ゆっくりいじめ系2637 そのムカつく顔をフッ飛ばしてやる!

※俺設定注意
 胴つきゆっくり注意










ドスまりさと言う種類のゆっくりがいる。
『ゆっくりをゆっくりさせるための存在』とか何とか言われている巨大なゆっくりだ。
体長は2メートルと比較的常識的な大きさから10メートル以上の非常識極まりないものまでいる。

その巨体が目印になるのか、あるいは他の要因かドスまりさはとにかく徒党を組みたがる。
通常のゆっくり達、それを二十も三十も、いやあるいは百以上数を集めて群れを形成するなんてこともよくある。

ここまでならただの饅頭収集機と言えなくも無いのだが、一つ困った行動をこのデカ饅頭は取るのだ。
それは人間の里などに侵入し、食い物をよこせと集ることである。

ゆっくりはとにかく欲に率直なナマモノだ。
自分達が増えすぎれば食料がなくなることも理解できずに増え続け、そして食糧難へと陥る。

普通ならここで共食いなり飢え死になりで勝手に数が減ってゆくのだが、このドスまりさがいると話が違ってくる。
ドスまりさはその巨体に物を言わせ、食料を提供しろと人間に"協定"と言う名の脅迫めいたものを押し付けてくるのだ。
勿論、そうでない善良なドスもいるが、それは全体から比べれば些か少数派と言わざるを得ない。

人間達だってそんなことを言われて黙っているほどの聖人君子の集まりではない。
当然武器を持ち、追い払い、あるいは打ち殺そうとしたはずだ。最初の頃は。

だがドスまりさにはある能力があった。
ドススパーク。
そう呼ばれている火炎(?)噴射行動は、彼らの戦意を容易く打ち砕いただろう。

まぁ最も、ドスまりさの戦法が通じたのもほんの最初だけ。
人間達は発達した情報網でドスの存在、その攻撃方法をいち早く察知、研究し、対策を生み出した。
アウトレンジからによる一撃必殺。あるいはだまし討ち。あるいは毒を盛って暗殺、などだ。

そもそもドススパークは威力こそ高いが、口から火を噴くと言うモーションと狭い射角のせいで酷く避けやすい。
口を光らせながら開けたら横に回りこめ。それが最初に編み出された人間達の戦法だった。
ドスまりさ自身も一応方向転換は出来るようだが、それでもドススパークに踏ん張りながらずりずりと向きを変えるのでとても遅い。
砲台が一つあっても囲まれてドカン、と言うわけだ。

その後もゆっくりオーラだとか、ステルス機能だとかいろいろ備えたドスが出てきたようだがこれも結果は同じだった。
何をしても人間達の知恵に勝る者は無い。あっという間に対策を立てられて、打ち破られた。

人間達は、幻想郷はともかく世界をその知恵で支配した種族なのだ。
彼らが一丸となって倒そうとすれば、それこそ吸血鬼だろうがスキマ妖怪だろうが倒せるだろう。月の侵攻も不可能ではない。
そら恐ろしい話である。最も、妖怪たちは人間あってのものなので人間と戦おうなどとはしないだろうが。

話は戻るが、ドススパークの対処法である。
基本としては回り込みが一番有効。それさえ覚えれば素手でもドスを殺れる。あくまで鍛えた者に限られるが。
それくらい効果的だったのである。・・・・・・少なくとも、一匹の場合では。

問題はドスが複数で現れたときだった。
とある村に複数のドスが一斉に現れるということがあった。
まずお互いが補助しあってドスたちに死角は無くなる。回り込みが効かないのだ。
村人達の経験によればドスは基本群れに一匹。複数で現れることなどめったに無いはずなので、そんなことなど考えていなかったのだ。

と、なればどう対策をとるか。
だまし討ち。却下。ドス共は連携していた。通常のゆっくりの警戒も相まって、そうそう有効な手段とはなりえなかった。
毒殺。却下。毒見をする可能性だってある。一匹死ぬ間に残りのドスに反撃を食らうのは痛い。

結構いろいろな議論がされてきたが、これといって有効な手段は無かった。
ドスを殺す飛び道具など限られてくる。奴らは生命力だけは高い。猟銃でも一撃では殺しきれなかった。
結局は包囲殲滅、複数の猟銃による一斉射撃という過激な方法を以ってそのドス共を血祭りにあげたと言う。



で。
それとはあんまり関係のない話なのだが。
今俺の家にドスまりさが3匹向かってきているそうなのだ。通常ゆっくりをゾロゾロと引き連れて。

最近人間の里の近くを荒らしまわっているドスの集団がいると連絡が入ってきたのが始まりだった。
それからちょっとばかりうちの農場の警戒を強めて、きめぇ丸たちの監視を強化させた。
そして今日、きめぇ丸から報告があった。いまそのド饅頭どもは家から一里ほど離れた場所にいる、らしい。

