今回の注意点
  • 俺設定あり
  • ぺにまむすっきりー
  • ある意味人間がゆっくりに負けます
  • その他諸々

それでも構わない方のみどうぞ

※「被虐のみょん_その一」を先に読むことをお奨めします。


『被虐のみょん_その二』


「ゆぅぅぅ…」
ドスまりさは混濁した意識の中思う。
ここはどこ?
まりさは何してたんだっけ?

「よう、起きたかデブ饅頭」
ドスまりさを覚醒させたのは人間の声であった。

気がつけば、ドスまりさは巨大な木に縛り付けられ、
口の中にはドスパーク用のキノコも幻覚剤入りキノコも無くなっていた。
それだけでもドスまりさは大層焦ったが、何よりも目の前に人間がいることに驚愕した。

「ゆゆぅ!? なんでにんげんさんがいるのおおぉぉぉ!!?」
そもそもドスまりさの群れでは人間には絶対に近づかない事を掟として定めていた。
重鎮クラスのゆっくり達は皆人間の危険性を身にしみてわかっているから。

「何でって、そりゃおまえのようなクズ饅頭を始末するために決まってるだろう?」
「どぼじで! ゆ! みんなは、みんなばどごおおぉぉぉ!!!」
「そこ」
男が指さした方向にはゆっくりが串刺しにされた杭が何本もあった。

「鬱陶しいのは全部杭で打っておいたから、安心しな、ちゃんと全員まとめて殺してやったから」
「ゆぎゃああぁぁぁあ!! でいぶ! おあちゅりー! あでぃず!!!」
その串刺しの中には重鎮であったゆっくり達も含まれていた。
もちろん、参謀ぱちゅりーとて例外ではない。

「どぼじで、どぼじでごんなごとずるのおおぉぉぉぉ!!!」
「まぁ、山の安全のため。ってところかな」
「ばりざだぢだんにもわるいごとしでないのにいいいいぃぃぃ!!!」
「おいおい、二日連続で暴れ回っておきながら何言ってるんだ?」
この村でドスまりさ狩りを決行するに至ったのは二日連続でドスまりさが暴れ回った事が原因である。

村の若い連中はきっと村を襲う準備をしているに違いないと主張し、
村の老人達もきっとそうだと呼応し、暴れ回っているうちに麻酔弾で眠らせ、
捕獲することが決定、その日のうちに決行された。

ドスまりさを捕獲する際に群れのゆっくり達が刃向かってきたが、
村人達はそれを悉く駆除、もとい虐殺し、串刺しにした。

一日目はレイパー駆除のために暴れ、
二日目はドスまりさの子供である美まりさがみょんに惨殺され、気が触れて大暴れした。
二日続けで暴れれば何事か、と思うのも当たり前である。
加えて、この村では病的なまでにゆっくりを嫌っているものが多数いる。
複数の事象が交わることによって、ついにはドスまりさおよび群れのゆっくり狩りにまで発展したのだ。


「まぁ、お前をぶっ殺すのも死体を始末するのも面倒だし、俺はもう帰るぜ」
「まっでよ! おでがいだからこれはずじでえええぇぇぇ!!!」
「じゃあな、ゆっくり。あの世でゆっくりしていってね! ってか?」
「ゆっくりしていってね!!!」

男は手を振ってドスまりさに別れを告げた。
これから村でゆっくり狩りの打ち上げをやるためである。

村はずれに縛り付けられたドスまりさは「まって、これ解いて」と騒ぐが、
男は一度も振り向くとなく立ち去った。
ドスまりさは縄を引き千切って逃げようと考えたが、
縄は丈夫で下手に力ずくで解こうとすれが饅頭肌に縄がきつく食い込み、
ついにドスまりさの皮が裂け縄が餡子に食い込んだ。

