「
テトリス備忘録」のページが長くなってきたので別ページ化。
こちらのページは開幕以外の内容。ほとんどDPC研究。
このページの主な目的:
- まとめることで(私が)覚えやすくする
- 忘れたときに自分の言葉だと思い出しやすい
このページの内容:
- ほかのサイトに書いてあることを自分なりにかみ砕いたもの
- 自分の手を動かして作ったもの
一応ぷよテト2前提での記述。(火力についての記述は少ないけども)
左右反転は適宜読み替え。
できればちゃんと画像とか付けた記事にしたいけども多分その前に力尽きる。
目次
3巡目パフェ後
既存のDPCのまとめ直しと、自身で研究したものと。
パフェ率やTSDパフェ率に関してはパフェ探索ツール(solution-finder)を使用。他サイトの受け売りな部分もあるが。
既存のものも自分でツール走らせてかみ砕いた方が解像度上がるなぁと思ってる昨今。
I残し
全体的に強い形を組みやすい。4ライン直列攻撃に対してテトリスパフェ→再度開幕テンプレなんてネタも。
5巡目パフェ率100%。
4巡目組み分け
優先順位(左右反転形は省略)
IL(O)土台 > IIL土台 > II(L)土台 > IIZ第二土台 > IL土台 > II(O)土台右
5巡目TSDパフェ率40%超えの新パターンであるIL(O)土台、IIL土台を優先する。なお、この2つとその左右反転でツモの81.75%がカバーできる。
IIZ第二土台は優先順位に入れたものの、導入に踏み切れてない。上記の順で組み分けをしていくと組む機会が少ない、難しいコーナーケースを含み学習コストが高い、といった辺りが理由。
ILS土台は一応紹介するが、IL土台に対する優位性が僅かであるため組み分けから除外した。
既存組み分けにあったIL土台は不要になった訳ではなく、強い形を組めなかったツモを拾う役割が未だ残っている。元々はこれを主軸にしていたぐらい強い存在だったのだが、今では「4巡目で組める確率が高い」という長所が残るのみである。
そしてII(O)土台の出現により、既存IO土台が不要になった。単体で組める率は劣るものの、II(L)土台やIL土台と組み合わせると4巡目全ツモをカバーできる。すなわち、IO土台を置き換えることができる。
各パターンの4巡目組める確率
% |
反転込み |
片側 |
II(L)土台(Z) |
40.79 |
26.11 |
II(L)土台(J) |
38.57 |
29.29(反転30.00) |
II(L)土台(両方) |
57.46 |
- |
IL土台 |
83.33 |
50.00 |
IO右土台 |
75.00 |
66.67 |
IL(O)土台 |
63.33 |
43.33 |
IIL土台 |
41.98 |
36.07 |
IIZ第二土台 |
65.32 |
46.03 |
ILS土台 |
73.33 |
43.33 |
II(O)右第二土台 |
52.86% |
45.00% |
II(L)土台
既存パターン。
TSDパフェも見やすくとても優秀。LOの反対側は有名なSZJ組み替えで土台関係がなくなる。
TSDパフェ率は28.57%で、TSS/TSDパフェ率が33.33%。テトリスパフェ率は40.00%。
テトシミュリプレイ-I残しII(L)土台
IL土台
既存パターン。
パフェを100%にしようとするとコーナーケース埋めが途端に面倒になる。
他のサイトでは「6通り100%」とよく紹介されている。そして、サイトによって最小6通りの選び方も異なる。これらは確かに「真に最小パターン数」なのだろうが「分かりやすい組み替えを削ってまで無理矢理最小パターン数を求めた」感が強い。個人的には以下の7通り100%(TSD型含めて8通り)が最も分かりやすいと思う。(それでもコーナーケース用の変な形は残るのだが)
TSDパフェ率は12.38%。
テトシミュリプレイ-I残しIL土台
IO右土台
既存パターン。
パフェは4通り100%だが、なんとなく取り回しが悪い。JとIが早いと途端に見づらくなる印象がある。
TSSパフェはあるが特に確率が高いわけでもない。最大でTSSパフェ率17.34%。
総じて微妙。