いやはや、困った困った。
里の外れ、いやもう森の近くと言っていい場所に家を構えたのが裏目に出てしまった。
今からじゃ里に救援を呼んでも間に合うまい。それより早くド饅頭どもが攻めてくる。
ゆっくり風に言うなら「おお、こわいこわい」と言ったところか。

おお、怖い怖い。
怖いから。
俺も本気になっちゃおうかな。

実を言うと、こういう時のために既に対策は打ってあったりする。
里の外れに位置する我が家は、こういう危機を迎えやすいため、それなりの手段を持つことが許されたのだ。
正確にはティガれみりゃ迎撃用のものなのだが。

河童に頼み込んで、顕界から持ち込んできた代物にちょっとばかり手を加えてもらった。
外の世界の技術力に、河童の狂気の科学力の融合。
胡瓜を百貫以上積んだ価値はあるまさしく必殺の武器。
最も単純で効果の高いアウトレンジからの一撃必殺。コイツはそれを可能にしてくれる。
ぶっちゃけ過剰殺傷も良いところではあるが。

俺がコイツを使ってドス共を血祭りにあげてもいいのだが、生憎通常ゆっくりの殲滅と言う仕事がある。
コイツはドスをぶち殺すことは出来ても、群がるゆっくりを潰すことは出来ない。
と言うわけで、誰か他に適任の者はいないか探しているのだが・・・・・・。

河童も「操作できればゆっくりにだって扱えるようにした」と自信たっぷりに説明していたのでここは彼女が適任かも知れない。
丁度練習してた俺の隣で目を輝かせながらコイツを見つめていたし。ちょっと練習もさせていたし。
好きなんだろうか、こういうの。男の趣味だと思うんだけどなぁ。変わってるな。

まぁ他にやると言ってる奴もいないし彼女がいいだろう。
大丈夫だよな。多分大丈夫。大丈夫だと思いたい。
じゃ、任せてみるか。
よろしく頼んだぞ、うどんげ。いや、れいせん。

ケラ、と。
こくりと頷きつつうどんげは笑った。










そのムカつく顔をフッ飛ばしてやる!










えっちら、おっちら。
屋上へと続く階段を、ふらふらと頼りなさげな足取りでうどんげは昇っていく。
その両手に抱えるジュラルミンケースは彼女が持てるほぼギリギリの重さだった。

ギイィ・・・と音を立てて、屋上のドアが開く。
髪を撫でる優しげな風・・・は無い。生憎だが、今日は全くの無風だった。
少々残念に思いつつ、うどんげはケースを持ち直す。

普段ならここに来るにはお兄さんと一緒でなければならない。
何故ならそれは、屋上には鉄条網や柵と呼べる者が存在しないからである。
申し訳程度に縁が高くなっているが、そんなことは何の意味もなさそうだった。
だけど、今日は特別。お兄さんはいない。

うどんげは回想する。
ちょっと前・・・・・・そうそう、確か2週間前だったか。あまりにも天気が良いからと、お兄さんと一緒にここでお昼寝をしたのだ。
暖かな日差しよりも、お兄さんのぬくもりの方が何倍も嬉しかったと記憶している。

おっと、いけない。
そんなことを思い出している暇はない。敵は一分一秒と迫ってきているのだから。
集中、集中。今は目の前のことに専念しなきゃ。
頭をふるふると振るうどんげ。

屋上の端、一歩歩けばすぐ落ちると言った所までうどんげは移動する。
元が臆病な質であるうどんげが、こんなひとつ間違えば落ちるような端まで来ることは今までに無かった。
では何故今うどんげは躊躇いもせずに歩を進めているのか?

単純である。
お兄さんの役に立ちたいが為だ。

目を凝らせば、遠くに豆粒よりも小さいが確かに敵の姿が見える。
時は一刻を争う。さっさと準備してしまおう。

ケースを開く。
中に規則正しく並べられていたのは、一見器械のような金属の塊や、まるで弁当箱のような箱、それに・・・黒光りする、筒。
ただし、それの大きさは尋常ではない。組み立てれば優に4尺を超えるだろう。

早速それを組み立てていくうどんげ。
カチャカチャと音を立て、器械はあるべき姿に収まっていく。
そうして形を成したそれは、本来ゆっくりの手に余るもの・・・・・・銃だった。

うどんげにこの銃の組み立て方を教えたお兄さんも、最初はほぼ冗談だった。
ところがうどんげは瞬く間に彼の教えを理解し、こうして銃の組み立てを完全に覚えるに至った。
元々この銃が簡単な構造であったのも確かであるが、それにしても異様な才能であるといえる。
あるいは、『ゆっくりうどんげ』という種族だからこそできた芸当なのかもしれない。

腕に感じるずっしりとした重量に、わずかに満足を覚えるうどんげ。
だがこれで終わりではない。今日の目的は、ただ銃を組み立てるだけではないのだ。
今日の目的・・・・・・それは、この銃で今この家に迫っている敵を撃つこと。

