姫子「青コーナーより、鈴木純選手の入場です」


エリ「準決勝と同じくジャズ研総動員での入場です!」


エリ「今日の相手は中野梓」


エリ「決着をつける時、鈴木純リングインです」


姫子「赤コーナーより中野梓選手の入場です」


エリ「中野梓の胸中は敵討ちか?それとも鈴木純との決着なのか?」


エリ「そして、今日は4人の先輩達がしっかりガードしながらの入場です!」


エリ「天下を獲るんだ!中野梓リングインです」


姫子「S1クライマックスは女と女の果たし合い」


姫子「鈴木 中野思う存分闘え」


姫子「そして、栄光をその手に掴め!」


姫子「S1クライマックス最後は時代を変えたこの二人が締めます!」


姫子「最高に燃え尽きるまでS1クライマックスして下さい!」


姫子「S1クライマックス優勝決定戦、時間無制限一本勝負を行います!」


姫子「青コーナー154㎝50㎏」


姫子「すずきーじゅーんー」


エリ「鋭い眼光、視線の先には?最大のライバル!鈴木純です」


姫子「150㎝46㎏」


姫子「なかのーあずーさー」


エリ「お前には…お前だけには絶対に負けたくないんだ!中野梓です」


純「…」クルッ


梓「?」


エリ「おっと、純選手がセコンド方のに行ったぞ?」



純「部長 副部長 控え室に下がってくれませんか?」


部長「どういう事ですか?」


副部長「説明してみなさい」


純「軽音部とかジャズ研じゃなくて、これは私と梓の勝負なんです」


純「誰にも邪魔されたくないんです」


純「お願いします」ペコッ


部長「わかりました」


副部長「頑張って鈴木さん」


純「はい!」


エリ「これは、ジャズ研のセコンド陣が帰って行きますよ?」


純「梓、私はジャズ研のみんなを下げたよ」


純「あんたはどうするよ?」


梓「先輩、下がって下さい」


律「わかった」


澪「梓、相手を良く見るんだぞ」


紬「梓ちゃん、思い切りやるのよ」


唯「あずにゃん」ぎゅっ


唯「頑張ってね」


梓「はい!」


エリ「さぁータイマン勝負の始まりです!」


カーン


純「…」


梓「…」


エリ「動かない両者、何を考える?」


純「…」


梓「…」


エリ「まだ、動かない」


純&梓「ふんっ!」ガシッ


エリ「今、組み合いました!」


純「それっ」バタン


純「ふんっ!」ガッチリ


梓「…」スルッ


梓「…」ガキッ


エリ「純選手、フライングメイヤーからスリーパー」


エリ「しかし、梓選手も素早く抜け出してアキレス腱固め」


純「…」ガシッ


いちご「ブレイク」


純「…」ダッ


エリ「純選手、タックル」


梓「…」ガキッ


純「!」


エリ「おーと、タックルに来た所をフロントネックロックで捕獲したぞ」


純「…」ガシッ


いちご「ブレイク」


エリ「意外に静かな展開ですね?二人の試合にしては」


さわ子「どちらが先に仕掛けるのか?」


純&梓「ふんっ!」


エリ「再び組み合った!」


純「…」ガシッ


エリ「純選手、バックを獲った!」


梓「くっ!」ガキッ


エリ「梓選手、足をフックして踏ん張ります」


純「このっ!」


梓「…」サッ


エリ「梓選手、バックを獲り返した!」


純「あんたの力じゃ無理だよ梓」


梓「誰が投げると言ったの?」クルッ


エリ「梓選手、投げをうつと見せ掛けての丸め込み!」


梓「…」ガキッ


エリ「そして、キーロック」


純「うぉー」ググッ


梓「!」


純「うぉりゃー」バーン


エリ「純選手、叩き付けたー」


梓&純「はっ!」ドカッ


エリ「ドロップキック相討ちだー」


梓「…」サッ


純「…」サッ


エリ「退きません、お互い全く退きません!」


梓&純「ふんっ!」ガシッ


エリ「梓選手、コーナーに純選手を押し込んだぞ」


いちご「ブレイク」


梓「…」パッ


エリ「クリーンに別れます」


エリ「今度は純選手が梓選手を押し込んだぞ!」


いちご「ブレイク」


純「…」パッ


エリ「純選手もクリーンに…」


バシーン


エリ「クリーンに別れると見せ掛けておいての張り手一閃!」


純「どうした?来いよ梓!」


梓「…」ギロッ


梓「おらっ!」ドカッ


純「おらっ!」バシーン


エリ「エルボーと張り手の打ち合いだ!」


純「倒れろ!このっ」バシーン


梓「あんたこそ!」ドカッ


純「何よ!」バシーン


梓「何さ!」ドカッ


純「あずにゃん!」バシーン


梓「もふもふ!」ドカッ


純「大体、あんたは!」ガシッ


エリ「純選手、組み付いた!」


純「可愛い顔してこのっ」ブンッ


エリ「フロントスープレックスだ!」


純「そらそら」グリグリ


エリ「ギロチンチョークだ!」


いちご「反則よ、離しなさい」


純「おらおら」グリグリ


いちご「離しなさい!」グイッ


純「まだまだー」


いちご「ワン.ツー.スリー.フォー」


純「おっと危ない」


梓「げほっげほっ」


純「もう一度!」グリグリ


いちご「反則負けにするよ!」


純「くっ」


梓「げほっげほっ…」


純「場外行くよ梓」


エリ「純選手、場外へ投げ捨てた!」


純「行くよー」グシャッ


梓「かはっ」


エリ「出たー場外でのパワーボム!机が割れなかった!」


純「トドメ刺してあげるよ梓」


エリ「リングに戻した!」


エリ「梓選手、動けないのか?」


純「とりゃー」


エリ「キングコングニードロップ!」


梓「このっ」ドカッ


純「うわっ」


梓「甘いんだよ純…」




エリ「なーんとキングコングニードロップをムラマサで迎撃したぞ!」


梓「お返しだよ!」ドカッ


エリ「梓選手のエルボードロップ」


梓「そしてー」ガキッ


エリ「昇龍結界!」


さわ子「位置そして決まり具合、完璧ね」


エリ「憂選手、どうですか?」


憂「まだ大丈夫ですけど、スタミナはかなり消耗しますね」


和「鈴木さんはちょっと自分に酔いすぎね」


純「くっ!」ガシッ


いちご「ブレーク」


梓「お返しだよ!」ギリギリ


いちご「離しなさい!」


いちご「ワン.ツー.スリ.ーフォー」


梓「…」パッ


純「あ、梓…」


梓「さっきのお返しだから」


エリ「辛うじて逃げた純選手、場外エスケープだ」


梓「逃がさない!」ダッ


エリ「梓選手、ダッシュ飛ぶのか?」


梓「それっ」


純「ぐはっ」


エリ「飛んだーノータッチトペコンヒーロー!」


憂「梓ちゃんが空中殺法なんて…」


和「力技だけじゃなかったのね」


さわ子「出し惜しみなしで勝ちに行ってるわね二人とも」


11