※この作品は愛でスレ出身のキャラ“ドスまりさ”が登場します。
※この作品は虐待スレ用の作品なのでその結末も推して知るべし。
※この作品には虐待描写や微妙に性的な描写があります。
※この作品はfuku1754.txtの続きです。
※以上のことを理解してゆっくり楽しんでください。






数日後、僕はドスまりさの里が見える場所に再び赴き、ちょっとした隙に好奇心に負けて勝手に里を出て行く子どもがいないか見張っていた。
すると・・・2匹の小さなゆっくりが里から出てくるのが目に止まった。
1匹はゆっくりまりさだ。もう1匹よりも小ぶりながらもまりさ種特有のアクティブさで前を跳ねている。
もう1匹はゆっくりれいむ。きっとお姉さんなのだろう、やんちゃな妹を必死に追いかけては止めようとしているが全く上手く行かない様子だ。
そんなに2匹を先回りして待ち伏せる。
「ゆ!おねえちゃん!あそこにおいしそうなくさがはえてるよ!ゆっくりたべようね!」
「だめだよ、まりさ!かってにでていったらあぶないよ!ゆっくりできないよ!」
少しの間、草むらに隠れて待っているともう子どもたちは声が聞こえるところまで近づいてきた。
「ゆっくりしていってね!」
2匹との距離が十分に縮まったことを確認するとゆっくり取り網を構えて草むらから飛び出し、お約束の台詞を口にした。
「「ゆっくりしていってね!」」
本能に従ってご丁寧にお約束返しをする子どもたち。
「やあ、馬鹿なゆっくりたち。僕はゆっくり加工所の職員だよ。仕事で君たちを捕まえに来た」
我ながら悲しくなるほどの演技力。いや、本当に悲しいわ・・・。
「ゆ!おじさん!れいむたちをつかまえてどうするの!」
しかし、そんなことに気付くわけがない餡子脳。僕はそんなお前たちが大好きだぞ!
「勿論、加工して売り飛ばすのさ。加工するのが凄く痛くて苦しいんだよ。今もいっぱいゆっくりがつかまっているよ」
うはwマジで棒読みにも程がある。ちょっと演劇教室とかに通おうかな?
などとくだらないことを考えていると、ちびっこいまりさが妙に尊大な態度で僕に反論してきた。
「そんなことしてもむだだぜ、おじさん!まりさたちにてをだしたらドスまりさがだまってないんだぜ?」
さすがまりさ種。僅かな躊躇いも無く虎の威を借りてきやがった。
普段ならここで虐待開始なのだが、今回ばかりはそうも行かない。
あああああああああ!!フラストレーションたまるなあああああああ!!
「無駄だよ。ドスまりさも加工所のことは知っている。でも、僕たちに勝てないから手が出せないんだよ」
「そんなのうそだぜっ!」
「本当だよ。もし嘘だというのならどうして僕たちは今もこうやって元気に加工所で働いていられるのかな?」
と、言ってもこの幼いまりさにはイマイチ理解できないだろうけどね。
でも、姉のれいむのほうはしっかりと理解していたらしい。
「ゆ!まりさはゆっくりにげてね!それからおじさんはゆっくりしんでね!」
必死になって僕に体当たりを仕掛けてくる。
「ほいよ!」
とりあえず蹴っておいた。邪魔だし。
軽く蹴ったにもかかわらず馬鹿みたいに飛んでいくれいむ。
それを見てようやく状況を理解したまりさは一目散に逃げ出した。
「じゃ、まりさはゆっくりにげるぜ!だかられいむはゆっくりぎせいになってね!」
・・・・・・今まで数多のゆっくりを虐待してきた僕でも、さすがに今のは久しぶりにむかつきそうになったぞ・・・?
酷いまりさもいたもんだ。
「れいむー!まりさー!どこなのー!ゆっくりへんじしてね!」
するとジャストタイミングでやけに美人なれいむが仲間を連れてやってきた。
「くっ、まずい!仲間が来たんじゃもう手が出せないな。でもドスまりさでも君たちの里の入り口からひたすらまっすぐに進んだところにある加工所に勝てない以上僕たちは安泰だ」
と、わざとらしいにも程のある捨て台詞を必要以上の大声で言い残してその場を後にした。
あ、そうそう。さっき蹴ったれいむはあっけなく死んだらしいよ。





