……

夜 辺境の村入口

唯「気づかれてないかな……?」

憂「誰もいないね……行こう」

和「ええ、静かにね――」


村人達「「待て!!」」

唯「ひっ!?」

和「そんな……待ち伏せだなんて」

村長「やはり着いていこうとしたか……憂、和よ、渡り鳥に同行などしてはならぬ。これはお前達の身を案じてのことだ」

憂「どうして……そんなの、嫌です! 私は、お姉ちゃんと離れたくありませんッ!!」

村長「ええい、ならぬと言っておるだろう! ……お前達、二人を連れ戻せ」

村人「「こっちに来い!」」グイッ

憂「きゃあっ!?」

和「ちょっと……離して!」

唯「や……やめてよ! 憂と和ちゃんに乱暴しないで! ……一人で、一人で出て行くから!」

村長「ほう、やっと決心ついたか。懸命な判断じゃ。……これをやろう。わしらとてお前に荒野でのたれ死ねと言っているわけではない」

※1000ギャラとギターの弦を手に入れたッ!

村長「村を出て北に進めば大陸横断鉄道の駅がある。それで荒野に旅立つがよい、渡り鳥よ。そしてこの村に二度と近づくことは許さぬ」

憂「お姉ちゃん、行かないでッ――」

和「唯!!」

唯「憂、和ちゃん。私、がんばるから……渡り鳥になって生きていくから! だから、心配しないで――」

唯「――さようなら!」ダッ

憂「――いやああああああッ!!」


CHARACTER SELECTION
 一等客室の少女
→倉庫に隠れていた少女
 突然乱入してきた少女


――女だからって調子に乗ってんじゃないか?――

「うう……うるさい」

――荒野のルールってのを教えてやろうか、なんなら、利用して――

「やめて……やめて……!」

――なあ、そう思うだろ、――


晶「――うあッ!?」ガバッ

晶「……ちっ、また夢か……こんな荒野のど真ん中で居眠りしてたのか。私としたことが、ひどい有様だ」

晶「さっさと見つけなきゃな――『絶対たる力』を。それが、この先に――」

晶「見えてきたぞ、街が――あの一番でかい建物が例の富豪の屋敷か。夜まで待って、侵入しよう」


……

夜 富豪の屋敷
勇気(ダンジョン) 

晶(案外簡単に侵入できたな。この家に、『絶対たる力』の鍵となる秘宝が保管されているはず。『世界を支える力と交信することができる杖』、だったか?)

晶(菖と幸はやめろって言ってくるけど、私は『絶対たる力』を探すのをやめるわけにはいかない)

晶(……あんまりもたもたしてるとあいつらに怒られるな。さっさと片付けて帰ろう)

……

晶(しかし、やたらに豪華な屋敷だな……確かARMの技術を使って富豪にのし上がったとかなんとか)

晶(そこかしこにいろんな機械がおいてある……ARMの材質に似ているな。こいつらも精神感応性があるのか?)

晶(……まあいい、触って動いちまってもまずいしな。さっさと目的のブツを……どこの部屋だ?)ガチャ


……

晶(あとはこの部屋だけか……)ガチャ

晶(お、思わせぶりな宝箱発見、ハッ、こいつはビンゴだな)ガチャ

パァァァ……

晶(……!! 杖だ! しかもこの妙な光……間違いない、こいつが秘宝だな。よし、さっさと退散――)

ビーッ!ビーッ! シンニュウシャヲハイジョシマス!!

晶「な!? そんなバカな、こんな古代遺跡みたいなシステムが――くそ、この家の技術はここまで進んでたってのかよッ!!」

金髪のメイド「――侵入者。排除します」チャキッ

晶「メイド――? いや、こいつ、機械だッ――!!」


――――――――――――――――

boss; レイドバスター
ボスデモ 

立ちはだかる影  

▼フィンガーバレット
レイドバスター「侵入者への攻撃及び家主への連絡を行います」ズガガガガ
晶「うわっ!?」97

◆ショット
晶「機械なら容赦しないぜ、食らえ!」ジャーン バシュッ! Force level up!
レイドバスター「!!」235 

晶 
HP506/603 
FP37 弦5/6


……

▼ハイペリオンブラスター
レイドバスター「侵入者は倒れない模様。最大出力で攻撃します」ビーーーーーー!!!
晶「くっ!?」219 Force level up!

◆マルチブラスト
晶「ちっ……さっさと片付けなきゃまずいな――食らいな!」バシュン ズガガガ!!
レイドバスター「!!」534

晶 
HP287/603 
FP65 弦4/6


……

◎ヒール
レイドバスター「損傷を確認。修復を行います」パァァァ 700
晶「なっ……回復かよ」

◆マルチブラスト
晶「なら攻め続けるのみだ、それ!」バシュン ズガガガ!! Force level up!
レイドバスター「!!」545 

晶 
HP287/603 
FP76 弦3/6


……

◎ヒール
レイドバスター「損傷を確認。修復を行います」パァァァ 700
晶「だめだ、向こうの回復のほうが早い――このままイタチごっこしてちゃ家の奴に見つかっちまう。なら――」

△フルフラット
晶「これで一撃で仕留める――全弾発射ッ!」
◆マルチブラスト
晶「うなれ、『ロザリー』ッ!!」バシュン ズガガガガガガガガガ!!
レイドバスター「!!」1598

※全ての弦が切れたッ!

