• 制裁モノ
  • 他SSの設定をいくつかお借りしています。
  • れいぱー有り

「ゆっくりしていってね!!!」

ああ、我が家に近づけば近づくほどやけにうるさいと思ったら。
玄関をくぐった途端にこれだよ。…頭が痛い。
居間の方を見ると、窓ガラスが押し開けられていた。
普段頭は悪い癖に、こいつらはこういう所ばかりしっかりしている。

「ゆゆっ、ここはまりさのゆっくりぷれいすだよ!くそじじいはでていってね!!!」
「「「「でていってね!!!」」」」
「「「「「でていっちぇにぇ!!!」」」」」

はい入りましたおうち宣言。
この後やりとりをしたとしても押し問答だろう。
こいつらの性質は良く知っている。

何故なら、俺は…

「ヒャッハァ、我慢できねぇ!虐待だぁぁぁあああ!!!!!」

虐待お兄さんだからさ。



~テンプレート~



そして、家に当然のようにある透明な箱。
明日の土産話ができたな…と思いながら、足元でなんか喚いている奴らをぶち込んでいく。
「ゆゆ~、おそらをry」
「ゆ、くそじじいはれいむのかわいいこにさわらないでね!」
とりあえず、23歳の俺をじじい呼わばりした親ゆっくりどもは個体で透明な箱に入れる。
子ゆはまりさ2、れいむ1。赤ゆはれいむ2・まりさ3の合わせて8匹。
成体に近いバレーボールサイズから片手サイズまでバリエーション豊かだ。
それらは大きめの箱に全部いっしょくたに詰めたのでかなりぱんぱんになっている。
「くそじじいはさっさとまりささまをだしてゆっくりしねぇぇぇ!!!」
「あまあまをもってきてもゆるさないよ!ゆっくりしねえええ!!!」
当然のように、親ゆはかなりきついであろう箱に体当りをしては跳ね返されている。
子・赤ゆの方は、箱に詰まって苦しそうにゆーゆー唸っている。

さて、どうしてくれようか。

とりあえず箱型になっている子ゆどもを開いて籠にひっくり返す。
ひっくり返して蓋に当たる部分を開くと、掌サイズからバレーボールサイズまで落ち…
…てこない。
下から覗きこむと、大サイズのゆっくりの隙間に小サイズのゆっくりが詰まってぴったり
箱を塞ぐ形となっていた。下側を向いていた小ゆっくりがぷるんとはみ出ている。
「ゆ、ゆっくちあいちゃよ…れいみゅはゆっくち、でりゅよ…」
むりむりとひり出されていく赤ゆっくり。
最初に出口に気づけた運の良いゆっくりはれいむ種だったようだ。
さながら出産のようなひり出方でゆっくりむりむりと赤れいむが落ちようとしていく。

…きゅぽん!

小気味良い音とともに、赤れいむが発射されてゆとりを取り戻した箱からゆっくりどもが
どさどさ音を立てながら落ちてゆく。
大きいサイズのゆっくりまりさが落ちると、「ゆぴっ…」という声とともにぐしゃ、と何かが潰れる音がした。
落ちてきた当ゆ共は全く気付いてない様子で解放感に歓声を上げていた。
「ゆぅ、やっとでられたのぜ…あんなところにまりさをとじこめるくそじじいはあまあm
「いみょうちょれいみゅぎゃああああ!!!!!」…ゆ?」
子まりさ on the 赤れいむ。尻に敷かれたのは、最初に出口に気付いたれいむだった。
「ゆっくりごろしのまりさはしねええええ!」
三番目の子れいむが一番大きな子まりさにしきりに体当たりをはじめた。
どうやら、末れいむと一番仲が良かったれいむらしい。
それを皮切りに、籠の中にいる子・赤ゆっくりのすべてが末っ子を潰したまりさにぶつかりはじめる。親ゆっくりはと言うと、
母れいむは目の前の出来事に目を回し、父まりさは箱に体当りを続けていた。
「ゆ、ふかこうりょくなのぜ!やめるのぜえええ!」
一番大きいとはいえ、自分に近いサイズのゆっくり2匹と赤ゆっくり全部から体当たりを受ける
まりさはじわじわ弱っていく。
「はい、そこまでだ」
子まりさの可愛い(笑)顔を青いあざが半分程覆った頃に、俺はそのまりさを救いだした。
「じじいいいい!そのゆっくりごろしをわたすのぜえええ!」
最初に体当りをはじめたれいむではなく、便乗して体当たりをしていたまりさが声を上げた。
どうも、こいつにとって長姉はストレス解消用のおもちゃになっていたらしい。
「おいじじい!かわいいまりさをたすけたおれいにまりささまのどれいになることをゆるすのぜ!だからあまあまをもってくるのぶぎゅうううう!」
とりあえず助けたまりさが調子に乗ったので頭上から軽く踏みつけておいた。

