『N極とS極』                                          ⑨<さいきょーね!


あるところにゆっくりの群れがありました
その群れは大変ルールが厳しく
破ったゆっくりは即刻死刑!という厳しい群れでした

またあるところにもゆっくりの群れがありました
そのむれはルールなど何もない無法地帯のような群れでした

そんな群れ同士の縄張りが重なってしまったときのお話


「←厳しい群れゆっくりせりふ
『←無法者の群れゆっくりせりふ
という風に読んでください

「ゆ!ここからここまではうちのむれのとちだよ!はいってこないでほしいんだぜ!」
『ゆっへっへ!だからなんなのぜ!ドスさえいなきゃおまえなんていちころだぜ!』
「ゆっ!せんをこえたね!どすにほうこくだよ!」
『ゆっへっへ!そっちのへなちょこドスじゃうちのはいぱードスにはかなわないんだぜ!
いまのうちにごめんなさいしたらどうなんだぜ!』
「ゆ!それはせんせんふこくだね!どすにほうこくしてくるよ!」
『ゆっへっへ…ばかなやつだぜ!もうおまえはかこまれているんだぜ!』
『『ゆっゆっゆ!』』「ゆ!これじゃにげられないゆぎゃぁぁ!!」
『ゆっへっへ、へいわボケしたやつらのむれなんてかんたんにうばえるんだぜ、
まりさたちだけでやってしまうんだぜ!』『ゆっくりりかいしたよ!』

「ゆぅぅ…たいへんだわ…どすにほうこくしないと…」


「ゆっ!せんせんふこく!それはたいへんだね!わかったよ!ゆっくりみんなをあつめてね!」

『ゆ~?まりさたちがむこうのむれにつっこんでいったぁ?ほっとくんだぜあんなやつらかわりはいくらでもいるぜ!』


「ゆっくり!ゆっくり!」「もうすこしよ!がんばってね!」
厳しい群れのほうでは丈夫な石垣を作る準備をしていました
「しっかりはこんでね!さぼったやつはしけいだよ!」
ドスの厳しい檄が飛びます
「ゆ!しけいはいやよ!」「ひ~!一所懸命がんばるんだねー」

『ゆっ!?あいつらなにやってるんだぜ?』
『このたいへんなときにいしあそびだちーんぽ』
『ゆ!ばかだねあんなことしたってわたしたちせいえいぶたいにかてるわけないのにね!』


「ゆっ!おそいよ!いままでなにやってたの!かんせいのじかんをとっくりにすぎているんだよ!」
「むきゅぅ…でもどす…もうみんなつかれきっちゃってうごけないわ…」
そのときぱちゅりーの目の前が真っ白になり
そして後に残っていたのはぱちゅりーの黒焦げの亡骸でした
「どすにさからうとこうなるんだよ!さあ!やすんでいないでつぎのさぎょうへうつるんだぜ!」
「「ゆっくりできないぃー」」


ゲラゲラゲラ…
『あいつらかってになかまわれしてるんだぜ』
『このままほっとけばじめつするちーんぽ』
『あんなよわっちそうなやつらならわたしたちだけでもだいじょうぶよ!』
『でももうすこしようすをみたほうがいいんだぜ、あのドススパークはたたごとじゃないんだぜ!』


次に作り始めたのは通称ゆっくり砲台
これはゆっくりを大砲の弾のように敵陣へと飛ばしもじどおり特攻させるものである。

「ゆっ!はやくたまになるゆっくりをあつめるんだぜ!あつめないとおまえらがたまになるんだぜ!」
「ゆぎゃぁ!はやくつかまってねぇ!れいむしにたくないよぉ!」
「まりさをおってこないでほしいんだぜぇ!みのがしてくれだぜぇ!」

