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カフェオレをグイと飲み込むとそれはほどよい温度になっていて、
ゆっくりと喉を通り過ぎて行った。 



憂「なにか考えてた?」

梓「うーん……」

憂「ぼーっとしてたから、いきなり飲み始めてちょっと驚いた」

梓「やっぱ、見慣れないなぁて、思ってた」

憂「なにが?」

梓「髪を下した憂が」

憂「そう? でも、お風呂とか上がりとか寝るときとかはこれだよ」

梓「なんだろ、非日常的っていうのかな。 昼間に見ると変な感じ。 似合ってるとか似合ってないとかじゃなくてね」

憂「……この後どうしようか」

梓「どうしよっか……」

 私も憂もすでに両手に余るほどの荷物を買い込んでいた。 
4人掛け席の残りの2席はそれぞれの収穫で埋め尽くされている。 買い物っていうのはどうしてほしいものばっかり目に付くんだろう。 

家に帰って冷静になると要らないものばっかり買っていたということもあるんだけどね。 



 時間がぼんやりと過ぎてた。 
店の外で、店の中で確かに多くの人々が各々に会話を楽しんでいて、そういうものは普段喧しく、疎ましく思うはずなのに。 

なんでだろう。 

私と憂の2人の周りがミルクを温めたとき表面にできる薄い膜のようなもので覆われているような気分だった。
 日頃浴びせられるやっかみとか、怒鳴り声とか、ののしりとか、
そういうものが全部自分の中から膜の外に押しやられるような気がしてた。 

憂との間に会話なんてないのに沈黙なんてちっとも煩くなかった。

梓「もうちょっとだけここでこうしていたいかな……」

憂「……私もそう言おうとしていた」


2人でちょっとニヤっとしてからまたお互いに無言になった。

抹茶ラテの容器を両手に持ったまま憂は憂で考えごとをしているみたいだった。 
私はそんな憂を見ながらカフェオレを飲んだ。 
どうしてこんなに安心するんだろう。

 ……いや、自分の気持ちをもう少し具体的にしてみよう。

私はどうして憂と居ると楽しくて、嬉しくて、たまにそわそわするけれど、
その何倍にも安らいだ気持ちになるんだろう。

 自惚れではないけれど、自分で問題提起した割には簡単に答えられそうだった。

 憂はいつも私のことを見ていてくれるからだ。

 寂しいときにちょうどよくメールが着たり、私の好みを知っていたり、私を見て嬉しそうに笑ってくれたり……。 
でも、それと同時に思う。

本来なら唯先輩で占められていたであろう空間を、
私で埋めようとしていることは憂にとっていいことなんだろうか。

私は、平沢家で過ごして十分に思い知ったけど、唯先輩の代わりになんてとてもなれない。 あんな素敵な人の代わりなんて無理だ。 
無理無理無理無理。
無理が頭の中でたくさんで、無理のゲシュタルト崩壊起こしそう。 
それくらい、私にはできっこないことなんだ。 

それでも、憂が私に、唯先輩の居なくなった分のスキマを埋めろ、というのなら、
それが無意識だとしても私は憂に従ってしまう。 
それはまるでマタタビを貰ったネコのようだ。 
自分が保てなくなる。 
憂から目が離せなくなる。 
現に今の私には憂に順応従順な気があるし……。 
ふと猫じゃらしに遊ばれているネコの図が思い浮かんできて
即座に打ち消した。

そんなんじゃないもん。 
憂にはさ、従うけどさ、それでも思うのは
「その役割が、その空間を埋める役割を埋めるのが私でいいのか」
ってこと。 
だって、純だっているわけだし。 
私は自分のことでいっぱいいっぱいで平沢家に住み着いたけど、
今は前よりかは余裕も生まれてきて、憂のことにだって気を向けられることができるようになってる。 たぶん。 
私が勝手に居ついたから、憂は純とかじゃなくて私を選ばざるを得なかったのかな。 
それとも、選択肢があった中で、それでも私を選んでくれたのかな。 もしそうだとしたら、私は嬉しくて舞い上がるかもしれない。 
だから……そうだ……
私は憂に何か……
なにか……してあげられることはないのかな……。