テトシミュリプレイ-I残しIO右土台
IL(O)土台
既存IO土台の微妙な取り回しの悪さを回避するため、探索してた中で見つけた新パターン。この地形は探索ツールが提示してくれたもの。
土台が増えているためIO土台の完全な置き換えは不可能だが、左右反転を使えばおおよそこちらを組める。
5巡目TSDパフェ率が最大46.87%と驚くほど高い。
テトシミュリプレイ-I残しIL(O)土台
まず、3パターンでパフェ100%が取れる。それらのパターンは簡単な組み替えでTSD型になり、それだけでもTSDパフェ率32.14%と、十分に強い。
それにTSD専用の3パターンを加えることで、TSDパフェ率は46.87%となる。また、TSS/TSDパフェ率は56.35%になる。
5巡目の1手目(最初)と7手目(最後)が特定のミノだったときのTSD率が下の表になる。最後のツモが何であるかの方が重要だとわかる。
% |
1手目 |
7手目 |
S |
66.67 |
0.00 |
O |
53.33 |
33.33 |
L |
50.97 |
22.22 |
Z |
49.03 |
33.33 |
I |
47.22 |
39.17 |
J |
32.50 |
100.00 |
T |
28.33 |
100.00 |
5巡目がTJから始まるとTSDパフェ率が5.00%まで大きく下がる。TSDできるとしたらSZケイブJ屋根パターンのみ。(こういうアンチツモでもTSDの可能性が残ってるのはこの形の強いところだが)
また、SZから始まるとTSDパフェ率が82.50%と高い。
ほかには、前の4ミノがTOIJだとTSD率は0%になる。可能ならI沈めTパターンでソフトドロップの削減をしたい。
IIL土台
IL(O)土台と同系列の強い地形。JもS先だと土台扱いだが、J早いとき用パターンと割り切るので表記から省いた。4巡目の土台関係が厳しく、5巡目のTSD率もやや低いということから、IL(O)土台には劣る。
それでも既存形に対する優位性は高い。5巡目TSDパフェ率は最大42.54%、テトリスパフェ率は最大54.01%。
テトシミュリプレイ-I残しIIL土台
IL(O)土台と同様に、3パターンでパフェ100%が取れる。それらのパターンは簡単な組み替えでTSD型になり、この時点でのTSDパフェ率は28.57%。
それにTSD専用の4パターンを加えることで、TSDパフェ率は42.54%となる。また、さらにTSS専用パターンを加えると、TSS/TSDパフェ率は49.05%になる。
テトリスパフェ率は必須パターン3種のみで43.06%あり、T沈めパターンを加えると最大の54.01%となる。
5巡目の1手目(最初)と7手目(最後)が特定のミノだったときのTSD率が下の表になる。
% |
1手目 |
7手目 |
S |
62.22 |
0.00 |
I |
52.22 |
0.00 |
L |
47.50 |
16.67 |
O |
43.33 |
40.56 |
Z |
41.11 |
40.56 |
J |
25.83 |
100.00 |
T |
25.56 |
100.00 |
IL(O)土台と似た傾向を示すが、7手目IでTSD不可能になる辺りは異なる。一方この型だと、Iが最後のときはテトリスパフェを狙いやすい。なお7手目Iのときのテトリス率は最大93.33%に上る。
5巡目の3手目までにTJが入っていると、ほぼTSDパフェができなくなる。例外的に、ST>JのツモからILドネイトJ屋根パターンへ入るとTSDパフェがあるものの、組める確率は低い。
IIZ第二土台
5巡目Tスピンの形を予約する。TSDパフェ率21.07%、TSS/TSDパフェ率56.11%。
6通りでパフェ率100%となるが、コーナーケース用のパターンを含み、取り回しがいいとは言いづらい。
非パフェで72積みやTSTへ派生しやすい形なのは良い点。
以下に紹介する3パターン目まででパフェ率99.25%となっている。
テトシミュリプレイ-I残しIIZ第二土台
ILS土台
既存IL土台よりも優位性が認められたので紹介。ただし土台が増えているので完全な置き換えはできない。
4通りパフェ100%、TSD率14.29%。