勝手に里から出て行った子どもの何気ない言葉はコミュニティに壊滅的なまでの打撃を与えた。
「ねえ、ドスまりさでもかこーじょにかてないってほんとうなんだぜ?」
帰ってくるなり大人たちの叱責もろくに聞かずにそんな言葉を口にしたちびまりさ。
加工所・・・それはドスまりさにとっても、ここにいる数匹のゆっくりにとっても非常に苦い思い出のある名だ。
入ったら出てこれない加工所だから、さすがにそこに入ったものはいない。しかし、加工所の職員と呼ばれる人間に仲間を連れて行かれたゆっくりは決して少なくない。
「かこうじょいやああああああああああ!!ゆっぐりできないよおおおおおおおお!!」
その単語を聞いた瞬間、悲鳴を上げたのは一匹の年若いゆっくりアリス。
このアリスは加工所の職員によって家族を全員奪われて流浪の身になった。更に不運にも行く先々で加工所の職員によって仲間と引き裂かれた過去を持つ。
「かこうじょごわいよおおおおおおおおお!!」
「があこうじょいやああああああああああ!!」
「ゆっぐりできないよおおおおおおお!!」
そのトラウマに起因する絶望的な叫びが、似たような過去を持つ仲間に伝播し、更に子どもたちへと伝わって行き・・・阿鼻叫喚の様相を呈するに到った。
その騒動を目の当たりにしながらも一向にゆっくり光線を使用しないドスまりさに業を煮やした里の要人のありすが言葉を発した。
「ばしょをしらないだけよ!いくらドスまりさがつよくてもどこにいるかわからないんじゃかてないでしょ?」
流石は里の要人といったところか。そのもっともらしい一言で大半のゆっくりたちを落ち着かせた。
その姿を流石ありすといった様子で見つめる要人ぱちゅりーと要人れいむ。
「さっきのにんげんがこのさとのいりぐちをずっとまっすぐいったらあるっていってたぜ!」
・・・最悪の一言。
「だったらかこうじょをゆっくりたおしにいくんだぜ!」
「ゆっくりできないなかまをたすけてあげようね!」
「いやああああああああ!がごうじょごわいいいいいいい!!」
「だいじょうぶだぜ!まりさたちにはドスがついているんだぜ!!」
人間の恐ろしさを知らないゆっくりが好き勝手に無謀とはき違えた勇気を示さんと加工所の襲撃を口にし、人間を必要以上に恐れるゆっくりが気が狂ったかのように叫ぶ。
「・・・どすまりさ。ゆっくりこうせんを・・・」
そう口にしようとしたありすだったが、ドスまりさはれいむのほうを見ていて、自分の言葉に耳を傾ける気などさらさらない様子だった。
『れいむぅ・・・』
ドスまりさとは思えないなさけない声。その直後にぱちゅりーとありすのため息が聞こえる。
が、そんな2匹の様子を意にも介さずれいむはドスまりさに微笑みかけ・・・
「れいむはしんいりだからなにもきめられないよ!まりさのしたいようにすればいいんだよ!」
そう、囁くとドスまりさに優しく頬ずりをした。


