僕はこうして~の登場人物が登場

【登場人物】

息子:きめぇ丸と人間のハーフ。よくゆっくりに同族として扱われる。理想の父親像はクッキングパパ

父:息子の父。去年のゆっくりレイプ、ベストレイピスト賞の受賞者。理想の父親像は野原ひろし

ボブ:ゆっくりレイプが趣味の黒人。ゆっくり分を持つ息子もレイプ対象になっている。理想の父親像はジョンQ






『ニュースです。今朝未明、ゆー物園に輸送中のドスまりさを載せたトラックが山中で横転するという事故が発生しました。
幸い運転手らに怪我はありませんでしたが、ドスまりさは檻から脱走。警察は近隣を捜索しましたが見つからず。先程捜索の打ち切りが公表されました』





「ドス狩りじゃああああああああああああああああああああああ!!」
「ドスガリジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ハイテンションな父と黒人
「・・・・・」
その二人とは反対にローテンションな息子

三人がいるのはニュースで報道された山
自分達が住んでいる町からバスと電車で一時間ほどの距離にある

「滅多にお目にかかれないドスをレイプできると思うだけで、父さんの股間のサイバトロン戦士はトランスフォーム寸前です」
初っ端から下ネタ全開の父
「エンドリアーン!!」
握り拳を天高く突き上げてやる気の様をみせるボブ
「・・・・」
この二人とこれから行動を共にしなければならないと考えると、この時点で彼の不安は最高値に達していた

「ボブ、父さん」
「なんだ?」
「hi?」
「目的忘れてない?」




~~~~~~~~以下、今日の朝の出来事~~~~~~~~

親子の家に会長が尋ねてきた。飼っているきもんげとゆっくりてんこを連れて

「ゆっくりを使って違法に儲ける企業があったんですわ」

客間に通し最初に口を開いたのは、会長ではなくきもんげの方だった
「そのやり口がひっっじょ~~に胸糞悪いもんでしてな」
「まさか襲撃したんじゃ・・・」
会長の実家の職業を思い出し、息子は口を挟む
「ちゃうちゃう。もっと穏便な方法でっせ」
きもんげは手を顔の前でパタパタと振った
「その企業の株を多めに買って、ちょびっと空売りしただけや」
(十分やくざじゃないか)
経済のことはよくわからないが、それがうしろめたい方法だということは何となくわかった

そこから先は会長が話し出した
「そしてその会社が潰れて不渡りを出した折に、大量のゆっくりも流れたんです。もちろんすべて私たちが引き取りました」
それこそが目的だった
「結構な数でしょうに?」
父はゆっくり達を受け入れる場所に対しての心配をする
「実家で所有している山がありまして、広いんですが長年使い道に困っていたんです。そこを使おうと思います、滅多に人も入りませんし」
「なら大丈夫そうですね」
「ただ一つ問題が」
会長の表情が若干暗くなるのを見て、父は眉を寄せる
「問題?」
「はい、先生が仰られた通りかなりの数です。人の手では管理が難しいとのことで、今のままですと・・・」
「つまり、そのゆっくり達を一つの群れとしてまとめる必要があると?」
「そうです。そのためにはドスが必要になります」
烏合の衆であるゆっくり達を統率するのにはドスの存在が一番手っ取り早いし確実である
「先生ならアテがあるのではと思いまして、今回お伺いした所存でございます」
そう言われた父は困った顔をして腕を組む。ゆっくりレイプの業界にかなり精通している父だが、ドスの物件はなかなか無いのが現状だった

そんな折、丁度ドスまりさの一報が舞い込んできた