テトシミュリプレイ-I残しILS土台
II(O)右第二土台
IL(O)土台に似た形でIIを土台にする。
1通りで5巡目パフェができ、テトリスパフェ率40%。
別形を追加すると低確率ながらTSDパフェもある。TSDパフェ率は6.35%、TSS/TSDパフェ率は20.00%。
テトシミュリプレイ-I残しII(O)右第二土台-
個人的には、このパターンの開拓で既存のIO土台を完全に追い出せたことへ大きな喜びを感じている。
1通りパフェ100%
上で紹介したもの以外で、5巡目が1通りパフェ100%なものを紹介。
TSDパフェが多いI残しにおいては、そんなに価値がない。
既存の他DPCへ収束
LJO土台(I残し)
I残しなのにLJO土台。
これはO残しのOL土台と同形に収束する。JOをJIで置き換えただけなので非常にわかりやすい。
わざわざこれを組む価値はない気がする。なにより組める確率が低い。
テトシミュリプレイ-I残しLJO土台
開幕TSD型
結論から言うと、パフェの取り方は多彩なものの、少ないパターン数でパフェ100%をカバーするのが難しい。おおよそは問題ないのだが、1%や2%のために専用パターンを用意しなければならない。
実際に研究されやすそうな形にもかかわらず、DPCとして紹介されていないのはそういうことなのか、というのを、自分で研究してみて気づいた。
また、開幕TSDに類似する形(Lを端に立ててそこでTSDをする形)を複数調べたが、同様の傾向が強いように感じる。すなわちパフェパターンが多く、かつ少ないパターンでパフェ100%を取るのが困難ということ。もしかしたらT位置によるパリティの効き方なんかが関係してるのかもしれない。誰かちゃんと研究して論文書いて。
以下に2通り紹介するが、どちらもパフェになる置き方が30通りを超え、最小の組み合わせを見つけるのが困難となっている。そのために組み合わせ探索プログラムを書こうと思ったが、計算量が爆発しやすいタイプの問題で酷い目に遭った。Pythonで試しに書いたが実行速度がひどい。気が向いたら、もう少しシェイプアップしてC++書いてみた上で、競技プログラミングが強い友人に相談しようと思う。
閑話休題。
I縦型は8通りパフェ100%まで確認している。この8通りは私が手動で探ってみたものだが、あからさまなコーナーケース用パターンを含む。既存パターンが強いのでこれを探索する意義は薄いが、改めて完璧に調査するときが訪れたらちゃんとまとめようと思う。
テトシミュリプレイ-I残しIO土台開幕TSD型I縦型
I残しその他
調べたけど微妙だったもの、そして調べてないもの。
「4巡目のT+5巡目」でパフェ100%になるものだけに絞ってある。ただし4巡目のTを限定してないので、TSDしてなかったり別のところに置いたりしてる可能性はある。
+
|
I残しO先行_ツール探索で出たもの全部 |
座標表記はTの重心。左下を(0,0)とする。左右は屋根の位置。
全列挙したら左右反転も含まれることに探索終わってから気づいた。
|
S残し
組み分け2通りで全カバーできるが、新パターンを模索中。
5巡目パフェ率100%。
パターンの選択
S>Oのとき→S(S)土台
O>Sのとき→SO土台
優先順位
S(S)土台 > SO土台
S(S)土台のTSDパフェが魅力的なので優先する。SO土台はパフェが見やすいので外れ感はあまりない。
新パターンに関しては模索中。
S(S)土台
TSDパフェのあるSZ縦パターンを優先する。それが組めないときの別パターンは迷いがち。早いLは処理しづらい。
SZ縦パターン
SZを立ててI屋根。8マス問題部分はJ>O。SLT組み替えでTSDのないパターンもある。
S縦TJ抱き合わせパターン
8マス問題部分はO>L。2段目の1ライン消しも4段目の1ライン消しも先行しうる。4段目ライン消しはT>Jの抱き合わせがキー。
TS沈めパターン
8マス問題部分はZ>J。T>Lで伏せTの真上に置く。T,L>Sの回転入れは見やすいが、S,I>Tのスライド入れは見づらい。2,3段目を消せるならOとSの順序を逆にでき、ソフトドロップを減らせる可能性がある。
ZOL1ライン消しパターン