その後、ドスまりさの下した決定はこうだった。
『かこうじょにはいかないぜ!かてるかどうかわからないし、なによりみんながゆっくりできないよ!』
その決定を臆病だとか非情だと不満を口にする若者もいれば、ドスまりさでも勝てないのかと絶望するものもいたが、みんな表向きはその決定に従った。
そう・・・表向きは。
「だれにもみられなかった?」
今はとっぷりと日も暮れ、人間の時間で言えば午後10時だ。
「もちろんだぜ!」
「それじゃあ、ゆっくりしゅっぱつするよ!」
「ありすおねーちゃんにぶゆうでんをきかせるんだぜ!」
「「「ゆっくりいこうね!!」」」
そんな時間に集まるゆっくりの集団。
それは7匹の若いゆっくりの群れ。全員適当なサイズの木の棒や石ころを持っている。
そう、このゆっくりたちは臆病なドスまりさに代わって加工所のゆっくりたちを助けに行くつもりなのだ。
いざ出発、そう意気込んでいると更に数匹のゆっくりが合流してきた。
そのゆっくりたちは加工所が怖くて仕方ない一団で、どうやら里から出てもっと遠くへ逃げるつもりらしい。
臆病者と怖いもの知らず。相反する両者ではあったが早くここから立ち去りたいという点では利害が一致していたので特に揉める事もなかった。
そして里から2kmほど離れたところで美味しそうな食料を見つけて休憩することにした。
言うまでもないがそれは透明な箱で、あっという間に鬼意さんに捕らわれてしまった。
その内訳はまともにコミュニティに貢献していたものが4匹。ドスを見放した下種が7匹。
そしてこの仲間を売って命乞いしようと考える人里襲撃者が6匹。計18匹だ。
(ま:下:襲=3:5:8 まともなゆっくりの減少が1匹分多いのは蹴り殺された子れいむの分)


ほんの数日前まで60匹ものゆっくりを抱える大集落だったのに、いまや15匹にまで萎んでしまった。
あまりにもさびしい里の風景。しかも、いまや残っているのはまともに働かない連中ばかり。このままでは、里が廃れていくのも時間の問題だろう。
そんな現状を嘆くぱちゅりーとドスまりさへの不満を口にするありす。
「むきゅう~・・・このままだとさとがきえちゃうよ」
「まったくだわ!それもこれもどすまりさがゆっくりこうせんをつかわないからよ!」
「いまのこってるこはゆっくりしているばっかりだよ~・・・」
「ゆっくりりかいしてるわよ!さっきゆっくりたべものをもってこいってたいあたりされたよ!」
「でも、さとがなくなったらかえってきたこがこまるよね・・・」
「・・・・・・そうね。ゆっくりできないわね」
なんだかんだ言ってこの里の実力者2匹である。本当にこの里を、ここで育まれた命や思い出を大事にしている。
だから、この里も、ドスまりさも、働こうとしないゆっくりたちも見捨てることが出来ない。
そして、その想いが大きな過ちを犯すきっかけになる。
「ぱちゅりー。アリスはたべものをさがしてくるわ!」
「むきゅ!?そんなのアリスがすることじゃないよ!」
突然の提案に当然のように反論するぱちゅりー。しかし・・・
「しかたないでしょ?!みんなはたらかないし!ドスまりさはおおきすぎてかりはにがて!れいむはドスまりさのせわ!ぱちゅりーはからだがよわい!」
「・・・・・・むきゅ」
そんな風に言われてしまうとぱちゅりーには返す言葉が無い。
そう、もうありすが行くしかないのだ。
「・・・ごめん。いまのありすはゆっくりしてなかったね・・・。だいじょうぶよ!すぐにもどってくるわ!」
そう言って出て行った時の笑顔がぱちゅりーが最後に見たありすの表情になった。





「ははっ、まさか君みたいな賢いゆっくりがこんな原始的な罠に嵌るなんてね♪」
新たにいくつか仕掛けておいた透明な箱の中に入っていたのはしっかりと育ったゆっくりありすだった。
しかも、少し会話をしてみると、最近の離反者続出が僕の陰謀によるものであることを極めて短時間で看破するほどの優秀さだ。
もっとも、人間の僕に言わせれば最初の罠の時点で気付かない辺りが所詮ゆっくり、だけどね。
「くっ・・・!?」
「大方、信頼の証を糞まみれにしたり、加工所の仲間を見捨てようとしたドスまりさが真面目な連中から見放されて、君のような集落の重役が食料集めに行かねばならなくなったってところかな?」
僕が離反の仕掛け人と知ってから抵抗する様子も見せずにずっとそっぽを向いている。
きっと、何か反応を示せば僕が喜ぶことを理解しているのだ。生意気なゆっくりだ。でも、強がっていられるのも今のうちだよ。
「・・・つまらないな。まあいい。家に帰ったらたっぷり虐待してあげるよ」
箱に向かってそう囁くと、気まぐれに出てきた他のゆっくりに見つかる前にそそくさとその場を後にした。
(ま:下:種=2:5:8)


