ゆっくりいじめ系1627 ホイホイついてきてよかったのか?

「ゆゆゆ~♪ とってもゆっくりしたたんぽぽさんだね!」
「そうだね! すごくゆっくりしてるね!」
「ゆゆ! あそこにいっぱいおはなさんがあるよ!」
「ゆゆ~ん!」
「ゆゆ? まりさ! これなんだろう?」
「ゆ~ん? あまあまのにおいがするね! ゆっくりはいってみようね!」
「ゆゆ! でもあぶないよまりさ! にんげんさんのわなかもしれないよ!」
「だいじょうぶだよ! ゆっくりはいるよ!」
「ゆゆ? すすめないよ! どうしてなの?」
「まりさもすすめないよ! ゆっくりすすんでね!」
「「どうじでうごげないのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!」



その様子を遠くから眺めていた男がいた。男は2匹が罠の中に入っていくのを確認すると、ボソッと呟いた。
「とりあえずは成功だな・・・後はもうちょっと改良しよう。基本のほかにまずは2~3種類は欲しいな。」
男は『おうち』を掴むとそのままどこかへ歩いて行った。2匹のゆっくりがどうなったかは皆さんの想像にお任せしよう。

男の最近の趣味は、所謂『ゆっくりホイホイ』の作成である。一般的にゆっくりは愚鈍で愚かな饅頭だと思われてるが
男はそうは思っていなかったし、流石に何度も何度もやられれば、ゆっくり全体も学習する。
最近のゆっくりは普通に森で暮らすにしろ、畑を襲うにしろ、人間には極力近づかないように動いている。そして人間の気配を
感じただけでも逃げたり隠れたりするようになった。
これが人間側には意外とやっかいな事である。今まで人間がゆっくりを楽に捕獲できていた要因の一つは
ゆっくりの好奇心と人間を舐めていた事である。しかし今では甘味で罠を張っても引っかからない事の方が多い。
      • まあ、先ほどの様なゆっくりも居るが。むしろあの様なゆっくりが未だに居る事に感謝すべきだろう。
そんなこんなで今では、虐待好きや農家や加工所、果ては飼いゆっくりを探す人間まで、様々な人がゆっくり捕獲に苦心していた。

そんな訳で、今日はいくつかの『ゆっくりホイホイ』をご紹介しよう。無論ムービーでだ。
どうみても文字という批判は受け付けない。


『基本タイプ』

村のゴミ捨て場の傍をうろつくのは一匹のありすだ。どうやら何か探しているようだ。
「ゆゆ~ん。とかいはなごはんはないかしら~」
キョロキョロとゴミ捨て場を探し回るありす。すると何か甘い匂いがする事に気づいた。
「ゆゆ! こ、これはとかいはなにおいね! どこにあるのかしら!」
匂いの元をたどっていくありす。たどり着いた先は、なんだか怪しげな箱だった。
「ゆゆ? なんだかいなかもののおうちね・・・でもここからにおいはするわ。」
その箱の入口を覗いてみると、奥に何かあるのがわかった。しかし近付かなければ何かはわからなかった。
入口の前でしばらくありすは考えていた。が、箱の中から発せられる甘い匂いを嗅いでるうちに我慢できなくなったようだ。
「ゆ! とかいはなあまあまはゆっくりたべられてね!」
ぴょこんぴょこんと箱の中に入るありす。そして着地した瞬間、何か嫌な感触を底部に感じた事に気づいた。
「ゆ、なにこれ? いなかくさいじめんね!」
構わず進もうとするありす。しかしどんなに動こうとしても、体は一向に上に跳ね上がらなった。
「ゆぎ! ゆぎぃ! どうしてうごかないの! ゆっくりうごいてね! ゆっくいじゃい!」
無理に動こうとして底部の皮が剥がれそうになった。たまらず跳ねるのを止めるありす。
そしてここに来てやっと気づいた。これは罠なのだと。

「だれがだづげでえ゛え゛え゛え゛え゛!!!!」
事態の深刻さにやっと気づいたありす。しかし最早どうしようもなかった。そう思っていたとき
後ろから誰かが話しかけてきた。

