遊戯王ゲーム版カードWiki@わかな

ワイゼルＣ

ワイゼルＣ(キャリア)：Wisel Carrier？

効果モンスター (TF5オリジナル)
星１/闇属性/機械族/攻 800/守 600
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
このカードは相手のカードの効果では破壊されない。

解説：TF5オリジナルカード

ワイズ・コアによって展開されるワイゼルパーツの１体。
効果破壊に耐性を持つが、あくまでこのカード自身の耐性であり、機皇帝ワイゼル∞が耐性を得ているわけではない。
そのため、ブラック・ホールや聖なるバリア－ミラーフォース－等で機皇帝ワイゼル∞が破壊されてしまうと、結局このカードも破壊されてしまうことになる。
また、アニメのように破壊効果の対象をこのカードに変更しようにも、このカードと同時に出ている機皇帝ワイゼル∞はそもそも効果の対象にはならない。
あって困る効果というわけではないのだが、活かせる場面はかなり限られるだろう。

アニメにおいて

遊戯王５Ｄ’ｓで登場した機皇帝ワイゼル∞のパーツの１体。

初登場は「牛尾ｖｓゴースト」戦。
ゴーストの発動したスパーク・ブレイカーでワイズ・コアが破壊されたことにより、その効果で機皇帝ワイゼル∞及び他のパーツと共にまとめて特殊召喚されている。
このデュエルはその後の描写がカットされていたため、まだ詳細は判明しなかった。

視聴者に紹介する形で登場したのは「遊星ｖｓゴースト」戦。
遊星が発動したワンショット・ブースターの効果でワイズ・コアが破壊されたことにより、その効果で機皇帝ワイゼル∞及び他のパーツと共にまとめて特殊召喚されている。
機皇帝ワイゼル∞の強化に貢献したが、強化形態が登場したワイゼルＡやワイゼルＧ、攻撃対象になったワイゼルＴとは異なり、このカードのみ全く意識されずに最後までフィールドに残り続けていた。

元はプラシドがゾーンから授かったカードの１枚であり、「ブルーノｖｓプラシド」戦や、その引き継ぎとなる「遊星ｖｓプラシド」戦からはプラシドが使用している。
その後も「ジャックｖｓプラシド」戦で登場しており、「アポリアｖｓゾーン」戦ではアポリアが使用した。
いずれのデュエルでも、ワイズ・コアの効果で特殊召喚されている。
なお、登場当初は地属性だったのだが、「ブルーノｖｓプラシド」戦からは他のワイゼルシリーズ共々闇属性に変更されていた。
同じ機皇帝の機皇帝グランエル∞と属性が重複することに気付き、急遽変更したといったところだろうか。

効果がほぼ形骸化しているカードではあるが、「遊星ｖｓプラシド」戦でのプラシドは、分岐－ディヴァジェンスの効果でジャンク・デストロイヤーの効果対象をこのカードに変更し、機皇帝ワイゼル∞を破壊から守っていた。
しかし、分岐－ディヴァジェンスは攻撃対象を変更するカードであり、効果対象を変更する効果など持ってはいない。
タッグフォース版の分岐－ディヴァジェンスもテキストの細部が異なるだけでアニメ版と同じ効果を持っているので、この再現は不可能。
加えて、タッグフォース版の機皇帝ワイゼル∞は効果の対象にならない効果を追加されているため、そもそもジャンク・デストロイヤーの効果では破壊されなくなった。

なお、ワイゼルのパーツの中では、このカードのみ強化形態となるカードが登場していない。
「遊星ｖｓプラシド」戦でのプラシドは、このカードの強化形態ではなく、ルチアーノのデッキから無断で借りたスキエルＣの強化形態を代わりに使用している。
このカードの強化形態に何か不満でもあったのだろうか？
スキエルＣ３やスキエルＣ５が強力とは言い難いカードなので尚更不可解である。