ゆっくりいじめ系1821 まりさとの平日

アップローダコメントより:ぬるいじめ



俺はゆっくりを飼っている。
家に帰る途中で道端で見つけたゆっくりまりさだ。

半年前の話になるが、仕事を終えて帰る途中、ゆーゆー煩い声が聞こえた。
気になったので近寄ってみると、お腹がすいてて動けないとか喋る饅頭がいた。
動けない程弱っているのに喋る元気だけはあったらしい。
後でわかる事だが、こいつはとにかく独り言が多い。
何をするにしても自分の状態を実況しないと気がすまないようだ。
恐らく自分が餓死する様を実況していたのだろう。

とりあえず、骨付きチキンの骨7本(ちょっと肉の部分が残ってる)
ミニトマトのへた4つ(ちょっと果肉が残ってる)といった弁当のゴミを与えた所、
「ありがちょおおおお!!」
とかいってむしゃぶりつき、元気を取り戻した。
「おにいしゃん、ありがちょう!ゆっくちしちぇいっちぇね!!」
残飯?で回復するとはなんという生命力か。興味が沸いたので少し話して見る事にした。

要約するとこうだ。

生まれてから数日後、散歩中に家族は川に落ちて死んだ。
橋を渡る時に人間さんの邪魔にならないように端を歩いていたら落ちてしまったのだ。
一人だけ生き残った自分は家族の分までゆっくりすると誓ったが、
半日後の今現在、餓死寸前になってしまった。

確かに人間用の柵はこいつらには味方しないだろうな。大人しく真ん中を歩けばいいのに。だが、その謙虚さは気に入った。
そして、餓死するまで自分の実況を続ける根性は見上げた物だ。評価に値する。
そういう訳で、俺はコイツを飼うことにした。
「お前の名前はなんていうんだ?」
「まりしゃはまりしゃだよ!!」
「よし!まりしゃ!俺の家で飼ってやる。ついてこい!」
「ゆ?なにかわきゃらにゃいけどゆっくちしゃせてくれるにゃりゃいいよ!!」
着いて来させるつもりだったがあまりにも遅いのでカバンに入れて帰った。
「しぇまくてゆっきゅりできにゃいよ!!!」

家に帰って調べてみた所、この生命体は生後から数日ではまだ赤ん坊?らしい。
幾ら何でも赤ん坊にアレコレするのはどうかと思った。俺はペドじゃない。
しょうがないので、源氏物語的に自分好みに育てる事にした。

意味もなく2DKに住んでいるので1室はコイツとの部屋にしよう。
俺の事はこのまま「おにいさん」と呼ばせよう。
人目が気になるのでご主人様と呼ばせたいのは、諦めよう。
まず「まりしゃ」ではなく、ちゃんと「まりさ」と言わせるようにしよう。
まりしゃ、と呼んでいてはご主人様としての威厳が出てこないし。




半年後の今、源氏物語にはならなかったが、まりさはすっかり俺になついている。

「おにいさん!おきてね!!すーりすーり」
「・・・ん・・。朝か。」
俺の朝は、まりさのすりすりから始まる。
最初は毎朝「ゆっくりしていってね!」という声で起こされていたので、耳栓をして寝るようになった。
ちなみに第2声は、「いまからおにいさんをおこしにいくよ!!」だ。

「おにいさん!まりさがいれたこーひーをのんでね!」
俺を起こした後のまりさの仕事は珈琲を入れることだ。
コップにインスタント珈琲を入れ、電機ポットの上にのっかかり、お湯を入れる。
俺のとこまでは、運ばせない。
一度運ばせて見たが、見事にひっくり返して火傷していた。
それはそれで可愛いのだが、毎回オレンジジュースで回復させるのが面倒だった。

珈琲の味を見る。
「味が薄い!!粉の量が少なすぎだ愚か者!!!」
珈琲カップをまりさに投げつける。
「あづい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
珈琲カップはプラスチック製なので割れない。中身とコップがまりさに降り注いだだけだ。
「何回言ったらわかるんだ!俺は濃い珈琲が好きなんだよ!!これじゃアメリカンだろ!!」
「ごべんなざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛」
3回に2回は味の濃さでこうして怒る。
3回に1回はちょうどいい味だけど、熱すぎるから怒る。
そのうち学習してふーふーしてから差し出すことだろう。
涙目になったまりさを見て、顔がにやける。うむ、今日もいい一日になりそうだ。