~~~~~~~~以上、今日の朝の出来事~~~~~~~~

三人の目的はドスまりさの発見・勧誘だった
ちなみにボブは父が声をかけて参加することになった
なお、彼ら以外にもこの山には同好会の会員が捜索にあたっている

「でも。どうやって探そう?」
「良いものがある」
「何?」
父はザックを開けた
「テレテレッテレー♪ ゆ゛っく゛り゛は゛っけ゛ん゛き゛~~♪」
超だみ声の父が取り出したのはマイクが先端に繋がった小型ゲーム機のような機械
「カッチョイイ!! ドウヤッテツカウノ レプエモン?」
「そ゛れ゛は゛ね゛ほ゛ふ゛太゛く゛ん」
「なんだよボブ太って」
「ま゛す゛こ゛のマ゛イ゛ク゛・・・・・ごほっごほっ!! 無理、この声ムリ。ノブヨボイス無理」
「わかったから普通に喋って」
喉を鳴らして父は説明を再開する
「この機械の先の部分は臭いを検知する機能がある。空気中に漂うゆっくり特有の甘ったるい臭いを微量でも感知すると反応するようになっている」
「ソイツハスゲーゼ」
「でも、それじゃあ仮に機械が反応したとしても、ドスかどうかわからないんじゃない?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
息子の発言の二人は数秒黙る
「なんで毎回毎回盛り下がる発言するかなお前は?」
「クウキヨモーゼ。ナ?」
(なんで僕が責められるんだろう・・・)


三人の探索は続く


「進め↑~~すっ進め↓~~~~クリ~~フハンガ↑~♪」
「ボウケ↑ーンタァ~~イ↓♪」
(歌のチョイス古いなぁ)
下らないやりとりをしながら進む一行

「タイチョウ!! ホクコウガアリマス!」
父に向かい踵を60°に揃えビシリと規範ある敬礼の姿勢をとるボブ
「なんだボブ隊員!」
「ユックリノ スヲハッケンシマシタ!!」
山道から離れた木の下の虚穴を指差す
「でかした! 家に来て妻をファックしても…」
「よくないから」
すかさず声を被せた
「そんなのに構ってないで。さっさとドス探そうよ・・・・って」
すでに二人の背中は遠く、薄暗い木々の生い茂る中へと向かっている
「行っちゃったよ」
後を追おうと茂みに入ろうとした瞬間
「 ? 」
右手の肘に違和感を感じた
服が木に引っかかったのかと思い右肘を見る
「う~~?」
何時の間にそこに居たのか、満面の笑みのゆっくりれみりゃ(胴つき)が彼の肘の部分を握っていた






虚穴の中にはれいむとまりさ夫婦とその子供達
「たべものをとってくるから、みんないいこにしててね!」
「がんばってねまりさ」
「「いってらっしゃいおとーしゃん!」」
愛する伴侶と子供がまりさを見送る
「ゆっくりりかいしたよ!!」
今日もまりさは家族を養うために、今日も狩りに出むく

そのまりさが穴からピョンと飛び出た瞬間

「げっとぉぉぉぉぉぉ!!」
「ゆゆゆっ!!?」
すさまじい砂埃を立ててヘッドスライディングしてきた父にあっさり捕獲された
「ゆっくりできないからはなすのぜ!!」
「秘技“アクメ地獄”」
まるでイソギンチャクのようにウネる父の指が、まりさの体を舐めるように這い回る
「ゆ。くすぐったいよ! ゆっくりやめ・・・・ゆぎゅっ!!」
まりさの体が腕の中で大きく跳ねた
「まだまだぁ!」
父の手は止まらない
時に乱暴に、時に繊細に。指はまりさを撫で上げる
「うぐっ!! っあぁ! も、もぅ。やめぇ・・ゆがっ!!」
指が触れる度に、まりさは声を上げ小刻みに体を振るわせる
澱みなく流れる渓流のように
「ひぎっ!」
一流の指揮者が振るうタクトのように
「ゆげぇっ!!」
その無駄の一切無いきめ細かな動きはまさに芸術だった
「oh……God Finger」
その指使いに只々ボブは感嘆の意を示した

