梓「もし唯先輩達の性格がそれぞれ違ったら？」7 - 菫が百合ノートを引き継ぐようです

唯「あずにゃんのような可愛い後輩と過ごせて幸せですよ」

梓「ありがとうございます///」

律「あ、梓の事大好きだよ」

梓「私も皆さんの事大好きです///」

澪「ムギ、ここって私達以外は誰も居ないんだよな？」

紬「居ないけど、どうした？」

澪「よーし！」すぅー

澪「軽音部最高ー！！」

紬「私も！軽音部最高ー！！」

律「け、軽音部は最高だー」

唯「軽音部は最高なんですー！！」

梓「軽音部は不滅なんだー！！！」

澪「ははっ」

紬「へへっ」

唯「ふふっ」

律「エヘヘ」

梓「あはは」

澪「新学期が始まったら学祭だな」

律「う、うん頑張ろうね」

唯「あずにゃんにとっては初めての学祭ですね」

梓「はい！楽しみです」

紬「一生の思い出に残る最高の学祭にしような」

梓「はい！」

律「じ、じゃあ寝ようか」

　合宿終了

憂「梓ちゃん、合宿どうだった？」

梓「とっても楽しかったよ憂」

梓「ほらっ写真」

純「いいなー私も行きたかったな」

梓「来年は憂も純も行けるように頼んでみるね！」

純「…」

憂「純ちゃん！」

純「あっ…そうだね！楽しみにしてるね」

梓「？」

　帰り道

憂「純ちゃん、分かってるよね？」

純「ごめん憂…」

憂「いいんだよ、純ちゃん」

純「こんな事間違っていたのかな？」

憂「わからない…」

純「だよね」

憂「でも、これはお姉ちゃん達の望みだから」

純「うん」

　新学期

梓「今日から新学期か、先生の所に行ってみたいな」

憂「先生？」

梓「うん、軽音部顧問の山中さわ子先生」

純「見た事ないし聞いた事もなかった…」

梓「ずっと、休職してるみたいだよ」

憂「そうなんだ」

梓「放課後、先輩達と会いに行ってみようかな」

純「うん、それが良いね」

　放課後

梓「先輩達、来てるかな」

３年①「そういやさ、山中って来なくなったんだっけ？」

梓(山中？)

３年②「傑作だよね～教師が登校拒否なんてさ」

３年③「偉そうに説教した罰じゃん」

梓(まさか、あの人達…)

３年④「そういやさ、あいつ学校辞めたんだって？」

３年⑤「あんなけやられて来れたら凄いよね」

３年⑥「まぁ、来たら来たで酷い目に逢わせるだけだけどさ」

梓「あのっ！」

３年①「何？」

梓「貴女達は苛めなんかして恥ずかしくないんですか！」

３年②「何だ、このチビ？」

梓「チビじゃありません！１年の中野梓です」

３年③「１年だぁ？」

梓「今すぐ苛めた人に謝りに行きましょう！」

３年④「はぁ？」

梓「はぁ？じゃないです！悪い事したんだから謝るのは当然です」

３年⑤「お前も苛められたいんだ？」

梓「なっ…」

３年⑥「１年の癖に生意気だよね？来いよ」グイッ

梓「い、痛い…辞めて下さい！」

　部室

律「あ、梓遅いね」

澪「電話しても出ないんだ」

紬「何かあったのかな…」

クラスメート「ちょっと軽音部！」

唯「どうしましたか？」

クラスメート「貴女達の後輩が３年の不良に連れて行かれたよ！」

唯「何ですって…」

紬「行こう皆」

澪「待ってろ梓！」

律「ぶ、無事で居てね梓」

　空き倉庫

３年①「おらっ！もう立てないのか？」

３年②「弱い癖に粋がんなよチビ」

梓「た、たった一人にこんな大人数でやる方が弱いです…」

３年③「こいつにはもっと教育が必要だな」

３年④「おい」

３年⑤「ほらよ」

３年⑥「へへっ、二度とデカイ口を叩けないように腕を折ってやるよ」

梓「や、辞めて…」

３年①「アイツもそんな顔して懇願してきたな～」

３年②「辞めなかったけど」ニヤニヤ

３年③「せーの」

梓(助けて先輩！)

　ガシッ

３年③「なっ…」

唯「何をしているのですか？」ギリギリ

３年④「何だお前！」

紬「ウチの後輩苛めるとは良い度胸だな？おいっ」

澪「お前ら、絶対に許さないからな！」

律「あ、梓大丈夫？」

梓「先輩…」ぐすっ

唯「貴女達、許しませんよ？かかって来なさい」

３年①②③④⑤⑥「上等だよ！」

３年①「」

３年②「」

３年③「」

３年④「」

３年⑤「」

３年⑥「」

唯「大した事ありませんね」ニコッ

澪「いや、唯が強すぎるんだって…」

紬「久々に見たけど、やっぱつえー」

律「ゆ、唯凄いね」

梓「こ、これが唯先輩の強さ…」

唯「貴女達、あずにゃんに謝りなさい」

３年①「ぺっ」

唯「…」びちゃっ

唯「」ニコッ

３年①「ひでぶ！」

３年②「お、思い出した…こいつ２年の平沢だ」

３年③「えっ？こいつが噂の…」

３年④「す、すいませんでした！」

３年⑤「何だよ！ヘタレやがって！」

３年⑥「辞めとけって！こいつは本当にヤバイから」

唯「心外ですね？私は優しいつもりですよ？」

３年①「ゆ、許して下さい」

唯「私じゃなくて、あずにゃんに謝って下さいと言ってるんですが？さっきから」にっこり

唯「聞こえませんか？」ジロッ

３年①②③④⑤⑥「中野さんすいませんでした！」土下座

律「い、苛めた子にも謝ろうね」

紬「嫌とは言わせない」

３年①「はい、わかりました！」

澪「さわ子先生にもだぞ？」

３年②「はい！」

　翌日

さわ子「お、おはようございます」

堀込「やっと出勤か山中！」

さわ子「長い間、すいませんでした…」

堀込「全くお前は！世話ばかりかけさせよって」

さわ子「すいませんでした…」

堀込「さっさと仕事をしろ」

さわ子「は、はい」

堀込「全く！」プイッ

さわ子「…」

堀込「山中」

さわ子「は、はい」

堀込「良く帰って来たな」

さわ子「先生…」

堀込「待ってたぞ…お帰り山中」

さわ子「はい！」

　部室

梓「さわ子先生を休職扱いにしてくれた先生は誰なんですか？」

律「ほ、堀込先生だよ」

梓「あの、厳しい先生が？」

唯「解雇寸前だったのを堀込先生が必死で校長先生に頼み込んだそうですよ」

紬「カッコイイよな」

澪「うん、カッコイイ」

律「い、苛められてた先輩も復学したようだよ」

梓「３年の人達は苛めてた人に仕返しとかしないんでしょうか…」

唯「大丈夫ですよ、きっと」ニコッ

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