レイドバスター「致命的――損傷――修復不能ッ――!」ドゴォォォッ!!!


Win!

晶「ふう……てこずらせるなよ」

レベルアップ!
晶 level 12 HP713 


――――――――――――――――

晶「さあ、脱出だ――!」ダッ

執事「――見つけましたぞ、曲者め!」

晶「!? ちっ、もたもたしすぎたかッ!」タッタッタッ

執事「逃がしはせぬ――」

バシュッ!

執事「くっ!? 何事――」

晶(なんだ? どこからかあの男に攻撃が……いや、今はどうでもいい、逃げるぞ!)タッタッタッ

執事「しまった、取り逃がしたか……申し訳ございませぬ、旦那様、お嬢様……!!」



?「……ふふふ。あとで頂くわよ、その『杖』――」


……

郊外 駅

晶「はあ、はあ……ここまで来れば大丈夫だろ」

ポォォォ……ガタンゴトン……

晶「ちょうどいい、大陸横断鉄道か。貨物列車に隠れてれば菖と幸のいる街まで一晩で戻れそうだな」

晶「……悪いな、いつも心配かけて。でもやっと、掴んだんだ。『絶対たる力』への鍵を――」


CHARACTER SELECTION
 一等客室の少女
 倉庫に隠れていた少女
→突然乱入してきた少女


街 

梓「――それで、街はずれの洞窟に住み着いたモンスターを退治して欲しい、ってことか」

少女「うん。ごめんね……梓ちゃんばかり危ない目に遭わせちゃって。でも梓ちゃんしか頼れる人がいなくて……」

梓「しょうがないよ。この辺の渡り鳥はみんな荒くれ者ばかり……まともに依頼を受けてくれる人なんているかどうか」

少女「そうなの……だから、お願い。報酬はたくさん出すから、ね?」

梓「報酬だなんて……そんなに無理しないで。私は賞金稼ぎのつもりでもなんでもないから、生きていくお金があれば十分」

少女「ありがとう。やっぱり梓ちゃんがいてくれてよかった。渡り鳥がみんな梓ちゃんみたいに優しければいいんだけどなあ……」

梓「……そうだね。――じゃ、行ってくるから!」


洞窟
冷たい闇 

梓(そう……渡り鳥はみんな、ARMの力を振りかざして暴れまわるひどい人達ばかり。そのせいで渡り鳥は悪い人ってイメージがついちゃってるんだよね……)

梓(私の両親も渡り鳥だったけど、そんなことはなかった。依頼を受けて、ARMの力で人助けをして……それが普通だと思ってた)

梓(せっかく、ARMは楽器なんだから、渡り鳥チームでバンド組んでみたかったけど……あんな人達ばかりじゃ無理)

梓(どこかにいないかなあ……いい渡り鳥)

グォォォ……

梓「――いた、あれがモンスターか……すごい瘴気。一気にかたをつけないと――よーし!」ダッ

?「待ちな!」

梓「――な、誰ですか!?」

渡り鳥1「ハッ、こんな小さな嬢ちゃんが渡り鳥気取りか? あの怪物に一人で立ち向かおうなんて心配だねえ。どうだい、ここはチームを組まねえか?」

渡り鳥2「まあ、働きに応じて報酬は山分けだがな。ほとんど俺達がやってやるから、嬢ちゃんの分は残んないだろうけどなあ? ケケ」

梓(……いかにもな人達……私の依頼を横取りするつもりだ。山分けなんて最初からする気はなさそう)

梓「――すいませんが、これは私が受けた依頼ですので……。それに、一人で大丈夫です。これでも、渡り鳥歴は長いですから」

渡り鳥1「ほう……ならこれならどうだ? 先にあのモンスターを倒したほうが勝ち、報酬を得られる」

梓「なッ――」

渡り鳥2「文句はねえよな? ここは力だけが正義の荒野だ。勝ったものだけが生き残れるってなッ!」

モンスター「グォォォォ!!!」

梓「話し合っている時間もなければ、意味もなさそうですね……とにかく、この依頼は私が果たしますッ!」


――――――――――――――――

boss;ゴルドレイク
ボスデモ 

立ちはだかる影  

◆ショット
渡り鳥1「ハッ、くらいな!」ジャーン ズドン!!
ゴルドレイク「ギィアア!」145

◆ショット
渡り鳥2「獲物は俺達のもんだ、ケケ」ジャーン ズドン!!
ゴルドレイク「ギィ……!」150

◆ショット
梓「帰ってください……これは私の仕事ですッ!」ジャーン バシュン!!
ゴルドレイク「グォォォ!!」220
渡り鳥1「……チッ、腕は立つようだな」

▼クリューアップ
ゴルドレイク「……グォォォ!!」ブン
梓「きゃっ!?」120  Force level up!

