ゆっくりいじめ系486 鬼意さんVSドス 3_1

※この作品は愛でスレ出身のキャラ“ドスまりさ”が登場します。
※この作品は虐待スレ用の作品なのでその結末も推して知るべし。
※この作品には虐待描写や微妙に性的な描写があります。
※この作品はfuku1755.txtの続きです。
※以上のことを理解してゆっくり楽しんでください。









『ぱちゅりーをこんなにしたこはゆっくりでてきてね』
静かに、しかし有無を言わさぬ剣幕で里の入り口に陣取ったドスまりさは里のゆっくりたちに問いかけた。
しかしこの状況で名乗りを上げるものなど一匹たりともいるはずがない。
『ゆっくりはやくなのりでないとまりさおこるよ?』
名乗り出なければ怒られようがない。普段は全く思考が働かないくせにこういうときは因果と言うものを踏まえた思考をする。
良くも悪くもそれがゆっくりという生き物なのだ。
ひたすら里を包み込む重苦しい沈黙。
今、里にいるゆっくり全員が集う集会場の真ん中にはもう物言わぬ姿になったぱちゅりーが横たわっている。
頭に10本をゆうに超える茎が生えていて、死に顔は恐怖と悲しみと粘液と涙の後でぐしゃぐしゃだった。
しかも、ぱちゅりーの周りには、ぱちゅりー同様に茎の生えた幼いゆっくりありすとゆっくりまりさの死体も転がっていた。
「こんあことしたってきっとむだよ!」
「そうだぜ!めんどうくさいぜ!」
「しっかりしていないどすまりさがいちばんわるいにきまってるぜ!」
「もうおうちにかえってゆっくりしたいね!」
なのに、同じ里の仲間の死を目の当たりにしてなおも自分たちがゆっくりすることしか考えていない。
ぱちゅりーはこんな下種に殺されたのか?ありすはこんな下種の代わりに餌を取りに行って失踪したのか?
だとしたらあまりに報われない。罵声が飛び交う中で、そんな不愉快な思考を巡らせていたドスまりさの前に世話役のゆっくりれいむがやってくる。
そして信じられない言葉を口にした。
「しょくりょうこをしらべたらぱちゅりーのかみのけがおちてたよ!きっとかってにたべたんだね!わるいぱちゅりーをやっつけてくれたのはだれかな!?」
今や自分が唯一信頼するものの口からの信じられない発言。
『れ、れいむ・・・!!』
「まりさはゆっくりだまっててね!」
ドスまりさのほうを振り向くと、その言葉を遮ったれいむの表情には涙が浮かんでいて・・・その涙でれいむの言葉の意図を理解した。
きっと、こうやって悪者を退治したのだからご褒美がもらえると思った犯人をあぶりだすつもりなのだ。
「「「「わるいぱちゅりーをやっつけたのはとかいはのありすよ!」」」」
「「「「「「「「わるいぱちゅりーをやっつけたのはまりさだぜ!」」」」」」」
「「わるいぱちゅりーをやっつけたのはれいむよ!」」
信じられないことに、さっきまでもう帰りたいとヤジを飛ばしていたものたちが、我先にと名乗りを上げていく。
そして、自分と々ことを考えるものが他にもいたことを悟ると・・・
「ゆ!まりさはうそつきだね!」「うそつきはれいむだぜ!」「とかいはのありすがうそをつくわけないでしょ!」
などと言いながら争い始めた。
れいむとドスまりさは一匹二匹くらいこういう不届きものがいるだろうと思っていた。
愚かにも何リ出る犯人がいると思っていた。後はそいつから聞き出せば良いと考えていた。
なのに・・・だと言うのに、この光景は一体なんだ?
ずっと里のために苦心してくれていたぱちゅりーの死をそんな風に利用するのか?
信じられない。一体なんなんだ、この醜い生き物は。
ユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイ・・・
ユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイ・・・
ユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイ・・・
ユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイ・・・
コロシテヤル・・・
いつの間にか言い争いをしている一群の頭上へと舞い上がった巨体は、圧倒的な重量で万死に値する愚者たちを蹂躙した。
その一撃で7匹のゆっくりが皮の中身や目玉をぶちまけながら絶命した。
「ゆ!?なにするのドスまりさ!!」
ナニスルノジャナイダロ?オマエラコソナニヲシテイルンダ!
「ゆああああああああ!!ありずのあがぢゃんがああああああああ!!」
アリスノアカチャン?ナカマオユックリガシンデモスズシイカオシテルクセニ!
「みそこなったぜどすまりさ!!」
ミソコナッタノコッチダ!
「おまえみたいなでぶはゆっくりしね!!」
ユックリシヌノハ・・・オマエラダ!!
身の程をわきまえずに飛び掛ってきた馬鹿なまりさを豊満な頬肉を駆使して空高く跳ね上げる。おそらく20m以上は飛んだだろう。
「ゆぎゃ!?だがいよおおおお!!ゆっぐりでぎないよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!・・・・・・ゆぎゃ!!!!!」
そして、着地と同時に目玉が飛び出し、少し遅れて中の餡が皮を突き破って飛び出し、そのまりさを絶命させた。
それから、入り口に逃げようとするれいむに噛み付いて持ち上げると振り返りざまに逃げ惑うありすに叩きつけた。
「ゆ!かわいいれいむにひどいことなんてしないよね!」
ジイシキカジョウナバカダナ。ヘイボンキワマリナイフカイナツラヲサゲテナニヲネボケタコトヲ!
幼いれいむを一思いに踏み潰し、低脳にフ沢すくあまりに少ない中身をぶちまけさせた直後、両頬に何かが触れる感触がした。
「ゆっゆっ・・・さすがどすまりさ!すごいぜ!」
「ありす、とかいはなどすまりさのあかちゃんがほしいわ!」
コビレバユルサレルトオモッテイルノ?ホントウニスクイヨウガナイネ!
ドスまりさは巨体を激しくゆすって必死に媚びる2匹を弾き飛ばした。
木や岩に叩きつけられ、その衝撃で皮から大量の餡やカスタードが飛び出した2匹はしばらく中身を漏らしながら悶絶していたが、やがて動かなくなった。
ドスまりさが正気に戻ったとき、里には心配そうに様子を伺うれいむしかいなかった。
(ま:下:襲=1:0:0)