「・・・なんのつもり?」
訝しげに僕の様子を伺うのはさっき捕まえたばかりのゆっくりありす。
まあ、そりゃ訝しがるだろうな。何せ虐めるどころか髪の毛の手入れをして、皮に悪影響のない着色料でほんのりと化粧までしているんだから。
普段から栄養のバランスに気を遣っていたのだろう。皮の張りも良いし、何より体のバランスが良い。
そういった本人の生来の資質や努力もあって、手入れが終わった頃には驚くほどに美しいゆっくりありすが出来上がった。
その見事な出来栄えに一人でしばし悦に浸ると、それからこのありすをある場所に連れて行った。
そこは僕の家の虐待専用ルーム。そこには先日捕まえた18匹のゆっくりが1匹ずつ透明な箱に収容されていた。
「やあ、君たち。ゆっくりできているかな?」
「こんなせまいところでゆっくりできるわけないよ!」
「そんなこともわからないの!」
「おじさんはばかなの!?」
「はやくここからだしてよね!」
「でないとどすにいいつけるよ!」
案の定の罵詈雑言のオンパレードを聞き流しながらおもむろにありす入った透明な箱をゆっくりたちの前にかざす。
「ゆ!きれいなありすだね!」
「な、なかなかとかいはじゃないのッ!?」
「ありすううううう!!れいむとすっきりしよおおおおおお!!」
「なにをいってるんだぜ?あのありすはまりさのだぜ!」
自信過剰と自意識過剰が饅頭になったみたいなゆっくりとは思えないほどの賛辞の嵐。
「良かったね、ありす。みんな君のこと可愛いってさ?」
「ゆ!そ、そんなこといわれても、べつにうれしくないわよッ!」
とか言ってる割には耳まで真っ赤にしてうつむいている。その表情を見たゆっくりがまたはやし立てるので更に赤くなる。
「みんな!このありすとすっきりしたいか~?!」
「あっりすううう!!でいぶどずっぎぢよおおおお!!」
「もちろんまりさとだよなっ!?」
「ありすどうぢもどかいはよおおおお!!!」
「むきゅー!ぱちゅとすっきり~!」
「ちょ!?な、ななななにいってるの!?」
「よーし、それじゃあ・・・ここにいる18匹で殺しあってもらおうか!!」
さすがのゆっくりでもその場の勢いで同属殺しを働くような真似はしないだろう。そう思っていた時期が俺にもありました。
流石ゆっくり。俺たちには出来ないことを平然とやってのける!別にしびれもあこがれもしないけどな。
そんな感じで、僕が全員の透明な箱を取った瞬間から18人全員が入り乱れての大乱闘が始まった。
しかし、その乱闘自体にさほど興味は無い。その光景を尻目に僕はありすを膝の上に乗せてから激しく振動を与え始めた。
「なあ、ありす。三大欲求って知ってるかい?」
「しってる、ゆっ・・・わよそのくっ、らい・・・ゆっ!や、やめなさ、いっ、よ!」
「あの子達はねそのうち2つは十分に満たされているんだ。でも、ひとつだけ満たされていないものがある。そしてその1つのせいでゆっくりできていないんだ」
「ゆっ・・・もしかっ、して・・・ゆっ!?」
賢い上に非常に察しが良い。この顔の赤らめ方からするときちんと理解できているようだ。
「そう、性欲だけが満たされていないんだよ。しかも、絶頂寸止めを20回ずつ位したから相当辛いだろうね」
「ぜ、ぜっちょー・・・ゆっ・・・」
よし、徐々に快感に忠実になってきたな。
「ああそうだ、絶頂だ。だからあのゆっくりたちはああやって殺し合いが出来るんだよ。ああ、すごく綺麗な君とすっきりしたい!ってね」
「ゆ、ゆっ・・・っそ、そんなぁ!わけっ!ないでしょぉ・・・」
感じながらもしっかり照れるとは、なんとも器用な奴だ。
「ゆっゆっゆっゆっ・・・」
再び話しかけようかと思ったが、どうやら絶頂が近くなったようなので話しかけるのを止めタイミングを計ることに集中する。
「ゆっゆっ・・・ん・・・!?」
流石は大規模の里の要人クラスだ。ゆっくりとは思えない精神力でありす種の強烈な欲望を一瞬押さえつけた。
そのタイミングで僕は手を離し、一切の振動の影響を受けないようにありすをがっちり掴んだ。
「ゆぅ・・・ゆぅ・・・・」
喘ぎ続けた疲労感と絶頂に達することの出来ない苦しみと、成すがままにはされまいとする意地の葛藤によって苦しむありす。
「僕が君を捕まえた時に言った言葉を覚えているかい?」
「ゆっ・・・“きみみたいなかしこいゆっくりががこんなげんしてきなわなにはまるなんてね”・・・」
「そう、不思議だと思わないかな?どうして僕は君が優秀だって分かってたんだろうね?」
「な、なにを・・・いってるのよ・・・?」
ありすは呼吸を整えながらも僕をにらみつける。
「聞いていたんだよ、君の仲間から。賢くて綺麗なありすがドスまりさと仲良しだ、ってね」
「そ、そんなこと・・・ゆっ・・・!?」
