梓「さて、材料も買ったし。家帰ってさっそく作ろうか?」
純「梓~、帰る前にミスド寄ってかない?」
梓「バケツプリン作るんでしょ!?なんで趣旨忘れてんだバカ純!」
純「だってお腹空いたよー。今から作ったって何時間も後でしょ?」
梓「まあ、それはそうだけどさ・・・」
純「ほら!作ってすぐ食べるんじゃなくて、何時間か冷やすってレシピに書いてあるし!」
梓「うーん、じゃあ何か食べて帰る?」
純「YES!何食べよっか?」
梓「あとでバケツプリンを食べられるくらいの余裕は残しておきたいし・・・」
梓「 >>135はどうかな?」
※味噌汁
梓「あとでバケツプリンを食べられるくらいの余裕は残しておきたいし・・・」
梓「松屋はどうかな?」
純「ガッツリ食べる気だー!?」
梓「だって私もお腹空いちゃったし・・・」くーきゅるる
純「さっきバカ呼ばわりされた事を、私は生涯忘れない」
梓「ごめんって!」
純「じゃあ松屋まで牛丼食べに行こうか?」
純「ところで、どうして松屋なの?」
梓「牛丼やカレーに味噌汁が付くからね。何か急に味噌汁が食べたくなっちゃって」
純「梓は牛丼屋さんは松屋派?」
梓「うん。味噌汁の差で松屋だよ」
純「・・・ちなみにカップ焼きそばだと何派?」
梓「バゴォーン派。理由はわかめスープが付くから」
純「スープ好きか!」
梓「純はどこが好き?」
純「私?私も松屋・・・のカレー派!」
梓「カレーかい!」
純「カレー屋さんのカレーより牛丼屋さんのカレーの方が安いんだもん」
梓「まあ、確かにね」
純「すき家のカレーも美味しいよねー」
梓「もうそれカレーが出ればどこでもいいんじゃない?」
純「かもしれない!」
梓「かもしれないの!?」
純「・・・何の話してたんだっけ?」
梓「元をたどればバケツプリンだけど、その前に松屋に牛丼とカレーと味噌汁を食べに行こうって話」
純「そうそう!それで松屋の前まで来たんだった!」
梓「牛丼屋さんって女の子だけで入るのって結構敷居高いよね」
純「そう?」
梓「最初はさ。子どもの頃はお父さんが買ってきてくれたから大好きだったけど、中学生くらいの頃はお店に入れなかったよ」
純「なるほどねー」
梓「純は全然気にしなさそうだね」
純「ちょっとはあったかもしれないけど、牛丼食べたいし」
梓「さすがでございます」
【松屋・桜が丘店】
店員「お待たせしました。牛めしとカレーです」
梓「いただきます!」
純「いただきまーす!」
梓「んー、おいしい!」モグモグ
純「カレー♪カレー♪」モグモグ
梓「はぁ、お味噌汁も美味しい」ズズッ
純「カレー!カレー食っていいのか!?」
梓「ああ、おかわりもあるぞ」
純「うめ、うめ!」モグモグ
梓「まあ、実際おかわりするならもう一個買わないとだけどね」
純「おかわりしたい~!」モグモグ
梓「はいはい」
純「・・・ん、んぐっ!?」
梓「えっ?」
純「・・・!」ごくっごくっ!
