ゆっくりいじめ系2885 まりさ達は優秀な劇団員

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         注意!・Aパート・虐待準備:(ぺにぺにとねっとり有り    )
            ・Bパート・虐待重視:(うんうんネタとまたぺにぺに有り)
            ・今回も俺設定満載です。    
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 ガッ!       …ゴスッ!       
   『クソっ!たっ!れーーーーーー~~~っっ!!』
                        ドッ!!
…バァーーーーーーーンッ!ッ…!




……鬼いさんは荒れていた。
計画通りに事が進まなかった。自分が浅はかだったのは痛いほどわかる。
だが、それで気持ちが治まるわけでは無い。


鬼いさんは自他共に認める、ゆ虐愛好者である。
ゆ虐仲間と一緒に街の野良ゆっくりを捕まえまくって虐待しまくった。
そのせいなのか、街の中から野良は完全に近い形で居なくなってしまった。

…まぁその事は問題ない。ショップで難有りでも購入すればいい。
だが仲間内で盛り上がってるのは高級な金バッチをゆ虐する事だ。
最高のものを最低なことで汚す……これが今俺たちの中での流行となっている。


鬼いさんは多少冷えた頭で足元を見下ろす。
「……チッ…!」
そこには金バッチのれいむが箱に収まっていた。


とある日、ゆ虐用の難有り品を買いに行くと、そこにあったポスターに目を引かれた。
(………………保障証……?)
……これなら金バッチ交換し放題じゃないか!
虐待→交換→虐待→交換……
最高の制度だ!即効で鬼いさんは金バッチを購入。ホクホク顔で帰宅した。
虐待終了して交換しようとしたが…そんな事は当然まかり通る訳は無い。


…そして今この現状に至るのである。


「……お…に…いさ……」
「……………………。」
バシャバシャとジュースを振り掛ける。
多少持ち直したようだ。目に生気が戻る。

だが、ジュースの手持ちが尽きてしまった。
「…めんどくせぇ……。」
重い足取りでコンビニへ向かう。
歩きながら「…これからどうするか。」と思案していた。…その時、

「ゆっ!じじいっ!あまあまよこすんだぜっ!」
声を掛けられた。野良はかなり久しぶりだ。
「ゆっふっふっ!まりさはごーるどばっちなんだよっ!えりーとだからすごいんだぜっ!」
態度だけが大きくて薄汚い金バッチまりさがそこに居た。

……野良は本当に久しぶりだ。こんな出会い方も懐かしくて…新鮮だ。
「ゆっ?まりさのびぼーにめろめろなんだねっ!ごーるどだからとうぜんだぜっ!」
くねくねと左右に揺れて媚だした。…うぜぇ。
「ねぇ…まりさ……。」
…俺は当然
「一緒に来てくれないか?」
…思うがままに行動する。




「…ゆ~!ゆっくりついたよ!」
まりさは俺から貰ったジュースをたらふく飲んでご機嫌だ。
早速部屋の中を汚い足で這いずり回る。そして宣言した、

「ここはまりさのゆっくりぷれいすにするよっ!」
………虐待プレイスヘようこそっ!…まりさ。


「まりさ!君にすばらしいパートナーを紹介しよう!」
「ゆっ?。」「れいむくんだっ!」「!!?」
お互い見つめ合う。
れいむは多少おびえ、まりさは興奮気味だ。
「やっぱりゴールドのまりさには、ゴールドじゃないと釣り合わないからね!」

「……!まりさのおよめさんなのかだぜっ!?」
「そうだよ。」
れいむは呆然としている。
「…!?れいむ…の……?」


「さっそくあかちゃんつくるよっ!」


「ゆっ!?」


まりさは一目散に突進していく
「れいむ!あかちゃんはゆっくりできるんだよーーーっ!」
「ゆっ!?まりさっ!やめっ……」
「だいじょうぶだよっ!まりさのごーるどっ!てくにっくと!ぺにぺにはっ!とってもすっきりできるんだぜっ!!」
「!?ゆんや゛ぁぁっ!ずっぎりじだぐない゛ぃぃぃぃぃっ゛!」
「れ゛いむのまむまむ!ぎぼじいいよ゛ぉぉぉぉーーーっ!」
「やべでぇぇぇぇっ!ばりざぁぁぁぁっ!おぢいざん゛だずげでぇぇぇぇっ!」