大分落ち着いてきたところで再び振動を与える。
「それからそのありすとすっきりしたいか、って訊いてみたんだよ。そしたらなんていったかわかるかい?」
「そ、ゆっ・・・そんなの、ゆっく・・・わからないわよぅ・・・」
「したいけど、ドスまりさの“せいで”できないんだとさ」
「ゆっ・・・!?」
艶っぽくまぶたをとろんとさせ、興奮で頬を紅潮させながらも驚愕の表情を浮かべている。
「つまり、君がドスまりさと仲良しなせいですっきり出来なかった子がたくさんいるってことさ」
「ゆっゆっ・・・ゆっ・・・ゆっ・・・・」
何か言いたげだが快感が強まりすぎてもう喋ることもままならないらしい。その様子を確認した僕はいったん手を止めてやる。
「ドスまりさがいれば安全だから睡眠欲は満たされる。いざとなれば人里を襲えば良いんだから食欲も満たされる」
「・・・・・・いや・・・」
「なら君は何のためにあの集落にいたの?食料確保のため?集落防衛のため?そのどちらでもないのに何のためにいたの?」
「ちがうよ・・・わたしよりきれいなゆっくりなんていっぱいいいたよ!」
「最近集落に来たれいむとか?」
「!?・・・そ、そうよ!」
ゆっくり特有の責任転嫁。しかも文脈が上手くつながっていない。アリスの理性の仮面が少しずつ剥がれていくのが手に取るように分かる。
「でも、今殺し合いをしているゆっくりたちはこうも言っていたよ。れいむもきれいだけどありすおねえちゃんのほうがよくいっしょにあそんでくれる。なんだかんだいってありすはめんどうみがいい、ってね」
「・・・やめ、て・・・」
おやおや、ついに泣き始めた。しかし、普通のゆっくりのように目汁を垂れ流すのではなく、ぽろぽろと涙を零すといった印象である。ここまで正真正銘の都会派ありすを見るのは正直初めて。お兄さんびっくりだよ!
「結局のところさ、君がドスまりさの傍にいたかっただけなんじゃないの?ドスまりさの片腕?その地位も他のゆっくりをたぶらかして、良いように利用して得たものなんだろ?」
「・・・ちがうよ!おにいさんやめて!ありす、ゆっくりできないわ!」
ゆっくり、か・・・。こうなってしまってはもう他のゆっくりと大差ないな。
僕と目を合わせることを恐れて背を向けたありすのその後頭部を眺めながら口の両端を思いっきり吊り上げるような笑顔を浮かべて言葉を続けた。
「分からないなら言ってやろうか?ドスまりさの下を離れたものの中には少なからず君とドスまりさの仲に不満をもっていたものがいるんだ。つまり、君のせいであの集落から出て行ったゆっくりがいるんだよ!」
「いやーーー!ゆっくりさせてえええええええ!!」
「いいか!お前のせいで!ドスまりさの集落はあんなふうになったんだよ!!」
子どもがいやいやをするように体中を左右に振るありす。しかし僕の言葉は止まらない。
「ゆうううううううう・・・」
「君は最低のゆっくりだ!自分の欲望のために!自分の大事な人まで平然と傷つけたんだよ!」
暴論なのは百も承知。しかし、このありすはどうやら新入りのれいむに対して嫉妬心を抱いていて、そのことを恥じていた。
それと同時に実力のわりに控えめと言うゆっくりらしからぬ性格もあって責められると案外弱いのだ。
勿論、他のゆっくり程馬鹿ならば僕の使っている言葉の意味すら理解できないから何の問題も無いのだろうけど。
なまじ賢いというのはゆっくりとして生まれたものにとっては地獄だよな。
「その君のわがままの結果があれだよ!!」
そういってありすにずっと殺し合いをしていた18匹がいまや3匹にまで減ってしまったと事実を突きつける。
「・・・・ご、ごめんなざい・・・ごめん、ごめんね・・・みんな・・・」
と、嗚咽を漏らしながら、もはや物言わぬ饅頭と化した仲間たちに謝り続ける。
いや、だから反応がいちいち都会派過ぎるよ、君は。そこは「ありずのせいじゃないいいいいい」とか「ごえんねえええええ」とか言うところだろ?
もう、罪悪感で気が狂いそうなありすの顔を再び僕のほうに向けると、一転して穏やかな笑顔を見せる。
「でも、そんな君にひとつだけ償いをする方法があるんだよ?」
「・・・え?」
「君のせいであの集落は性欲を満たされない状態に陥った。ならその性欲を満たしてやるしかないだろ?」
「え、ええ・・・え・・・ええっ!?」
僕の言葉に希望を見出したかのように安堵の混じった真摯な表情になったかと思ったら、その意味を理解した瞬間に顔を真っ赤にして恥らう。
・・・まずいな。一瞬、変態お兄さんの気持ちが分かりそうになったよ。
「もちろん、やるよね?それがドスまりさや君の静で死んだ仲間へのせめてもの償いなんだから」
その言葉にありすは抗うことが出来なかった。