ようやく解放されたまりさ

「よし準備運動、終わり」
「アレガジュンビウンドウダト・・・」
父の底知れなさにゴクリと唾を飲み込む
「ま゛りざああああああああ!!」
叫び気を聞き、れいむが巣から飛び出してきた
「ま゛りざにな゛に゛をしたあああああああああああ!!」
夫をこんな目に合わせた人間二人を睨む
「校長先生の朝礼が長かったせいで・・・」
顔に手を当てて俯く
「そんなわけないでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!・・・・ゆ?」
叫ぶれいむは自身の体が浮いているのに気付いた
「おそらをとんで・・・・」
「ソクレイプ!」
「待つんだボブ!」
「what?」
手を前に出して黒人に制止をかける
「ドスに出す分が減ってしまうぞ」
相手はドス、万全な状態でなければ務まらない
その為には我慢する必要があった。ここでの目的はウォーミングアップだとボブは知る
「ワカリマシタ」
「ぶべっ」
れいむを持つ手が緩んだことで、れいむは顔から地面に激突した

「しかしなんだろうこの気持ち・・・・AVの汁男優って毎日こんな気分なのか?」
「ツライ ショクギョウデスネ」

切ない気持ちになった






「おいおい。羨ましすぎるだろ」
「どこが?」
ウォーミングアップを済ませ、戻ってきた父は息子の状況を見て、奥歯に力を入れた
「ゆっくりしてくんだぞ~~♪」
「にぱ~~☆」
「とくべつにれみりゃのしつじにしてやってもいいんだどぉ~~」
「うーーうーー♪」
座り込む彼にゆっくりれみりゃがまとわり付いていた
両手にはそれぞれ胴付きがしがみつき、膝にも一匹、体を密着させ
頭には胴なしが一匹、上機嫌で乗っかっている
ゆっくりに好かれ易い体質の彼だから起こる事態である
「いいなあ~~父さんもそうなふうにくっつかれたい。写メっとこ」
「見てないで助けてよ、これ結構重いんだから」
羨望の眼差しを向け、携帯電話のカメラのシャッターを執拗に切る
「よし。後でこれふーちゃんに見せよう」
「あ、コラッ!!」
「む、バックアップにと自宅のPCに送信しようと思ったがここは圏外か。まあ良い、次はムービーだ」
携帯のモードを動画に切り替えることで、画面に臨場感が加わった

父は二度三度、喉に手を当てて咳払いをする

「テレビの前の皆様はお気づきだろうか?」

「なにそのどっかで聞いたことのあるナレーションは?」
「今、一人の黒人が木に擬態していることに」
「はぁ?」
重量を感じる頭を後に向けると、ボブが両手を広げて立っていた。かなりの威圧感である

「次の瞬間」

「「「「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」」
ボブの長身が彼と彼をとりまくれみりゃに覆いかぶさった
れみりゃ達はいっせいに叫ぶ
だが黒人の狙いはれみりゃではなかった
「ちょっ! ボブ止め…耳噛むな!! 舌を這わすな!! 服に手を入れるなッ!!」
まとわりつくれみりゃが壁になり死角を作ったことで、父にはボブがれみりゃを性的に弄り、そのとばっちりが息子にも伝わっているようにしか見えなかった

「残酷に思えるかもしれないが、これもサバンナの掟なのである」
「どう見てもボブのエゴだろ!! ぅひゃぁ!! 」
れみりゃ達は最初こそ驚いたものの、何の被害もこうむっていないので今の姿勢のまま大人しくしていた
「ォゥ、グッドスメル」
「やめろおおおおおおおオオオ!!」
未知の感触に背筋を凍らせ、どうすることも出来ないこの状況

「と、ここでネタばらし。これには息子も苦笑い」

「もうそのナレーションいいから・・・・・・・ホントに。全然つながってないし」
「3ヵ月後、そこには元気に走り回るボブの姿が」
「もう良いっつってるだろッッ!!!!」