「いだいいいいぃぃぃ!!!!」
ドスまりさの流した餡子の臭いにつられて蟻達が列を成してやってきた。
この巨大な饅頭の処分は蟻達がしっかりと行ってくれるだろう。

こうして長い間続いた群れはいとも簡単に崩壊したのだった。





「やぁ、れいむ。気分はどうだい?」
所変わってここはゆっくりを虐待する趣味のある青年の家。

「ゆぶっ、ゆ"っ、ゆげっ、え"っ」
声を掛けられたれいむはあちこち破れ、虫の息である。

「ふぅ、つまんねーの。」
「ぶべっ!」
心底落胆したような様子で青年はれいむを踏み抜いた。

「君らは、俺の期待を裏切らないでくれよ?」
青年の視線の先には二匹のゆっくり。
ゆっくりみょんとゆっくりてんこ。
群れを捨て、東に向かう直前にとらわれた二匹である。

青年は村人達がゆっくりの駆除をしている間、自分の趣味の虐待用のゆっくりを採集していた。
何せこれからまた別のゆっくり達が集まって群れを作るのには時間がかかるであろうから。

「お兄さん」
「ん、何だ?」
「みょんたちは悪いゆっくりじゃないみょん! 見逃して欲しいみょん!」
「てんこもみょんも悪いゆっくりをやっつけてお引っ越しをする所だったのは確定的に明らか。
それを邪魔する浅はかさは愚かしい。」

「………で? お前らが良いゆっくりだったら何だってんだよ? 良いゆっくりなら虐待されないとでも?」
「だから何でそんな事言うのか理解不能状態。大体、お兄さんは良いゆっくりまで虐待するのかよ?
見ろ、見事なカウンターで返した。調子に乗ってるからこうやって痛い目にあぶべっ!!!」
言い切るのを待たずに青年はてんこを殴り飛ばした。

「みょ、みょみょみょ……」
吹き飛ばされたてんこを見て、みょんの記憶の一部がよみがえる。
妹が人間に文字通りゆっくりと潰される様。
ひしゃげ、行き場を失った中身が皮を膨張させ、挙げ句皮が裂けて中身が自分に降り注いだ。
とても強い親ゆっくりがなすすべもなく人間にサンドバッグにされ、歯は全部折れて目玉もつぶれ、
反応を見せなくなると、人間は今度はきれいな緑色の髪の毛をぶちぶちと引きちぎった。
後に残ったのはあちこち裂けて無惨な死体となった親ゆっくりと苦悶を貼り付けぺしゃんこになった妹ゆっくり

「や、やめてえええぇぇえ!!!!」
みょんの悲鳴に青年の注意が向いた。
てんこはというと、先ほどの一撃で壁に打ち付けられ意識を失っている。

「へぇ、良い声で鳴くじゃねぇか。そそるぜ…」
「みょ……みょみょ、、、」
みょんは恐怖で動くことが出来ない。
青年はみょんを抱き上げ、みょんの饅頭肌に残る傷跡を撫でてやる。

「みょん………」
くすぐったくて、つい反応してしまうみょん。

ばちぃん!!!

「ヴェニス!!!」
みょんの表情が緩むと青年はみょんの髪を掴んで、みょんを引っぱたいた。

青年の張り手を受けた瞬間、みょんは今まで受けた苦痛を思い出していた。
群れの美まりさに唐辛子をまぶした木剣で切り刻まれた時の痛み。
ゆっくりいくの電撃で気絶する寸前まで嬲られた時の痛み。
ドスまりさに潰されかけた時の痛み。
ゆうかに嬲られ、気絶したくても気絶できずに悶えた時の痛み。


それらの痛みすべてよりも今の一撃の方が重く強烈であった。


みょんはビクンビクン痙攣し、失禁までしてしまった。
「おいおい、何漏らしてんだよ。 まだまだ始まったばっかだぞ?」
そう言って青年はみょんを持ち上げ、まじまじと眺める。
みょんは歯を食いしばって耐えている。
ゆっくりが失禁をすると言うことは命が危険に晒されている時かもしくは…


「はは、こいつは驚いた! おまえ! 今俺に殴られて感じたろ!?
いや、お前ら風に言うと『すっきりー!』したんだろ!」
「み"ょ!」
カッと目を見開き、驚愕の表情のみょん。

「図星か」
青年が以前虐待したゆっくりも野良ありすに犯されている時に先ほどのみょんと似たような表情で耐えていた。
そのことから、みょんが痛みを感じると悦ぶ変態であることを見抜いた。

「それじゃあ、楽しませてくれよ! 変態!」
ばちぃん!!!