敵。それは、ドスまりさと言われるゆっくりだ。
その巨体は悠に人を超え、口からは怪光線を放つ、恐ろしい猛獣だ。
うどんげも日々その姿を見ているだけあって、絶対に敵に回したくは無いと思っていた。

だが今うどんげはその恐ろしい敵に立ち向かおうとしている。
何故かと言えばお兄さんのためだ。そして、この任務にはお兄さんを除いて自分だけしか出来ないから。
たったそれだけの単純な理由だ。

弁当箱と思われていた箱を、装填する。
これは弾倉だ。当然、中の弾丸も通常の大きさではない。
50口径。直径1センチを優に越すそれが齎す破壊力は、想像に難くない。



これは完全に余談だが、ゆっくりの存在はいろいろな場所に影響した。
第一に饅頭としての食料品。第二にペットとしての需要なのだが・・・・・・実はそれ以外にも恩恵を受けているところがあった。
それが、金属工業である。

ゆっくりに確認されている行動のうちに「あすとろん」というものがある。
文字通り全身を石に・・・・・・ではなく、金属に変身させるのだ。
これが、鉄鉱業が活発でない幻想郷に第三の恵みをもたらした。

ゆっくり特有の不可思議な特性はその身が金属になっても変わらず、ゆっくりが変化した金属、ゆ鉄はありとあらゆる性質を持っていた。
鉄そのものかと思えば、ベースメタルにも、レアメタルにも、あるいは他の物質にもなる・・・・・・。
これを放っておくほど人間は欲が浅くない。結果、野生のアストロンゆっくりは狩り尽くされ、今は養殖されている。
昔は少しは見られたアストロンゆっくりがほぼ姿を消した理由がこれである。

加えてドスまりさのドススパークの材料・・・・・・ドスキノコの栽培にも成功した。
このキノコは粉末の状態で空気と混ぜると燃焼する、火薬に似た性質を持っていた。
そして、鉄と火薬。人間がそれを使って作り出すものとは・・・・・・。

勿論、銃だった。
銃の本体から薬莢に至るまで全てがメイドインゆっくり。
先述の猟銃もゆ木とゆ鉄を使って作られている。

更に付け加えるならば、今うどんげが使っている弾丸、その弾頭もゆっくりが使われている。
ゆ鉄ではない。ゆっくりの皮を使った、所謂ゴム弾だ。いや、それよりも威力は劣る。
硬化薬などのコストダウンにより、このような利用方法も可能になったのだ。

最も、いくらゆっくり皮弾といえども得物が尋常ではない。
喰らえば人間でも骨折は免れないだろう。それがゆっくりならば、一体どうなるかは・・・・・・。

こうしてゆっくりは、その身をもって立派な同士討ちの道具として生まれ変わった。
何たる皮肉であろうか。ゆっくり自身が、ゆっくりを殺すのだ。たとえ使うのが人間だろうとしても。
ゆっくりはありとあらゆる手段を持って、自らの死へと突っ走っていくといっても過言ではないだろう。

以上、閑話休題。



備え付けられた二脚を開く。
体重が子供ほどしかないうどんげにとって、立ったままそれを撃つ事は即ち転倒を意味する。
本当は土嚢とかを使いたかったのだが、なにぶん時間が無い。
自然、うどんげが取る行動は地面に伏せること。伏射である。

大丈夫だ。
今までお兄さんの練習を見てきたし、それに何度か練習をさせてくれた。
この銃―――お兄さんに教えてもらったところによると「らいさんおつ」という名前―――があれば、きっと上手くいくだろう。

ちなみにお兄さんはうどんげに嘘を教えていた。これは礼賛乙ではない。
仮にそうだった場合、ゆっくりに使うのも莫迦らしい威力になるはずだからだ。
この銃は礼賛乙よりかはいくらか常識的な威力を誇るだろう。

スコープを覗き込む。
速い。いつの間に近づいてきたのだろうか。もはや目と鼻の先といっても良いほどに、敵は肉薄していた。
巨大なドスまりさが3匹、その傲慢さを隠そうともせず近づいてくる。

勿論これはうどんげがスコープを覗き込んでいるからである。
実際の距離は・・・・・・4町といったところだろうか。それでも結構近い。

慌ててボルト・ハンドルを引こうとして・・・・・・そこで、我に返るうどんげ。
いけないいけない。慌てては駄目だ。
お兄さんに言われたとおり、落ち着いて・・・・・・深呼吸。