「はい、これから君たちには俺の楽しい楽しい遊びに付き合って貰うよ。拒否権は無い。Noと言ったらその場でゆん生終了だ」
まりさを踏みつけた足に力を入れる。
「ぶぎゅ、ううう…やめるのぜ、やめ、ぶげえええええ」
まりさの体が1/4程度に潰れた頃に、やっと中身を吐きだした。
このまりさは奴らの味を上げる為の見せしめだ。皮になるまで餡子を吐かせ続けてやる。
「ぶぎゃ、げえおおえええ…」
「ゆ"っ、ゆ"っ、ゆ"っ、…もっと…ゆっくり…し、た…かっ、た…」
足に力を入れ、最後には手も使って「永遠にゆっくりした」後も皮になるまで餡子を押し続けた。
ふう、と一息つくと、ゆっくりの方に顔を向ける。
「ばりざ、ばりざあ"あ"あ"!じじいはゆっぐりじね"え"え"え"!じね"え"え"え"!!!!!」
「ごめんなさいなのぜ、まりさはゆるしてほしいのぜ、こどもとれいむはころしていいのぜ、だからまりさにはゆっぐりざぜでね…」「ばりざあああ!なんでぞんなごどいうのおおおお!」

「ゆびゃああああ、おねえぢゃんがああああ!」
「ゆっくりごろしがしんでいいきみだよ!ゲラゲラゲラ」
「おどうざんなんでぞんなごどいうのおおお!」
「ゆっくちちたいよおおおおおお」
「エレエレエレエレエレ」
「ゆっぐ、ゆっぐ…」

まさに阿鼻叫喚。これぞ快感。…あ、赤ゆが吐いてやがる。
エレエレやっている赤まりさを手に拾い、漏らした餡子を掬って口に入れる。
少々拾えきれない分は下の元まりさから頂いておいた。
そして、赤まりさが再度吐き出さない様、セロテープで補強をして籠に戻す。
「むー、むー…」
「ぼうおぢびぢゃんにざわるなあああ!じね、じねええええ!」
…れいむの箱がガタガタうるさい。とりあえず静かにさせるか。

数分後、部屋のコンロには深い鉄鍋が!

「と言う事で、うるさいれいむには静かにして貰う事にしました」
「ゆ"あ"あ"あ"あ"あ"、でいぶに"ざわ"る"な"あ"あ"あ"あ"!!!があ"あ"」
箱を開けてれいむを掴もうとすると、その腕に噛みついてきた。
なかなか根性のあるれいむだ。
手にれいむをぶら下げたまま、熱した鉄鍋の上に腕を持ってくる。
実は熱気で腕の方も焼けそうなのだが、れいむの根性にこれ位は答えてやらないといけないしな。
「はい、手から離れると大事な大事なあんよ(笑)が焼けちゃいますよー」
「ぶぐぐっぐぐぐぐぐぅぅぅ!!!」
途端に、腕を噛む力を上げるれいむ。正直力を込めると力尽きるのが早まるだけだと思うのだが…
腕が煮立つのが先か、れいむが落ちるのが先か。とりあえずまりさと子ゆ共の様子を見ることにするか。
ちらりとまりさに目線を向ける。
媚に媚びた目をこちらに向けてゆんゆん唸っていた。うぜぇ…
子ゆはというと赤まりさのセロテープを剥がそうと躍起になっている者、籠の隅でうずくまって居る者、俺に媚びを売る者…
三者三様とは良く言ったものだ。
子ゆっくりに目を向けていると、ふと腕が軽くなった。と同時に、
「ゆんびゃあ"あ"あ"あ"!でいぶの、でいぶのぎでいな"がみ"があ"あ"あ"あ"!!!!!」
熱された鉄鍋に後ろ頭から突っ込んだ哀れなれいむは、鍋から見上げる形でまずは髪が溶けて鍋にくっついてしまった。
その後、鍋の胴の部分に当たる足やおりぼん(笑)の辺りが熱に焦げてゆく。
…正直、想定外だったが目玉をひん剥いて泣き叫ぶ姿が見られたのでよしとしよう。
水で、熱によって真っ赤になってしまった左腕を冷やす。腕には、れいむの噛み跡がくっきりとついていた。

