竜王の城 B1F

りつはレミーラを唱えた!

律「さっきアプリで復習した感じだと、地下1階は時計の逆周りだったよな。だから、

  道なりでよかったはずだ」

キラーリカントがあらわれた!コマンド?

律「こいつなら余裕だ。もはやラリホーなどいらねえな」

りつのこうげき!会心の一撃!

キラーリカントに104ポイントのダメージ!!

キラーリカントを倒した!

律「ほい、終了」



竜王の城 B2F

律「今度は時計回りで、真っ直ぐの道が無い分かれ道は、だいたい西方向…でよかったはずだ」

ストーンマンがあらわれた!コマンド?

律「無駄にHPの高いモンスターが出てきたか。とりあえず、ラリホー!」

りつはラリホーを唱えた!

ストーンマンを眠らせた!

ストーンマンは眠っている……。コマンド?

律「ほい、終了。後は倒すだけだな。途中で起きるなよー」


澪「灰色のゴーレムだな。最終ダンジョンのモンスターなのに、ラリホーが効くんだな」

唯「でも、このモンスターってなかなか倒れないね。りっちゃん、すでに3回も攻撃しているのに」

紬「ラリホーは効くけど、その分HPが高くて倒しにくいモンスターってことじゃないかしら」



竜王の城 B3F

律「この階は時計の逆周りでよかったはずだ。にしても、このフロアは何気に道が広いんだな。

  そうそう、宝箱を回収しておくか。どうせ種も無いし、取らなくても変わりないけどな」

りつは宝箱を開けた。しかし宝箱はからっぽだった。

律「マジかよ。ここにきてからっぽか。ってことは、隣の宝箱も…」

りつは宝箱を開けた。しかし宝箱はからっぽだった。

律「種が出ないんだったら、この段階ではゴールドも不必要だから、別にいいか。さっ、次の階だ」

キースドラゴンがあらわれた!

律「強力なドラゴン登場か。呪文も効きにくいし、打撃で押さえ込むしかないな」



竜王の城 B4F

律「えーっと、南側の囲ってあるところの階段を上っていくので合ってるはず…あったあった。

  この階段だな」


竜王の城 B3F

律「ここからは道なりに上っていくだけだな。何も考えなくていいから楽だ」


竜王の城 B2F

律「替わった模様のパネルで床が囲ってあるな。この上の階だな」


唯「あれっ?りっちゃんどんどん上の階に進んでるよ。上の階に何かあるのかな?」

澪「律のことだ。間違いなく何かがあるんだと思う」



竜王の城 B1F

律「ようし、ここだここだ。この宝箱だ。さっそくいただくぞ」

りつは宝箱を開けた。なんと!ロトの剣を見つけた!

りつはロトの剣を手に入れた!

律「OK!これで最強装備だ。あとは竜王戦だけだな。…しかし、HPやMPがちょっと足らないな。

  HPは最低100以上は欲しいよな。こういうときにステータスを上げる種が無いのは、不便だな。

  だいぶ戦ってきたがレベルアップもまだだし。レベルいくつでHPが100を超えるんだろう?」


唯「りっちゃん、新しい武器を手に入れたよ!これがⅠの最強の武器なんだよね」

澪「これがロトの剣なんだな。剣のツバの部分がロトの印と同じマークになってるな」

紬「そうね。ロトの装備って感じよね」

唯「でも、つくづく思うんだけど、何で魔王のお城の中に、最強の武器をわざわざ宝箱に入れて、

  しかも違う場所に置いてあるのかな?これを取られたら魔王には不利になるはずなのにね」

紬「ま、まぁ…それを取れるようにしているのが、ゲームだからね」


キースドラゴンをやっつけた!

180ポイントの経験値をかくとく

パパパパッパッパッパーン♪

りつはレベル18に上がった!

力が13ポイント上がった!素早さが6ポイント上がった!みのまもりが3ポイント上がった!

最大HPが13ポイント増えた!最大MPが7ポイント増えた!

150ゴールドを手に入れた!

律「おっし、レベルアップだ。最大HPも105で100オーバーだ。力も大幅に増えたし、

  かなり戦闘は楽になるな」



竜王の城 B4F

律「確か東側に奥に抜ける道が…おっし、この道だ。ここからは道なりだから楽だな」


竜王の城 B5F

律「このフロアからダースドラゴンと死神の騎士が出てくるから、注意しないとな」

死神の騎士があらわれた!コマンド?

律「さっそく嫌なモンスターが出てきたな。コイツも身かわし率高いから嫌なんだよな」

りつのこうげき!

死神の騎士に39ポイントのダメージ!!

死神の騎士はベホイミを唱えた!

死神の騎士の傷が回復した!

