GNドライヴ[T]

【名前】 GNドライヴ[T]
【読み方】 じーえぬどらいヴ[たう]
【保有MS】 アロウズ所属MS等

【詳細】

スローネシリーズ用に開発された、通称「擬似太陽炉」。

アレハンドロ・コーナーが木製探査船を捜索して入手した情報から組み上げた太陽炉の模造品である。
GNドライヴに比べ技術的な面で完成度が低く、GN粒子を生成できるものの、半永久的に稼働し続けるGNドライヴとは違い、その運用には電力を必要とする。
そのため、擬似太陽炉にはバッテリーが不可欠であり、搭載機のバッテリーが切れると活動を停止してしまう。
さらに活動を停止した擬似太陽炉にはスターターと呼ばれる火入れのための外部装置が必要であり、基地や母艦からの出撃を余儀なくされるなど、その運用に制限がある面も多い。

また、この疑似太陽炉から生成されたGN粒子は赤く煌めき、移動や機体制御のためにただ放出するだけでは無害だが、ビーム兵器用に圧縮すると極めて強い毒性を発揮し細胞異常を引き起こすという重大な欠点を抱えている。
この欠点はアレハンドロから擬似太陽炉を受け取り解析を進めた各国も問題視し、後に技術を解析し改良が加えられたことで毒性はなくなり、出力的にもオリジナルのGNドライヴに匹敵するまでになった。

生成されるGN粒子は真紅であったが、上記の欠点を改善する際の調整でオレンジ色となり、また初期型でも調整次第で黄金となったり変化する。

また、疑似的にではあるもののオリジナル同様にトランザムを発動することも可能。
ただし、レイフ・エイフマン教授が残したメモを元にビリー・カタギリが再現したトランザムは一度発動すると擬似太陽炉が焼き切れてしまうという欠点が存在する。
だが、アニュー・リターナーがプトレマイオスから持ち帰ったデータを元にイノベイド側が再現したトランザムはオリジナルとほぼ同等の性能を持ち、粒子残量に余裕があれば複数回トランザムを発動することも可能となっている。

さらには擬似太陽炉を同調稼働させることで擬似ツインドライヴシステムとすることも可能。
複数同時に搭載することで出力を向上させることも可能だが、ただ出力が向上するのみで、さらに同調稼働させないとツインドライヴに迫る力は得られないらしい。
また、トランザムライザーが引き起こす特殊な現象は発生しなかったため、このツインドライヴシステムはあくまでもオリジナルと似て非なる存在なのである。

オリジナルのGNドライヴに比べ、完成度では遥かに劣るこの擬似太陽炉だが、完成に莫大な年月を要するオリジナルと異なり、比較的短期間での量産が可能であり、単機に複数個搭載することで出力を倍増できるなど、模造品だからこその強みも大きい。