あちらこちらで命がけの鬼ごっこが始まっていました
そのうち疲れ果てて捕まっていくゆっくり
逆に追いかけ疲れて玉にされてしまうゆっくり

「ゆ!おそずぎるんだぜぇぇぇ!!!おまえらぜんいんけしずみになりたいのかだぜぇぇぇ!!!」
ドスの激はさらに厳しく飛びます


『ゆ~…ゆ~…』
『ふわぁ…もうねむいんだちーんぽ…』
『わたしはさきにねるわ、す~やす~や』


「ゆっくりしすぎたけど!かんせいしたよ!ドスはつかれたんだぜえ!」
ごろんとその場で寝転ぶドスを見て
「ゆっ!ドス!いっつもドスは、ねるときはじぶんのすでねなさいっていっていたでしょぉ!」
「なんでこんなところでころがっているんだぜぇ!ドス!」
「ドスはすっごくつかれているんだよ!みんなががんばってはたらいてくれないからドスはぜんぜんやすめなかったんだぜ!」
「「みんなだってすごくつかれてるんだよ!!どすだけじゃないよ!!」」
「うるさいよ!みんなむれでうるさくしたからせいさいだよ!ドススパー…ぷすん」
「ゆ?よくわからないけどちゃんすだわ!どすをおさえこむのよ!」
「ゆっ!?やめるんだぜぇ!おまえらなにしてるかわかっているのかだぜぇ!」

ドスはあっという間にぐるぐる巻きの饅頭にされてしまいました

「このむれはゆっくりできないわ!わたしたちはとなりのむれへおひっこしするわ!」
「わたしもさんせいよ!ほかにくるゆっくりたちはついてきなさい!」
そう言うと群れはぐるぐる巻きにされたドスと数十匹のゆっくりが残っただけになった


『ゆ!あいつらあんなおおにんずうでどこへいくんだぜ!』
『きっとむれにちょくせつせんそうをしかけにいったんだね』
『いまがちゃんすだよ!むれはがらあきだよ!』

『ゆっへっへ!!われらはせいえいぶたいの… あれ?』
「もがーもがー」
「ゆっ!となりのむれのゆっくりだね、もうわたしたちにせんそうをするきはないわ」
『ゆ!しんようできないんだぜ!そのしょうこをみせてほしいんだぜ!』
「じゃあこのむれのドスをゆっくりじちにするわ、それならいいでしょう?」
『ゆっへっへ、それまらなにももんだいないんだぜ!』
『きょうからここはわたしたちものよー!』
『『せーの!!』』
『『『ゆっくりしていってね!!!』』』


そのころ厳しい群れから出てきたゆっくりたちは隣の群れの入り口までやってきていた
「ゆ!だれかここでいちばんえらいゆっくりをよんでちょうだいね!わたしたちははなしあいにきたのよ!」
『ゆ!?なんなんだぜあいつらおおぜいでおしかけてきてぶすいなやつらなんだぜ!』
『ゆっへっへ…すこしおしおきがひつようなようだぜ』

「ゆ?よんでもだれもでてこないよ?しかたないねまりさとあとすうにんあとについてきてね」
「ゆっくりついていくよ」
「むきゅぱちぇのずのうがやくにたつときがきたわ」
「ゆっくりついていくんだねーわかるよー」
数匹のゆっくりがあとをついていきました、しかしその先では…

『ゆっへっへ…あのまりさはまりさがもらうよ!』
『ずるいんだぜ!まりさもまりさをねらってた「ぷっ!」ゆぎゃぁ!』
『ゆっへっへ…このはやうちのまりさにうたれたんだ、こうえいにおもいながらゆっくりして逝ってね!!!』
『じ…じゃあみょんはあのぱちゅりーにするちーんぽ』
『じゃあわたしは…
ゲスたちがゲスな話し合いをしていました


「ゆっくりしていってねー!!!ゆっくりしていってねー!!!」
「ゆぅ…これだけよんでもいないならほんとうにいないのかもしれないわね?」
「ゆっ!あしおとがきこえるよ!みんなしずかにしてね!」