8マス問題部分はZ>J。Z・O・Lぽん置きで1ライン消し。1ライン消しをしないとS>Tが出来ないので注意。
J沈めパターン
8マス問題部分はS>L。SZ縦パターンの非TSD型の8マス問題入れ替え。入れ替えることによりO>Jで置けるようになる。Lの処理に困るケースを大体拾える。SZ縦パターンのソフトドロップを減らせることもある。
SO土台
パフェがとても見やすい。
TSLの組み替えで2通りある。
この既存の2つでテトリスパフェ率68.33%、さらに1通り(L伏せパターン)を加えると81.11%となる。
ただし、L伏せパターンはソフトドロップ過多になりやすい。しっかりネクストの深いところまで見て選択した方がいいのかも。
テトシミュリプレイ-S残しSO土台-L伏せパターン
S(J)O土台
S>JかつO>Zで組める。持ち越しのSにJを乗せてさらにSでcaveする。屋根はO>Z。
SO土台でJが早いとソフトドロップが増えてしまうのを回避する目的で、地形を探索ツールを走らせてみた。
5巡目は2通りで、テトリスパフェ率は38.89%。(1通り増やすと39.44%になるけど微妙)
L沈めパターン
ツモカバー率95%。また、テトリスパフェがあり得る。シンプルに分かりやすいパフェ地形なので特筆することがない。
テトシミュリプレイ-S残しS(J)O土台-L沈めパターン
T沈めパターン
ツモカバー率67%。Tを沈めること、Jを最後に置くことだけを忘れなければいい。
テトシミュリプレイ-S残しS(J)O土台-T沈めパターン
ほかにも、JSでTSDを狙う形もあるにはあるが、ツモ制限が厳しいため割愛する。
SSL(O)土台,IZL(O)土台
SZ土台
既存のもの。テトリスパフェ率が66.67%らしい。
SO土台を置き換えるほどの魅力があるかと言うと微妙。ソフドロ無しにする条件がJ>Zと、SO土台と反対になっている点は有利。だが、そもそもZ>S,Z>Oというこの土台の条件と合わせると、有利になるツモ順がとても少なくなってしまう。
また、SS土台の置き換えという面で見ると、Jが早い、Zが早い、というSS土台がハードドロップのみで組みやすいツモになってしまう。ぷよテト2だとテトリスパフェよりもTSDパフェの方が魅力的なので、こちらも置き換えるほどの魅力を感じない。
テトシミュリプレイ-S残しSZ土台
SSJ(O)土台
SLO土台
ネタ寄り。Lが早いSS土台を研究していたはずがOも土台に入ってしまった。
土台が多く組める率は高くない。Jは回転入れで入る。
5巡目はSZOを回すだけ(3通り)でパフェが100%になる。実質同形みたいなもので100%取れるのは嬉しい。
テトシミュリプレイ-S残しSLO土台
S残しその他
ツール探索で出た候補の列挙。上に挙げたものも含まれる。
色々な条件で調べていたものを統合して重複を除いたため、条件はごちゃまぜ。
「4巡目のT+5巡目」でパフェ100%になるものだけに絞ってある。ただし4巡目のTを限定してないので、TSDしてなかったり別のところに置いたりしてる可能性はある。
L残し
縦パリティの関係上、4巡目TSD(横T)をすると5巡目パフェのTが必ず縦Tになる。故に、5巡目ではTを7手目に置くことができない。(屋根を付ければTSTができる地形が残っているとも言えるのだが。)
5巡目で横Tを使いたいがために4巡目をTSS(縦T)にしたパターンも作った。4巡目のツモ制限が厳しい。→LO土台Iブリッジ
DDパフェを取りたくて4巡目をTSD-FIN(縦T)にしたパターンも作ったがネタ止まり。ツモ順制限が極めて厳しく、色々と無理がある。→LLO土台FinD
友人の助言によってDDパフェが比較的現実的な型ができた。→LIS土台STSD
パターンの選択
J>Oのとき
|
S>Z |
Z>S |
L>O |
LJ土台 |
LJ土台 |
O>L |
LJ土台 LSO土台 |
O>Jのとき
|
S>Z |
Z>S |
L>O |
LS土台 |
LZL土台 |
O>L |
L>I |
LZL土台 LZO土台 |
I>L |
LZO土台 |
ロマンを追い求めるとき
O>SかつJとTが最後2つのとき→LO土台Iブリッジ