「ゆゆ! ありすがわなにかかってるね!」
「むきゅん! にんげんさんのわなにかかるなんてゆっくりしてないありすね!」
救世主が現れた。ありすは今の発言への文句を言わずに
「ばりざぁ!!! ばちゅりぃい!!! ゆっぐじありずをだづげでね!!!!」
それに対して帰ってきた答えは
「ばかなの? ありすをたすけようとしたら、まりさたちがゆっくりできないでしょ?」
「ありすにはわるいけどたすけられないわ! いきましょうみんな! そろーりそろーり。」
「ばきゃなありちゅおねーしゃんだね! しょろーり! しょろーり!」
「むきゅん! むきゅーり! みゅきゅーり!」
そういってまりさとぱちゅりーの家族はそそくさとその場を後にした。
「どうじでみずでるのおおおおおおおおお!!!! ごのいながぼのおおおおおおおお!!!!」


基本的なゆっくりホイホイである。仕掛けは簡単。横長の箱の奥に甘い匂いを出す強力誘因剤を置き
シートタイプの粘着剤を床にしただけのシンプルな代物である。
しかし基本形でありながらその威力は絶大。住宅から畑までどこでもカバーするエースである。
そのまま箱ごと捨てるも良し。専用の溶液でシートから剥がすも良しである。
欠点は使い捨てタイプであることだろう。一度誰かが引っ掛かれば、後のゆっくりは引っかからない。


『おうちタイプ』

森を仲良く跳ねている8匹のゆっくりが居た。先ほどのまりさとぱちゅりーの家族である。
どうやらピクニックの帰りらしい。子供たちはゆっゆ!とはしゃいでいた。
「むきゅん! あんまりとおくにいかないでね!」
「だいじょうだよぱちゅりー! まりさがちゃんとみはってるからね! さいきんはにんげんさんがあぶないからね!」
「さすがおとーしゃんだね! かっきょいーよ!」
「むきゅん! かっこいいわ!」
そんなこんなで跳ねていると、前方にいた子供まりさが戻ってきた。
「ゆゆ! おとーしゃん! あっちになにかあるよ!」
子供の言うところに向かった家族。そこにあったのは地面に空いた穴だった。どうやらゆっくりのおうちらしい。
「ゆゆ? なかなかすてきなおうちだねぱちゅりー。」
「むきゅん! そうね・・・だれかいるのかしら?」
「なかにはいってみようね! だれもいなかったらまりさたちのおうちにしようね!」
実はこの夫婦。最近子供を生み過ぎたために、今の巣が少々狭くなってきていたのだ。
「ゆっくりはいろうね!」
「ゆゆー!」
子供たちはまるで探検でもするかのように穴に入っていった。

穴の中の通路はちょうどいい大きさであった。そしてそのまま奥へと進んでいくと段差があった。それを下りた先には
さらに穴が開いていた。
子供まりさはそのまま勢いよく落ちて行った。すると
「いぎゃいよおおおおおおおおおお!!!! おぎゃあああああああああしゃああああああああああんん!!!!!」
子供の悲痛な叫びが聞こえた。
「ゆゆ! どうしたの! すぐいくよ!」
「まっちねおちびちゃん! いまたちゅけるよ!」
「むきゅん! まりさまっt」
ぱちゅりーは止めようとしたが遅かった。まりさを含め3匹が飛び込んでしまった。
そして
「なにごれえええええええええ!!!!! どうじでうごげないのおおおおおお!!!!」
「おぼいよおおおおおおおおおお!!!!!!!」
「ぼういやあああああああ!!!! おうぢがえるうううううううう!!!」
ぱちゅりーは恐る恐る穴を覗いた。
そこに見えたのは、親まりさ一人だった。しかしぱちゅりーは気づいた。
これは穴なのではなく一本の管なのだと。そして管に順番に飛び込んだという事は、最初に飛び込んだ子は一番下に・・・
「おぼいよ・・・・はやぐどげで・・・」
「むむ・・・ゆげぇ。」
「どっどどどげでねおどーじゃん! ばりざはゆっぐじでぎないよおおおお!!!!」
「ごべんねあがしゃん! いまどけるからね!」
そういって何とか跳ねたまりさ。しかし当然届くはずもなく、そのまま"元"の場所へと落ちて行った。
「ゆがぁ!」
「むぎゅん!」
「ゆげぇ!・・・・ぼっどゆっぐじ・・・」
まず最初に重みで一番したのまりさが死んだ。餡子が飛び出し、皮だけになった。餡子は管の横にべちょりと付いた。
次にダルマ落としのように一番下になった子ぱちゅりーが死んだ。親の勢いをそのまま一番下の床で受けた形になったからだ。
そして最後に子供まりさが死んだ。直接親に潰されたからだ。
残ったのは大量の餡子やクリームとまりさだけだった。
「ぱちゅりぃのごどぼがああああああああ!!!!」
「ぱちゅりぃいのいぼうどがあああああああああ!!!!」
「ごべんねあがちゃんんんんんん!!!!!!」
「おどーじゃんなんでじんじゃええええええええええ!!!!」
「ぼうばりざのがおなんでびだくないわ! さっさとがえるわね!」
「どうじでぞんなごどいうのおおおおおおお!!!!」