「こっちだど~~」
れみりゃに『ドスを見てないか?』と尋ねるとあっさりと情報が手に入った
羽ばたく4匹のれみりゃを先頭に、彼、父、首が45°曲がったボブの順に後に続く
もちろんボブの首が曲がっているのは息子の制裁を受けたからである

案内された場所は谷の裾付近
「うーうー」
胴なしれみりゃが示した方角、絶壁となっている箇所に大きな窪みがあった
「確かに、あの広さならドスでも隠れられるな」
れみりゃの話の信憑性がかなり高まった
「父さん、ボブ。言っとくけどドスに手を出したら駄目だからね」
「ショッペーコトイウナヨ!!」
「おいおい。父さんに死ねってことか?」
「・・・・・」

やかましい二人を無視して窪みを覗き込む

「あれ?」

そこには何もなかった
少しだけ奥行きのある洞窟がぽっかりと口を開けているだけ

「移動したのかな?」

その時、父の携帯電話が鳴った

「30分くらい前のメールだ」
山の中で届かなかった電波が木々の開けた場所に移動したため、ようやく受信できた
ディスプレイを見ると冒頭の文が目に飛び込んできた

『ドスが見つかりました』

「なんのためにあそこで禁欲したんだ・・・」
「ソリャネーヨ フジコチャン!!」
大袈裟なほどに落胆の素振りをする二人

「見つかったんだから。帰ろうよ」
息子が踵を返した時
「もうれみりゃで全然良い」
「ガマンガ マックス」
「は?」
ボブと父は荷物を下ろし、その場で準備運動を始めた

「これより“蝕”もびっくりなほど、ネッチョネチョの乱交したいと思います。
なお、ゴットハンドは出てきませんが。鷹はちゃんと光臨します・・・・まあ鷹といっても指使いの方なんですけどね」

贄はもちろんれみりゃ達である

「僕、先に帰るね」
「本当はお前も参加したいんじゃないのか?」
「全っ然」
「ふっふっふ。それはどうかな?」
「何が言いたいの?」
意味深に笑う父
「お前の中に眠るレイプ衝動が…」
「そんなの無いから。夕飯前には帰ってきてよ、じゃあね」
あっさりと会話を切られる
「あ。おい!」
れみりゃの群れと変質者を残し、彼は下山した

「なあボブ」
「ハイ」
「ルークに拒絶されたダースベイダーって、多分こんな気持ちだったんだと思う」
「シンチュウ オサッシシマス」
「ありがとう・・・・・・・だが今は、ゆっくりレイプ!!」
「マッテマシタ!」
それとこれとは話は別だといわんばかりにテンションを上げる
餓えた野獣のような、否、野獣の目が4匹のれみりゃを捉える
「う・・・・うーー!?」
「なんなんだどー!!」

「アーマーテイクオフッ!!」
「ナドレッ!!」

服をパージする二人

「ぐ、ぐるなああああああああああああああああああああ!!」
「ざくや゛ーーーーごあいびとがいる゛ううううううううう!!」

山の一部にれみりゃの叫び声が木霊した













その日の夜
結局、彼は同居しているゆっくりふらんと夕飯を済ませた
父はまだ帰ってきていない



「ふーちゃん?」
風呂上り、頭にタオルを巻きリビングに戻るとソファで眠るゆっくりふらんを見つけた
ふらんは胎児のように丸まり、穏やかな寝息を立てている

点けっ放しになっていたテレビから自分に関わりのあったニュースが流れた

『今朝、捜索を打ち切ったドスまりさですが。その後発見されて保健所に輸送されました』

(あれ?)
その報道で引っかかる物を感じた
(なんで保健所なんだ?)
保健所に送られれば、数日中には当初の予定通りゆー物園に送られることになる
それではドスを群れに招くことが出来ない
同好会の根回しする力がいくら強大でも、行政で正式決定していることを覆せるとは到底思えない
ドスを捕獲したなら、秘密裏に持ち去るはずである
(捕まえたのは同好会じゃない? それとも何か考えがあって? 計画の変更?)
彼の中で想像できる様々な憶測を連ねる