「ゆ"あ"あ"あ"あ"…ゆ"あ"あ"、あ"」
叫び声が小さくなってきたので鍋かられいむを取り出そうとしたのだが、鍋にくっついてしまっているので仕方なく
冷水を鍋に入れて(ジュウウ)
鍋の外側に近い所をよく掻きまわして(べ、あ"あ"あ")
頭の三分の一位が水に溶けてしまったれいむを取り出した。(ゆ"…ゆ"…)
と同時に、タッパーにオレンジジュースを張ってその上にれいむを置く。
髪は完全に鍋にくっついてしまって剥がした際に剥けてしまい、おりぼんは茶色に変色。
底部は狐色…と、見るに堪えない姿になってしまった。深鍋恐るべし。

体にオレンジジュースを塗りたくって少し待つと、れいむは息を吹き返した。
「ゆっくりしたかい?」
「…ゆ"、ゆ"っぐ…できるわけ…ないでしょ…」
息も絶え絶えでれいむは返事するが…まあ、鍋で体中焦がされてゆっくりしていたら脅威以外の何物でもない。
少し冷めてきたら、感動のご対面。れいむタッパーをテーブルに置いて、父まりさ箱を床から持ち上げる。
テーブルの方に目線が合う様に徐々に持ち上げていくと、まりさの絶叫が上がった。
「ゆっぎゃああああああ!!!!!」
「ま、りさ…まりさ…なんで、たすけて、くれないの…」
「おまえみたいなかいじゅうまりさしらないのぜえええ!」
「なんでぞんなごどいうのおおお!」
ゆがーん、と目を白くするまりさ。当然の反応だが、伴侶に否定されたれいむは絶叫を上げている。
「大丈夫だ、今にれいむと一緒にしてやるからな」
優しく、顔の傍までまりさを持ってきて語りかけてやる。
「ごべんなざい、ごべんなざい、おにいさん、ばりざをだずげで、だずげで、ぐだざいぃぃ…」
自分の境遇が理解できた様子、嬉しすぎて涙が止まらないようだ。…可愛い奴め。

底部をもにょもにょやって逃れようとするまりさを箱から出して持ち上げ、キッチンの上にあるまな板へご招待。
普通に立たせるとあんよ(笑)を使って逃げられてしまうので横向きに抑える。
そして、もにょもにょしている底部をまずは縦に一直線。中に達しない程度の厚さに切ってやる。
「ゆぎゃあ"あ"あ"あ"、まりさの、まりさのあんよお"お"お"お"!!!」
目を見開いて涙を横向きに流し続けるまりさ。下には既に水溜まりができている。
更に90度程度横に移動させ、十字になる様に再度線を引く。
「ゆびいい、ゆびいいい…」
何度も、何度も底部を傷つけていく。
気味の悪いチェック柄が出来れば、準備完了。丁寧に、ゆっくりと。ぺりぺり音をたててあんよ(笑)を剥がしていく。
「ぎっ、ぐっ、ゆびっ、ぎにっ…」
一枚一枚はがす度、変わった悲鳴を上げるまりさ。
全部剥ける頃には、まりさの瞳から流れる涙も枯れた様子で、ひぃひぃと小さく息をしていた。
中の餡子に傷一つ付けないであんよを完全に剥がしきった所で、テーブルのれいむの前に文々。新聞を敷き、その上でやっとまりさを縦にしてやる。
頬に当たる部分はまりさの涙で完全にふやけてしまっていた。
「ゆひぃ、ゆひぃっ…ばりざ、ばりざの"…じまんの、あんよが…」
ぼろぼろと流す涙は止まる事を知らない様だ。テーブルの反対角にいる動けないれいむは思わず目を反らす。主に白目がきもい。
それを確認すると、頭の上にずっと置いておいた帽子を外す。「おぼうしがえぜえええ!」
髪をおもむろに引っ張り上げると、ワイルドに包丁でぶった切る。「がみが、がみがあああ」
そして、坊主カットになった頭の頂上から縦に線を入れていく。今度は、餡に達する様に。
「ゆぶべ、dじゃjspわ@:」
…声にならない声。まりさの悲鳴はとどまる所を知らないまま、作業を進めていく。
縦の包丁を入れ終わる頃には、さながら不格好なビーチボールの様な形となっていた。
「ゆぶ、ぶ、ぶべ…」
息を吸う度に傷に染みる様子で、呼吸を小さく繰り返している。
次、ここが一番大事な所だ。
息を吸えるだけ吸う。そして、背中の縦線と縦線の間の皮をつまんだまま、