実際はホールドが使えるので「O>SかつTかJが最後」を判断条件にする。
Lが最後のときはT・Jが6番目でも可。
ロマンを追い求めるとき(その2)
I>OかつS>Lのとき→LIS土台STSD
ネタを追い求めるとき
L>ZかつO>Iのとき→LLO土台FinD
実戦では組まない。「L>Z」の代わりに「L>JかつL>S」でも組める。
優先順位
そもそもツモ順に限定されやすく選択の幅が狭い。TSSパフェもあまり期待できないし、ほんの少しのパフェ率の差を気にするほどでもない。
LO土台Iブリッジは自分で考えたしロマンもあるので大事にしていきたい。(できるとは言っていない)
LIS土台STSDも同様。
LJ土台
パフェ率99.0%。Iが必ず4段目であるため、Iが早いときはパターンの制約が厳しくなりがち。
8+8マス問題パターン
ZJとOLの8マスブロックを両端へ配置する。どちらにどちらを置くかは適宜組み分けする。縦Tは中央付近。
8+8マス例外パターン
同様の枠組みから高い側OJ、低い側LZとする。Lでライン消ししないとZが入らないので、反対側のOが必須となる。
JLI重ねパターン
右端へJLIを平らに積み上げる。この部分は、回転入れやライン消しを有効活用しやすい。縦Tは左端。SZを重ねる形も印象的。
JI中央パターン
中央のJI重ねと右のSL重ねが固定。残りの、OZTは組み替えがあり、Z先行にTSSパフェがある。
LS土台・LSO土台
次に多い形。LSO土台も同形に収束するが、LJ土台で十分なので組まなくてよさそう。パフェ率100%。
大抵はSZOを端に固めるパターンで取れる。Zが遠い等の悪条件が重なるとレアパターンを使わざるを得なくなって途端に見づらくなる。
LTIの1ライン消しパターンはツモが噛み合わないケースを結構拾えるが、なんとも見づらい。
LZL土台
パフェ率98.7%。
なんとなくパフェが見づらい。4パターンで縦Tの位置が全部違う。Zは左上固定。Lに関しては、横Lを沈めるか、縦Lを1ライン消し後に入れるかの2択。S沈めパターンが取れるなら優先して選ぶ。分かりやすく、Tが置けない事故も起きない。
IOJLSZTのようなツモだとパフェが取れない。Tを7手目に置けないL残しDPC特有の制約と、Lを7手目に置きたいこの型の制約が衝突する。
横L沈めパターン
Lの上にO、Lに向かう形の縦T。Iは上部の横。Tの位置を間違えやすいので注意する。
S沈めパターン
Sの上にO、隣に縦I。ZTで3段目を1ライン消し。S沈めさえできればパフェが確定する。
O沈め縦Iパターン
縦Iの隣に縦Tを置いてZSで3段目を1ライン消し。Oは無移動ハードドロップと覚える。下のパターンも同様。
O沈め横Iパターン
ZISで3段目を1ライン消し。前4ミノが動かせないためそもそも組めないレアパターン。TSSパフェも一応あるけど相当確率が低くて狙おうに狙えない。
LZO土台
パフェ率98.3%。
TS底の縦Iパターンと、OT底の横Iパターン。LZは端で固定。
2パターンだけだけど、このルートに入ることが少なくて取り方を忘れがち。
LO土台Iブリッジ
非DPC。5巡目をTSDパフェにしたいがために4巡目をTSSにするテンプレを作ってみた。4巡目のツモ制限は大きいが、5巡目の形が優秀。
4巡目の組み方は、L縦左端に同じ縦L乗せ、2段目にI橋渡し、O右端にS縦乗せ、Z接地。にはち砲型のTSSを縦Tで行う。L重ねたあと、Zを置いてないとき、Iは最下段に持ってきてから左回転2回で置く。Jはホールドして5巡目の組み分けに使う。
パフェ探索ツールのおかげでテンプレとしてのまとまりが良くなった。solution-finderに感謝。
5巡目は4通りでパフェ率100%。それにさらに4通り加えることで、TSS/TSDパフェが73.21%、TSDパフェが56.11%になる。もっと別の形を加えればさらに増える可能性もある。
パフェ100%に必要な4通りのパターン
ZO沈め, I沈めO, L沈めZ, J沈め隣Z
さらにTSD率を上げるための4通りのパターン
I沈めO(TSD型), I沈めJ, L沈めSZJ四角, L沈めSZJ四角(JO組み替え)