ドスまりさは夢を見ていた。それはもう何年も昔の懐かしい日々の記憶。
その頃の自分はまだ普通のゆっくりで人間にはとても敵わないか弱いゆっくりだった。
でも、今のような思慮も無くて、他のゆっくり同様何の根拠もなしに自分は人間より強いと思い上がっていた。
その頃の自分には3匹の仲間がいた。1匹はゆっくりれいむで、1匹はゆっくりアリスで、1匹はゆっくりぱちゅりーだった。
みんなその中でも特に仲良しだったゆっくりれいむは自分のパートナーになった。
その頃の自分は仲間と対等な関係にあった。仲間思いのれいむと、機転の利くアリスと、知識の豊富なぱちゅりーは最高の仲間だった。
誰も自分のことを「ドスまりさ」なんて呼ばずに「まりさ」って呼んでくれた。仲間の傍では心の底からゆっくりできた。
その頃の自分は身勝手で、卑怯で、最低な奴だった。その仲間が死んだのはみんな自分のせいだった。
アリスは自分をつけてきた加工所の職員に連れて行かれ、ぱちゅりーは自分の不十分な越冬の準備のせいで寒さに耐え切れなかった。
そして、パートナーのれいむは人里に食べ物を盗みに入ったときに人間の殺されそうになった自分を助けるための犠牲になって、それっきりだった。
それなのにいつも自分はだけが悪運で無事生き延びて、どこかでゆっくりと過ごしていた。
そうして月日が流れ、気がつけば自分はいくつもの冬を越えて他のゆっくりを寄せ付けない巨体と不思議な能力を身に着け、ドスまりさと呼ばれるようになっていた。
ドスまりさが少し人間を小突けば彼らは宙を舞い、叩きつけられて死んでしまう。そして誰もが自分を化け物を見るような目で見ていた。
ドスまりさの周りにはたくさんのゆっくりが集まってきた。でも、そのゆっくりたちをドスまりさは全部把握することが出来なかったし、話したことさえないゆっくりもたくさんいた。
ドスまりさには対等な仲間がいなかった。みんな自分のことをドスまりさと呼んだ。まりさは昔からずっとまりさのままだと思っていたけれど。
でも、ドスまりさは相変わらず身勝手で、卑怯で、最低な奴だった。集まってきたゆっくりに嫌われるのが怖くて、自分の名前を利用して人里を襲うものを叱責することが出来なかった。
自分の周りにゆっくりを集めるためにゆっくり光線を使って仲間をゆっくりさせた。ゆっくりするのはゆっくりしたいから。無理やりゆっくりさせるのは間違っていると気付いていたのに。
結局、ドスまりさは昔から何一つ変わらずにまりさのままだった。


「まりさ!だいじょうぶ?ゆっくりめをさましてね!」
その声を聞いて、目を覚ますと1匹のれいむがいた。寝ぼけ眼で他の仲間を探すが1匹もいない。
それに、自分のいる場所は今まで過ごしていた里ではない、見知らぬ場所だった。
『ゆぅ?ここどこ?』
「ここはさとからまっすぐすすんだところにあるもりだよ!ゆっくりおもいだしてね!」
そうだ、2匹だけになってしまったまりさたちはゆっくり加工所を襲撃するために里の入り口からひたすらまっすぐ進んでいたのだ。
コミュニティは瓦解し、アリスもどこかに行ってしまい、パチュリーは仲間だったものに殺され、パチュリーを殺したゆっくりは自分が殺した。
そうしてれいむ以外のゆっくりがいなくなったとき、ずっとれいむと一緒に静かに暮らせるのならそれでも良いやとドスまりさは思った。
けれど、れいむは違っていた。
「かこうじょのにんげんがここまできてたんだよ!つかまってゆっくりできないこがいるはずだよ!たすけてゆっくりさせてあげようよ!」
里を捨てて、ドスまりさを見限ったゆっくりを助ける義理は無い。けれど・・・
「れいむはひとりでもいくよ!」
たった一つの失いたくない存在がこう言い張る以上、全てを失ったドスまりさに選択の余地は無かった。
それに、自分がゆっくり光線を封印したことで迷惑をかけたアリスやぱちゅりーにちょっとでも贖罪がしたかったのだ。たとえそれが今更だとしても。たとえそれが自己満足に過ぎないとしても。
『ゆっくりおもいだしたよ!ゆっくりたすけにいこうね!』
そう言うとれいむを自分の帽子の中に入れて、ゆっくりと進み始めた。
本当は他のゆっくりにあまり興味は無い。あんな出来事があったせいで持つ気にもなれない。ただ、れいむを一人で行かせるような真似はしたくなかっただけだ。