一気に引っ張り上げて剥がす。

「ぎゃあ"あ"せ"j:@おpkll0-い9kj@m:l」お@こj:!!!!!!!?!!!!!」
べりべりべりべり、びっ。
おぞましい声を上げて、まりさは目を見開いた。
その声のおぞましさに、先刻まで怪獣と言われていた母れいむは黙って涙を流し、
ふと後ろの子ゆっくりどもを見返すと、大半は餡子を吹いて気絶していた。
致死量を吹いているゆっくりが居ない事を確認すると、再度作業に戻る。
べりべりべり、びっ。ぺりぺり、ぺりぺり。
背中と口の下を剥き終わると共にまりさが絶望の表情を浮かべたまま
目玉がぐるんとひっくり返る。それを確認すると、むき出しの背中の餡にオレンジジュースをちょっぴりかけてやる。
「あ@:0ぴ;932!!!うお4てぃslkgbれzjw・;k¥!!?」
がらがらの喉?で必死に叫んで意識を取り戻すまりさ。…正直、こいつらにだけは生まれたくないと本当に思う。
とにかく、一番美味しい所だ。ここだけは意識を消されていてはたまらない。
「ゆっくり剥がれてね!!!!」
甲高い声を真似て、右の上唇に手をあてがう。
ふと、れいむの事を思い出して文々。新聞を動かしてそちらにまりさの顔を向けてやる。
まりさの顔が恐怖の表情のまま固まる。れいむも、それを見て固まる。
「お、おひひはん…はひは、ひひゃひゃお…(お、お兄さん…まりさ、嫌だよ…)」
何をされるか、既にわかっているのだろう。まりさは大粒の涙を流す。
丁度手の上に位置する右の目玉からも、ぼろぼろと手に向かって涙が流れている。
「やめてあげてね、やめてあげてね…」
ふむ、このれいむはまりさよりもゲスではないようだ。先程散々怪獣と言われた相手さえ思いやっている。
「じゃあ、れいむが僕が10数える間にここまで来られたらやめてあげよう。ほら始めるぞ。いーーーち…」
急に振られたれいむは目を見開く。そして、言葉の意味を理解すると跳ねようと顔を縦に伸ばし…
…むちん、とその場に止まった。
「でいぶう"う"う"、だずげで、でいぶう"うう"う"!でいぶう"う"う"!」
…あれ、こいつアレがれいむだってわかってたのか。なんとも、酷い夫だ。
「…じゅーーーーーーーーーーーーーーーー」
息の続く限り溜めてやる。底部が熱で溶けてしまったれいむは、1cmさえ進んでいない。
「ばがあ"あ"あ"あ"、ばがでいぶう"う"う"う"!じね"え"え"、じね"え"え"え"え"え"!!!!!」
呪いのように何度も叫ぶまりさ。お前、今助けようと動いていた事はどうでもいいのか。
「れいむが間に合わなかったせいでまりさのお顔は酷いことになるね。じゃあね」
「ゆびいい;ぁじゃいお@わ0j33じゃ3お;あ"あ"あ"あ"!!!!!」
あてがった手を一気に引き上げる。びりり、と綺麗に眼窩を残して、肌が剥がれた。
と同時に、盛大に叫ぶものだからむき出しの肌から餡子が漏れ落ちた。