今度こそ落ち着いて、ボルト・ハンドルを引く。
カシャンと軽い音と共に、薬室へと弾薬が装填される。

大丈夫、大丈夫。
相手は饅頭。狙って、撃って、一発で終わり。
幸い今日は無風だ。狙いを修正する必要もない。お兄さんの教えの通りに、さっさと決めてしまおう。

息をゆっくりと吸い、出す。そして止める。
焦らずに、徐々に、ゆっくりと引き金を絞っていく。
尖っていく意識。研ぎ澄まされてゆく殺意。それらが極限に達した時―――

轟音。
衝撃を殺すマズルブレーキの煙が視界を覆う。しかし、それでも相殺はしきれない。
うどんげの体を衝撃が襲ったのは、引き金を引くのとほぼ同時だった。










ドスまりさたちには自信があった。

今まで、ドスまりさたちの敵はいなかった。
深い森の奥でドスたちは幼馴染として生を受け、そして一緒に育ち、そして同時期にドスになった。
これは天文学的に珍しい奇跡である。

ドスとなった後にも、彼らはつるみ続けた。
常に三匹で行動し、並み居る敵を倒してきたのだ。
それは、虫に始まり、あるいは野犬、あるいは同属、そしてあるいは野熊などだった。

そうこうしているうちにいつの間にか群れが出来ていた。
向かうところ敵無しのドスまりさ「たち」がいるとの噂は、それなりの速度でゆっくりたちに伝播していたのだ。

そうして群れを持ち、有頂天になった彼らはより一層調子に乗った。
自分達の威光を広めるために、まだ見ぬ地を求めて活動の範囲を広げていった。

生まれてこの方挫折を経験したことの無いゆっくり。大抵はゲスになる。それは彼らも変わりなかった。
大人しく森の奥に引っ込んでればいいものを、わざわざ人里の方へと出てきてしまったのだ。

彼らの親は人間の怖さを知っていたため、ドスたちに口を酸っぱくしてこう教えた。
『人間の里に近づいてはいけない。近づけば苦しみぬいて死ぬことになる』。
ゲス一直線の餡子脳にも親の真剣極まりない表情は効いたのか、彼らはそれを覚えていた。

人間の里には近づかない。
実際、彼らが人間の里に近づこうとしたときには多数の人間が出てきたのだ。
何かゆっくりできない気配を感じて、彼らは人間の里に近づくのをやめた。

だが、そこから離れた人間のおうちならば一体どうか?
里の外れには一軒の人家があり、そこには広大な畑が広がっている。

確かに人間は恐ろしそうだ。
ただし、それは群れたとき。群れから離れた一人を狙えば、あるいは大丈夫なのではないか?
彼らの楽観的頭脳が、答えを導くのにそう時間は掛からなかった。

決めた。
人間のおうちを襲おう。そしてあわよくば人間を追い出し、そこをドスたちのゆっくりプレイスとするのだ。
そこにはおやさいもある。しばらくは食うのに困らないだろう。

そうして彼らは里の外れの家へと進撃を始めた。
そこには彼らを食い散らかす死神の顎門が待ち構えていると思いもしないで。



ドスまりさ三匹は意気揚々と木々に囲まれた農道を行進する。
ドスとなればその移動速度は通常のゆっくりの何倍にもなる。これは身体の大きさに起因する。
既に取り巻きのゆっくりたちの半数は置いてけぼりを食らっている。もう半分は帽子の中だ。

「ゆっゆっゆ~♪もうすぐにんげんのおうちだよ~♪」
「つよいドスがにんげんなんかやっつけてやるのぜ!!」
「おいしいおやさいさんたくさんたべたいねー」

口々にそんなことを言い合いながら、ドスまりさ達は進んでいく。
遠くには人間のおうち、そしてその後ろにはお野菜が生えるゆっくりプレイスが見えた。

「ゆっ!ドス、れいむたちにもおやさいたべさせてね!」
「まりさもにんげんさんをこてんぱんにしてやるんだぜ!」
「もうすぐとかいはなおうちがてにはいるのね~♪」
「むきゅ、にんげんさんのごほんをよんでみたいわ・・・・・・」
「わかるよー、にんげんさんたちにごはんをわけてもらうんだねー」
「ちーんぽ!」

ドスの帽子の中ではゆっくり達が好き放題なことを言っている。
お野菜を分けてもらうだの言ってるが、それはつまり恐喝に他ならない。
今まで戦わずに餌にありついてきたゆっくり達には施しと強奪の区別がつかないのだ。

森の奥ならば、それでよかっただろう。
ゆっくりの他には何もいない状態で、そこは彼らの楽園だったはずだ。

だが、ここは違う。
ここは楽園ではない。
愚かな彼らを鏖殺する、ここは殺戮地帯(キルゾーン)。

そんな地獄とも知らずに、ドスたちは足を踏み入れた。
これから始まるのは一方的な虐殺。それを知らしめるかのように、農道に轟音が響き渡った。





ドスまりさの顔が爆ぜた。
否、それは爆ぜたのではない。ドスまりさの顔は抉られたのだ。

うどんげが引き金を引いた瞬間、それは起こった。
ドスキノコを原料にした火薬に着火、薬莢の中で極小規模な爆発が起きた。
薬室の中を駆け巡り荒れ狂う熱風は、そのエネルギーを全て弾丸の運動エネルギーに変換、弾丸は射出された。

