デッキ解説:PSPTF6仕様:2011年3月制限
凄まじい回転力と展開力を持つ「おジャマ」モンスターを主軸とした
デッキ。
こいつらだからこそできることがある。
モンスターカードについて
ステータスの高いモンスターは殆ど採用しないため、この
デッキの戦闘能力はかなり低い。
ほぼ全てのモンスターが
デッキの回転役を担うことになる。
召喚時におジャマモンスター達を展開できる。
おジャマ・デルタハリケーン!!の発動条件を満たすのに使えるが、おジャマ達の展開なら
おジャマンダラや
おジャマ・カントリーでもできるため、使いどころは限られる。
通常召喚でないと効果が発動しないのも困りもので、何らかの方法で処理しておかないと攻撃力0のこのカードを攻撃表示で晒したまま相手にターンを渡すことになってしまう。
手札を溜めこみやすいこの
デッキでは正規の融合召喚も容易であり、
未来融合-フューチャー・フュージョンを用いれば手軽な墓地肥やし要員にもなる。
おジャマ・カントリーがあれば何度も蘇生できる強力なアタッカーになるため、1ターンキルを狙うなら融合召喚しておきたいところ。
モンスターカードゾーンを封じる効果は基本的にオマケとして扱うが、回転力のあるこの
デッキでは先攻1ターン目に2体以上融合召喚して相手のモンスターカードゾーンを完全に封じるということもそれほど難しくはない。
元々サーチ手段が豊富なこの
デッキでは、このカードのサーチ能力もそれほど有用ではない。
おジャマ・ブルーを少しでも早く引き込みたい場合や、おジャマモンスター以外をサーチしたい場合に採用することになる。
クリッター同様、
おジャマ・ブルーの効果を少しでも早く使いたい場合に採用することになる。
フィールドに出す関係上
クリッター以上に素早く展開できるが、効果で除去されると意味を成さず、攻撃表示で特殊召喚する関係上戦闘ダメージも嵩む。
シャインエンジェルと同様の役割を担う。
こちらは効果による破壊や守備表示でのリクルートにも対応し、獣族なので
一族の結束の邪魔にもならない。
ただ、リクルート範囲の狭さ故にほぼ
おジャマ・ブルー専用カードになってしまう点や、光属性ではない点では劣る。
コンボ
デッキの回転役を担うカードだが、元々回転力のあるこの
デッキではそこまで重要ではなく、相手の手札を増やしてしまうのも痛い。
基本的に、手札におジャマモンスターが溜まる等の手札事故が起きた場合のリセット役になる。
光属性モンスターの強力なサポートカードであり、相手の攻撃を牽制できる。
ただ、攻撃力0のおジャマ達に使用しても相打ちにしかならず、総じて戦闘能力に乏しいこの
デッキではあまり活躍の場がない。
厄介なカードの除去要員。
手札を溜め込みやすいこの
デッキでは、手札コストには困らない。
おジャマジックであれば、1枚で4回分のコストにもなる。
容易に特殊召喚できる上に、手札を溜め込みやすいこの
デッキでは高い攻撃力も期待できる。
ただ、
デッキの回転に貢献するわけではないため、採用した場合はこの
デッキの強みである回転力がやや落ちる。
おジャマジックや
おジャマ・ブルーにより手札を、
おジャマンダラによりリリースを確保しやすいことから相性が良く、この
デッキでは攻撃力が10000以上になることも珍しくない。
1ターンキルを達成しやすくなる他、戦闘能力に欠けるこの
デッキにとって、コンボを決められない状態であっても戦線を維持できるようになるのは大きいと言える。
役割が重複する
トラゴエディアと比べた場合、手札事故に繋がりやすい代わりにより強力な効果を持つことがメリット。なによりロマンがある。
なお、ゲーム版の
オシリスの天空竜の召雷弾には特殊召喚に対応しないという致命的な欠点があるため、維持して制圧するのには向かない。
一応、効果の対象にならない耐性を持つという点ではOCG版よりも優れているため、