床にぶちまけた珈琲を片付けさせるように指示し、
テレビを教育にセット、自動給餌器に餌を補充、身体を洗う用の桶を用意して家を出る。
朝食は歩きながらカロリーメイトを食べる。
最近までは、まりさと一緒に朝食を取っていたが、
2週間前からは、珈琲を入れさせている為、朝食抜きになっているのだ。早い所、また一緒に食べたい。



火を点ける「おにいさん!ひがでてきたよ!やけどしないようにきをつけてね!!!」
卵を投入する「おにいさん!まりさもたべたいよ!!にこいれてね!まりさのぶんもやいてね!!」
炊飯器からご飯をよそう「まりさのぶんも!まりさのぶんもちょうだいね!!」
ご飯に納豆をかける「ねばねばはゆっくりできないよ!!やめてね!かきまぜないでね!!」
まりさのごはんには念入りに練った納豆を3パック分投入する。
「どぼじでぞんなごどずるのお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!やめでっでい゛っでるの゛にい゛い゛い゛い゛い゛!!」
「わしょくがいい、って言ったのはまりさだろ。残したら納豆風呂の刑だぞ。」
「ぞんなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」


まりさとの朝食風景を思い出してニヤニヤしていたらお昼になってしまった。まあ、そんな日もある。
昼食は公園で取る。最近は野良ゆっくりを見ながら食べるのが日課だ。

鳩に餌をやっているお姉さん達に近づく野良ゆっくり。
しかしお姉さんは鳩しか愛さないのか、近づいてきた野良ゆっくりには小石を投げて追い払う。
ゆっくり達は、鳩のおこぼれを何としても頂こうと前から後から攻める。
お姉さんの小石を掻い潜ったものの鳩につつかれて悲鳴を上げるゆっくり。
そしてその悲鳴の中へ小石を振るい落とすお姉さん。

この光景も見慣れたものだ。しかし野良は厚かましいな。
こいつ等と比較するとうちのまりさはやはり謙虚で可愛いと思う。
そんな事を思いながら昼休憩を終える。

インコか何かを飼って、うちのまりさに世話をさせるのもいいかもしれない。
最近は教育テレビのおかげで知能も上がってるようだし、何とかなるだろう。
インコの世話をしようとして、逆に突付かれて泣いちゃうまりさ、か。いいねぇ。
とか考えていたら定時になっていた。
さて、まりさとのスイートホームに帰るか。


「ただいまー」
「ゆっくりおかえりなさい!!」
ぴょんぴょん跳ねてくるまりさにカバンを持たせる。
「いい子にしてたか?」
「ひゅ?ひぃほひひへはほ?」
「とりあえずカバンを置いてきてくれ。」
何を言ってるかわからないしね。

まりさとの部屋に入ると床は綺麗になっていた。
時間をかけて舐めたのだろう。この方法を取ると掃除もいらなくていい。
床には、透明ゴムカバーを敷いてるし。
ちゃんと掃除できていたので今日は夕食を一緒に取ってやる事にするか。


今日はたこ焼きご飯だ。たこ焼器を前にご飯を用意し、作りながら食べる。まりさの好物のひとつである。
「たこ焼きさんはすごくゆっくりできるよ!おにいさん!はやくふーふーしてまりさにちょうだいね!!」
「ふーっ、ふーっ、ほら、まりさ出来たぞー」
冷ましてやってからまりさの皿についでやる。
「むーしゃ!むーしゃ!・・ち、ちあわしぇーーー!!」
何日かぶりのまともな食事だからか、まりさは涙を浮かべて食べている。
この顔を見る為にも贅沢に慣れさせては駄目だな、と改めて思う。
中身をチーズや苺、チョコに変えた「たこ?焼き」を次々とまりさに差し出す。
「ちーずさんだよ!!びろーんってなるよ!びろーんって!!」
「あまあまいちごさん!すごくおいしいよ!もっとあまあまにしてね!!!」
「!!ち、ちあわちぇええええ!!!すごくあまあまだよ!!!あ!!ちょこさんなんだね!!」
物凄く喜んでくれている。正直俺は食べたいとは思わないがゆっくりの味覚はわからんなあ。
続けてまりさに変り種たこ焼を差し出す。
「むーしゃむーsy!!!!が!がらい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!」
「あ、やっぱり辛いのは駄目か。」