「「すっきりーーーっ!」」


…れいむの頭上で鈴なりに実り始める。
まりさは一仕事終えたさわやかな顔をしていた。遠くを見ながら口をスボめている……。

終わったのを見計らい特殊な食品を与えた。
これですぐ生まれてくるハズだ。

「むーしゃ…!がふっ!うっめっ!めっちゃうめっ!」
「…ぱく………ぱ…く…。」




「「「ゆっきゅりちていってねっ!!」」」
赤ゆたちが生れ落ちる。
その時親達は…

「やべてっ!まりざっ!あがぢゃんだぢがびでるんだよっ゛!?」
「ゆっへっへっ!あかちゃんはおおいほうがゆっくりできるのぜっ!」
「ゆんや゛ぁぁぁっ゛!?」「まりさのぺにぺにはきょうもごーるどくらすだよっ!」



(おぉ、ゲスい ゲスい。)
鬼いさんにとっては最高のまりさだ。
住居もあり餌も困らない。ならば子供を作ってゆっくりしようと思うのが当然だ
そして赤ゆは増え続ける。部屋が手狭になるのはそれから数日後のことである。






……ガッシャーンッ!。
「こんなあまあまじゃしあわせー!できないよ!ゆっくりりかいしてねっ!」
「そんなこともわからないの!?おろかおろか!」
「ゆっくちりきゃいちてねっ!」
「おろきゃ!おろきゃ!」

「まりさのごーるどきょういくがはじまるよっ!にんげんはどれいっ!」
「にんげんはどれいっ!」
「どりぇぃっ!」

「「「ゆ゛~ゆ~!ゆ゛~ゆ~ゆ゛~っ!ゆん゛っ!♪」」」


……好き勝手に騒ぐ饅頭共。辺りはうんうんしーしーまみれ。
目つきは完全に見下した視線だ。半端なくウザイ。

「まりさはおとしごろだから すっきりーっ!してあかちゃんつくるんだよっ!およめさんをよういしてねっ!」
「どれいっ!ゆかがきたないよっ!きをきかせてきれいにしておいてねっ!」
「いわれないとなにもできないの!?ぐずなのっ!?ばかなのっっ!?。しぬのっっっ!?」
…、……開幕。

「まりさ様。」
「ゆっ?なんなの!どれ……」

子まりさを摘みあげ…床を擦る。ゴリゴリ…、
「ゆっぼっ!?なにじでっるのっ!うんうんついちゃうでじょぉぉ!?」

丁寧に丁寧に磨く。ゴリゴリゴリ……、
「ゆぶえ゛っ!なぐなっぢゃう!…ばりざだぐなっぢゃうよ゛ぉぉぉぉぉぉっ゛!?」
……丁寧に磨いたのに床は汚いままだった。
「……全然役に立ちませんね。まりさ様は。」


横で呆然としている子まりさの帽子で、汚れてしまった手を丹念に拭く。うん。綺麗になった。


「…ばりざのずでぎなおぼうじがーーーーっ゛!」
「…ばりざのかわいいこどもだぢがーーーっ゛!」

「まりさにさからうどれいは ゆっくりしねーーーーーっ!!」
まりさが突進してくる。栄養豊富な餌でぷっくり太っている。
ボスン!ボスン!と重量感たっぷりに迫ってくるがたいしたことはない。
ゆっくり余裕でかわすと…。

「ゆっへっへっ!どれいにしてはなかなかやるようだよ!でもごーるどのまりさにはかなわないから……」
「…ゆっくりあきらめてねっ!」
笑みを深めて再突進してくる。
奴隷なんかに負けるわけが無い。まりさは最強だ!
そして奴隷を正面に捉えてまりさすぺしゃる(体当たり)が決まった………。


…かに思えた。まりさは唖然としている。また、かわされたのだ。
そんな馬鹿な!まり……さ…の…?
…自分の腹に異常を感じた。だんだんと……あんこ脳に浸透して体に広がる。

激痛。

「ゆ゛っ!…? がっっっ゛!!?」
声にならない。ボトボトと腹から命が零れ落ちる。
そして視界に入った鬼いさんは……満面の笑みを浮かべていた。





先ほどまで勝利確定だと疑いもしなかったまりさ。
そのまりさが必ず勝つ事を信じきっていた子供たち。
(……これだ。)

その顔が…歪む。
絶望と恐怖と……戸惑いで。
(……久しぶりだ。)