ぽよん ぽよん
『ゆっへっへ…』
「あなたがいちばんえらいゆっくりなの?わたしたいははなしあいを…『もらったぜ!』ゆぎゃぁ!」
「ゆっ!これはどういうつもりなの!?ゆっくりせつめいするんだぜ!」
『ゆっへっへ…いせいのいいまりさだぜ!おれはそんなまりさがだいすきなんだぜえ!
すぐにこのはやうちのまりさがてんごくにおくってやるぜぇ!』
『さすがはやうち!そっちのほうもはやい「ぷっ!」ぎゃあぁ!!』
「なかまをちゅうちょなくころしたわ…こいつらはしょうしんしょうめいのゲスゆっくりよ!」
『ゆっへっへいまごろきがついてもおそいんだぜ!やっちまうんだぜ!』
「ゆぎゃぁぁ!ばりざゆっぐりじだぐないいぃぃぃ!!!」
『すぐゆっくりさせてやるんだぜなにせまりさははやうちだからな!』
「むきゅ!やめなさいはなして!」
『せっかくつかまえたのにはなすばかはいないちーんぽ』
「ゆぎゃぁぁぁ!!」
『すっきりさせてやるぜぇ!!』

そこは悪鬼悪霊もよけて通るような地獄絵図となっていた


「ゆぅ…あまりにもおそいよ、みんなでようすをみにいこうね!」
厳しい群れのゆっくりたちは先に進んでいったゆっくりたちを探して歩き始めた、そして

「ゆぅぅぅぅ!!!!じっがりじでぇぇぇ!!!」
「ゆ…まりさはもうだめだよ…あとのことはたのんだよ…」
「ゆ!ひどいよ!だれがこんなひどいことをしたの!はやくでてきてごめんなさいしてね!」

『ゆぅ~うるさくてねてもいられないんだぜえ』
「おまえがまりさたちにひどいことをしたの!?」
『あ~?まりさはしらないんだぜえ、きっとむれのやつらがやったんだぜぇ』
「むれのゆっくりのせきにんはドスにあるよ!せきにんとってごめんなさいしてね!」
『ごめんなさ~い、これでいいのかだぜ?』
「ぜんぜんよくないぃぃぃ!!!もっとはんせいしてあやまってね!!!」
『うるさいゆっくりなんだぜ、どすすぱ~く~』
じゅっ!
ドゲスゆっくりの前にいたゆっくりたちは残らず一瞬で消し炭になった
『てかげんしておいてやったんだぜ、さっさとむれへかえるんだぜ…おまえらにもかぞくはいるだろう』
今その場で消し炭にされたゆっくりの家族もいただろうか、その言葉に激昂したゆっくりたちは
「ドゲスはゆっくりじねぇぇぇ!!『どすすぱ~く~』ゆぎゃ!」
『あきらめるんだぜ、おまえらがどうあがいてもまりささまにはかてないんだぜ』
「ゆっ…くやしいけどいちじてったいなんだぜ、いそいでにげるんだぜぇ!」
『やっといなくなったよ…これでドスもゆっくり寝ていられるよ』


ゆっくりの数が数十匹に減ってしまったゆっくりたちは
目立たないところにあった洞穴の中に隠れていた
「ゆぅ…とてもじゃないけどはがたたないよ…」
「ぱちぇもおてあげだわ…あんなつよいドスみたこともないわ」
「けどいまさらあのドスのいるむれにはもどれないよ…」
「ゆっ?このあかいみおいしそうだよ、みんなでたべてげんきをだそうよ」
「そうね、れいむのいうとおりだわこういうときこそげんきを…「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!がらいぃぃぃぃ!!!」
「ゆっ!どうしたの!しっかりして…!死んでしまったわ…このあかいみをたべたせいよ!」
「ゆ…まりさとんでもないことをおもいついちゃったんだぜ…」
「まりさ、いまはどんなことでもいいわかんがえをきかせてちょうだい」
「きっとみんなまりさのことがきらいになるよ…きらいにならないってやくそくしてくれる?」
「もちろんよ!やくそくはぜったいにまもらなければならないものだわ!」
「じゃあはなすよ…」