が、

「まあいいか」

自分には関係の無いことだと、そこで考えるのをやめた


ソファに眠るふらんに再び目を向ける
「ここじゃ風邪ひいちゃうな」
依然、無防備な姿で眠っている
「父さんがいなくて本当に良かった」
自分が目を離した隙に何をしでかすかわかったものではない
「何がレイプ衝動だよ、馬鹿馬鹿しい」
山で別れる際に父が言ったことを思いだし、一蹴する

そして彼女をベッドに移すために抱きかかえようと手を伸ばした瞬間


―――れいぷしちゃいなよ

「へ?」
自分では無い誰かの『声』がした

周囲を見回すが誰もいない

テレビの音声でも無い

―――すきなんでしょ、そのこのこと?

声は彼に話しかける
まるで耳元で囁かれているような奇妙な感覚
人のものとは明らかに『何か』が違う、声
今まで一度も聞いたことの無い、不思議なトーンが頭の中を無遠慮にノックする

―――したいって、おもってるんでしょ?

「おもってない」
声の正体が良く分らないまま、彼は言葉を返した

―――いいや、おもってる。むぼうびなねがお、すかーとからのびるきれいなあし、こぶりなからだつき。おかしたくてうずうずしてる

「ふーちゃんをいちどもそんなめでみたことなんてない。ぼくは、とうさんとはちがう」

―――おなじさ。いや、それいじょうのいつざいかも

「いいかげんにして」

―――じぶんにしょうじきになりなよ。ねぇ、ほんとうはきづいてるんでしょ? がまんしてるんでしょ?

「うるさい」

―――わかげのいたりで、きっとふーちゃんもゆるしてくれるさ。さぁゆうきをだして

「だまれ」

―――こうどうのこんていに“あい”があるなら、だれもきみをとがめることなんて・・・

「喋るな!!」

テーブルの上にあったリモコンを掴み、思いっきり背後に投げつけた

―――いでっ!

それがカーテンの裏に隠れていた父に命中した
カーテンから出て、痛そうに額をさする
「お前にwiiリモコンは一生触らせん!」
憤慨する父などお構いなしに息子は父に掴みかかる
「あの声は父さんだよね?」
尋ねられた父は持っていた機械(一見すると拡声器のような形状)のマイク部分を口に当てる

―――そう。でゅぇっす

機械を通して声が聞こえた

「何ソレ?」
「山で拾った。なんかゆっくりにしか聞こえない周波数の音が出せるみたいだ。お前にも聞こえるかと思って試したんだが・・・」
モスキート音ならぬ、ゆっくり音が出せる装置
調べた所、父が持っているゆっくり発見器を作ったのと同じメーカーらしい
「試し方が悪趣味すぎるよ。本気で怒りそうになった」
「じゃあさっさとふーちゃんをレイプしなさい」
「話聞いてた?」

一発くらいいいかなと思い。拳を高く上げる

「そうそう、一つ情報が。ドスまりさについてなんだが」
彼の拳が止まった
「ドスまりさは今、保健所にいる」
「それは知ってる」
「捕まえたのは同好会の人間じゃない」
「やっぱり。じゃあ誰が?」
「地元の学生だそうだ」
「は?」
思わず挙げていた拳を下ろした
「名前まではわからないが男子高校生と女子中学生の兄妹、そして女子高生の三人組だそうだ。案外、お前の知り合いだったりしてな」
「いやいや。そこまで世間は狭くないよ」


「そういえば、そろそろ保健所にふーちゃんの飼いゆっくりの手続きの更新に行かないといけないな」
「じゃあ明日の午前中に行ってくるよ」
「ついでにドスの様子も見れたら見てきてくれ」
「えーー」

その父の何気ない一言が彼を厄介事へと誘う第一歩だった



続く


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最終更新:2022年05月03日 22:05