一刻も早くこの場から逃げようとするぱちゅりー達。まずは段差を登ろうとして、ふと気づいた。
この段差。降りる時には気付かなかったが、何故か反り返っているのだ。これでは上ることができない。
「むきゅん! どういうことなの! のぼれないわ!」
「おかーしゃん! まりちゃはおなきゃがすいたよ! ごひゃんたべさせてね!」
「でれないわ! だれかたすけて! どうなってるのこれ!」
「むきゅうううううううううううううう!!!!!」
「いいがらばりざをだづげでねええええええええええ!!!!」


管で出来たタイプである。しかし、ゆっくりがおうちにしたがるのと、親しみの込みやすいネーミングを思ってこの名前にした。
事前に地面に埋める必要がある為、多少手間がかかるが、一度仕掛ければそのまま使い続けられるタイプである。
ホイホイ自体はまりさ達を閉じ込めた管である。要は落とし穴だと思ってもらえればいい。
ちょっと斜めに埋めれば見た目はまさに『おうち』である。しかも素材が滑りやすいために
斜めでも登ることはできない。そして管の中で死ねば、餡子の匂いが充満し、更にホイホイ率を高めるのだ。
これにより稀に胴なしれみりゃなどが入ることもある。無論飛べるほどのスペースは無いために結局死んでしまうのだが。
改良版で中にれみりゃを入れた蟻地獄タイプも制作した。
そして今回のデモムービーは少々手を込んでみた。もっと巣に近く作り
尚且つ、管を二本使いネズミ返しを加えてみた。
他にも赤ゆっくり用や、中央に透明な壁を設置したタイプ、床が抜ける仕掛けになっているタイプもある。
貴方のお好みにあった使い方ができるのが利点である。
欠点は大きさである。ある程度の大きさのゆっくりは入れない仕様である。


『かすみ網タイプ』

夜の森の飛んでいるのは胴体付きれみりゃだった。
今日も今日とておいしいぷでぃんを求めて夜のお散歩に出ていた。
「うっうー! ぷでぃんどこだどぉ~♪ さくやー!」
「にぱぁー」と笑いながら飛んでいるれみりゃ。
突如、れみりゃは何かにぶつかった。れみりゃには何にぶつかったのか分からない。何せ何もないところだったのだ。
しかしとにかく体に何かがぶつかったのはわかった。そして体に何かが引っ掛かってるのも。
「いぎゃいどぉー! なにかひっかかってるんだどぉー!」
必死にそれを外そうと空中で動くれみりゃ。しかしそれはドンドン自分の体に食い込んでいた。手足がきつく締まっていく。
「いぎゃぁいいいいい!!!! ざぐやああああああ!!!! だづげでええええええ!!!!」
思わず自分を助ける筈の従者の名前を叫ぶ。しかしそれが来ることはない。
何度も何度も外そうとするが、そのたびに絡まっていく。
れみりゃはもう疲れ果てていた。そしてそのまま空中でぐったりとする。
先ほど仲間のれみりゃが
「いまたすけるんだどぉ~♪ がんばるんだぉ~♪」
と言いながら助けに来てくれたが、結果は自分と同じだった。
「ぼういや・・・・ざぐや・・・」
「あまあまたべたいどぉ・・・」
「れみりゃのせいで・・・・」
ぐったりとしたれみりゃ達は、明け方には力尽きていた。