涙が流れ、しーしーがあふれだす。
(……懐かしい。)

イヤイヤと体を震わせて、息を吸い込む。
声を高らかに上げるために。
(…そして……新鮮だ。)



鬼いさんは心の底から快感を感じていた。
金バッチを初めてゆ虐した時と同じ高揚感を味わっている。



鬼いさんの黒い瞳は獲物を捉えた猛獣の輝きをしている。
まりさ達の未来は果てしなく暗かった。



                                            ↓
                                            A
                                            B
                                            ↓                                           




「「「ゆ゛ん゛ぎゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ゛!!!」」」

ゆっくり達は声を合わせて叫ぶ。
まるで、これから始まる物語の合図かの様に。
それを見て満足そうに鬼いさんは口元を歪める。


鬼いさんは果物ナイフを目立つ動作で大きく振るう。
ゆっくり達は理解した。あれはとてもゆっくりできない。
鈍く光る刃先に付くドス黒い汚れが恐怖を誘う。

親まりさは刺されたが致命傷には程遠い。
だがゆっくりは痛みに弱い。どこかを叩かれただけでも戦意が極端に落ちるのだ。
自称金バッチのまりさは完全に戦う気力が無くなっていた。


「「「ゆ゛あ゛ぁぁぁぁぁ……!!!」」」
「…うるさい」(…ヒュン!)
「「「ゆ゛っ!……。」」」

…風切り音をさせながら天高くナイフを掲げる。

声が静まる。今…騒げば自分が危険だ!
親まりさは涙を流しながら耐える。
子まりさと赤まりさは固まったまま動けない。







……。
「………なぁ。」
…ビクンッ!…一斉にまりさ達は振動した。
「なんでこの部屋こんなに汚いんだ?。」
「ゆっ!………そ…それは…。」
「なんでっ!汚いんだ!?」

「「「…!?…ばじだだじが!よごじだがだでずぅーーーーっ゛!」」」

「さっさと片付けろ。」
「「「う゛ん゛う゛ん゛だんでだべられるわげないでじょぉぉぉっ゛!?」」」
……ヒュッ。
「「「…!ゆっぐじわがじまじだっ!」」」


「ゆ゛ぇぇぇぇぇぇっ゛!ぐざいぃぃぃぃ!」
泣きながら食べている。…かと思いきや吐き出した。
床はより一層汚くなっている。

「ゆペっ!こんにゃのちゃべらりぇないよ!…きゃわいいまりちゃはゆっちくりゆるち・・・♪。」
                                ……ドズンッ!ブチィッ!!!。
……赤まりさは俺の足の裏で爆ぜる。
グリグリと踏みにじる。

「なにを言ってるの?馬鹿なの?。」

「………まっ!…ま゛じざのがわいいいもうどがーーーーっ゛!」
「…だから?」
「どぼじでごんなごどずるのーーーーーっ!?」
「そこ、さっきより汚れてるから念入りに掃除しろ。」
「……っ!ばがなの゛ーーっ!?ぞればま゛りざのいもうどでじ…ょ…!…ゆっ!?…ぶぎゅる゛っ゛!!」
…今度は子まりさが弾けた。
あんこが更に広がった。全く使えない奴らばっかりだ。

「……お前達は今何をするべきだと思う?。」
「「「ゆっぐぢゆがをがたずげまじゅゅゅうぅ゛!」」」
全てのまりさがザリザリ床を舐め始める。
…いや…全てではないな。親まりさが突っ立ったまんまだ。

腹に刺し傷を負った親まりさ。

まりさの体は毎日の飽食と怠惰で急激に太っていた。
その為、中のあんこが短期間で増大し皮が薄くなってしまったのだ。

傷から中身が流れ出す時のあん圧でピリピリとキズが広がっていく。
まりさは目を見開き涙を流す。逃げ出せない訳ではない。歩けるのだから。
しかし歩く事ができない。恐怖と絶望が大きすぎて…。

…ドゴォッ!