…正直、グロい。かなりグロい。敢えて言うのであれば、出血する人体模型。とにかくグロい。
母れいむは反らしていた目をこちらを見るなり、見開いて気絶した。
…とりあえず、ここまでやったのなら最後までやってやらねば。
残りの3枚も、同様に剥がしてやれば自然製おはぎっぽいのの出来上がり。中身は全部餡です。
ぷるぷると震える父まりさ。叫べば餡が剥がれ落ちるのだから、もう何もできまい。
開いた目を閉じる皮もない。最早、目玉は裏から染み出る涙のみでしか潤せないだろう。

「…さて、と。こいつらはどうするかな…」
残ったのは五体満足?な子・赤ゆが、先程死んだ2匹を除いて6匹。
一匹の赤まりさにはセロハンテープが貼ってある。とりあえず外すか。
ぺりっ「ゆわーん、ゆわーん!」
剥がした途端に泣きだした。痛かったのだろう。
これで残りは子ゆがれいむ・まりさの二体、赤ゆがまりさ3のれいむ1。
赤まりさ3体で何かできないかな…と散々考えた挙句、
先日ゆ虐ネットで見かけたまりさを水の上に浮かべるといった内容の虐待を思い出したのでそれを試そうと思い立つ。
先程、れいむ焼きを作った深鍋を取り出し、たっぷりと水を張る。
赤まりさ3匹を取り出し、しっかりと帽子の上にはめてそこにGO!
「にゃにしゅりゅにょおおお!」「ゆっくりちたいよぉぉ!」「おみじゅしゃんはいやあぁ!」
叫ぶも、水の上にそっと浮かべると態度が変わる。
「まりしゃにょすちぇきにゃおぼうしでおみじゅにうけるんだじぇ!」「じじいはばきゃだにぇ!」「ゆえーん、ゆえーん」
…それにしても、まりさCは原種に近いのだろうか。
「あとは…加熱でもしてみるか」
カチ、とコンロの火力を最大にして付け、天蓋が透明になっている蓋を閉める。
「ゆ、ちょっちょくりゃくにゃっちゃんだじぇ!」
「ゆ、よるしゃんだにぇ!」
「ゆえーん、きょわいよおぉぉ!」
各々違う反応をしている。少々ばかり時間が経つと、また慣れてきた様子で
ゆらゆらした水面を眺めたり天井に付く水滴を頭で受け止めたり、真ん中でおろおろしていたりと様々な反応を取る。
「ゆ、にゃんだかあったきゃいんだじぇ?おみじゅしゃんゆっきゅりしちぇるんだじぇ!」
温度が上昇していき、ぬるま湯程度になると赤ゆ達は緩くなっていく。
その瞬間!
「ゆ、にゃぁぁぁ!おみじゅしゃんはいっちぇこにゃいで!…ゆ、こぽこぽこぽ…」
まりさBが水中に転落した。頬を緩めていた所でバランスを崩したのが原因だった。
熱い底に向かって沈んでいくまりさB。目には驚愕、口は何か言おうと開いたままであった。
「「ゆ?!」」
残りの二匹は、目の前で起きた事件を呆然と見ていた。が、少し経つとまりさAが騒ぎ出した。
「もうおみじゅしゃんいやにゃんだじぇぇぇ!!!まりしゃしゃまをだしゅんだじぇぇぇぇ!!!」
怒り猛って帽子を上下するまりさA。しっかり帽子にはめられたので、転落は免れているが波が立っている。
「ゆ、ゆらゆらしゃんいやだよぉぉ、おねーしゃんやめちぇぇぇ!」
まりさCはぽろぽろ泣きじゃくっている。

「あちゅいよぉぉぉ!だしちぇぇぇぇ!!!」
「ゆあーん、ゆあーん!きょわいよぉぉぉ!」
また数分も経つと、流石に我慢できない温度になってきたようだ。
小さな泡を吐くお湯の上で、赤まりさ2匹が紅い顔でくるくる回っている。