音の壁を軽くぶち抜いた殺意の礫は、ドスまりさの顔のど真ん中に突き刺さった。
凄まじい運動エネルギーをほぼ全て威力に変え、弾丸はドスまりさの身体を抉り進んでいく。
人減が食らっても粉砕骨折は免れないその痛打を、ドスとはいえ饅頭の身体が耐え切ることは土台無理だった。

そして後頭部から多量の餡子と共に弾丸は抜け、ドスまりさをドスドーナツとでも呼べる代物へと変えた。
ぽっかりと開いたその風穴はどこかユーモラスに痙攣し、かつてのドスの大口を連想させる。
最も、ドスの意識は遠い世界へ旅立っているだろう。早い話が、このドスまりさは死んだ。

自重に耐え切れなくなったかのように、ドーナツの上部、そして帽子の中のゆっくり達が崩れ落ちる。

「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あー!!!?」
「どぼなっでるのおおおおおおおおお!!!!?」
「ゆ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああ!!!!!」

ドサドサと降り注ぎ、ドスドーナツの穴を埋めていく饅頭たち。
まるで自分達はドスの一部だと主張するかのように、あるいは感動できるかもしれない風景だ。
実際のところ、ゆっくりたちは突然の出来事に恐慌を起こしているだけなのだが。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?ドスのドスがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
「ゆっ!!!」

残りのドスたちも、片方はうろたえ、もう片方は何が起きたのかと警戒を始めた。
ドスドーナツに近寄らない二匹のドスに、ドーナツに生き埋めにされたれいむが目をひん剥きながらがなりたてる。

「どぼじでぞんなどごろでづっだっでるのおおおおおおおお!!!でいぶだぢをはやぐだずげにごびゃっ!!」

直後、二発目の礫が生き埋めにされたれいむ達諸共、ドスドーナツを真っ二つに両断した。










意外と衝撃は軽かった。
元々がそういう造りになっているのに加えて、カッパさんが相当手を加えてくれたらしい。
うどんげはキュウリ片手に自分を撫でてくれた妖怪に感謝する。

スコープに映っていたドスまりさはまるでスイカ割のように無様にブチ壊れた。
穴が開いて、そこから上がぐしゃりと潰れたのだ。帽子の中にはゆっくり達が入っていたらしい。

しかし今うどんげは彼らを嘲笑するような平穏さを持ち合わせていなかった。
既に一発目を放ったときに、心は芯まで冷え込み、殺意は凝固している。
本能に刻まれたこの感覚。自分はこのために生まれてきたのではないかとすら錯覚していた。

壊れたドスは今だ痙攣を繰り返している。本当は生き埋めにされたゆっくり達が暴れているだけなのだが、うどんげは気付かなかった。
こいつはまだ生きている。ならばどうするか。
決まっている。2発目を撃ち込み、完殺してやるのだ。

身体は意識より速く動いていた。
すかさず2発目が発射され、礫は壊れたドスを真っ二つにブチ割った。
今度こそスイカ割のような無惨な死。流石にあれではどうやっても生きてはいまい。

残った二匹の片方に狙いをつける。
警戒していそうな奴と、ただ慌てふためいていそうな奴。
どっちを取るべきか。

確実に殺れる方から殺れ。
頭のどこかでそんな声がする。即座にうどんげはその声に従った。
狙いをオロオロと左右を見ている饅頭に定める。

今の自分ならば確実に当てられる。
そんな予感すら持ちながらうどんげは引き金を絞る。まるで自分のやっていることを隣で見ている気分だった。
赤眼を持つ狩猟者から、みたび殺意が解き放たれた。










今度は額のど真ん中、まさしくヘッドショットに相応しかった。最もこの饅頭は何処を狙ってもそうであるが。
一匹目より少々上に突き刺さった殺意の威力は、帽子の中のゆっくり達にまで及んだ。
目を削り頭頂部を削り、そして帽子とその中のゆっくりたちを粉砕していく。

「びょべっっ!!?」
「ぶぼぉっ!!?」
「ぱびょっ!!」

帽子の中のゆっくり達はそれこそ何も考える暇も無く死んだ。
苦痛を感じる暇も無かったであろうそれは、あるいは最も慈悲深いのかもしれない。

無論、ドス本人も無事ではすまない。
脳天を中心にくりぬかれたドスの魂は、既にあの世に向かっている。
先ほどがドーナツ状だとしたらこんどはまるでU字。奇怪なオブジェがまたひとつ誕生した。