「ゆべっ!…ぐっ…あっ!まじざのあんござんがーーーーー!?ながれじゃだべぇーーっ!」
「…お前は何をサボっているんだ………?」
鬼いさんの横蹴りがデブまりさを横転させる。

「ゆっぐじやべでぐだざいっ!?まじざはじゅうしょう゛なんでずうぅーっ゛!」
「え?何、聞こえないんだけど?」
ガスガスと足で踏み倒す。

「ゆぎゃっ!やべっ…やべでぇぇぇ゛!?おでがいじばずぅっ゛!」
…ガスッ!…ガスッ!。
「俺は何をしろって言ったっけ?」
…ガスッ!…ガスッ!…ガスッ!。
「ゆぎゃぁ!りがいじでまず!……ゆがざんをっ!だべばずぅっ!…べーろ゛!べーろっ゛!」

ザリザリとデブまりさの舌が床を這う。
その間にもキズ口からのあんこ流出は止まらない。

「…!だずげでぐだざい!まじざをだずげでぐだざいぃ゛ーーっ!」
まりさは必死だ。
「そうだな。助けてやらん事も無い…。」
「ゆっ!…ゆっく…『だがお前には俺の奴隷になってもらう。』……と…?…う…!?」

デブまりさは理解できなかった。
(…どれいのめしつかいのくそにんげんのじじいのどれいになる?)
……絶対的不利の状況下におかれてる立場で、そんな事をあんこ脳は考えていた。
人間が奴隷前提で考えている時点で、まりさの知能レベルはすでに終わっている。


(…とりあえずけががなおったら……またやっつけてやるんだぜっ!)
現在進行形で敗戦黒星更新中のまりさは、都合の良い未来を創造しはじめた。

「……ゆっくりわかったよ!ぽんぽんのけがをなおしてねっ!」
「…OK。直してやるよ。でもその前に……。」「…ゆっ?」


「靴を舐めろ」


「…!…ぞんな…『そのままだと死ぬぞ?。』…ーーーーっ!?…。」

……実際はすぐ死ぬ怪我ではない。
蹴りであんこが多少出たが、まだまだ余裕があるはず。
しかし、まりさは死の恐怖に耐えられなかった。

デブまりさは…靴を舐め始める。憎悪の眼差しのままに。
だが、それを楽に超える程の憎しみで見つめ続ける眼差しがあった。

…子まりさ達と赤まりさ達である。
憎しみの視線の先は鬼いさんではない。親のまりさであった。


鬼いさんは親まりさの{ごーるどきょういく}の内容は知っている。
親まりさは、
(ごーるどのまりさはさいきょうで ぜったいしんなんだよ!)
とすりこんでいたらしい。

…それがこの体たらくだ。子供達が怒るのもわかる。

(ゆ゛ぅーっ!ごーるどはさいきょうなんでしょーっ!?しゅんさつしてよーっ!)
(おとーちゃんはちゃいきょーなのにっ!にゃんでどりぇいのあしさんぺりょぺりょちてりゅのーーーーっ!?)
(しねっ!たすけてくれないおとーさんはしねっ!)


…とか思ってそうな目をしてやがる。…んっ?…デブまりさも子供の視線に気づいたみたいだな……。

「まりさ、…確かゴールドは最弱でクソの化身なんだよな?」
「ゆゆっ!?そんなわけ……!」
「……あぁっ!?」
「!?……そのとうり…だよ…。」
子供達の殺気がより一層高まる。

「ブッサイクですっきりテクニックなんて赤ちゃん以下なんだろ?」
「…ゆっうぅーっ!?…ぞのどうりでずっっ!」
「ほんとクズゲスデブ饅頭だな。死んだ方いいんじゃね?」
「……ゆ゛っあ゛ああああぁぁぁぁぁぁぁっ゛!」
これでプライドはズタズタだ。子供達の信頼も失った。

子供達は無言で涙を流す。
親まりさの立場は神からどん底に落ちた。

「…そうだな。そろそろ靴も綺麗になったし治療してやるか。」
にこやかに立ち上がりドアへと向かう。治療道具は別の部屋に置いてあるのだ。
「あっ、それとそこの最弱!に手を出した奴は潰すから。クズだけど俺の奴隷!だから。」

残されたのは居心地の悪い殺伐とした空気と、その中で犇くゆっくり達。
当然。口喧嘩が始まる。
最弱だの、これは作戦だの、そんなの信じられないだの、
親は死ねの所で、まりさは見つけた。
「…!どぼじでぞんなごど……!いう……?………」


床に何かがある。


風切りだけで身が竦む、
とてもゆっくり出来ない物。

「…ゆっ…?」

そこにはナイフが地面に伏せられていた。









…カチッ…ガチャッ!…ギィィィーーッ…。

「…クズ共床掃除終わって…『…ゆっくりしねーっ!』……!」
……ドスーーーーーーーーーーーーーンッ!

