「スウォルツゥウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!!!」
怒りのままに青年が叫ぶ。
加古川飛流にとって森嶋帆高と天野陽菜の恋物語などどうでもよかった。
自身に仕える振りをして、最後はあっさりと見捨てた男への憎悪が募る。
いや、スウォルツだけではない。
アナザージオウⅡのウォッチを奪った海東大樹。
忠誠を誓っておきながら、結局は自分を騙していただけだったウォズ。
どこまでも邪魔をし続けた門矢士と明光院ゲイツ。
そして自分の人生を狂わせた原因である男、常磐ソウゴ。
どいつもこいつも、この手で地獄に叩き落としてやらねば気が済まない。
だがアナザージオウⅡの力を失っている以上、今の自分では常磐ソウゴ達には届かない。
連中を叩き潰す為の更なる力を得る方法は一つ。
「…いいだろう。神子柴、今はお前の望み通りに動いてやる」
制限時間が過ぎるまで帆高を捕え、邪魔な参加者は全て排除。
そして力を手に入れ、常磐ソウゴをも超える魔王として邪魔する者を一人残らず殺す。
一度は惨めな敗北者へと成り下がった男は、魔王としての再起を賭けて動き出した。
【加古川飛流@仮面ライダージオウ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:常磐ソウゴを超える力を手に入れる
1:森嶋帆高を探しつつ、他の参加者を排除する
[備考]
※参戦時期は43話終了後。
最終更新:2021年02月04日 21:48