯を全部抜き取り、
2倍に腫れ上がった溺死の禿饅頭となった所でふらんの攻撃は止んだ。
こんな状態でもまりさは性懲りもなく復讐の怒りを燃やし、こなまま死んだフリをし、
隙を見てふらんを殺そうと考えていた。

だがふらんはまりさが死んだから遊ぶのをやめたわけではない。
沢山遊んだ事で小腹が空いてしまったのだ。
なのでふらんは座り込むとまりさを掴む。

そしてまりさの体に牙をたて、餡子を吸い上げた。

「あまあまー!!」
「ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙・・・・ゆ゙・・・ゆ゙・・・」

まりさは体の半分以上の餡子を吸い取られた為、思考には怒りや憎しみは消え失せ、
痙攣した奇声を発する饅頭と化し、最後は物言わぬ革袋となった。

その後、男に呼ばれたふらんは皮を投げ捨て家の中へと入っていき、
入れ替わるように夕立が降り注ぎまりさの皮を完全に溶かしていった。



こうして、悪の限りを尽くしたまりさは見事な天罰を受け死んでいった。
だが、このまりさには決して悪意は無かった。
番を死なせた事も、我が子を殺した事も、めーりんに逆恨みをした事も、まりさには悪気の一つもなかった。


もう一度言うが、

ゆっくりは無垢で純粋な生物で決して悪意という類は存在しない。
だがそれが代えって問題なのだ。
悪意が無い故に罪の意識がなく、自らが正しいと考え、過ちを正そうとしない。

ゆっくりはただ純粋に傲慢で、
純粋に怠惰を貪り、
純粋に後先考えず暴食を繰り返し、
純粋に思い通りに行かない事に憤怒し
純粋に色欲に囚われ、
純粋に自分より優れている相手に嫉妬し、
純粋に強欲となり身分不相応の物を得ようとする。

そして、決して悪に染まることなく、己の罪を自覚しないまま、その命を散らす。

来る日も来る日も、ずっとゆっくりするために、この地に生を受けそして瞬く間に消えてゆく。


今日もまた何処かで、"悪意のない"ゆっくりは死んでいく。




どうもsageの人です。
ゆっくりって悪いこと自覚してるのか?と考えついて書いてみました。

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最終更新:2008年11月10日 05:13
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