思いっきり食べてたからなあ。すでに身体の中に入った大量の辛子はどうしようもあるまい。
まりさは物凄い勢いで自分用の水桶に飛び込み、ばしゃばしゃともがいている。
突如入水する様はさすがの俺もびっくりした。
「がら゛い゛のはだめ゛っでい゛でるでじょう゛う゛う゛う゛!!!ぷぐーーーーーっ!!!」
涙目になりながらぷくーーーっと膨らむまりさ。
「ごめんよー、まりさー。」
「ぷひゅるるるるるる!!!」
棒読みで謝りながらほっぺを突いて空気を抜く。
「やべでね!まりざおごっでるんだよ゛!!ぐうぎをぬがない゛でね!!」
そう言われても、この空気を抜くのは何回やっても止められない。
プチプチがあったら即つぶしちゃう性格なんだ。

「ほら、ちょこさんのたこ焼きあげるから機嫌を直してね?」
そう言ってまりさの口の中にチョコたこ焼を放り込む。
「・・・むーしゃ、むーしゃ・・・しあわせーーー!!!」
単純で助かる。基本素直だな、コイツ。
「ほら、もう一個。」
納豆たこ焼きを放り込む。
「むーしゃ!むー!!!?な゛っどう゛ざんはゆっぐりでぎな゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!」
「あ、コラ!」
吐き出そうとするまりさの口を強引に閉じさせ租借させる。
「むー!むー!!」
「・・・納豆風呂の刑にするか?」
この単語を出した瞬間、まりさがビクッとなる。
「・・・・むーしゃ、むーしゃ、、ふしあわせー・・・」
解ってくれたようだ。ほんと素直だなあ。
素直なまりさを2週間振りに風呂に入れてやるか。



「ぃーいーゆぅーーだーーよぉーーー・・・」
まりさは洗面器で湯の上に浮いてゆっくりしている。
「まりさはおぼうしでみずにうけるんだよ!!」とか言ってたが俺が何となく嫌だった。
身体と髪を洗ってやった後で湯の上に乗せているが、帽子が一緒だと綺麗になっているか判別がつき難い。
帽子は洗濯機で洗えないし、強く手洗いしても破けそうだし、まりさの帽子は扱いずらいのだ。
そういった理由で、帽子は風呂籠に置いてきている。
最初は帽子がないとゆっくり出来ない!と主張していたが、必死の説得で折れてくれた。

「俺は髪を洗うからその間ゆっくりしてるんだぞ?」
「ゆっくりわかったよ!!」
まりさが乗っている洗面器の底のシールを剥がして髪を洗う事にした。
「ゆ゛!!おゆさんがはいってきたよ!!?」
「ゆ!!!ゆっくりおゆさんをだすよ!!ごくごく・・・ぴゅーー!!」
必死に口にお湯を含み、噴水のようにして外に出す。
俺が微妙に空けた小さい穴なのでそうやって頑張っていれば沈む事はない。
「ぴゅー!!!・・・ゆ゛ゆ゛ゆ゛!ぜんぜんへらない゛よ゛お゛お゛お゛!!」
「お゛に゛い゛ざん゛!!だずげでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」
「ん?何ー?聞こえない?」
聞こえない振りをする。ちなみにちゃんと状況は見えている。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!な゛ん゛でだぐざんおみずざん゛がはいっでぐる゛のお゛お゛お゛お゛お゛お゛!?」
ある程度湯が入って重くなり、洗面器が沈み出すと別に開けた穴からも水が入ってくる仕組みだ。
サボって叫んでるとそうなる。
「ゆ゛っぐり゛じだがっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
断末魔上げてないで、頑張って湯を出せよ・・・。
「がぼごぼっ!!ぶぶぶっ!!」
おっと!湯の中に完全に沈むとまずいな!俺は急いでまりさをキャッチした。
「ゆべべべっ!!ゆべっ!!お゛!お゛に゛い゛ざん゛!ゆ゛っぐりでき!」
「ほらほら、拭いてやるから、ゆっくりしろよ・・」
そう言ってタオルで優しく拭いてやる。
「ゆっぐりできなかった!ゆっっぐりでぎながっっだよお゛お゛お゛!!」
よしよし、となだめてやる。とりあえず優しく介抱してやれば今回の風呂の恐怖も忘れるだろう。多分。
くしゃくしゃーっとゆっくり髪を拭いてやるとまりさはゆぅゆぅと笑顔になっていった。
この単純なとこが可愛いなあ。