翌朝
「ゆ!きのうのドゲス!でてきなさい!けっちゃくをつけるよ!」
『ゆわぁあ~まだねむいのにどすをおこしたのは、きのうのゆっくりのむれだね』
「きょうこそドゲスをたおしててんごくのみんなにごめんなさいしてもらうよ!」
『ゆ~しかたないねどすすぱ~「いまよ!!」
ドゲスがゆっくりとドススパークを撃とうとして口をあけた瞬間!
白目をむき、体中から気持ち悪い体液をばらまきながらまりさが飛んできた!
ドゲスは口を閉じようとしたが一瞬早くまりさがドゲスの口の中に入り込んだのだった
『ゆ!へんなものがはいってきたよ!ゆっくりしないではきだすよ!』
「みんな…ありがと…がぶっ」
『ゆぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!がらいぃぃぃいだいぃぃぃぃ!!!!!!』
「やったわ!せいこうよまりさ!」

ゆっくりたちが使った作戦それは、ゆっくりにこの赤い実を詰め込んでドゲスの口に放り込もうということであった
「ゆ!それはだめよ!かならずぎせいしゃがでてしまうわ!ぱちぇははんたいよ!」
「ゆっくりはんたいのたちばをひょうめいするよ!」

「もちろん!そのやくめはまりさがするよ!」

作戦数分前まりさたちはドゲスの住処の前で別れを惜しんでいた
「ゆぅまりさ…あなたはしんにゆうきのあるゆっくりよ!」
「ゆぅてれるんだぜ…じゃあおねがいするんだぜ…」
ゆっくりたちは一晩かけて集めた赤い実をまりさの口が広がるくらい詰め込んだ
「!!ゆっがっがあぁぁぁぁげぼげぼ!!!!」
「やっぱりむちゃだったのよおお!!まりさ!いまからでもはきだして!」
しかし涙を流しながら辛さをこらえているまりさの目は
だいじょうぶなんだぜ!とはっきり言っているような目だった
「…さくせんかいしよ!」


『がぁぁぁぁぁぁ!!!!エレエレエレ!!!』
ついにドゲスは最後のときを迎えようとしていた
『(どうしてドスがこんなめにあうの?ただゆっくりしていたらまわりにかってにゆっくりたちがすみついていっただけなのに)』
ついにドゲスは倒れた
『ゆぎゃあ!どすがやられたあ!』
『あいつらあぶないんだぜ、はやうちまりさはクールにさるぜ!』
『さすがはやうち!にげあしも「ぷっ!」ゆぎゃ!』

あっという間に無法者の群れは解散してしまった

「ゆ、これからどうするの?」
「ここをあたらしいゆっくりプレイスにするのよ!しんでいったみんなのためにおはかもつくらないといけないのよ」
「ゆっくりりょうかいしたよ!」

それから数ヶ月が経った

元厳しい群れのゆっくり達は群れを再建し新しい生活を送っていた
再建は厳しいながらも今までとは違いゆっくりと作業していた

元無法者の群れのゆっくり達は相変わらず自由に飛び回っていた
しかし、前からすんでいたゆっくりたちからルールというものを教わり
ルールから外れてもあまり外れない程度の生活をしていた。

しかしこの二つの群れに新たな事件が起こる

「ゆ!ここからさきはゆっくりたちのとちだよ!はいってきたらだめだよ!」
『すこしくらいいじゃねえかだぜ、へるもんじゃないんだぜ』
「ぷくーっ!これ以上くるとれいむおこるよ!」
『れいむがおこったってなんもこわくねえぜ!』
「ゆ!れいむたちのとちにはいってきたね!これはいちだいじだよ!」
『ゆっへっへ!こっちにきたからなんなのだぜ!』
「これはせんせんふこくだよ!せんそうになるよ!」
『ゆっへっへ!かえりうちにしてやるんだぜ!』



歴史は常に繰り返すそして常に両極であろうとする と誰か偉い人が言ってました 私のことですが。     終われ


追伸 チルノがまた逃げ出しました、見つけてもバーカとだけ言わないであげてください。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年05月03日 21:36