唯「お父さん、お母さん、おはよう」


唯ママ「おはよう唯」


唯パパ「おはよう」


唯「今日は憂の誕生日だよぉ」



唯ママ「そうね、今日はお母さん張り切っちゃうから!」



唯「おぉっ!お母さん燃えてるね」



唯パパ「お父さんも張り切っちゃうぞ!」



唯「お父さん、今日の為に忙しい中で料理練習したもんね」



唯ママ「憂はお友達の家?」



唯「うん、あずにゃんと純ちゃんにお祝いして貰ってるよ」



唯ママ「じゃあ、夜までにご馳走作りましょう」



和「こんにちは」



唯「和ちゃん、いらっしゃい」



唯ママ「和ちゃん、いつも二人と仲良くしてくれてありがとう」



和「とんでもないです」



唯パパ「よーし、頑張ろう!」



唯パパママ和「おー!」



中野家



純「憂、誕生日おめでとう」



梓「おめでとう憂」



憂「ありがとう、純ちゃん梓ちゃん」


純「憂、今日は両親が揃ってるんだね」



憂「うん、そうなんだ」



梓「唯先輩と憂の両親か~優しいんだろうな」



憂「とっても優しいよ」



憂「今日は忙しいのに休みを取ってくれたんだ」



純「じゃあ、今夜は家族水入らずじゃん」



憂「うん」ニコッ



梓「どんな、ご両親なの?」



憂「それはね」





子供時代



幼唯「うーいーこっちこっち」ヨタヨタ



幼憂「うん」ヨタヨタ



幼憂「あっ!」ガチャーン



幼唯「お母さんの大切なお皿が…」



幼憂「ど、どうしよう…」



幼唯「お母さん怒っちゃうよぉ」






唯ママ「今の音は何?」



幼唯「あっ…」



唯ママ「…」



幼憂「あ、あのお母さん」



幼唯「私が割ったの!」



幼憂「お、お姉ちゃん」



幼唯「私がふざけて割ったの!」


唯ママ「本当に?」



幼唯「割ったの!」



幼憂「お姉ちゃん…」



唯ママ「二人とも怪我はない?」



幼唯「ないよ」



幼憂「ない…」



唯ママ「私も置場所を考えてなかったから」



唯ママ「これからは手の届かない所に置かないとね」



唯ママ「ここは片付けておくから二人は向こうで遊んでなさい」



幼唯「ごめんなさい」



唯ママ「偉いね唯」なでなで



幼唯「行こう憂」



幼憂「う、うん」




幼憂「お姉ちゃん…」



幼唯「いいから」ニコッ



幼憂「う、うん…」




その夜



唯ママ「二人とも早く寝なさいよ」



幼唯「はーい」



ウフフな寝室



唯パパ「明日早いから俺達も寝るか」



唯ママ「あなた、もう少し待ってて」



唯パパ「何かあるのか?」



唯ママ「もうすぐ、憂が来るから」



唯パパ「憂が?」



幼憂「お父さん、お母さん」



唯パパ「憂、どうしたんだ?」



幼憂「あ、あのね…」



唯ママ「…」



幼憂「お皿割ったの私なの」



幼憂「お姉ちゃんが自分が割ったって言って言い出せなくて…」ぐすっ



幼憂「でも、私が割ったのにそんなの嫌で…」




幼憂「私悪い子になりたくなくて…」ぽろぽろ



幼憂「だからだから…ごめんなさい悪い子でごめんなさぁぁいうわぁぁん」



唯パパ「憂」



幼憂「は、はい」びくびく



唯パパ「正直に話して偉いぞ憂」ぎゅっ



幼憂「ふぇっ」



唯ママ「憂は悪い子じゃない、とっても良い子よ」



幼憂「怒ってないの?」ぐすっ



唯パパ「明日になったら怒ってた」



幼憂「…」



唯ママ「でも、憂は今日正直に話してくれた」



パパ&ママ「だから、とっても良い子だよ」ニコッ



幼憂「うわぁぁん」



唯パパ「よしよし」なでなで



幼唯「うーいーうーいー憂が居ないよぉ」ガチャ



幼憂「お姉ちゃんもごめんなさい」



幼唯「居た~うーいー」ぎゅっ



唯ママ「唯は立派なお姉ちゃんよ」なでなで



幼唯「えへへ~」




梓「お母さんは最初からわかってたんだね」



憂「私が自分から言いに来るの待っててくれたんだ」



純「信じてくれてたんだね憂の事」



憂「うん、そうなんだ」



梓「唯先輩も咄嗟に憂を庇ったなんてね」



憂「うん、お姉ちゃんには悪い事しちゃったな」



純「でもさ、それで姉妹の絆も深まった」



梓「憂、今日は早く帰りなよ」



憂「えっ?」



純「憂の両親は留守がちだから滅多にない家族水入らずだしさ」



憂「う、うん」



憂「あっ!電話だ」



憂「もしもし、お父さんどうしたの?」



憂「えっ?良いの?うん、わかった」


梓「何だったの?」



憂「梓ちゃんも純ちゃんも連れて来なさいって」ニコッ



純「良いのかな?」



憂「是非、来て欲しいな」


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