      • 数時間後
「み"ょ………み"ょ………」
みょんは何度も張られ、2倍近くに晴れ上がっていた。
みょんの周りはみょんの排泄物で汚れ、みょんの顔はすっかり腫れ上がっている。
しかしみょんは恍惚の表情を浮かべ、赤くなった肌もまるで興奮しきって赤くなったかのようだった。

「はぁ、はぁ、やれやれ、ちょっと悪のりしすぎちまったな……」
息も絶え絶えになったみょんを見下ろしながら青年は呟き、
最初に殺したゆっくりれいむを千切って部屋にばらまいてから部屋を後にした。

「み"ょん………」
みょんは床に蒔かれたれいむの残骸をもそもそと口に運び、体力回復を図る。

「みょ、みょん!?」
みょんが休んでいると、てんこが目を覚ましたようでみょんの変わり果てた姿を見て嘆いた。

「きっとみょんはひどい虐待をされて てんこは深い悲しみに包まれた!!!」
てんこはわんわんと泣き、みょんの体にこびりついた餡子を舐め取り、
すりすりして痛みを和らげてやろうとした。
しかしそれは今のみょんには色々な意味で刺激が強すぎた。

「ん、んほおおおおぉぉぉお!!!」
痛みが快楽に変換され、発情するような変態である。
みょんは不細工に顔を弛ませててんこに近寄る。

「て、てんこ、みょんはてんこのこと好きだったよ…」
「ゆ、ゆゆゅぅ!?」
突然の告白。
うぶなゆっくりであったてんこには寝耳に水である。

「と、突然のことでてんこは深い混乱に陥った!」
言葉通り、てんこは突然の出来事にすっかり混乱してしまった。

「みょんの赤ちゃん、産んで欲しいみょん」
「ゆゆゆゆゆゆーーーー!!!」
顔を真っ赤にしてもだえるてんこ。
そんなてんこをもう辛抱たまらんといった表情で見つめるみょん。

「駄目みょんか?」
「見事な求愛だと関心はするがどこもおかしくはない」
みょんはてんこに迫り、そして・・・



「「すっきりー!」」
てんこの体はふくらみはしなかったものの、てんこは自分の体内に宿った新たな命の手応えを感じていた。

「…」
みょんは何も言わずに立てかけられた棒を咥え、窓へと向かう。
みょんはただ暴力を受けていたわけではなかった。
苦痛と快楽の間を彷徨いながら、必死に逃走経路を探っていた。

おそらくこれからの虐待に使用するのであろう棒を器用に使って、窓の鍵を開けた。
そして、頬をこすりつけるようにして窓を開けると冷ややかな風が舞い込んだ。
しかし窓と外の世界の狭間には柵があり、てんこであればまだ無理をすれば抜けられそうだが、
二倍近くに腫れ上がったみょんには抜けられそうもない。

それに、時間はあまり無い。
もたもたすれば青年がやってきて今度は絶対に逃げ出すことの出来ない場所に移されてしまうかもしれない。

虐待趣味の人間に捕まってしまえばもはや命運は尽きたも同然。
みょんはせめててんこだけでも無事に逃がしたいと思っていた。
寂しくなるだろうが、今てんこはみょんの子を孕んでいる。
みょんがいない寂しさはきっと子供達が癒してくれるだろう。

「てんこ、ここでお別れだみょん」
「てんこはみょんを置き去りにするのはどちらかというと大反対。」
「てんこ、みょんの体じゃ、ここは抜けられないみょん。
だからてんこだけでも逃げるみょん! みょんとてんこの赤ちゃんを立派に育てて欲しいみょん!」
「い"やあ"あああ"ぁぁぁ!!! みょんといっじょじゃなきゃいやあああぁぁ!!!」
「聞き分けが悪いみょん!」
どむっ!
みょんの体当たりでてんこは柵に挟まった。

「いだい! いだいってば、みょん!」
どむっ!
どむっ!

