ゆっくりいじめ小ネタ250 不幸の手紙

  • 犬神というわけで昔読んだ話のパロディな小ネタを一つ。  
  • 舞台は現代
作者当てシリーズ。
ふとゆっくりを虐めようと思った。しかし、殴る蹴るは芸がない。
そう考えたお兄さんはゆっくりに呪いというものを広めてみようと思った。
なんてことはない不幸の手紙の類である。
最初はオーソドックスにれいむの巣(平仮名が読めるかは確認済み)に置いていった。

  • 文面はオーソドックスな不幸の手紙(平仮名で書いているのでゆっくりは何とか読める)
  • さすがに書いて別の場所に送れ、という増殖パートは酷なため別の場所に回せ、という文面に代えた。
  • ただしやり方は『呪いのFAX』を基とする。

観察を開始しようと思う。

一日目
「ゆぅ~ゆっく……り?」
家の前にある手紙を見つけた様子。
読み始めている。
文面は以下の通り。

―――これから毎朝この手紙が届きます。もしあなたがこれを読んだらこの手紙はこれを含めて七回続きます。
   最後の七枚目の手紙を受けたら、あなたは次の日から同じ時間、同じ手順で誰かにこの手紙を送らなければならない。

   もし送らなかったり、手順をひとつでも間違えたら


   のろいが発動して あなたは死ぬ―――

これを平仮名にしたものだ。
で、れいむの反応なんだが。
「ぶくぶくぶくぶく………」
気絶していらっしゃる。
まぁ、あと6日もあるのだ、気を長く持とう。

二日目
また気絶した。順番を間違えないように数に応じて石をおいて判別しているようだ。

三日目
気絶はしなくなった。また石を多めに置いている。間違えないようにしている。
しかし、妙に焦っている。そういえばこの周囲にはれいむの巣以外ゆっくりの巣は無い。

四日目
周囲を捜索し始めた。やはり届けなければ死ぬと書かれているわけだからもう必死だ。
今日のところは見つからなかったようだ。

五日目
同じように捜索を続けている。どうやら別のゆっくりの巣を見つけたようだ。

六日目
そろそろ手紙もラストスパート。順番を確認しているらしい。
「いちばんうえがさいしょだよ! まちがえないよ!!」

七日目
これで最後。もうれいむはゲッソリとしている。だが、これを明日は別のゆっくりに届けねばならない。
まぁ、頑張って欲しいものだ。


七日目・夜
「そろーり……そろーり………」
手紙を咥えて夜道を進む一匹のれいむをさらにそろーりと観察してみる。
れいむがたどり着いた巣穴にはまりさの親子が住んでいた。
そしてこっそりと手紙を置き、れいむは家に帰っていった。

よし、これで少しずつ広まっていくかな。と思い、俺は帰ることにした。


七十五日目
そんなこんなで呪いの手紙の噂は広まっていた。
知らん振りを装い、あるゆっくりの家族に問いかける。
「君達はのろいの手紙を知っているかい?」
「ゆっ! しってるよ!! このあいだそれをとどけなかったぱちゅりぃのいっかがしんでたんだよ!! 」
死んでた? いや待て、あくまで文面に書いてあるだけで実際に死ぬようなことを書いていなかった気がするんだが……
「その時の状況を見たゆっくりはいるのかい?」
「むれのみんながみてたよ!! とつぜんぱちゅりぃたちのからだがいぬさんにかみつかれたようにきえていったんだよ!!」

なんだそれは……そんなの知らないぞ!?
私は慌てて家に帰り、参考にしたモノのレイアウトを調べた。
「……マジかよ」
そこに上がっていたのはかつてこのFAX騒動を始めた者の末路だった。
彼もまた広まった噂におののき、原本を焼却しようとした。そして 
彼は犬のような何かに食い殺されたような姿で発見されたんだそうだ。
「ということは……」
これは止めてはならない。止めようとしたらその止めた誰かが殺されて、呪いが実証されてしまうからだ。
「幸い人間に届かないようにしたのが救いか……」
私は少しホッとした。




「ゆぅ……こまったよ、てがみさんがきたのにまわりにおくれるゆっくりがいないよ……
 そうだ!にんげんさんのおうちにとどければいいんだよ!!」



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最終更新:2008年12月07日 14:14
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