数週間前、傷を負い、衰弱した状態で里を訪れたれいむ。
たまたま2匹っきりのときに痛みで苦しんでいる姿を見かねたドスまりさがゆっくり光線でゆっくりさせてあげようとした。
しかし、れいむはそれを拒んだ。
「れいむはね、ゆっくりしたいときにゆっくりするんだよ。だれかにゆっくりおさせられるなんて、そんなのゆっくりしてるっていわないよ」
愕然とした。そうだ、自分だって昔はこんな力が無くてもゆっくりできた。自分の仲間もこんな力が無くても自分の周りでゆっくりしていた。
いつから自分はこんな力に頼らなければ誰もゆっくりさせてあげられないようになったのだろうか?
「でもありがとう、まりさ!きもちだけはゆっくりもらっておくね!」
再び愕然とした。まりさ・・・そう呼ばれたのは何年ぶりだろうか?
いつの間にか誰からもドスまりさと呼ばれ、いくら普通のまりさっぽく振舞っても今まで誰もそう呼んでくれなかった。
そして、気がついたときにはドスまりさは泣いていた。
「ゆ!?どうしたの、まりさ?どこかいたいの?」
自分だって酷い怪我を負っているにもかかわらず、ドスまりさの心配をするれいむ。
『ゆっぐ・・・!なんでぼないよ”!ごびがべにはいっだだげだよ!』
そう言って強がってみせたそのとき、ドスまりさはただ大きいだけのゆっくりまりさに戻っていた。
その日から、ドスまりさはゆっくり光線を封印した。
そして、かつて仲間のれいむを愛していたときのように、いやそれ以上にれいむを愛した。
大きすぎるドスまりさでは交尾もまともに出来ないけれど、れいむを自分の世話をしてもらって、話をしているだけで幸せだった。


自分が加工所で敗れればれいむの身も危険にさらされるだろう。
でも、どこかに置いて行っても勝手に一人で突撃するのがれいむであることも重々承知している。
そして、勝算があるとは思えない。なまじ自分が強くなったからこそ分かる。人間の弱さも、それを補う知恵と言う名の爪の強さも。
きっと、自分もれいむもこの戦いで死んでしまうだろう。わかっていても、歩みを止めることはできない。
ドスまりさにはれいむしかいないから。もはや、ドスまりさには何も残っていないから。
目的のゆっくり加工所はもう目の前だ。





「あと3kmか。もう1時間もかからないね」
僕は例のゆっくりの里と加工所を結ぶ直線状にいくつもの土嚢を積んだ簡易防壁の、最初の一つ目が壊れたと言う知らせを受けて悠長に呟いた。
ドスまりさがここに到達するまでに超えて行かねばならない防壁はあと7つ。勿論、ただの土嚢ではなくそれらの全てにトラップが仕掛けられている。
しかし、トラップはそれだけではない。他にも罠を仕掛けておいた。確実にドスまりさを弱らせるが、決して殺すことの無い罠を。
「さ~てと。僕もそろそろ準備運動しておくかな?」
「あの、私たちはどうすれば?」
おずおずと僕に尋ねてくる加工所職員。
「あ?ああ、罠はちゃんと仕掛けてもらったし、あとは指示通り放水装置と特製の透明な箱でも磨いて待っていれば良いよ」
そう、事前の準備は万端。あとは果報は寝て待てなのだ。
もっとも、せっかくなら直接虐待したい僕だけはそうも言っていられないけど。
今日のドス虐待用に作らせた永遠亭の竹林の竹を切って、その先に刃をつけた7mもの長さの槍を振りかぶってみる。
冗談のような重さの槍は非常に取り回しにくく、こんなものを長時間持って動くことは不可能だろう。
しかし、その点は問題ない。僕とドスまりさ交戦箇所として想定された場所に20本ほどあらかじめ置いているので必要に応じてそれらを突き刺せば良いだけだ。
それ以外にもいくつか弓矢も用意しているし、懐にはスローイングナイフも隠し持っている。
火薬や銃器を使わないのは虐待お兄さん的じゃないからだ。やっぱりゆっくりは自分の手でいたぶらないとね♪
「さあ、ドスまりさ。虐めてあげるから早くおいで・・・」
自分でも気付かないうちに舌なめずりをしていた。




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最終更新:2008年09月14日 07:42
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