「むきゅ~・・・おねがいだよ。ゆっくりはたらいてね!」
今まで全く働いてこなかったゆっくりたちの家を一軒一軒回って、そうお願いするが全く聞き入れてもらえない。
どんなにへりくだって頭を下げて回っても返ってくる言葉はいつも決まって心無いものだった。
「いやだよ!まりさはゆっくりしたいんだぜ!」
「れいむたちにおしつけないでぱちゅりーがゆっくりいってね!」
「ゆっくりさせてくれないぱちゅりーはでていってね!」
「だれもいうこときくわけないのに、ぱちゅりーはばかだね!」
「おお、おろかおろか!」
そんな刺々しい言葉を浴びせられながらも家々を訪ねるぱちゅりー。
しかし、内心は酷く憔悴しきっていた。
どうして誰も理解してくれないの?餌は取りにいかなきゃなくなっちゃうんだよ?
冬になったら早々餌なんて見つからないんだよ?今食べている餌は本当は冬に少しずつ切り崩して行く分なんだよ?
どうして?どうして?どうして?どうして・・・?
しかも、人里を襲撃していたゆっくりたちまで先の一件でドスまりさの威光を過信しなくなり、人里から食べ物を盗んでこなくなったため、いまや食料を集めるものは皆無に等しい。
そして食料が乏しくなってなお誰もぱちゅりーの言葉に耳を貸さないのも、ドスまりさの威光が失われた結果だった。
「むきゅ!?な、なにするの・・・?」
ある日、いつものように家々を訪ねて歩いているとあるゆっくりまりさの家に引きずり込まれた。
「いそがしいぱっちゅりーをゆっくりさせてあげるんだぜ!」
「ちがうわよ!とかいはのありすがすっきりさせてあげるのよ!」
「そういうことだぜ!」
「まりさのぺにぺにでいかせてやるぜ!」
「ぱちゅりー・・・かわいいぜ?」
そこには家主のゆっくりまりさの他にも3匹のまりさと1匹のありすがいた。
そしてそいつらは以前ドスまりさの威光を借りて人里で好き勝手していた連中だった。
里内でドスまりさを敬う意識が失われた結果、今まで人里を襲撃できたのは自分たちがすごかったからなんだと勝手に解釈し、増長しているらしい。
「いや・・・ゆっくりやめてね」
「てれるひつようはないんだぜ?」
「こわいのはさいしょだけよ!」
「「「だからゆっくりいってね!!」」」
その言葉を引き金にいっせいにぱくりーに大挙するゆっくりたち。
まず、ゆっくりたち逃げられないように左右と後ろ、そして上からぱちゅりーを押さえ込んだ。
それから家主のゆっくりまりさが抵抗するぱちゅりーの口に舌をねじ込み、無理やり黙らせると、よくわからない粘液を出しながら体を震わせ始める。
「むちゅ・・・むちゅ・・・ゆはぁ・・・」
甘い声を発しながらゆっくりまりさは徐々に頬を紅潮させていく。
「う・・・うぎゅ・・・ぎゅ・・・ゆぅ・・・」
必死で抵抗するも振動を与えられると発情するのは半ば反射にも近いゆっくりの性。
そんな抗いようもない原始的な快感によってぱちゅりーは少しずつ抵抗する力を失っていく。
そして薄れる抵抗の意思に変わって、その快感を持って味わっていたいと言ういやらしい感情が湧き上がってくる。
「いやがってたくせにもうかんじてるね!」
「たまってたのね!ぱちゅりーはへんたいだわ!」