梓「ちょ、ちょっと純!?」
純「はぁ、詰まった。危なっ!」
梓「死なないでよ?カレーで」
純「あーあ、せっかくの味噌汁一気飲みしちゃった」
梓(まさか・・・)
純「梓~味噌汁一口ちょうだい?」
梓「味噌汁食べたくて松屋に来た私にそれを言うか!」
純「だって全然味わえなかったし」
梓「無いって!いくらなんでも味噌汁一口ちょうだいはないって!」
純「えー?じゃあ牛丼一口ちょうだいよ!」
梓「なんだその理屈!?」
純「ダメ?」
梓「もう。一口だけだよ?」
純「わーい!牛丼いただきます!」パクっ
純「ん~!カレーとの相性ピッタリだね!」
梓「最初から牛丼の肉乗ってるカレー頼めばいいのに」
純「ごめんごめん~」モグモグ
梓「はぁ。ほら、味噌汁もあげるよ」
純「マジで!?いいの!?」
梓「いいよ。もう純にご飯与えるのが趣味みたいなもんだからさ」
純「素晴らしい趣味だねっ!」ズズッ
純「さてと、カレーも牛丼も味噌汁も食べたし次はどうする?」
梓「バケツプリンは!?」
純「あ?そうそう。バケツプリンの前に何食べよっか?」
梓「まだ食べる気なの!?」
純「明日休みだしさー、もう寝る前にプリン作って寝てる間に冷やして明日食べる方が効率良くない?」
梓「あれ?珍しくまともな提案」
純「何かお腹いっぱいになったら、『何が何でも今日中にバケツプリン食べたい!』って感じが無くなったんだよね」
梓「確かに、私も・・・」
梓「どうしよっか?バケツプリン作りに帰るか、何か食べるか」
梓「 >>148にしようかな」
※もうバケツプリンを作るかを決めてください
何か別にメニューを食べる場合は何を食べるかを指定してください
※焼きまんじゅう
梓「焼きまんじゅう食べたいなぁ」
純「じゃあ食後は和菓子屋さんコースで行きましょう!」
梓「はぁ、このあとバケツプリンが待ってると思うと、体重計に乗るのが怖いね」
純「めちゃくちゃギター弾けば痩せるんじゃない?」
梓「むったんダイエットかぁ」
【和菓子屋】
梓「焼きまんじゅうってありますか?」
店員「はい、ありますよ」
梓「じゃあ、私はそれで。純は?」
純「和風抹茶ドーナツで!」
梓「好きだねードーナツ」
純「ドーナツにハズレ無しだよ!」ふんすっ
梓「名言?」
梓「飲み物は何か頼む?」
純「いや、私はいいや。ここ普通の煎茶はサービスで出してくれるし」
梓「じゃあ私もいらないかな」
店員「お待たせしました。焼きまんじゅうと抹茶ドーナツです」
梓「あ、来た来た。良い匂いだね」
純「うん!やはりご飯食べた後でも甘い物は別腹ですなぁ」
梓「いただきます!」パクリ
純「いただきます!」パクっ
梓「ふぅ、和菓子は食べると落ち着くねぇ」まったり
純「そうだねぇ」ズズッ
梓「そう言えば純」
純「なにー?」モグモグ
梓「さっき夜にバケツプリン作って明日食べれば良いって言ってたけどさ」
純「うんうん。バケツプリンは大きいから、冷やすのに数時間かかるんだって。寝てる間に冷やす方が良いかなー、と」
梓「それはいいんだけど、当たり前にウチに泊まる気だよね?」
純「無理だった?」
梓「ううん。今日ウチ親居ないし、別に泊まる分には問題無いよ」
純「へー、梓のご両親今日は居ないんだ。じゃあ泊まらせて~」
梓「ウチの親が居ないからって、大騒ぎしないでよ?」
純「しないよー。それよりさ」
梓「・・・何?」
純「梓の焼きまんじゅうと私の抹茶ドーナツ、半分交換しない?」
梓「ちょっとだけ純の交渉能力が進歩してるっ!」
梓「うーん、まあいいよ。私も純の抹茶ドーナツ興味あったし」
純「交渉成立だねっ!」
梓「ただし、純が>>159してくれたらね!」
純「え~?私だけ何かするの?」
梓「今まで私だけ純に食べ物あげてたんだからこれくらいいいでしょ?」
※髪をほどく
梓「ただし、純が髪をほどいてくれたらね!」
純「なっ!?」
梓「さあ!そのコアラみたいな頭のモコモコを取り外してみて!」
純「私の髪の毛着脱式!?」
梓「もとい、髪の毛ほどいてみてよ。一回純の髪いじってみたかったんだよね~」
純「え~?私だけ何かするの?」
梓「今まで私だけ純に食べ物あげてたんだからこれくらいいいでしょ?」
純「うぅ~、私髪ほどくと頭爆発しちゃうんだよー」
梓「それは寝起きと雨の日だけでしょ?前にお兄さんとデートしてた時は可愛いかったじゃん」
純「デート違うし!」
梓「でも腕組んで歩いてたよね?」
純「それはただのブラコンだし!」