みょんはまだ腹の膨らんでないてんこを押し出し、外の世界へ。

「みょんも! みょんもはやくこっちにきテ!」
「この体じゃ無理だみょん…」
柵の幅と比べて膨らみすぎたその体ではてんこのように無理矢理外に出ることは不可能。

「てんこ、急がないとまたあのお兄さんが来るかもしれないみょん! 急いで逃げるみょん!」
「ゆぅぐっ!」
昼間のことを思い出し、ガタガタ震え出す。
人間という名の化け物。てんこもみょんも全く歯が立たず、されるがままに蹂躙された。
恐怖が、苦痛が、怖気がてんこにの身に襲いかかる。

「てんこはみょんの最高の弟子で、奥さんだみょん! だからみょんがいなくてもきっと大丈夫だみょん!
でも、たまにみょんの事も思い出して欲しいみょん……!」
「ゆ"…ぅ"……う! きっと戻っテくるから! あかちゃんがひとりだぢじだらもどっテくるがら!
そのとぎまで、ゆっぐりまっででね!!!」
「ゆっくり…待ってるみょん……」

「てんこ!」
「…?」
「ゆっくりしていってね!!!」
「ゆっぐりじていっでね!!!」

「う"、う"、う"わあ"ああああ"ぁぁぁん!!!」
てんこは最後に別れの『ゆっくりしていってね!!!』を告げるとそのまま泣きながら森へと向かった。
夕方ではあるが、まだ日は高い。身を隠す時間くらいはあるだろう。

「さよなら、てんこ。どうか、死なないで…!」
みょんの目にはうっすらと涙が浮かんでいた。



てんこは森の中をずんずん進む。
頼りになるみょんはいないし、自分は腹こそ出ていないものの身重となってしまっているため、
まずは安心して暮らせる場所が必要。
ともなれば、らんやだいようせいが住んでいた群れに厄介になるのが妥当と考え、
そこへ向かうことにした。

二日後
しかし、てんこはその群れの位置を知らなかったため、途中野宿をしてとにかく森の中を進んでゆく。
途中で出会ったゆっくりに聞こうとも考えたが、ゆっくりとも全然出くわさない。
徐々にてんこの体も膨らみ始め、不安が募る。

「あたい!」
「ちぇぇぇん!」
てんこは赤ゆっくりの声をかすかに聞いた。
(良かった、ゆっくりが近くにいるんだ)
声の方向に向かうてんこ。

そこには四匹の赤ゆっくりと、
黒ずんで死んでいる親ゆっくりと思われる二匹のゆっくりのなれの果てがあった。
よく見るとその先の方でも木の幹にぶつけたのだろうか、顔面は腫れ上がり所々裂けていて
そこから中身を漏らして死んでいる成体ゆっくりが二匹いた。

死んでいる成体ゆっくりはらんとだいようせい。
黒ずんで死んでいるゆっくりの片方は尻尾らしき物が二本ついていたのでちぇんであろう。
もう片方は青いリボンがあったため、ちるのであると思われた。

赤ゆっくりの内訳もちるの、だいようせい、ちぇん、らんが一匹ずつだったので
もしかしたら、家族だったのかもしれない。


てんこは四体の死体に見覚えがあるような気がしたが、思い出せずにいた。
ただ、その組み合わせから何か懐かしい物を感じ、このゆっくりの子供であろう赤ゆっくり達を
代わりに育ててやろうという気分になった。

「お前らは一級ゆっくりのてんこの足下にも及ばない一般赤ゆっくり。
そんなお前らを自分の子供として育てるなんて、さすがにてんこは格が違った。」
「おい、早く着いてこい馬鹿。今日からてんこがお前達のお母さんですね。」