そして更に次弾。
先の惨劇を再現するかのように木っ端微塵に粉砕されるドス。
これで残りは、後一匹。

ここにきて最後に残ったドスは覚悟を固めた。
正体不明の攻撃。
音が一瞬遅れてくることから、それが超音速の殺意ということをこのドスは本能で理解した。

そして更にドスは哀れな死骸たちを分析する。
全て同じ方向、同じ方法で破壊されている同胞たち。
これから解るのは、敵は単独で、常に同じ場所から攻撃を放っているということだ。

既に4回も攻撃の瞬間を捉えたドスは、それが何処から来るのかを察していた。
あそこだ。
人間のおうち。そこからこの礫は飛んできている。

知らず、臍をかむ。
糞、やはり人間になど近づくべきではなかった。
こんな事になると知っていたなら戦ってでも残りの二匹を止めていただろう。

このドスは他の2匹に比べると、いや通常のドスよりも賢かった。
取り巻きともいえるほかのドス二匹を連れて、森の中で覇権を勝ち取ったのだ。
実際のところ、この業績は彼単独によるものが大きい。

しかし取り巻き2匹は自重しなかった。
森の覇権だけに飽き足らず、このまま森を抜けようと言い出したのは彼らなのだ。
井の中の蛙、なんとやらである。

ドスも一旦はそれに頷いた。
しかしそれは失敗だったと今になって悟っている。
やはり人間は一人でも侮るべきではなかったのだ。

過ぎたことを悔やんでも遅い。
だからこのドスは後悔をしようともしなかった。
するのはただひとつ、覚悟のみ。

そうだ。
もう腹をくくるしかない。
この殺戮地帯から抜け出すには、覚悟が必要不可欠なのだ。

いや、逃げるだけには留まらない。
一旦逃げても、敵はすぐに追いつき、ドスを殺すだろう。
そんなのは御免だ。ならば一体、ドスが取るべき行動は何か。

決まっている。返り討ちにしてやるのだ。
この凶手を討ち取り、そしてその後はさっさと雲隠れする。
これ以外にドスが生き残る術は無いだろう。

こちらには秘策がある。
その秘策を信じて、今この危機を乗り越えるしかない。
ドスが今までに使わなかった、その秘策とは―――

「あすとろん!」

直後、農道に轟音が響き渡った。










うどんげは驚愕する。
確かに狙いは正確だった。銃身のブレも、撃ち損じも無かった。直撃のはずだ。
だが一体、これはどういうことなのか。

彼女が覗き込むスコープの中には、ドスまりさがその威風を隠そうともせずに立っていた。
しかしその身体の色、それがいつもと違う。
暗い鈍色・・・・・・まるで鉄のような、そんな風へと変わっている。

うどんげはたった一つだけ間違いを犯していた。
それは、狙うべき対象の順番を間違ったことである。

彼女が真っ先に狙うべきだったのは、今生きているドスだったのだ。
実を言うと、他の二匹はこのドスのように『あすとろん』が使えない。
先にこのドスを仕留めていればあとは鴨撃ちよりも楽に始末できたはずだ。

うどんげが二匹を始末している間に、このドスは戦う覚悟を決めてしまった。
そして唱えられたのが『あすとろん』。ドスの防御力は飛躍的に上昇する。

総身を鋼と化したドスはまるで、聳え立つ鉄の城だった。
総重量200キロ以上にも及ぶ鉄の塊と、超音速の殺意の礫。
軍配は前者に上がった。

うどんげが放った特製ゆっくり皮銃弾は、あっさりとその身体の前に弾かれた。
ゴオオォォォン・・・・・・と低く響くその音は、まるで鐘突きにも似ている。

馬鹿な。
信じられないとばかりに、うどんげは立て続けに連射する。
しかし、それらは一発たりとしてドスの身体を穿つことは無い。

1発、2発、3発、4発・・・・・・ときて、うどんげは我に帰った。
しまった。撃ちすぎた。
この銃の装弾数は10発。既に9発を撃ってしまっている。

予備の弾倉は無い。
10発で十分だろうと高をくくったのがここで裏目に出た。
うどんげは、最後の一発で必ず仕留めなければいけない。

まさしくワンショット・ワンキル。
その事実が更にうどんげの緊張を増し、同時に殺意を凝らせる。

いいだろう。
やってやろうではないか。
この一発でその息の根を止めてやる。

そうとなれば一旦待つ必要があった。
相手のあすとろんが解除されなければ、いくら撃っても意味が無い。
まずはひたすら待つ。

待つ。
待つ。
待つ・・・・・・そして。

ドスのあすとろんが解除されようとしている。
頭頂部から徐々に下へと、その身体の色は元に戻ろうとしている。
やるなら今だ。

極限まで高まる緊張と呼吸。
思わず興奮で指に力が入る。
凝縮された殺意を乗せて、今ひとたび必殺の弾丸が解き放たれた。










あすとろんを唱えて数分。
ドスは自信を持ち始めていた。

実を言うと、破れかぶれでドスはあすとろんを唱えていたのだ。
あすとろんすら通用しない威力ではないかと、正直不安だった。

だが事実はドスを安心させた。
今までに五発、ドスの身体には礫が直撃している。
しかし、そのいずれも致命傷どころかドスの身体を傷つけることが出来なかった。

そして礫が来る方向も大体捉えた。
やはり人間のおうち、その天辺のあたりからこの攻撃はやってくる。
まだ完全には捉えられていないが、あと一発ほどで完全に特定できるだろう。

