ゆっくりいじめ系2155 あるゆっくり達の冬篭りと甘い罠

注意書き





前半はかなりイライラする展開です。
特に悪いことをしていないゆっくりが死にます。
ぬるいです。



















あるゆっくり達の冬篭りと甘い罠











ここは冬目前の森の中。
新婚でアツアツのゆっくりれいむとゆっくりまりさのカップルが自分達のおうちでゆっくりしていた。
この二匹は最近番になったばかりですぐにでも子供が欲しかったのだが冬が近いということもあり
今は全力で越冬の準備をし、無事春になってから赤ちゃんを作ろうという話になったのだ。

実際そのおかげで餌は順調に集まった。しかしそこで一つの問題が浮上した。
今までは気にしなかったがどうにもおうちの強度が心もとないのだ。
補強をすれば耐えられないことは無いだろうが万が一も有りえる。


「だ~りん、れいむはもっときれいでがんじょうなおうちにひっこしたいよ!!」


「ゆ、わかったよはに~!ぜったいにふゆをこしてゆっくりしたあかちゃんをつくろうね!!」


「ゆゆぅ~ん♪さすがれいむのだ~りんだよぉ~♪」


ということで次の日からまりさはあたらしいおうちを探すことになった。
できるならば新しいおうちを作りたいところなのだが、積雪に耐えることのできる頑丈なおうちを作るほどの時間は無い。
なので既存の岩場の洞窟や、大樹の根元などを見てみるが当然のごとく先住のゆっくりがいたり酷い時には熊の巣にも入ってしまい命からがら逃げ出したこともあった。

そんなこんなでもうすぐ冬である。
結局まりさは新しいおうちを見つけれずにいた。とはいえ留守番中のれいむがおうちを色々補強してくれていたので
何とかなりそうなのではあるがそれでは自分の愛する『はにー』に合わせる顔が無い。
れいむは


「だーりん、むりしないでね。だーりんがゆっくりできなくなったられいむはかなしいよ。」


といってくれてはいるが・・・


等とまりさが考えていると、なにか木に変なものがくっついているのをみつけた。


「ゆっ?なにこれ?」


それは安いベニヤ板にペンキで大きな矢印とひらがなで


『えっとうようゆっくりぷれいす! ゆっくりきてね!!』


と書かれさらにご丁寧なことにゆっくりれいむのウィンクした絵が描かれた物だった。
まりさは十分ほど声に出しながらそれを読み、さらに十分ほどかけその意味を考えた。



「えっとうようゆっくりぷれいす・・・ゆ!!そうだ!!そこをまりさとはにーのおうちにするよ!!」


とまりさは喜び勇んでその矢印の方向に向かっていた。
矢印はいくつも短い間隔に並んでいたのでまりさは三回迷うだけで目的地に着くことができた。

そこは人里近い・・・というか明らかに人間の家の裏手なのだが最近一人立ちをし、番になったばかりのまりさにはそんなことはわからない。
おまけに裏手の壁にはでかでかと下を向いた矢印(↓)と満面の笑みのれいむまりさがゆっくりなんともゆっくりした表情で


「ゆっくりえっとうしていってね!!」


というふきだしが書かれた絵が描かれている。これではこのまりさに疑えと言うほうが無理だろう。


「ゆっくりちかづくよ!!」


まりさが矢印の方向にぽよんぽよんと近づいていくが、上に入り口と書かれた横穴には木の戸があり


 「ゆっくりまってね!!」


と書いてある。


「ゆっくりまつよ!!」


だれも聞いていないのに返事をするまりさ。しばらく待つといきなりカタンと音がして穴が開いた。
おそるおそるまりさが穴に顔をつっこむとそこは実に広々とした空間でとても頑丈なつくりであった。
まさにまりさが探していたゆっくりプレイスがそこにあった。


「ゆー!やったよ!!これではに~とゆっくりえっとうできるよ!!ゆっへん!!」


そのまままりさは喜び勇んでれいむの待つおうちに跳ねて行った。
うしろでカタンと言う音がしたことに気づかずに。


















~二匹のおうち~


「はにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!ただいまぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「だ~りぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!!おかえりぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」



 「「むちゅ~~~~~~」」



まりさが帰ってくるとれいむがいつもとおなじくあつい『べぇ~ぜ』をまりさに施す。
そのまましばらくちゅっちゅしたあとまりさはさっき見つけたゆっくりプレイスのことを話す。