「ぐわっ!…!」
「…ゆっ…ゆっ!?…ゆっふっふ!ばかなにんげんさんはゆっくりしんでね!」
腹からあんこを垂らしながら親まりさは吼える。

「あっ!…はっ!…ぐっ!」
「いたいの?くるしいの!?まりさはもっといたかったんだよっ!それにいままでのは さくっせんっ!だったんだよ!」
作戦の辺りを強調して吼え続ける。

「ぐっ……!はっ!…!」
「ゆゆっ!まだはんこうするきなのっ!?しょうがないのぜ!まりさのぺにぺになめたら ゆっくりゆるすよっ!」
先ほどの恨み返しなのだろう。
まりさが再教育をして奴隷を服従させなければならない。とでも思っている顔をしている。

「ごーるどはつよいんだぜっ!」
「ぴゃぴゃ!きゃっこいいっ!」
「くじゅにんげんはちにぇっ!」
口々に親まりさを称える。……調子のいい糞饅頭だ。

「ゆっふーっ!いまなら……ゆゆっ!?」
(……ごーるど!なまりさがしっぱいしてしまったよ…。)

先ほどのナイフが奴隷の手元にある。刺さった後にクズ人間の手元に行ってしまったのだ。
だが、最強のまりさはそれ位のハンデは余裕と感じていた。

「……ハッ……!………ッ!」
「ゆっ!まりさすぺしゃる………!」





「…ハッ!…ハハハハハハハハハハハッハハハ!!!」






技を繰り出す状態でまりさが止まる。
子供達も絶句する。
やばい…。おかしくなった?これもまりさが強すぎるからいけないんだ。
(つよすぎてごめんねっ!)

まりさ達の見ている前で奴隷はナイフを体の正面に構える。
そして、刃先に自分で自分の指を刺す動作をしている所をまりさ達は見た。

(ゆっ!このままじゃどれいがいなくなるよっ!あまあまもってきてからゆっくりしんでねっ!)
…少し焦り出したまりさと応援していた子供達の目に、信じられない光景が映し出される。


刃が無くなった。


夢でも見ているんだろうか?どうして?なぜ?
指を離すと刃先が戻る。それを何回か繰り返していた。

ゆっくり…、まりさのあんこ脳が理解し始める……。
……ニセモノだったのだ!逆にハメられた!
なんて卑怯な人間なんだっ!


そんな頭の悪い支離滅裂な怒りを感じた後………、
最悪な現実を理解し始める……。


目の前には笑う人間、
右手にはビックリナイフ、
左手には…………とてもゆっくり出来ない物が握られていた。

……さっきまでの威勢とふてぶてしい態度が消えて濃厚な恐怖だけが湧き上がる。



……。
「ゆっぐじざぜでーーーーーっ!?」
「ぼうやだっ!おうぢ…!ぶべっ!?」
「ぎゃわい゛ぃ……?あ゛がぁっ!」
「ぐじゅでぶゅーーーーっ゛!?ばりじゃをだずげ…え!ぇ゛ぇぇっぇぇぇぇっ゛!」

……デブまりさの目の前で子供達が次々潰されていく。
踏まれ蹴られ殴られ。絶対一匹も残らないだろう。

「……まじだの゛…っ!……ごーるどぎょういぐをじだっ…こどもだじがっ゛……!」
…まりさの足の裏はボロボロにされていた。
動きたい時に動けなくて、動かない時には足は使えていた。
救いようが無いと言う言葉がピッタリと適合する。滑稽である。


……そしてこちらに向かってくる。鬼いさん…。
「だっ!だずげ!」
「……あーと。なんだっけ? ぺにぺになめたら ゆっくりゆるすよっ! とか言ってたよな?」
「!…ゆっ!それはっ……!」
「わかりました。まりさ様。」

予想外の言葉がまりさにかけられる。
素早く鬼いさんの右手が、まりさのあごの辺りをまさぐり始めた、
ゆ虐熟練の動きであっという間にまりさは感じ始める。

「ゆほっ!」
ガッシリ!と握り締められる。その後…、
「ゆっほーっ!?なかなかのてくにしゃんだよ!ゆっくりゆるすよっ!」
…上へ、
「ゆゆっ!?ちょっとだけいたいんだぜっ!もっとやさしく……」
……上へ。
「ゆっがっ!?やべでっ!ぢぎれぢゃう゛ぅーーーーーっ゛!?」
………力の限り…引っ張る。

「いや、最後までしないと。まりさ様。」
「ざいごっで!なんだどぉ゛ーーっ゛!?ゆっぐぢでぎな゛……ぎゃ゛ぁ゛ぁぁぁーーーーーーーーーーーっ゛!?」
                          ……ブチチブチブチブチッ!