久しぶりにまりさを風呂で洗った後はドライヤーと櫛で髪をとかしてやる。
所詮水に溶ける饅頭な為、風呂の時間は短い。その分ブラッシングに時間をかける。
「ゆぅー・・・すごくきもちいいよぉぉ・・・」
ゆっくりの髪って何で出来てるんだろうなあ。
熱風だと髪が焼き饅頭?になってしまう恐れがあるのでゆっくりと冷風で乾かす。

ブラッシングの次はマッサージをしてやりたいが、今日は少し疲れた。
通販で買った腹筋を自動で鍛える振動ベルトをまりさに装着する。
「ゆ!!おにいさん!なんなのこれ!!なにかぶるぶるするよ!!?ゆっくりせつめいしてね!?」
「落ち着け、まりさ。それはマッサージ器だよ。その振動で筋肉をほぐして、疲労を取るんだ。
 それだけじゃなく美容、健康の為に使ってる人もいるんだよ。
 ほら、この本を見て!みんなすごくゆっくりしてるでしょ?
 まりさがつけているそれはゆっくり用のマッサージ器なんだよ!」
「ゆぅ・・・・・・なんだかよくわからないけどゆっくりりかいしたよ!」


「す・・・すごくゆっくりだよぉぉお・・・・・」
10分後、すっかりマッサージ器?の虜になったまりさがいた。
振動弱だとなんか本当に気持ち良さそうだな。強にしてみるか。
「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!」
おお、すごい効果だ。
「お゛お゛お゛!お゛に゛ぃざん゛!ま゛りざ!ま゛りざ!ずっぎり゛い゛じじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!」
む、子供?のうちからこんなプレイですっきりしては困るな。教育的に。
まりさの初めてのすっきりは俺がしてやったけど、機械相手にすっきりして欲しくない。弱に戻す。
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!ずっぎり゛でぎぞうだっだのにい゛い゛い゛!!なんでやべぢゃう゛のお゛お゛お゛お゛!!」
「いや、止めてないよ?ちゃんとぶるぶるしてるでしょ?」
「ごんなぶるぶるぢゃずっきり゛でぎない゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
振動弱だとすっきり寸前がキープ出来るのかな?うーん、俺なら無理だけど。

「何事も諦めるのは良くないよ。頑張ってみてよ。それでスッキリ出来るかもだよ?」
「でぎない゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!ぜめ゛でごれをはずじでね゛え゛え゛え゛?」
「マッサージ器は寝てる間ずっと動かさないと駄目なんだよ。だから我慢してね?」
「い゛やあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!ゆ゛っぐり゛ずっぎり゛でぎな゛い゛い゛い゛い゛!!!」
ビニール袋で下半身を覆い紐で固定。念を入れてスーパーのマイバスケットの中に入れて動けなくさせる。
多分すっきり出来たらビニール袋に砂糖液が溜まってるだろう。
寝る時は別室なのでまりさを置いて部屋を出た。明日は休日だしインコでも買いに行くかなあ。
「お゛にい゛ざぁ゛ーん゛ん゛!!やべでえ゛え゛!どっでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!」
耳栓をして今日は寝ることにした。明日は一日中まりさと遊んでやる事にしよう。

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最終更新:2008年12月28日 17:21
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