その他パフェ探索ツールが提示してくれたものの、組みにくさ等の理由から除外されたもの一覧。
LLO土台FinD
「3巡目パフェ後L残しでもTSD2回からパフェが取りたい!」という熱い想いを形にしたネタ。
ツモ制限が厳しすぎて4巡目の段階で組めないし、5巡目も大概厳しい。
おおよその問題点は、Fin屋根が高くなりフィールドが分断されがちだということ。かといって端に寄せてもほかのミノが噛み合わない。そして5巡目にTSDを撃つというコンセプトのせいで、屋根付けによる制約がさらに掛かる。
実戦向きではないが、せっかく作ったので供養。
テトシミュリプレイ-L残し-LLO土台FinD
LIS土台STSD
上記FinDについて友人に話したところ、「開幕特殊STSDの形なんてどうですかね」という感じの助言をもらった。要は2段目3段目をドネイトにしたSTSDなんだけど、盲点だった。確かにSTSDは縦T横TでL残しに最適。そして紆余曲折あり、火力部の異なるSTSDの形に行き着いた。
ただし、パフェ探索ツールでちゃんと計算したところ、なかなか厳しい結果が出た。L残しからでもDDパフェが一応狙える、というネタ枠に留まりそう。パフェ率はパターン5通りで81.19%、パターン3通りで80.91%となる。また、TSS/TSDパフェが44.33%、TSDパフェが10.79%。
5巡目パフェの取り方は以下の通り。Tスピンでライン消しできるのは上3パターン。下2パターンは、ほんのりパフェ率を向上させる効果しかない。
O残し
2列パフェ以外にも強い型が揃っている。
パターンの選択
4巡目OILJが使える→2列パフェ
I>SZJまたはS>I>Z>Jのとき→OI土台(L)
I>SZLまたはZ>I>S>Lのとき→OI土台(J)
L>Oのとき→OL土台
J>Oのとき→OJ土台
O>LかつO>Jのとき→OO(J)土台
優先順位
2列パフェ > OI土台 > OL土台,OJ土台 > OO土台
Iスライド入れのOI土台を採用するかは迷い中。ソフトドロップ1回増加は別に良いけども、パターン選択が複雑になるのは避けたい気持ち。
OO土台は左右対称があるが、左右の優劣が感じられないことと、OO土台の優先順位を下げていることから、J右パターンのみを採用している。左右組み分けするメリットはSやZのソフトドロップを減らせる可能性があること。
2列パフェ
OOを右に固めるパターンが多分一番操作が楽。LJの一方を移動なしで置ける。回転と2回タップ移動が混じる置き方はどうしてもミスや速度低下が起こりがち。(個人の癖です)
撃った後は「4巡目パフェTSZ残し」を組む。
OI土台
I残しのII(J)土台と同形に収束させるやつ。TSDパフェがとても見やすい。そちらを参照。
OJ土台
どのパターンもLは左上固定。Zが早いとTSDしやすく、IやTが早いとTSDはできなくなる傾向にある。
J屋根パターン
TSDパフェがある。文字通りJ屋根でTSDを作ってO左のZ縦右。このOZに加え、Lも置けるとSでスイッチでき、TSD率がほんのり上がる。同形でTSSになるケースや、TSDしないただのパフェになるケースもある。
Z屋根I横パターン
TSDパフェがある。Z屋根を左に作って、右をSJIで四角くまとめる。もちろん、TSSパフェやただのパフェも健在。TにOを乗せる順はただのパフェでも変えられない。
Z沈めパターン
Z屋根I横パターンのOZT組み替え妥協。
Z屋根I縦パターン
Z屋根I横パターンを微改造して無理矢理TSSを錬成する。Z屋根を作り、文字通りIを立て、Jを右にぽん置きする。Z屋根I横パターンはIが早いと組めないが、こちらは組める。ただし、Sが必ず最後になるため、ツモ順には十分注意する。これがなくてもパフェ率100%取れる辺りから分かる邪道パターン。
IT1ライン消しパターン
TSDパフェがないものの、この2手が置けるとパフェが確定する。Zだけは置く順に注意すること。そもそもTSDパフェのない、ITが早いケースを全部拾えるのが優秀。
OO土台(J)
Z残しZO土台と同形に収束。パフェがとても見やすい。
2通りあるが、それもTZJの組み替えのみ。テトリスパフェも取りやすいが、ぷよテトだとBtBが付くぐらいで特別感はないし、むしろ対ぷよダブル消しの「ぽよっ(お邪魔4個)」のある方が強いかもしれない。