だが、その一発がやってこない。
はてとドスは動かない身体で思う。
何故急に攻撃が止んだのか。

ドスの頭はその答えを導き出す。
恐らく弾切れ。
ドススパークを使う身だからこそわかる。あれだけの攻撃が、そう何発も使用できるはずも無い。

農道が静寂に包まれてからしばらくして、ようやくドスまりさはあすとろんを解いた。
やるなら今しかない。
あの人間のおうちに近づき、この不可解な攻撃をする者を見つけ出し、消す。

そうしてドスまりさが走り出そうとした瞬間―――
再び轟音が木霊した。

しまった。
先程の静寂はブラフ。あすとろんを解かせる為の罠か。
しかしもう遅い。ドスまりさは死を覚悟して―――そして何も起きなかった。

いや、正確には起きている。
ドスまりさの帽子が、その中に潜んでいたゆっくり諸共粉砕された。
殺意の礫はドスに当たらず、その僅か上・・・・・・帽子を射止めたのだった。

自慢のお帽子を破かれたのは痛かったが、命に比べればどうということは無い。
それより大切なのは、今見えた礫の発射元―――その凶手だった。

居た。
人間のおうち、その天辺。そこに寝転ぶようにしながら、不可思議な得物で自分を狙っている者が居る。
ゆっくりうどんげ。ドスまりさの知識には、その希少種の名も刻まれていた。

まさか同じ同胞が、それもドスですらない、自分の大きさの半分も無い者がドス二匹を屠ったのか。
一瞬現実を疑いかけ、しかしすぐに納得するドス。
いや、不思議ではない。あそこは人間のおうち。ならばあのうどんげも、人間の力を借りているのだろう。

元々同胞といえど容赦しないときは徹底的にやる気質だったこのドスは、すぐさま反撃に出た。
口の中に蓄えたドスキノコ、それを噛み砕き空気と混ぜ合わせる。
途端に熱を帯び、光を放っていくキノコの粒子。

相手はゆっくりの常識を超える超長距離からの狙撃をしてきた。
4町と言う距離には、なるほど普通のゆっくりには手も足も出ないだろう。

だがこのドスのドススパークもまた尋常の代物ではなかった。
ここからでも十分に届く、威力と射程。
相手が自分を射程範囲に入れたとき、また相手も自分の射程範囲の中に入っていたのだ。

勝負はこの一瞬で決まる。
遠く震えるうどんげを睨み付け、殺意を光の奔流に込めんと、大きく口を開け―――――










狙いが逸れた。
俄かには信じがたいことであった。
ここまで撃てば必ず当たっていたうどんげの弾は、ドスの頭上、その帽子を粉砕するに止まった。

おそらく興奮のあまり、指に力を入れすぎたのだ。
ガク引きを起こし、照準がずれ、そしてこんな結果に終わった。

しかも、敵に見つかった。
最後の一発をはずした瞬間、ドスまりさと目が合ったのをうどんげは感じた。
思わず走る戦慄に、身体の芯が凍りつく。

それに呼応するかのように、ドスまりさが動き出した。
あの体制はドススパーク・・・・・・自分目掛けてその破壊の光を撃ち出す気でいる。
うどんげは直感で理解した。

狩る側から、一気に狩られる側へ・・・・・・。
そして噴き出す恐怖心。目の前が暗くなり、足元がぐらつく。
最早うどんげの心には狩人の誇りも、殺意も無い。あるのはただ矮小な自我のみ。

震えが止まらない。足がすくんで動けない。
蛇の前に立った蛙よりもより弱く、うどんげは崩れ落ちる。
ふるふると震え、頭を抱えて膝を抱えて縮こまる。

怖い。怖い怖い怖い。
追い立てるときには感じられなかった恐怖心に心を蝕まれ、思わずうどんげの目からは透明な雫がこぼれる。

見ればドスまりさが口を開いている。その口は輝き、そこからはうどんげの死を吐き出すはずだ。
助けて。助けてお兄さん。助けて。
今はいないお兄さんへと助けを求めるうどんげ。しかし誰も答えない。
迫り来る死の恐怖に耐えんとうどんげがギュッと目をつぶったその時―――――