どちらが先に湯立つかな。小さいCだろうか…と考えていると、まりさAが痙攣を開始した。
「ゆ"っ、ゆ"っ、もっちょ…ゆっきゅり…しちゃかっ、ちゃ…」
くてん。目を閉じ、帽子に揺らいだまま、小さな命はそのゆん生を終えた。

まりさCが痙攣を開始したのはその少し後だった。
こぽこぽと、泡が大きくなってきて底に沈んでいるまりさBがつぶ餡の欠片を残して溶けて、くるくると鍋を回っている。
まりさAは、ぐったりとして帽子の上で事切れていた。
「ゆっきゅりしちゃけっきゃぎゃ、きょれぢゃよ…」
ゆっくりと、そのゆん生を終えたまりさC。これで、生存している赤ゆはれいむ1匹を残していなくなった。

無傷な子ゆっくりも、最後の赤れいむも。
そして焼けた母れいむ、ぴくりと動く事しかできない父まりさ。
部屋にいる総ての存在が、涙していた。

ただひとりを除いては。
そのひとりは、全赤まりさの死亡を確認すると火を止め、まりさ蒸しを2つ取り出すと口に含めた。
まりさAは絶望のまったりとした甘さ。まりさCは、どうも最期はゆっくりしたらしく、少々甘みには欠けてしまっていた。

「ごちそうさま」
遺品の帽子を二つ、餡子まりさと焼きれいむの間に置いて、残りのゆっくりはどうしようと考える。
この不意の来客を丁寧に出迎える為に、籠だと脱走される可能性があるので透明な箱に子ゆ2匹と赤れいむを入れて外へと飛び出した。



~森~



森に来れば、アレは比較的すぐに見つかる。
父まりさの帽子を、近くを通りかかった「ゆっくりしていってね!!!」れいむに被せ、口を手で塞ぐ。
「とかいはなありすはいないのかだぜ!きれいなまりさはとかいはなありすとゆっくりしたいのぜ!」
と大声で叫んだ。近くに家は無いので、おおよそこの奇怪な行動がばれる可能性は少ないだろう。

「んほぉぉぉぉ!!!ありすがとかいはのあいをわけてあげるわああああ?!」
5分も経てば、1匹目のありすがご登場。早い、流石れいぱー早い。
俺の目の前でれいむ「ゆっくりやめてね!れいむはれいむだよ、まりさじゃないよ!!!」に
飛びつくありす「れいむだなんてうそつくまりさはおしおきねえええ!」を取り押さえる。
あのアヘ顔を露骨に晒してれいむの元に行こうとするありすを、
「うちに行けばそんなまりさ忘れる位の美まりさとれいむですっきりさせてやる」
の一言で抑え込み、家へと連れて帰る。…れいむは帽子を回収するついでに潰しておきました。



~家~
家に帰ると、外側がぱさついて粉を吹いているまりさと、涙でふやけたれいむ。
それに、3匹で寄り添う子ゆっくり共がお出迎えしてくれた。
ありすは底部の泥を落とされて部屋に入るなり、まりさを探す。
「まりさ、まりさあああ!ついでにれいむもありすがとかいはなあいをわけてあげるわあああ!!!」
びくりとする餡まりさ。…もうお前まりさじゃないって。
寄り沿う子ゆっくりはより結束を深めながら、大きい箱の隅に寄っている。
赤まりさの遺品の帽子を潰すように、餡塊と焼きれいむの間に、その大きな箱を置く。
箱越しには、寄り添う3匹。その上から、蓋を開けてゆっくり、ゆっくりと暴れるありすを降ろしていく。
「ばあ"あ"あ"…ばあ"…」
「やめてね、ゆっくりやめてね、れいむのおちびちゃんにありすをちかづけないでね、れいむとすっきりしていいからね、やめて、やめて…」
外の二匹は、絶望の表情と…餡塊の方は目を開いている以外表情は読み取れないが、口から変な声を発する。
「とかいはなおちびちゃんたち、ゆっくりしていってねえぇぇぇ?!」
息も荒く、着地するれいぱーと化したありす。まりさがその行く手に立ちはばかった。
「ゆ、ああありりりすに、ありすに、まりさの妹は渡さないのぜえぇぇぇ!ありすはどっかにいくのぜぇぇぇ!」
ぴょん、とありすに飛びかかる子まりさ。後ろのれいむ2匹は輝いた顔でそれを見ている。

