【詳細】
ガンダムを模した新世代MS。
全身ライトグレーのカラーリングは無塗装のEカーボンに由来するものである。ガンダムスローネの量産試作機である「スローネヴァラヌス」の設計や運用データがベースにされており、
頭部に4基配置されたカメラアイや、X字状に配置されたGN粒子発生装置など、ヴァラヌスの特徴が色濃く受け継がれている。
前述した通り、ガンダムスローネの量産機にあたるためガンダムの系譜に入る機体。
作中でも度々言及されているが、ソレスタルビーイングに対する国民感情への配慮から(パイロット補助システムを搭載する関係上など他の理由もある)、頭部にはアンテナの類は無く四つ目にしゃくれ顎と、全体的にガンダムとは全く異なる頭部レイアウトやデザインをしている。
また、操縦系統の違うパイロットでもすぐに使いこなせるように、頭部に新開発のサブコントロール・システムが搭載されるなど、運用面に配慮された操縦系統となっている。
AEU、人類革新連盟、ユニオンの旧三大国家群を統合して発足した国連軍に、計30機(各国家群に10機ずつ)が配備され、それぞれの機体に各国を代表するエースパイロット達(パトリック・コーラサワー(01)、セルゲイ・スミルノフ(11)、ソーマ・ピーリス(20)、ダリル・ダッジ(22)など)が搭乗している。その為に「エースパイロット専用の量産機」という、ガンダムシリーズの中でもかなり稀有な立ち位置にある機体である。
最終更新:2025年01月06日 15:49