ハードアームドラゴンと併用すれば神と呼ぶに相応しい強力なモンスターにはなるが、そこまで狙うと手札事故率は更に上がることになる。
便利な特殊召喚効果を持つチューナーで、シンクロ召喚を取り入れられるようになる。
ゾンビキャリアは
おジャマジックとの相性が良く、
デブリ・ドラゴンや
ジャンク・シンクロンは墓地のおジャマを、
クイック・シンクロンは手札のおジャマを有効活用できる。
ただ、これらのカードは
デッキの回転には一切貢献しないため、対応力こそ上がるが
デッキが回りにくくなってしまう。
エクストラデッキの枠が余っているため、シンクロモンスター自体は無理なく採用できるのだが、デッキコンセプトが迷走しないよう注意したい。
おジャマ達でエクシーズ召喚できるランク2のエクシーズモンスター。
破壊耐性のある壁になる他、
おジャマ・カントリーが適用されているとアタッカーになるため、1ターンキルにも貢献する。
ただ、おジャマ達をエクシーズ素材にしたまま居座られると
おジャマンダラや
おジャマ・カントリーの効果が使いにくくなるため、却って邪魔になることもある。
属性や種族も合わないため、このカード以上の爆発力を得られる
一族の結束との相性も悪い。
エクストラデッキの枠が余っているため、採用して損はないモンスターではあるのだが、このカードありきのプレイングはやめた方がいいだろう。
時間稼ぎや戦闘ダメージの水増し以外の意味はないため、万丈目っぽさを出したいなら採用しないというのも選択肢に挙がる。
魔法カードについて
魔法カードもほぼ回転に費やす。
上手く
デッキが回った場合、1ターンで
デッキの大半を引き込むことすら可能。
この
デッキの回転役を担うカードであり、墓地に送られるという緩い条件でおジャマ三兄弟をサーチできる。
サーチしたおジャマ三兄弟は、
手札抹殺や
手札断殺等に使って更なるドローに繋げよう。
デッキにおジャマ三兄弟が揃ってないと不発になるのが難点だが、
打ち出の小槌を使っておジャマ三兄弟を
デッキに戻せばカバーできる。
おジャマ三兄弟が揃っている時に発動できる強力な全体除去カード。
この
デッキでは容易に発動でき、劣勢を一気にひっくり返すパワーを持つが、基本的には1ターンキルの準備ができるまで発動を待ちたい。
おジャマ・カントリーがある状態ではおジャマ達もアタッカーになるため、そのまま直接攻撃を叩き込める。
なお、名前に反して破壊効果であるため、
スターライト・ロード等には止められてしまう。
攻守が逆転するフィールド魔法であり、おジャマ達でダメージを与えられるようになるだけでなく、守備力が低いモンスターを弱体化できる。
蘇生効果も有用であり、
おジャマ・ブルーを使い回せる。
おじゃマジックをコストにして発動できれば無駄がない。
豪快な手札交換カードで、
デッキの回転に貢献する。
おジャマジックの発動にも使えるが、できれば
おジャマジックでおジャマ三兄弟をサーチした後に使いたい。
状況次第では、十数枚のカードを一気にドローするという爆発力を見せることもある。
手札抹殺と比べた場合、こちらは小回りが利く代わりに爆発力に欠ける。
相手の手札が1枚以下だと発動できないというデメリットもあるが、制限カードではないため3枚積めるのが強み。
手札事故の回避に役立つ手札交換カード。
この
デッキでは不要なおジャマ三兄弟を
デッキに戻すことで
おジャマジックの発動のサポートができるため、特に相性がいい。
おジャマ三兄弟を
デッキに戻して
おジャマジックをドローできれば理想的である。
便利すぎる禁止カード。
大量ドローだけでなく捨てる処理にも大きな価値を見出すことができ、例えば
おジャマジックを2枚捨てれば手札が6枚も増える。
フィールドの通常モンスターを墓地に送ることで2枚ドローできる。
他のドロー手段と比べると効率が悪いため、ドロー速度を高めたい場合に追加で採用することになる。