…が。

「まりさったらつんでれさんねぇぇぇぇ?!!ありすとゆっくりしましょうねええええぇぇぇ!!!」
底部に噛みつこうとひっくり返す算段が、ありすには効かなかった。
普通に考えれば当然なのだが、相手方の方がまりさよりも大きい上、お互いが跳ね寄る形となっていたのだから、高く跳ねた方に利がある。
勇敢なまりさは、大きなありすに押さえつけられて粘液を擦りつけられた。
「やべるんだぜ、ありすなんてすきじゃないんだぜえ"え"え"!!!」
「つんでれさんなまりさもかわいいわよぉぉぉ!あとであっちのれいむもあいをあげるからねええええ!!!」
ぬちゃぬちゃと、気色悪い音を立てて擦り合うありすとまりさ。
目の前で子供がれいぱーに捕まっているのに、助けられない。
親二匹は、黙って涙を流すのみだった。

段々まりさからも粘液が出てきて、顔に赤みが射す。
ねちょねちょ。嫌な音と涙の落ちる音、
「ずっぎりじだぐな"い"い"ぃぃぃ!!!」
犯される子まりさの絶叫、
「んほぉぉぉぉ!!!」
悦ぶありすの声。
総てが、最大になった瞬間。
「すっきりー!」「ずっぎりいぃぃ!!!」
子まりさから、茎が生える。
にょきりと生った実は、4つがありす、1つがまりさだった。
ぼろぼろと涙を流す家族。姿形は違えど思いはひとつだった。
「もうやだ…おうち…かえる…」
子供を生やしたまりさの方は非常に複雑な表情でそれを見ていた。
子供ができた喜びと、ゆーじんを壊された悲劇。
どんな表情をすれば………
「つぎいくわよぉぉぉおお!!!」「なんでなんだぜええええ?!」
当然、1発で朽ちなければ次がある。
結局m成体に近いサイズのまりさは4本茎を生やした所で朽ち果てた。
「おねーちゃん、おねーちゃんんんんん!!!!!」
「ゆえぇ、ゆえぇーん!」
母れいむは既に目を剥いて気絶していた。とりあえずオレンジジュースで復旧、最後まで見て貰った方が面白い。
父まりさはと言うと、外側の方からぼろぼろと崩れてきている。これはまずいな、とジュースをかけたのだが、少しだけ色を取り戻すばかり。
…こちらはもう時間の問題だろう。早く終わらせてやらないとな。
「れいむううううぅぅぅいくわよぉぉぉぉ!!!!」
「ゆぎゃああああ!!!!!」

最終的に、4本茎を生やして朽ちた物、3本生やして朽ちた物、1本も生えずに朽ちた者。
箱には4つの死骸があった。
ありすというと、
「ぼう"やべで、どがい"は"じゃ…ずっぎり"ー!…もっ…、ずっぎ……したかっ……」
中の餡が無くなるまで箱を揺らしてやって31回すっきりした所で皮だけになって死んだ。
この時には、既に最初の出会いから3時間が経っていた。流石にやりすぎたな。
そっと、れいむとまりさを庭に持って行って降ろしてやる。
…まりさは新聞ごと、しかもそっと運ばなければすぐに崩れてしまいそうだった。
なんとか運び終えると、空には星が満ちていた。…ビールでも持ってきて眺めているかな。
縁側に座りながら、餡を持って行かれながら震えるまりさと、横で少しずつ喰われていく恐怖におびえ続けるれいむを、満天の星空と一緒に、眠くなるまで見続けるのであった。




【あとがき】
テンプレート的な虐待を書こうと思ったら半端なく大変だった。
水上まりさが魅力的過ぎて、残ったまりさを一気に片付けるついでに水上+加熱という手に走ってしまいました。
こんな駄文でも、最後まで読んで頂けたら作者は感謝の意でしあわせー!です。

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小ネタ415 にんげんさんちのあまあまさん

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最終更新:2022年05月19日 12:29