T残し
覚えてくると結構使いやすい型が揃っていることに気づく。斜めパリティの関係で、5巡目パフェに必ず空中消しが入る。
パターンの選択
|
O>J |
J>O |
J>Z |
S>Z |
下表へ |
TJ土台 |
Z>S |
TOZ土台 |
Z>J |
TOZ土台 |
TZ(J)土台 |
|
O>L |
L>O |
L>S |
Z>S |
上表へ |
TL土台 |
S>Z |
TOS土台 |
S>L |
TOS土台 |
TS(L)土台 |
優先順位
TOZ土台,TSO土台(合掌TSD型) = TJ土台,TL土台 > TZ(J)土台,TS(L)土台
TO土台を紹介しているしているサイトは多いが、計算してみると合掌TSD型で完全に置き換えることができると分かった。ただし、左右反転は前提であり、SやZのスライド入れを使う組み方も必要になる。
左右反転を含めると2つの優先型でほぼ組めてしまう(97.22%)。TZ(J)土台,TS(L)土台を組むことは稀。
また、Iを土台に使う合掌TSD型(TI(J)土台,TI(L)土台)は、合掌TSD型の割合を増やすことができる。ただ、TJ土台,TL土台も分かりやすく優秀なので、わざわざパターンを増やす必要性を感じなくなってきた。
TOZ土台・TI(J)土台
いわゆる合掌TSD型。
土台条件が厳しいかと思いきや、ホールドを使うと案外これを組める。
1/7の低確率で2列パフェ、そうじゃなくてもパフェ率100%。残しが左右対称なので、片側のみ記述。
S沈めJパターン
SJが置けるとパフェが確定する。この形になる確率が高い。順にラインを消していってSを最後に入れるケースは、Jが早くてSが遅いときに使える。
T伏せパターン
TJZまで置けるとパフェが確定する。Tは後置きできないので、Tが早いことが前提。また、S縦の関係上、Iは先に置けない。ここまでの2パターンでおおよそは組め、下の2パターンはコーナーケース用の色が強い。
TO残しパターン
TかOが最後のとき、確定で組める。SとZのどちらが先かにより左右を組み分ける。LZSIJで1ライン消し→Tソフトドロップで1ライン消し→Oスピンの流れ。
Tぽん置きパターン
T先置き→Z→J→OIで1ライン消し→L→Sと、ツモ制限が結構大きい。Oは独立している。
TJ土台
パフェ率100%。パフェパターンが実質2パターンで見やすい。(部分反転の同形)
T沈めパターン
TSSパフェがある。JZI、もしくはLSIを置いた時点でTSS可能になる。スイッチによってTスピン地形が維持できることも。Iが遅い場合事故ることがあるので注意する。
SZ縦パターン
特にコメントが思い浮かばないが、組みやすい。
TZ(J)土台
パフェパターン15通りで98.9%だそう。そもそもこのルートに入ることが稀でやる気起きない_(:3ゞ∠)_
とりあえずTSDだけ撃って適当に継続火力つくるのでいいかしら…。
TO土台
合掌TSD型を使うことでこのパターンを組む必要がなくなる。合掌TSD型に吸われるせいで、これの練習をしていない。
パフェ率100%。パフェルートが見えづらい印象がある。全6パターンだが、それぞれ特有のライン消しが入る。これも斜パリティずれの宿命か。
4巡目パフェ後
3ミノ残し。5巡目の7ミノを使った4列パフェで開幕に戻る。連パフェ的には「7回目」らしい。
対テトだとここまで行くことがまずありえないものの、対ぷよだとありうるので実戦火力を盛る考察はあながち無駄じゃないと思う。(ぷよテト2の民であるため)
TSZ残し
3巡目パフェO残しから2列パフェをしたあと。4巡目パフェで直接入ることも。
パターンの選択(4巡目)
パフェ率100%でTSDパフェもある→TZ土台
次のTが早くてOやL/Jが見えてないとき→SZ向かい合わせ
TZ土台
左寄せのTZにSを乗せる。次のSは固定位置なので、ホールドして次の位置(2マス左)へ先に置くとソフトドロップを減らせるケースがある。
この4巡目3手から、大きく分けて2つの形へ派生する。下記。
TZ土台+O土台
右から1マスあけた位置のO土台。