「ゆっくっく!へんたいらしくもっとぬれぬれになるんだぜ!」
「へんたい!へんたい!」
そんなぱちゅりーを四方から好き勝手に言葉を用いて陵辱するゆっくりたち。
そのあまりにも酷い侮辱に対する怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にするが、ゆっくりたちを更に喜ばせるだけだった。
「ゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆ・・・・・・」
だんだん激しくなっていく振動と善がり声。それにあわせてぱちゅりーとまりさの全身からどんどん粘液があふれ出してくる。
「ゆっゆっゆっゆっゆ~・・・いゃ・・・ゆっ」
それでも残された力を振り絞って必死に抵抗するがやはりどうしようもない。
「ばじゅりー!いぐよおおおお!まりざといっぢょにいごうねえええええ!!」
「い”、い”や”あああああああああ!!」
最後の力で悲痛な叫びを上げるも、聞くものが、聞いても助けるものがいないのでは寧ろ強姦魔たちをいっそう興奮させるだけ。
「ん、んほおおおおおおおおおおお!!すっきり~!!」
「むきゅうううううううう!!す、すっきり~!!」
元々体力のないぱちゅりーだ。一度すっきりした後はぐったりしてしまって寝込むことが多いし、子どもができてしまえば大抵はそのまま死んでしまう。
「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」
「づぎはありずのばんだよおおおおおおおおお!!ばじゅりういいいいいいいいいいい、いっぢょにずっぎりぢようねえええええええ!!」
しかし、それでもこの地獄は終わらない。全員が1回ずつぱちゅりーを犯しても、ぱちゅりーの頭から茎が生えてきても・・・そしてぱちゅりーが死んでもまだ終わらなかった。
「「「「「むっきゅ~!ゆっきゅりちていっちぇね!」」」」」
輪姦によって生まれた新しい玩具にこの下種なゆっくりたちが目をつけないはずがなかった。
まともな姿で誕生した子どもの数は5匹。これなら一匹としてお預けを喰らうことがない。
(ま:下:襲=1:5:8)





----あとがきかもしれない----

ありすは好きな人に強くあってもらいたい子ですね。だから態度がきつい。
一方のれいむはあるがままを受け入れるタイプ。猛烈に下げマンですよ。
彼女にするなら大局的に見てアリスタイプの娘をお勧めします。

今回の虐待シーンはゆっくりの里の二大要人がやられるシーンですね。
アリスはひたすら言葉責め。ぱちゅりーは分かりやすくレイプ。
でも、言葉責めって難しんだよ、ほげぇ~。

---次回予告---
お前が・・・ドスまりさだな?
貴様は・・・虐待お兄さんか?
愛でスレのシンボルと虐待スレの英雄!
出会うはずの無い両者が出会ったそのとき、何かが起こる!
(どうせバトルとか虐待だろ、とかいわないの、そこ!)

byゆっくりボールマン




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最終更新:2022年05月21日 22:16