護りたいと思った、護りたかった相手が居た。何が何でも、そいつを救ってやりたかった。けど…そいつは、俺達が生きてる世界を救う為に…自分を犠牲にする事を選んだ。
…俺はあいつに、嘘を付いちまった。墓には…あいつの名前は無かった。なのに俺は…せめて、あいつが安心して、消えれるようにって…嘘を付いた。

このまま森嶋が、天野に会う事が出来なかったら、天野に会う事を諦めちまえば…多分、俺と同じ思いを抱えたまま、一生後悔を抱え続ける事になる。
…森嶋にまでそんな思いはさせたくねえって、そう俺は思った。

勿論死ぬのは御免だ。俺がここで死んじまえば、今まで背中に背負って来た物がみんな壊れちまう。そして、他の参加者達も死んじまうのはもっと御免だ。俺は全部を護るなんて出来ねえけど…山ほどの人を護りてえんだ。
だから俺は、脱出手段を探しながらあの神子柴って奴を倒して、この殺し合いを止める。
バッグの中に入っていた天鎖斬月を手に取りながら、そう俺は決心した。

【黒崎一護@BLEACH】
[状態]:健康、決意
[装備]:天鎖斬月@BLEACH
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:脱出手段を探しながら、主催を倒してこの殺し合いを止める
1:死にたくはねえけど…あいつには…森嶋には、俺みたいな後悔はして欲しくねえ。
2:知り合いが居るのなら合流したい。
3:危険な参加者が居たら、俺の手で止める。
[備考]
※参戦時期は、少なくとも劇場版第1作目である「MEMORIES OF NOBODY」以降からです。詳細な参戦時期は後続にお任せします。
※原作の千年血戦篇にて、一護は叫谷に一度行った事があると発言していますが、彼が叫谷に訪れた事があるのは劇場版第1作のみである他、該当する発言があった話が収録された単行本にて筆者が「叫谷について知りたければ映画一作目を見てください」という意味の発言をしている為、彼は劇場版第1作での出来事を覚えています。


【天鎖斬月@BLEACH】
黒崎一護の斬魄刀である斬月が、卍解を果たした姿。
刀身、柄、鍔など全てが真っ黒になっていて、始解時に比べると形も小型化している。
また死魄装も変化し、黒いロングコートを纏ったような姿になる。
一護曰く、このロングコートも卍解の変化の一部らしいので、破れたりした後は霊力が回復するまで元に戻らないようになっている。
卍解した一護と最初に対峙した朽木白哉の見立てでは、卍解としての戦力全てを、小さな形に凝縮することによって、超速戦闘を可能とする能力があると推測されている。
描写などから、卍解すると移動速度や反応速度が大幅に上昇すると思われる。
また他の卍解とは違い、霊力の消費が少ない為か、作中にて解除されたのは虚夜宮でのウルキオラ戦で瀕死の重傷を負った時のみであり、それ以外の時は卍解を維持出来ている。
最終更新:2021年02月14日 22:08