憂「梓ちゃん?」

梓「ふぁ……はいっ!?」

 いきなり声をかけられてびっくりした。 

憂「ちょ、ちょっと声が大きすぎるよ」

クスクスと憂が笑う。

梓「あ、ご、ごめん。 ちょっと考え事してて」

憂「うん、えへへ。 梓ちゃんずっと見てたから知ってる」

梓「うえぇっ!?」

憂「うそだよ」

梓「……」

憂がめずらしくいじわるだ。

憂「何考えてたの?」

梓「何って……。 この後どうしようかなぁって……。 あとカフェオレおいしいなぁーって」

憂「ふーん。 ねぇ、梓ちゃんのカフェオレ飲ませて」

梓「あ……」

私が驚いている間にさっと私から容器を奪って憂はそれを口に含み、
まるでワインを味わうかのように口の中で転がしていた。 
そしてコクンとかわいらしく音を立てると

憂「うん、梓ちゃんはこういうカフェオレが好きなんだね」

そしてこう続けた。

憂「今度家で作ってみるね」

ニコッと笑うその姿に私は釘づけになった。

さっきまで思い付き程度だったけど、その笑顔はいつもの憂の笑顔と質が違うような気がして、
さっきよりも強く強く、
私は憂のために何かをしてあげたいと思った。

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梓「憂……」

憂「ん? なに?」

梓「憂って、なにかほしいものとか、ないの?」

憂「なに? どうしたの急に」


気持ちに、物でしかお返しができない。 
それしか考えつかないことがとても悔しい。 
でも、それでも私は憂のために今すぐにでも何かしたかった。 
私はわずかながらだけど、自分のお金を持っている。 
気持ちばかりが先走っていることはわかっていたけど、それでも自分を止められなかった。

憂「うーん……。 ほしいものはだいたいさっき回った時に買っちゃたしなぁ。 
というか、梓ちゃんに何かを買ってもらうってことはしないよ」



その言葉で私はとたんに哀しくなった。 
逃げて行ってしまう。 
さっきまでの高揚が、思いが、スッと自分から引いていくのを感じた。
膜が、私たちの周りから弾けて飛んでいってしまったみたいだった。

憂「とりあえず、そろそろこの店出よっか」

荷物を持ちながらこちらに微笑む憂に、
できるだけ優しく笑い返すしかできなかった。

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その後、虚ろな気持ちで憂の隣を歩いていた。 
お互いに何も言わなくてもまだ回ってないお店はたくさんあったから、またウィンドーショッピングの真似事。 
たまに目に付いた店に2人で入っては「これいーね」と言う憂に
「じゃあ、それ買おうか?」と言っても、憂は
「ははは……」とその手に持った商品を元に戻した。 

何回かそれを繰り返して思った。 

憂は「これ欲しいから買って!」だなんて簡単に言う人じゃない。 
唯先輩ならそういうことを言いそうだけど。 

憂は私の横を黙って歩いている。 何を考えているんだろうなぁ……。 欲しいもの、ないのかな。もしかしてめんどくさいとか思われてないかな。 
歩き疲れたりとか、もう帰りたいとか。 
わかるわけないことが沸々と浮かんできて、勝手に不安になる。