「あたい! あたい!」
「らんしゃまぁぁ!」
「おかあさん!」
赤ゆっくり達はなんの疑いも持たずにてんこの後をついて行った。

しばらく行くと川があり、橋を渡った先にはゆっくり達の群れがあった。

「この群れの長は誰? ゆっくり教えテ!」
早速一番近くにいたまりさにこの群れの長がどこにいるのかを聞いてみる。
「おさはあっちの洞窟にいるゆかりんなんだぜ!!!」
「あっちにいるのか。>>まりさ感謝」
「それほどでもあるぜ!」

赤ゆっくり達を伴い、長ゆかりんがいる洞窟へ向かう。
「そこのてんこ! ここは長のおうちだよ! 何の用かゆっくり話してねー!」
立ちはだかる門番ちぇんにてんこは事情を説明する。
愛するみょんとの子供を守るために悪い人間の元から逃げ延び、
途中孤児となった赤ゆっくり四匹を連れて旅をしているから、ここで暮らしたいと。

「だいへんだっだんだねー! ゆがりんをよぶがらぢょっとまっででねー!」
てんこに同情したのだろうか、涙を流して門番ちぇんはゆかりんを呼びに向かう。

「泣いてちゃ何を言ってるのかわからないわ! もっとゆっかり落ち着いて話してね!!!」
ゆかりんは報告に来たちぇんの言葉を聞き取ることが出来なかった。
とりあえず客が来たという事だけ確認し、洞窟の入り口に向かう。

「ゆ、見たことのないゆっくりね。ゆっかりしていってね!!!」
「ゆっくりしていってね!!!」
「「「「ゆっくりちちていってね!!!」」」」
全員が挨拶を交わすと、てんこはこれまでのいきさつをゆかりんに話した。

「苦労したのね…いいわ! ここでゆっくりしていくと良いわ!!!
しばらくの間はゴタゴタすると思うけど、すぐに収まると思うわ!!!」
「ところでゆかりんに聞きたいのだが、ここにらんとちぇんとだいようせいとちるの来なかった?
らんはここの群れの幹部だって言ってたのだが…」
てんこは数日前に分かれた仲間の安否を確認する。

「あなた、らんの知り合いだったの? らんはまだ帰ってきてないわ。」
「てんこよりもっと前に出発していたからもうついてると思ったらしい。」
てんこはらん達と分かれたときの事も話した。

「そうだったのね…、知ってた? ちょっと前に人間が森のゆっくりを皆殺しにしにきたの。
ちょうどあなたが悪い人間に捕まってた時ね。私たちは隠れてたから大丈夫だったけど…
らんは帰ってきてないの。だから、多分人間さんに…」
「み、みんなが殺されたの…!?
ゆ、ゆ"…ながまがころざれで、て、てんこはふがいがなじみにおぞわれだ!!!」
ついこの間別れた仲間が殺されたであろう事を聞いて慟哭するてんこ。

「おかあしゃーん! ないちゃやだー!」
「こぉぉん! こぉぉん!」
「あだい! あたいぃぃぃ!!!」
「わからないよー!!!」
釣られて泣き出す赤ゆっくり達。

ゆかりんはそんなてんこ達を慰め、新しい住居に案内してやった。
レイパー事件で死んだゆっくりが生前住んでいた洞穴である。
食べ物もある程度保管されていたため、てんこが出産するまでは持ちそうだった。
さらにゆかりんは群れのゆっくりに言って、もう一家族分の食料も提供させることにした。
何せ、レイパー事件の被害者は多く、この群れは半分以上のゆっくりが死んでしまったのだ。
食糧の備蓄はたくさんある。

      • 数日後、てんこはてんことみょんを一匹ずつ出産した。
「ゆっくちちていってね!!!」
「ゆっくちちていってね!!!」
生まれた自分の娘達と引き取った娘達を見て決意する。

「みょん…、みんな…てんこはこの子達もみょんとてんこのあかちゃんも絶対立派に育てるよ!!!
(てんこはゆっくりを選ばない)」
決意を新たに我が子全員を立派に育てると誓うてんこ。
丁度、最後に別れたときにいたメンバーと同じ顔ぶれである。

(みんなを立派に育てたら…きっとみょんを助けに…!)
てんこは希望に満ちあふれた顔でまた決意を新たにした。



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最終更新:2022年04月16日 22:17