墓地の通常モンスターを2枚回収できる。
回収したおジャマ三兄弟は、
手札抹殺等を用いて更なるドローに繋げるといい。
役割が重複する
補充要員と比べると、こちらは回収できる枚数が少ない代わりに手札からすぐ使えるのがメリットである。
おジャマ・ナイトであればこのカード1枚ですぐに用意できるが、この
デッキではエクストラデッキから墓地に送る以外の意味を見いだせないため、あまり相性は良くない。
アドバンス召喚やシンクロ召喚を取り入れるならリリース・素材要員になるが、そうしたギミックまで入れると
デッキの回転力が落ちてしまう。
おジャマ達の攻撃力を800アップさせられるため、1ターンキルを達成しやすくなる。
おジャマンダラから
おジャマ・デルタハリケーン!!に繋げて相手フィールドを一掃し、通常召喚及び
おジャマ・カントリーの効果でおジャマを5体並べて直接攻撃というのがこのデッキの1ターンキルのパターンであるが、これだけだと総攻撃力が5000にしかならない(5体の内の1体が
おジャマ・キングの場合でも7000)ため、初期ライフを削りきることまではできない。
しかし、このカードを発動しておくと総攻撃力が9000になるため、8000のライフも削りきれるようになるのである。
ただ、1ターンキルの補助以外での使い道に乏しく、採用すると手札事故率も上がる。
厄介なモンスターを奪うことができるカード。
おジャマ達のステータスが低いため、奪ったモンスターでそのまま攻撃するという戦術も有効。
ただ、狙ったモンスターを奪えないことも多い。
罠カードについて
魔法カードを多用する
デッキであるため、罠カードは殆ど採用しない。
ただ、弱点が多い
デッキであるため、それらへの対策となる罠カードはサイド
デッキに用意しておきたい。
墓地の通常モンスターを3枚回収できる。
回収したおジャマ三兄弟は、
手札抹殺等を用いて更なるドローに繋げるといい。
役割が重複する
闇の量産工場と比べると、こちらは即効性がない代わりに回収できる枚数が多いのがメリットである。
天使の施しのパロディカードであるが、両者の有用性は比べるまでもないだろう。
戦闘能力に欠けるこの
デッキにとって、発動までタイムラグがあるのは厳しい。
おジャマ三兄弟を除外してしまうのも痛く、どうしてもドロー枚数を増やしたい場合に採用することになる。
属性と種族を統一できる
デッキであるため、採用が検討できる。
相手次第では何の意味も成さないものの刺さる相手には刺さるため、サイド
デッキには入れておきたい。
この
デッキでは影響を受けるモンスターが少ないため、相手のモンスター効果だけを一方的に封じられる。
厄介な効果を持つモンスターは多いため、この
デッキの弱点を幾分かフォローできるだろう。
罠カードを殆ど採用しない
デッキであるため、実質的に相手にだけ負担をかけられる。
ただ、
聖なるバリア -ミラーフォース-等の攻撃反応型罠カードには元々強く、罠カードの採用枚数も
デッキによってまちまちであるため、サイド
デッキに入れた上で相手に合わせて使いたい。
このデッキの戦術
このデッキの弱点
コンボ
デッキの宿命として、手札事故の危険が常について回る。
おジャマ三兄弟ばかりが手札に溜まった結果何もできなくなるということもよくある。
おジャマジックを墓地に送ってドローした際におジャマ三兄弟をドローしきってしまうと特に悲惨であり、デッキの回転が止まるだけでなく
おジャマジックも不発になってしまう。
また、手札事故以外では以下のような致命的な弱点もある。
このデッキの派生
回転力と展開力に優れる
デッキであるため、様々なカードと組み合わせることができる。
サンプルレシピ【おジャマビート】
サンプルレシピ【おジャマエクゾディア】
サンプルレシピ【おジャマ・ザ・ワールド】
最終更新:2021年02月11日 22:08