律「ちっ、攻撃のやり直しだ」

(中略)


竜王の城 B6F

律「このフロア、だだっ広いなー。両端の壁が遠すぎて、レミーラでもまったく見えないぜ。

  でも、ここも真っ直ぐ進めばOKだから大丈夫なんだけどな」



竜王の城 B7F

律「とうとう来たぜ、竜王のいるフロアに。さすがにこのフロアは明るいな。さて、まずは宝箱だ」


唯「うわっ!スゴイね!さっきまでと別世界だよ。BGMもすごくゆっくりになってるし」

澪「周りが水で囲まれてるな。ダンジョンから急に地上フロアに変わった感じだな。ところで、

  階段の位置から壁を挟んで反対側に、玉座に座ったモンスターがいるな。あれが竜王かな?」

紬「あのモンスターが竜王で間違いないはずよ」


りつは宝箱を開けた。なんと!魔法の鍵を見つけた!

りつは魔法の鍵を手に入れた!

りつは宝箱を開けた。しかし宝箱はからっぽだった。

りつは宝箱を開けた。しかし宝箱はからっぽだった。

りつは宝箱を開けた。なんと!薬草を見つけた!

りつは薬草を手に入れた!

りつは宝箱を開けた。742ゴールドを手に入れた。

りつは宝箱を開けた。なんと!キメラの翼を見つけた!

りつはキメラの翼を手に入れた!

りつは宝箱を開けた。なんと!呪いのベルトを見つけた!

りつは呪いのベルトを手に入れた!

りつは宝箱を開けた。なんと!薬草を見つけた!

りつは薬草を手に入れた!

りつは宝箱を開けた。しかし宝箱はからっぽだった。

律「さすが『1質素』だな。からっぽが多い。にしても、ここにも呪いのベルトがあるんだな。

  ガライの墓とかぶってるな。どっちにしろ、いらないアイテムだから別にいいんだけどな」


律「さて、いよいよ竜王だが…MPをちょっと使いすぎたな。このまま戦うのは分が悪いな。

  …とりあえず、実験をしてみるか」


竜王「よくぞ来た、りつよ!わしが王のなかの王、竜王である。

   わしは待っておった。そなたのような若者があらわれることを。

   もし、わしの味方になれば、世界の半分をりつにやろう。

   どうじゃ?わしの味方になるか?