ふと、ある店の前で憂は足を止めた。 

そこはなんてことはないこじんまりとしたアクセサリーショップで、店内にはちらほらと他のお客さんもいた。 

きらきらと店のライトに照らされた髪留めやブレスレットやピアスは、
誰かに身に付けられている時よりも数倍も魅力的に見えた。
憂はその店の一角を見つめ続けていた。 

先に寄った数件の店のようにふらっと立ち寄りそぶりは見せなかった。 
ただ、その一角を何やら思い詰めたような顔をして見つめていた。 

憂は、今まで見たこともないような悲しそうな、切なそうな顔をしていたのを私は見てしまった。 
そんな憂から目が離せなかった。 

私の中でそうであるように、憂の中でだってずっとぽっかりと空いてしまっている穴。 
ギターが弾けるからって、家事ができるからって、
決して埋まることのないからっぱさ。

店の中のBGMとモールの中全体にかかっているBGMとが変に重なって聞こえてくる。 
不協和音。 
そんなセカイに響く音は、
私と憂をこれっぽちも救ってくれてなんていなかった。

憂「梓ちゃん……?」

ハッとして憂の方を見ると、
今度は憂の方が私を見て心配そうな顔をしていた。

憂「大丈夫? 疲れちゃった?」

梓「あ、……うん。 大丈夫。 ちょっとぼーっとしてただけだから。 この店寄る?」

憂「ううん。 この店はいいや。 次のとこ行こ」

梓「寄らなくていいの?」

憂「うん、いいよ。 さ、次の店行こうよ」

憂の言い方は普段より少し強くて、
なんだか私は憂のことがよくわからなくなっている。

先に歩き出した憂に遅れまいと、空回りそうになりながら小走りで追いかけた。

梓「本当にさっきの店寄らなくていいの?」

憂「いいよ。 あ、梓ちゃん、あの店寄りたかった?」

梓「いや、そういうわけじゃないんだけど」

スタスタとリズムよく歩くと、さっきの店は遠ざかっていってしまった。

反対方向から歩いてくる人達にぶつからないようにして歩くのは難儀だった。

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街のように人がたくさん、この建物の中にはいた。 
商品を自らの欲望を満たすために買いにわざわざこんなところに閉じ込められに来ている。 

この場所にすらこんなに人がいて、

日本にはこのさらに何十万倍とか何百万倍とか、
たくさんの人があふれているのに、

どうして私は誰とも出会えないんだろう。 
どうして、他人のまますれ違うことしかできないんだろう。 
そう思って、とても悲しくなった。

次に入った店で憂はぬいぐるみに魅入られていた。 
「かわいー」と言って、いろんなぬいぐるみを抱きしめているけど、
そんな憂の方が私はかわいいと思った。

憂の部屋にはぬいぐるみが結構あるからそんな憂の反応に納得しながら、
私はそこらへんにあったクジラのおなかをフニフニと指の先で突っついた。 
ギュウギュウに詰め込まれている綿の弾力がなんともよかった。 

押す、離す、押す、離す、を繰り返しながら私は、
こんな時に唯先輩はどんな風に「かわいー」って言っていたっけ、と考えていた。 

どんな風に……。 

あ、

「だめだ……」 

聞こえないほどの音量で私はたまらず声に出していた。 
憂のしぐさと、唯先輩のしぐさは一体どう違うんだろう。 
思い出せない。 
唯先輩のしぐさ……。 

少しずつ少しずつ、思い出から記憶になっていく。 
プリンをスプーンで食べるときのように、端から少しずつ少しずつ。 変化は進行していく。 
甘い思いをしている間に私は食べ終わることを忘れてしまう。 
食べ終わったらプリンは私の目の前から消えてしまうのに。 

憂「梓ちゃんはそれが気に入ったの?」


唐突にそう聞かれても、私は何も言えなかった。

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憂「そろそろ帰ろっか。 梓ちゃんのギターも取りに行く時間も必要だし」

梓「そだね……」

もう17時になっていた。 
時間が過ぎるのは本当に早い。 

とぼとぼ駅まで歩いて、2人で切符を買った。 
電車の時間を確認してみたらあと2分ほどで電車が着そうだった。 

ホームまで2人で荷物をガチャガチャさせながらばたばたと人の間を通り抜けて走って行くと、
ちょうど電車がホームに入ってきて、私たちと同じように両手に荷物を抱えた人達が作る列が
等間隔に並んでる。 
それに合わせるかのように電車が止まって
プシュウと
空気を吐き出しながら電車が止まった。