「はに~!!ついにまりさたちのえっとうようのおうちをみつけたよ!!ゆっへん!!」


「ゆゆ!!ほんとうだ~りん!?」


「ゆっゆ~ん♪もちろんだよはに~♪まりさははに~にうそなんかついたことないでしょ?」


「ゆ!そうだね!さすがはれいむのだ~りんだね!!」


またしばらくちゅっちゅしあう二匹。
しばらく後まりさとれいむはとりあえず持てるだけの食料を持って引越しを始めた。













~ゆっくりプレイスの前~


「ゆっゆ~ん♪はに~、ここがまりさとはに~のあたらしいおうちだよ!!」


「ゆぅーーーー!!すごいよ!!こんなにりっぱなおうちみたことないよ!!」


その場でまたちゅっちゅしあった後二匹は新しいおうちにあんよを踏み入れた。


「すごいね!!ゆっくりできるね!!だ~りん♪」


「ここでゆっくりふゆをこしてあかちゃんつくろうね!!はに~♪」


そこでまたちゅっちゅをしようとしたまりさだったが奥からなにか甘いにおいがすることに気づいた。
なんだろうと思いよく見てみると


「ゆ、ゆぅぅぅぅぅ!!すごいよ!!あまあまさんがあるよ!!」


そこには皿に乗ったタイヤキが二つおいてあった。


「ゆっくりたべにいくよ!!」


まりさは持ってきた食料をその辺に放り投げ嬉々としてタイヤキのほうにポインポインと跳ねていった。
そして笑顔のまま

「ゆぅ~♪あまあまさんまりさにたべら・・・ゆべっ!!」


  ドスーン・・・


隠されていた落とし穴に落ちた。おくれて落ちてきた帽子がなんとも滑稽だ。


「だだだだだだーりん!!どうしたのぉぉぉぉぉぉ!!」


れいむが駆け寄ろうとした瞬間、カタンと言う音がして入り口が閉じた。


「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅ!!なにごれぇぇぇぇぇ!!なんでいりぐちさんなくなったのぉぉぉぉぉぉ!!」


「は、はにぃぃぃぃぃ!!なんなのぉぉぉぉぉぉぉぉはやくまりざをだずげでねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」


二匹ともパニックになってわんわん泣き出してしまった。しかし当然泣き叫ぼうと助けがくるはずも無い。
二匹が泣きやむとれいむはなんとかまりさを落とし穴からだそうとがんばった。
しかし落とし穴は油がひかれており、まりさがはねようとしても滑って顔を打ち付けるしかない。
そのためれいむが何をしようとまりさは外に出ることができなかった。


しばらくして疲れたれいむは先ほどからちらちらと気になっていたタイヤキに手を出すことにした。


「ゆ~・・・だ~りんれいむはつかれたよ・・・れいむはそこのあまあまさんでゆっくりしてからたすけるよ!!」


「わ、わかったよれいむ!まりさにもゆっくりなげてね!!」


言われてタイヤキを穴に投げ込むれいむ


「「ゆっくりいただくよ!!む~しゃ、む~・・・?ゆがああああああああああ!!なにごれぇええええええ!!まじゅいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!たべられないよぉぉぉぉぉぉぉ!!」」


それもそのはず、それはタイヤキを模したただの匂い付きの消しゴム。まりさとれいむはエレエレとかじった消しゴムを吐き出してしまう。
仕方ないので持って来た食料を食べることにするが、まりさは深い穴の中。
いつもは互いにす~り、す~りしたり食べかすをぺ~ろ、ぺ~ろしながら食べるのだがそれができずいつもはしあわせ~な食事もあまりおいしくない。


「む~しゃ、む~しゃ・・・ゆぅぅぅぅぅぅ!!だ~りんとちゅっちゅしたいよぉぉぉぉぉぉ!!」


「む~しゃ、む~しゃ・・・はに~のすべすべなやわはだとす~りす~りじだいぃぃぃぃぃぃ!!」


二匹がさめざめ泣いていると突然上のほうからドスンドスンと言う音が聞こえてきた。


「ゆぅぅぅぅ!!なにごのおど!!はに~なんなのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


「わがらないよぉぉぉぉぉぉ!!だ~りん、はやぐかわいいでいぶのどごろにぎでよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


その音は二匹の上を通り過ぎ少しはなれたところで止まった。


「ゆぅ?おとさんやんだの・・・?」


しかし今度はなにやらカタンという音がして天井がはずれなにかがぶら下がってきた。
二匹はあまりのことに口を д ←こんな風にして固まっていた。
しかしその首はだんだんと回転してついに二匹のほうに向き直ったその時、唐突に目をギラリと光らせ


「うはははははははははははははははははは!!待たせたな!!僕だ!!お待ちかねの虐待お兄さんだ!!うははははははははははははははははは!!」


と大声で叫んだ。
二匹はやはりあまりのことになにも反応することができず、お兄さんが下におりてれいむとまりさをつかみ上げそれぞれ透明の箱に入れてもフリーズしたままだった。
しかしお兄さんはかまわず笑い続ける。


「うははははははははは!!うはっ!!うははははははははははは!!」


その異常な振る舞いに流石にれいむとまりさは反応した。


「ゆぅぅぅぅぅぅ!!なんなのおにいさん!!なんでれいむたちのおうちにいるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


「ごごはばりざのみつげだゆっぐりぶれいずなんだよ!!はやくででっでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」