………
「まじざ…の…ぺにぺに……が…。」
…まりさの涙は止まらない。
なぜこんなことになったのか?どうしてこんなに奴隷は強いのか?
わからない事だらけだった。

虚ろに見上げる先には奴隷の顔がある。
「それじゃぁな。楽しかったよ。」
(………ぜんぜんたのしくなかったよ…。)
「ゴールドの」
(……そうだよ。まりさはごーるどなんだよ。それなのに……。)

「ニセモノ野朗。」
…!まりさは抗議しようとした。でも。声が出ない。
……腹に奴隷の腕が生えていた。いや、これは差し込まれたのか?
くぐもった声しか出ない!否定しないとゆっくりできない!
(………このままゆっくりできなくなるのはいやなんだぜっ!?)



だがその願いは叶わない。
果てしなく続くかと思われた苦痛の中。頭の中で何かが弾ける。

{にせものやろう}

その汚名をあんこ脳に刻み込み、
ゆっくりできないゆん生を終えた。














「……ふーっ。満足満足。」
グッチャグチャになった部屋で人心地付く。

基本的に鬼いさんのゆ虐は刃物を好まない。
ただ、遠い過去にこの方法でゆ虐した事があったのだ。


再現。


その為にあのまりさ達には俺の劇団員になって貰った。
まさか、そのまんま再現されるとは思ってもいなかったが。
それでつい笑いが止まらなくなってしまった。

…懐かしくて、
…久しぶりに、
…楽しかった。


こんな心躍る気分になれるとは、
ただの気まぐれだったのにハマリそうだ。


……部屋の隅を見る。
そこには金バッチれいむが干乾びて死んでいた。
近くの小さい塊は子供だろう。

まりさは毎日の様にれいむに迫った。当然そんな事をしていたら死ぬ。
レイパーで出来る子供は、レイパーを強行した方の種別が多く生まれて来る傾向がある。
出産赤ゆの最低3分の2以上は母体の望まない種別が生まれてくる。

そしてまりさはゴールド教育をしていたまりさ種に、
優先的に餌を食べさせていた。

この事によりれいむ種は一匹も生き残れなかった。


「……まぁ、予定通りか…。」
鬼いさんは部屋を出て行く。
そして、治療道具があった部屋の扉を開けた……。







「「ゆっきゅりちていってね!」」


…赤まりさと赤れいむが挨拶をして出迎える。


「ゆっゆーん!きょきょはゆっくちできりゅよ!」
「ゆーん!れいみゅのおうちゃをきいちぇねっ!」


…この2匹はあらかじめ生まれてすぐ確保しておいた。
餌と薬での調整により現在も赤ゆのままだ。
大きくなってしまっては、計画に支障が出る。
次の再現をするには赤ゆからスタートしなければならない。

「ゆーん!みゃみゃにあいちゃいよっ!」

果たして今回も昔そのままに再現されるのか?
それとも、新しい名シーンで心に残る再現は上書きされるのか?


考えてるだけで興奮が抑えられない。

「はやきゅみゃみゃにあわしぇてにぇっ!ばかにゃの!?ぐずにゃ……。」


………ガンッ!…。

「…静かにしてね?」
…うん。聞き分けのいい子は大好きだよ。



…さぁ。
暗い未来と
懐かしい過去が
交じり合う


優秀なまりさの子孫と共演する
第2部の幕が上がる。








1「れいむとまほうのいた」
2「金バッチ品質保障証」
3「まりさは優秀な劇団員」

    • あとがきや反省--(と言い訳)
  • 虐待分より虐殺分の方が多い気がする。
  • 実はれいむ達の全滅の理由は(ごーるどすっきりきょういく)で餓死より多い死者を出した、と言う設定がありました、
  • けど、カット。近親分はあまり求められてないハズ。多分。 

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最終更新:2011年07月30日 01:17
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