網タイプである。木々に網を張り、空中に居るゆっくりを捕獲する為のものである。
網に使われている糸は、特別性でかなり細く頑丈である。そしてそれらを細かく網にしたものがこれだ。
近くからでも気づきにくいそれは、引っかかると体に食い付き、動きを奪う。そしてそのまま疲れ果てて衰弱させるというものだ。
実験結果からふらんなどにも有効なのが確認された。
また、糸や小サイズの網も売っている。
欠点は無関係の野鳥もかかる可能性が高い事である。



『リアルではモンクタイプ』

先ほど森で捕まえてきたれいむ。どうやら一人立ちして間もないらしい。
そのれいむを家の前で放した。れいむは森の方へと帰っていく。
「ゆっくりできないおじさんはゆっくりしんでね! れいむはゆっくりするよ!」
ピョコンピョコンとれいむは跳ねながら悪態をつく。そのまま森へ入っていった。
れいむは流石に少し疲れたのか、どこかでゆっくり休もうと辺りを見回すしていた。
すると、目の前に甘い匂いのする箱があった。
よく見れば、箱の奥には天井から吊るされた台に乗せられたクッキーが置いてあった。
「ゆゆ! あまいのがあるよ! ゆっくりたべるよ!」
釣られてそのまま箱に近づくれいむ。すると
「ゆぎゃぁああああああ!!!!」
れいむは突如吹っ飛ばされた。そのまま近くの石に全身をぶつける。「ゆげげえええ・・・」とかなり痛そうにしていた。
れいむは前を見る。目の前にはへんなものがあった。
台の下から現れたそれは、所謂パンチンググローブと言う物だ。
パンチンググローブはそのまま元の壁へ戻っていく。
「ゆゆ! にげていくよ! もういちどだよ!」
そういって再チャレンジをするれいむ。しかしビチーン!と吹っ飛ばされる。
「いぎゃいよ! どうじでもどっでくるの!」

それから何度も何度もれいむは挑戦した。しかしどうにもならず結局諦める事にした。
しかしその痛みが原因で巣に着く前にれみりゃに食べられてしまった。


基本形を改造した一品。
接着シートなどは取り除き、吊るすタイプの台を設置。そして奥の壁からはパンチンググローブが飛んでくる使用
床にセットされたセンサーが重みを感知すると発動する仕掛けである。威力も瞬殺から撫でる程度まで調節可能。
更に大きさも多数揃えている。そして台の代わりに牢屋もあるので
ゆっくりを人質に取って助けられるかで遊ぶのも一興である。
実用性皆無な品だが、河童は協力してくれたので結構値段が張るのが欠点である。



さて、今まで多数の品を紹介してきたが、別に金など使わなくてもホイホイは貴方の傍にあるのだ。
例えばこのコタツ。人間を堕落させる魔性の兵器である。が、それはゆっくりも同じなのだ。
めくってみよう。見えるだろうか、中で
「わかるよ・・・らんしゃまわかるよ・・・・」
「むーにゃむーにゃ・・・」
「まりさあ・・・・・」
「こっちこないでほしいんだぜ・・・ありす・・・・」
この様にスヤスヤと寝ているゆっくり達を。彼らは家に入ってきたついでにコタツの中へ入ったらしい。
そしてそのまま寝てしまったという訳だ。こちらのゆっくりは後でスタッフが美味しく頂いておきます。
みんなも知恵を振り絞って楽しく捕獲してほしい。それだけが今日は言いたかったのだ。
      • ついでに何か買って言ってくれると楽しい。新製品開発には金が必要なのです。


後書き
この中の設定を使ってもらったりすると、すごく・・・嬉しいです。

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最終更新:2008年12月07日 14:44
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