梓「ブラコンは認めるのかー」
純「うー、マジで髪ほどくの?」
梓「うん。大丈夫可愛いから」
純「うーん・・・」もふっ
梓「お~」まじまじ
純「あんまり見ないでよ・・・」ファサッ
梓「ウェイビーヘアーが大人っぽいね」じろじろ
純「うー、梓が唯先輩に似てきたー・・・」
梓「違うし。全然違うしっ」
純「もう戻していい?」
梓「ダメ。帰るまで」
純「え~っ!?」
梓「じゃないと焼きまんじゅうあげないもん」
純「食べたい・・・」じゅるり
梓「ほら、整えてあげるから」もふもふ
純「うーん、そんなに大した髪じゃないんだけどなぁ・・・」
梓「そんな事ないって」もっふもっふ
純「あずさー」
梓「ん?」もっさもさ
純「なんか・・・触り方が犬さわるみたいだけど?」
梓「ああ、つい。大型犬みたいな触り心地だったから」もふもふ
純「もうおしまいー!さわるの禁止ー!!」
梓「ふぅ、堪能した堪能した」ふんすっ
純「ううっ、もふられてしまった・・・」ぐすん
梓「はい、焼きまんじゅう」
純「お、いっただっきまーす!」パクリ
梓(一瞬で機嫌が直るなー)
純「はい、梓も抹茶ドーナツ。交換ね」モグモグ
梓「あ、ども」
梓「まさか本当に交換してくれるとはね」
純「失礼な。約束は守るよー?今までいっぱい貰ったしね~」モグモグ
梓「それじゃあ、いただきます」ぱくっ
純「焼きまんじゅううまし!」モグモグ
梓「抹茶ドーナツうまし!」モグモグ
純「さて、デザートもいただいたし、そろそろ帰る?」
梓「帰るって言うか、純は来るだけどね」
純「そだね。・・・て言うか、本当にこの髪型じゃないとダメ?」
梓「ダーメ」
純「まあいいかー」
梓「そうだ、純がうちに泊まるのはいいけど、何か準備とかいる?」
純「いいよ~、一泊だし。朝にバケツプリン食べたらお暇するから」
梓「そっか」
純「あ、そうだ!」
梓「んー?」
純「この時間なら、憂も時間空いてるんじゃないかな?誘ってみる?」
梓「・・・えっ?」
純「バケツプリン経験者の憂が来てくれたら、だいぶ楽なんじゃないかな?」
梓「え、えっと・・・そう、かもね?」
純「どうしよ?メールしてみる?」
梓「・・・・・・。」
梓「 >>173
(1) そうだね。憂も呼んでみようか
(2) そろそろ暗くなるし、一人で来させるのは危ないんじゃない?
(3) 純と2人がいい」
※3でガチレズにゃん
梓「・・・・・・純と2人がいい」
純「えっ・・・?」
梓「・・・。」
純「ど、どう・・・して?」
梓「だって」
純「はい」
梓「一人増えたら、私の食べる分が無くなるかもしれないでしょ?」
純「意地汚い子っ!!」
梓「もう夜だしさ、今から憂呼ぶのも迷惑だって」
純「そうかもねー」
梓「2人で作っちゃおうよ」
純「上手くできるかな?」
梓「上手じゃなくても良いんじゃない?」
純「それもそうかもね。バケツプリンなんて上手く作れなくてネタ感があった方が面白いかも」
【中野家】
純「なかのけ!」
梓「何それ?」
純「いや、特に意味は無いよ」
梓「直感で生きてるよねー」
純「まあね」ふんすっ
梓「さて、さっそく作りますかー?」
純「お、いきますか~?」
梓「卵も10個ボールに割ってみるとなかなかな量だね」
純「牛乳も常温になってるや。ちょうどいい」
梓「ゼラチンもとかしておかないと・・・」サラサラ
純「牛乳鍋にかけたよー?」
梓「あー、うん、えっと、沸騰したらゼラチン溶かして」
純「あいよ~」グツグツ
梓「卵は・・・ザルでこすのか」ガチャガチャ
梓「ザル、ザル・・・無い?」
純「あ、ザルこっちに出しといたよ」
梓「そう?有るならいいんだ」
・
・
・
純「あとは一晩冷蔵庫に入れておけば完成ー!!」
梓「思ったより早く出来たね」
純「意外と簡単だったね~」
梓「上手くできてるかは明日のお楽しみだけどね」
純「さーってと・・・この後どうする?」
梓「うーん、何かするって時間でも無いし、お腹ももう空いてないんだよね」
純「それじゃ、お風呂入って寝ますかー?」
梓「お風呂・・・」
純「マジで?先に入っちゃっていいの?」
梓「まあ、一応お客様だし?」
純「悪いねぇ」ニコニコ
梓「・・・それともいっしょに入る?」
純「へっ?」
梓「じょ、冗談だよっ!忘れて・・・」
純「あはは、ともかくサンキュー梓!ぱーっと入って来ちゃうね」
梓「ごゆっくり~」
梓「・・・・・・。」
最終更新:2013年05月22日 20:23