すると反応に満足したのかお兄さんはにっこりと笑顔を見せる。


「やぁ君達、すまないねついテンションがあがってしまって。ゴメンゴメン。」


「わかればいいんだよ!!じゃあおじさんはとっととはに~とまりさの《あいのす》からおかしをおいてでてってね!!」


「そうだよ!!これかられいむとだ~りんはこのえっとうようゆっくりぷれいすでゆっくりするんだからじゃましないでね。」


するとお兄さんは今度は謙虚に笑いだした。


「ぷっ・・・越冬用ゆっくりプレイスってお前らあの看板見てここに来た口か。あはははははは!!」


「なにがおかしいの!!さっさとここからでていってね!!ぷく~!!」


「お前らなあ、なんで自分がここにいるのかまだわかってないのか。」


「ゆ!おじさんはばかだね!!れいむたちはゆっくりするためにここにいるんだよ!!そんなこともわからないの?ばかなの?しぬの?」


「違うよ、君たちがここに来て、穴に落ちて、透明な箱に入っているのは全て俺が仕向けたことなのさ。」


「ゆ?どういうこと?」


「簡単に言うとお前らは俺の罠にかかったの。そんでこれからずっとゆっくりできない生活をするんだよ。」




「「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」





そう、言うまでも無いことだがあの看板や落とし穴は全てこのお兄さんが仕掛けたことだったのだ。


「いやぁ~前に縁の下に巣を作られたことがあってそれで罠を思いついたらここまで上手くいくとはね~。
冬は天然のゆっくりがなかなか手に入れられないから助かるよホント。」


「だじでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!はに~どばりざをごごがらだじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」


「ゆっぐりざぜでぐだざぃぃぃぃぃ!!だ~りんとでいぶはふゆざんをごしだらゆっぐりじだあがぢゃんをづぐるんでずぅぅぅぅぅ!!」


「出すことはできないけど赤ちゃんならいくらでも作らせてあげるよ。虐待用と食用だけどね。」


「「やべでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」」


二匹はしばらく泣きあっていたがそのうちお互いを罵り始めた。


「こんなことになったのもぜんぶれいむのせいだよ!!れいむがひっこししたいっていうからこんなことになったんだよ!!」


「な、なんでごどいうのぉぉぉぉぉ!!だ~りんんんんんんんん!!ぞれにここはだ~りんがみつけたんでしょぉぉぉぉぉぉ!!」


「もうだ~りんなんてよばないでね!!れいむとはりこんだよ!!こんなことならありすとけっこんするんだったよ!!」


「なにいっでるの!!ばりざはありずにふられだんでしょ!!だがらでいぶがげっごんじであげたのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」


「ぢがぅぅぅぅぅぅぅ!!ぞんなごどいうばがなでいぶはざっざどじね!!ゆっぐりじないでじね!!」


「ゆがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ばりざごぞじね!!ぶざいぐでぐざいばりざはざっざどじね!!」


「あ~あ、さっきまではに~だのだ~りんだのとよびあってたっつーのにお前らは・・・まあこっち側にすりゃ面白いから別にいいけどな。」


そして罵りあう二匹を持って押入れを開けるお兄さん。
そこにはれいむ、まりさは勿論のこと、ありす、ちぇん、ぱちゅりーなどがぎっしりと透明の箱に入れられていた。


「ひ~ふ~み~・・・こいつらで30近く捕まえたか。これで冬にゆっくりに困ることはなさそうだ。」


そういってから二匹を押入れにしまいぴしゃりと戸を閉めた。
さっさと次のゆっくりを招き入れるため仕掛けを直さなくてはならないからだ。


「わかるよ~!!これがえっとうようゆっくりぷれいすだね!!」


どうやらまた哀れなゆっくりがここをかぎつけたようだ。急いで入り口を開けてやらないとな・・・。
















ちなみにあの二匹は赤ちゃんを作ることはなかった。
このお兄さんがあまりにゆっくりを捕まえすぎたので餌が間に合わなかったのだ。
あのゆっくりまりさとゆっくりれいむは死ぬまでお互いを罵りあい赤ちゃんを産むことも、ましてや一度のスッキリもする事も無く
餓死して他のゆっくりの餌にされた。

























あとがき


途中までの愛し合うゆっくりの描写で胃がストレスでマッハでした。
何度棒で二匹を叩き潰す展開にしようかと思ったことか。

罠にかかる愚かなゆっくりを描こうとしたのですが
結局薄っぺらいゆっくりの愛と裏切りになってしまった気が・・・。
今度はもっとすっきりと全滅させる感じのを書きたいと思っています。










今まで書いたもの

  • ゆっくりコールドスリープ
  • ゆっくりを効率的に全滅させるには。
  • ユマンジュゥ
  • きれいなゆっくりの作り方
  • ゆっくり達のバザール
  • ゆっクエ

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最終更新:2009年03月05日 01:57
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