梓 
HP455/575 
FP40 弦5/6


……

◆ショット
渡り鳥1「さあさあどうした、俺達が倒しちまうぞ?」ジャーン ズドン!!
ゴルドレイク「ギィアア!」151
梓「どうして――どうして、足を引っ張り合うんですか。みんな、荒野で苦しい生活をしてるのに……」

◆ショット
渡り鳥2「あん? 何言ってんだ。弱肉強食。それが荒野の掟だろう」ジャーン ズドン!!
ゴルドレイク「ギィ……!」144
梓「……」

◆ブーステッドシェル
梓「もういいです……一気にかたをつけますッ!」ズド-ン!! Force level up!
ゴルドレイク「グォォォ!?」502 

▼トキシックブレス
ゴルドレイク「……ゲェェェ!!」ゴォォォォ
梓「きゃっ!?」毒

梓「なんで、私ばかり……!」毒75
渡り鳥2「ケケ、ざまあみやがれ。一番ダメージを与えた奴に反撃が来るってこった」

梓 毒
HP380/575 
FP67 弦4/6


……

○アンチドーテ
梓「まずい……もたもたしてるとやられちゃう」キュルリン
梓「――よーし!」

◆ショット
渡り鳥1「ハッ、しぶとい嬢ちゃんだな。おとなしくしてな!」ジャーン ズドン!!
梓「きゃッ!?」121 Force level up!

◆ショット
渡り鳥2「弱者はただ縮こまってればいいんだよ!」ジャーン ズドン!!
梓「くう……!」109 Condition green!

▼トキシックブレス
ゴルドレイク「ゲェェェ!!」ゴォォォォ
渡り鳥1「うわあ!?」毒

梓 
HP150/575 
FP100 弦4/6


……

△ダブルコマンド
梓「――頭にきました。いいかげんにしてくださいッ!」シュイイン
◆ブーステッドシェル
梓「はあッ!」ズド-ン!!
渡り鳥1「グハッ!?」594 ドサッ
◆ブーステッドシェル
梓「たあッ!」ズド-ン!!
渡り鳥2「うおッ!?」610 ドサッ

▼クリューアップ
ゴルドレイク「グォォォ!!」ブン
梓「よっと!」miss!

梓 
HP150/575 
FP23 弦2/6


……

◆ブーステッドシェル
梓「これでとどめですッ!」ズド-ン!! Force level up!
ゴルドレイク「グォォォ!?」499 

ゴルドレイク「――グギャァァァァァ!!」ドサッ

Win!

梓「はあ……なんとかなりました」

レベルアップ!
梓 level 13 HP665 
ヒールベリーを手に入れたッ!


――――――――――――――――

梓「モンスターは私が倒しました。……帰ってください。そして、二度とこんな渡り鳥どうしで足を引っ張り合うようなことはやめてください」

渡り鳥1「生意気言いやがって……ちっ、逃げるぞ!」ダッ

渡り鳥2「ケッ……なんで俺達がこんな目に。ったく、あいつがチームを抜けてからろくなことがねえぜ!」ダッ

梓「あいつ……? まあいいです。さあ、帰ろう……あの子に報告しなきゃ」


……

不安から焦燥へ 

梓「――これは……街が……荒らされてるッ!?」

少女「梓、ちゃん……」

梓「大丈夫ッ!? どうしたの、これ……?」

少女「渡り鳥の、怖い人が来て……」

梓「――!!」

少女「街を荒らして……私の家も……ごめんね、みんな持って行かれちゃった……報酬、払えないよ……」

梓「……いいの。いらないから……ほら、少しすりむいてるじゃない。これ、使って」

※ヒールベリーを手渡したッ!

少女「……あり、がとう……」グスン

梓(あいつらだ……あいつらが、この子の家から……ッ)

梓「……」サッ

少女「梓ちゃん、どこに行くの……?」

梓「――私、決めたんだ」

少女「え……?」

梓「絶対に、悪い渡り鳥を許さないんだから……」

梓「待ってて。きっと、みんなで助け合って生きていける世界にするから……この荒れ果てたファルガイアでも、みんなで笑顔で暮らせるような――」

少女「ごめんね、梓ちゃん。また、梓ちゃんだけ危ない目に……それに、もう報酬は――」

梓「いいの。これは依頼じゃないよ。私が決めたこと。約束、だよ」

少女「約束――」

梓「――じゃあね、行ってくるからッ!」ダッ



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最終更新:2012年10月24日 22:00