ふと、このまま帰っちゃっていいのかな、と思った。

 憂が立ちどまった店が頭を過る。
 いまさらになって、
憂があの時見入っていたものがなんだったのか、気になってきた。 

私ったら、なんて往生際が悪いんだろう。 

散々時間は持て余していたのに。 

こんなギリギリになって。 

次々と人が我先にと電車に乗り込んでいく。

「梓ちゃん?」

と憂が聞いてきて、

「いや、なんでもないよ」

って笑いながら憂に

「ほら電車に乗って、もう出ちゃうよ」

って急かしながら一緒に乗り込む。

 発射のベルが鳴る鳴って、鳴りやむ。 

ドアが閉まりきるその一瞬。

私が電車から飛び降りた。


梓「憂、ごめん* 先に帰ってて* 後で連絡する」

憂「あ、梓ちゃん!?」

憂も降りようとしてきたけど、タイミングよくドアが閉まりきった。

電車が発車しきったのを見届けて
私は急いでモールへと引き換えした。

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モールの中を荷物を振り子のように揺らしながら走り続けるその間、
ケータイがずっとけたたましく鳴り響く。 
でなくてもわかる。

 憂だ。 

後で連絡するって言ったけど、早すぎるよ、憂。 
ってそれは当たり前か。 

一緒に帰ろうとしている人がいきなり電車から降りたんだから。 

とりあえず、憂への連絡を後回しにして私は目的の場所へと走った。
 全力でモール内を走る私はおそらく周りからおかしいと思われている。 
その証拠になにをしなくても人が道を開けてくれた。 
開けてくれたというかかわいそうなものを見る目で避けられた。 
くぅぅぅぅぅ。

目的の店に着いた。 
運動不足の私の身体ではちょっと走っただけでこの体たらく。 
息が上がった。 
息を整えつつ、憂がさっき立ちどまっていた地点に立つ。 
憂は一体何をあんな悲しそうな表情で見つめていたんだろう。

店の真ん中……

いや、違う、

憂はもう少し顎を上げて

遠くを見ていた。

店の奥に目をやる。

梓「あ……」

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憂「梓ちゃん……」

梓「……あはは」

憂とは桜ヶ丘駅の前で待ち合わせをした。 
時刻はもう20時に近かった。 
憂の反応が怖くて自分から

『20時頃に駅に着きます。 家に帰っててもかまいません』

と送った後はケータイの電源を切ってたから、憂が駅で待っていてくれていることは半信半疑だった。 

というか、待ってくれていることを期待したら、家に帰っていた場合に
私自身がどうしようもなく立ち直れなくなりそうだから、あまり信じてなかった。 

ごめんね、憂。 

こんな時でも私は私が傷つくのが怖くて憂よりも自分を優先して、
ごめん。

憂は明らかに怒っていた。 
こんなにほっぺたを膨らまして怒るなんてなかなか珍しい怒り方をするんだな、
と妙に冷静になってしまう。 

駅前なんだからマックでもミスドでもスタバでもなんでもあるはずなのに、憂は外で待ってたのかな。

膨らんだほっぺがとても赤く染まっていた。

憂「電車は勝手に降りるし。 
電話してもメールしても返事返しくれないし。 
梓ちゃんのばかっ
……ばかばかばかばかばかばかばかっ」

梓「えっと……その、何も言い返す言葉がないです、はい。 
ごめんなさい」

 私は身体は冷えているであろう憂のためにどこかの店に入るべきかどうかを悩んでいるけど、
でも、憂には全く動くそぶりがない。 
ちょっと困った。 
そしてあれを買ってきても本当によかったのかどうかもいまさらながらに悩んだ。 