「そこまで」
四条の光の渦が、ドスまりさを飲み込んだ。











いつ間に現れたのであろうか。
消滅したドスまりさを半円状に囲い込むように、彼らは立っていた。

今は亡き三匹のドスまりさより二周りは大きいドスまりさが2匹。
両手に二柄の傘を持つゆうか。
そして、うどんげが『お兄さん』と慕う男の姿があった。
二匹の大ドスも、ゆうかも、うどんげの仲間である。

彼らは、ドス共がうどんげ(による狙撃)に気を取られている隙にここまで接近したのだ。
農道の脇には木々が茂っており、近づくのは容易だった。

そしてうどんげの弾切れを知り、彼らは行動に出た。
木の陰から飛び出て、一気に己の攻撃手段を振るったのだ。

大ドス二匹は口から、ゆうかは二柄の傘の石突・・・・・・否、銃口から光の奔流を放った。

ちなみにゆうかが持つこの傘も河童謹製の特別製である。
まるで何処ぞのメイドよろしく、傘を重火器に改造して仕立て上げたのだ。
傘布は防弾、断熱繊維で出来ており、軸には散弾銃と擲弾銃を足して2で割ったようなものが取り付けられている。
弾はドスキノコの成分を抽出・凝縮して造り上げた特別製。威力はドススパークをはるかに上回る。
それを両手持ちで同時に発射する、名付けて「だぶるすぱーく」。

こうして計四本の光線はドスまりさを一片も残さず蒸発させた。
終わってみればドスまりさ達は何も出来ずに、あっけなく死んだ。

いや、まだ終わりではない。
既に男は走り出している。
目指すは3匹のドスまりさたちが置き去りにした、残りのゆっくり達。

走る。
走る。
走る。

見つけた。

総数約五百匹。
よくもここまで集まったものだ。
男は止まらない。止まる気配すら見せずに、ゆっくりの群れ目掛けて走っていく。

「ゆ?にんげんさん、ゆっくりしt―――」

最後まで言い切らせずに、男は足を振り上げた。
れいむの顔面に突き刺さる爪先。
饅頭の身体には過剰な勢いで振り上げたそれは、容易くれいむの後頭部から顔を出した。

まだ他のゆっくりは何が起こったのかすら気付いていない。
だが男は止まらなかった。
どうせこいつらは全て殺すのだ。男に会話する必要など存在しなかった。

虐殺が始まる。
それから約15分後、この群れは全滅の憂き目を見ることになった。










「ほら、うどんげ。こっち来なさい」

ちょいちょいとうどんげを呼ぶ。
うどんげは申し訳なさそうに、もじもじと手を弄くっている。

「おい、どうした。こっち来ないのか?なんで?」

そっと顔を上げるうどんげ。
どうやら3匹目を仕留め損なった事を気にしていたらしい。
その目には「お仕置きこわい」と書かれているようだ。

思わず少し笑ってしまう。

「大丈夫。お仕置きなんてしないから。お前はよくやってくれたよ」

そっとうどんげの頭に手を置き、撫でる。
サラサラとした髪の毛の感触を指で愉しむ。

「考えても見ろ。三匹中二匹も仕留めたんだぞ?すごい事だよ。褒められることはあっても、お仕置きなんてことは無い」

まだ不安そうなうどんげの頬をつまむ。
ぷにぷにとした感触。顔を引っ張られすこし迷惑そうなうどんげの顔が可愛らしい。

「だから今日はご褒美ということで、しばらく一緒に居てやる。さ、おいで、うどんげ」

そっとうどんげを膝の上に座らせる。
人間の体温より少し温かい程度だろうか。そのぬくもりをズボン越しに肌で感じる。

ようやくうどんげも不安が解消されたようだ。
俺の手を取り、嬉しそうにすりすりと自分の顔を擦り付けている。
細い銀の糸のような髪の毛が腕にかかる。

「ちょっと失礼」

そう断りを入れ、ちょっと強めにうどんげを抱きしめた。
ほのかに甘さを含んだ月見団子の香りが鼻をくすぐる。
うどんげの体温を身体全体で感じ取る。うどんげも嬉しそうに目をつむっている。

ケラ、と。
うどんげは楽しそうに囁いた。

ご褒美の時間はまだまだ沢山ある。
しばらく俺達は離れずにお互いの体温を楽しんでいた。










―――――
書き溜めです。
子供の日に思いつき、厨二病全開で書き上げました。
「俺だったらドスに里の土なんか踏ませねーよ」と思って、そのために重火器なんか引っ張り出してきました。
知りもしないのに銃のことなんて書くべきじゃなかった。反省している。
一応うどんげが持ってるのは現実の銃をモデルにしています。礼賛乙じゃないよ。

うどんげがなんかうどんげらしくない感じになってしまったと思う。
元キャラは元軍人だし、これくらいはありかなーと思っていたんですが。
ぶっちゃけると途中で最後のところを書きたいだけになってた。
あーうどんげを抱きしめたい。きっとあったかくていい匂いすんだろーなー。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年05月18日 14:34
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。