律「いい話だな。仲間になってやるぜ」

竜王「よろしい!では、わしらの友情の証としてその剣をもらうぞ!」

律「どうぞ。ほれ、好きにしな」

りつはロトの剣を竜王に差し出した。


唯「えぇっ!?りっちゃん、何で竜王の仲間になったりするの!?」

澪「唯、落ち着け。律のことだ、何かたくらみがあるんだろう」

紬「どうなるかは見てのお楽しみよ…」


竜王「ほほう、既にこの剣を手にしていたか……。しかし、もはやどうでもよいことじゃ。

   では、わしからの贈り物を受け取るが良い!りつに世界の半分、闇の世界を与えよう!」

律「うおっ!?周りが真っ暗になった!」

竜王「わあっはっはっはっはっ、わっはっはっはっはっはっ…」

律「うわっ!!手足に力が入んないぜ!」


澪「うわっ!ブラックアウトした…」

唯「りっちゃーん!何で『はい』って言っちゃったんだよぉ…」

紬「りっちゃん、へたり込んじゃったわね」



リムルダールの町

チャララララッチャッチャーン♪

律「…ん、ここは…?…ベッドの上だ。この部屋の配置は確かリムルダール。

  ってことは、やっぱりリムルダールに飛ばされたんだな。ここは変更されていないんだな」

宿屋「おはようございます。ゆうべはずいぶんとうなされていたようですが……。

   何か悪い夢でも見ていたのでしょう。

   では、どうかお気をつけていってらっしゃいませ」

律「宿屋に飛ばされて、所持金が減らないのはいいんだが、せっかく宿屋にいるんだから、

  宿代分だけ所持金減らしてでも、全回復もしてくれると早いんだけどな。さて、泊りなおしだ」


唯「あれれ?この町ってリムルダールだよね。どうしてここの宿屋にりっちゃんがいるの?」

澪「あの選択をしたら、実は悪い夢でしたって、夢オチになっているんだな」

紬「WiiのSFC版では、こんな感じの夢オチみたいなの。元祖のFC版だったら、

  所持品・装備・所持金・経験値が全部ゼロのパスワードを教えられてしまうのよ。

  つまり、一からやり直しってなるの。さすがにここの部分は、変更項目には入っていないわよ」

澪「この時点で一からやり直しだったら、ゲーム機を叩き割る人が出かねないものな」


律「よーし、いらないものは売ったし、鍵も薬草もフル補充。準備はOKだな。それじゃあ、

  もう一回竜王の城を目指すか」

唯「りっちゃん隊長!応答願います、ドーゾ!」

律「唯か?出直しの準備も完了したし、今度こそ竜王を倒しに行くぞ」

唯「さっき竜王の仲間になるって答えたのは、わざとだったの?」

律「もちろん!ただ、このプレイではどうなるかの予想がつかなかったから、実験してみたんだ」

澪「そういえば律、何で今頃になって薬草を買い込んでいるんだ?」

律「MPの節約のためさ。竜王戦までは、レミーラ以外にMPは使いたくないんだ。だから、

  ロトの鎧の効果を活用して、HPは基本的に歩いて自動回復させて、

  それで追い着かなさそうなときだけ、薬草で少し回復させるのさ」

紬「なるほどね。そうやってMPを使わないようにするのね」



竜王の城 B7F

竜王「よくぞ来た、りつよ!わしが王のなかの王、竜王である。

   わしは待っておった。そなたのような若者があらわれることを。

   もし、わしの味方になれば、世界の半分をりつにやろう。

   どうじゃ?わしの味方になるか?

律「お断りだ!」

竜王「どうした?世界の半分をほしくはないのか?悪い話ではあるまい」

律「悪い話じゃねーか!」

竜王「では、どうしてもこのわしを倒すと言うのだな!

   愚か者め!思い知るがよい!」


竜王があらわれた!コマンド?

律「さーって、倒していくか!」


りつのこうげき!

竜王に40ポイントのダメージ!!

竜王はラリホーを唱えた!

りつは眠ってしまった!

律「う…ぁ……ドサッ」


唯「あっ!りっちゃんがまたへたり込んだ!ラリホーで眠っちゃったの!?」

澪「このプレイでモンスターからラリホーをかけられた所は初めて見たけど、こんな感じなんだな。

  律視点のモニターは真っ暗になってるが、全体視点のモニターははっきり映ってるな」

紬「ラリホーがかかっていても、実際には眠ってはいないのよ。さすがに今の技術でも、

  お薬を使うか催眠術を使う以外には、人為的に睡眠状態にするのは無理みたいなのよ。

  でも、それに近い状態にするために、微弱電流で両手足に力を入らなくさせて、

  ゴーグルモニター・ヘッドホン音声・マイクを全てオフにする仕組みなの」

澪「眠らせられないかわりに、行動不能にするんだな。全身麻痺状態みたいなものか?」

紬「どちらかと言えば、そっちに近いわね」


竜王のこうげき!

りつは28ポイントのダメージをうけた!

りつは目を覚ました!コマンド?

律「…は?何だったんだ今のは?急に真っ暗になって音も聞こえなくなって、体の力は抜けるし。

  それが、急に見えるようになったし動けるようになったな。ダメージも受けてHPも減っているが、

  全然痛くないし。これがラリホーにかかった状態なのか?ともかく、戦闘の続きだ!」

りつのこうげき!

竜王に38ポイントのダメージ!!

竜王のこうげき!

りつは32ポイントのダメージをうけた!コマンド?

律「残りHPは45か。そろそろ回復にまわらないとな」

竜王はベギラマを唱えた!

りつは27ポイントのダメージをうけた!

りつはベホイミを唱えた!

りつの傷が回復した!コマンド?

律「よーし、いいタイミングでの回復だったな」

りつのこうげき!

竜王に39ポイントのダメージ!!

竜王はベホイミを唱えた!

竜王の傷が回復した!コマンド?

律「ちっ、ベホイミ使われたか。仕切りなおしだな」

竜王はラリホーを唱えた!

りつには効かなかった!

りつのこうげき!会心の一撃!

竜王に127ポイントのダメージ!!コマンド?

律「おっし、ラリホーも効かなかったし、会心の一撃でベホイミ回復分を帳消しだ!」


唯「ボスキャラなのにベホイミ使って回復するんだね。ずるいね」

澪「確かに、ボスキャラらしい潔さはないよな」

紬「ベホイミがなかったら、HPが高い以外はそこまで強くないモンスターなんだと思うの。

  難易度を上げるためにベホイミが使えるようにしているんだと思うわ。これもオリジナル通りだし」


りつのこうげき!

竜王に39ポイントのダメージ!!

竜王のこうげき!

りつは28ポイントのダメージをうけた!コマンド?

律「だいぶダメージ与えてるからな、次でそろそろ倒せるか?」

りつのこうげき!

竜王に41ポイントのダメージ!!

竜王を倒した!

律「よっしゃー!」


唯「やった!りっちゃん竜王を倒したよ!」

澪「そこそこ苦戦している感じだったけど、MPもほとんど残っているよな。

  これで終わりってことじゃないんだよな?」

紬「もちろん、この続きがあるのよ」


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最終更新:2013年04月07日 01:07