自分で考案したつもりだったけども、後に既出だったことを知る。そしてこのcave型はアンチフェイトTSDと同形。良い形を求めるとどこか見た形にたどり着く。
閑話休題、TSDパフェを狙える条件は、O土台が可能でLJがそこそこ早くてTIを遅くできるとき。TSD狙いのときは4巡目の時点からLJをみて左右反転する。Lが早いときはTZ土台、Jが早いときはST土台。TSDの取り方は2通りあって、Sでcaveにするパターンと、Z沈めて1ライン消しするパターンがある。
そもそもIが早いとこのパターンは組めないので、下記I橋渡しの2パターンでパフェを取る。また、LJ両方が置けてないとTSDは無理だし、残りのツモ順でもTSD不可能になりうる。それでもただのパフェには持ち込める。
TZ土台+I橋渡し
I橋渡しパターンはT土台またはL土台。いずれにしてもLZTの組み替えでSIOは固定。I残しのDPC(IL土台)で見たことのある形に収束する。この形、ソフトドロップは増えがちだし奇妙に見えるけどとても受けが広い点は優秀。
SZ向かい合わせ
有名なパターン。パフェ率98%台。TZ土台で100%パフェが取れるなら微妙な気もしたが、ソフトドロップが異様に増えるのを回避するために採用しようか迷い中。Tが早くOが見えないなど、TZ土台+O土台が組めないときはこちらで良いかもしれない。Tがあればパフェ失敗のコーナーケースにもならない。はず。
形としては、開幕パフェテンプレを延伸した雰囲気。ただし、SZを両方土台に使えるため、SZを左端に向かい合わせで置く。
左寄せで置く理由はZハードドロップの位置のため。Tの位置は次のSZ順に合わせて変える。
ILJOの置き方は意外と多い。LJ背中合わせで寝かせるとか、Oの上にLやJをぽん置きするとか。Tで2段目3段目を消せることにより、開幕パフェテンプレでは使えない択が可能になる。
ZSZ四角
作ってみたけど、上記パターンが使いこなせてなかっただけで不要になったパターン。Oが見えなくてSZが早いときに使おうと思っていた。
壁側のSTは上記と同様左端に寄せて、Zは右端から1マスあける。LZSZJで5*4の四角を作る形。こちらは早めのSLに合わせる型であってZJに合わせる場合は左右反転。
開幕パフェテンプレと同形に収束し、縦T→IOのパターンで取る。四角部分が間に合うならIの先置きも可能。
ITS残し
IOT残し
LSZ残し
組み分けが難しいので要練習。
5巡目前半パフェ
開幕から数えて12ライン目のパフェ。
SZTIO残し
合掌TSD型2列パフェ後のツモ。
編集中なので読みづらい。L先行とO先行について先にSTTテンプレを作った。
こんなレアケース考察してどうするんだという気もする。
5巡目のSZTIOが残っている状態。
6巡目の最初のミノに着目してパターン分岐。積み込むことよりも5巡目TSSすることを優先で考えている。
なお、8巡目パフェ(正確には8巡目6手パフェ)は1ミノ残しなので、DPCに繋げられる。
Tなら、Oの代わりに縦Tを置いたハミングバード型TSS。T消費するが余るものは仕方ない。
SでIが土台にできないときは、LJOと同様のハミングバード型で内側屋根にする。残った地形はLとかJとかの回転入れで解消。
6手目7手目がSZなら、右端にZを立て、Sのダブルケイブで橋渡しして反対側はO土台のZ屋根、という形のTSDも可能。適宜左右反転。
Iのときが困る。O土台でにはち砲型TSS、I土台で7手目LJOならハミングバード型。みたいな形にはできると思う。が、余るIを元のIの上に乗せて7手目を上記パターンにあてはめるのが得策な気がしてきた。ネクストギリギリ見えるし。
もうちょっとI土台を頑張っていいかも。(執筆中)
I土台ができるとき:
6手目O---左端のI土台にZ立て屋根。O右端、S接地、OをIに乗せてTSS。屋根のSZによっては左右反転。
6手目S---左端のI土台に左端Z立て。O右端、S接地、Sスライド屋根のTSS。ソフトドロップが1つ増える。6手目Zは左右反転。
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最終更新:2023年03月24日 01:52