 憂は下を向いて私の方を見てくれてない。 

当たり前だけど、そういう憂の行動に勝手ながら私は悲しくなる。 
街頭や店の明かりがあるけれど、憂がどんな表情をしていうのかを今は髪が隠していてうまく見ることができない。 
少し視線をずらすと何かを背負っていることに気が付いた。

梓「あ、それ……」

憂は自分の荷物の他に、もう一つ大きな荷物を持っていた。 

憂「……ギターだよ。 
梓ちゃんが来るころには楽器屋さん閉まっているだろうから先に取りに行ったの」

あ、そっか…。 
今日は休日だからいつもより閉まる時間早いんだった……。 
すっかり忘れてた、
だなんていうとギターに対して薄情だけど、
私はとにかくそれくらい必死に憂のことを考えていたってことにしておこう。

憂「あーあ、ひどいなぁ、梓ちゃんは。 ギターのことも忘れちゃって」

あぁ、なんだか怒っているし、すねている。

梓「ご、ごめんね、憂。 メンテ代は後で払うから」

憂「ごめんね、とかメンテナンス代のことよりもっと言うことあるでしょ」

梓「……あ、ありがとう?」

憂「違うよ。 なんで電車降りちゃったの? その説明してもらってない」

梓「こ、ここでないとダメ?」

憂「へぇ〜。 
梓ちゃんは私を待たせた揚げ句に理由を言わないで帰らせるんだ」

 そんな言い方しなくても……。 
と思ったけど、100%私が悪いから何も言い返せない。

梓「……」

私は無言でさっき追加で買った紙袋を憂の前に差し出した。

梓「……気に入らなかったら別にいいから」

憂「えっ……これなに?」

梓「いいから……開けてみてよ」

まだ戸惑っている憂に無理矢理紙袋を押し付けた。 
こじゃれた古風デザインのおしゃれな紙袋はその行為で、くしゃりと音を立てた。

憂は相当戸惑っているみたいで、しゃっくりをあげている人みたいに
「えっえっえっ」としか言わない。 仕方なくて、
憂に押し付けた紙袋を奪って袋の中に入っているものを取り出した。

憂「……あっ」

梓「やっぱ、憂はこれじゃないと……さ」

憂「どうして……」

憂の店の前に立った時、それは唐突に目に飛び込んできた。 
あの時どうして気が付かなかったのか不思議なくらいに。

憂「……リボン」

憂はその一言を発すると黙ってしまった。 

そばを通った自転車の明かりに数秒照らされた憂の表情は
喜びとはあまりにもかけ離れているもので、
私は出過ぎたマネをしたと自分の行為を心から悔い、
その場から逃げ出したくなった。 

駅前だけど休日だからか、それとも時間が遅いからなのか。
駅前だというのにいつものような
会社帰りのサラリーマン、やかましくさわぐ大学生の声は
響いていなかった。 
こんな時こそ煩くわめいて人の邪魔をしてほしいのに
肝心な時に欲しいものは揃っていない。 
いつにもまして居心地が悪くなる。 
憂が何かを言うよりも先に何か、何か弁解するようなことを言った方がいいのか、
それともこのまま憂が沈黙を破って私に言葉をかけてくれるのを待った方がいいのか、
私は困った。 
こんな時まで自分のことしか考えていない、
そのことに気づいてさらにこの場所から立ち去りたくなった。 
冬の風が冷たく頬やむき出しの手に突き刺さってくる。

憂「……からなの」

憂が言葉を発したから、自己弁解と自己嫌悪に必死になっていた私はその言葉を確かに耳にしたはずなのに
なにも言えないでいる。

すると、憂は再び今度ははっきりとした口調で言った。

憂「私のリボン、お姉ちゃんが選んで私にくれたものなんだ……」

梓「……そう、だったんだ」


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最終更新:2014年02月22日 23:09