……
クリスティーナ「――ああ、もう来たのかい……まったく、あんたらが追っかけてくるせいで『浄化』できなかったじゃないか……」キュイイン
晶「クリスティーナ……何をしている? それはガーディアンの石版か?」
菖「……吸い取ってる?」
クリスティーナ「そうさ。アークセプターがないんじゃしょうがない、悪いけど強制的にエネルギーを吸収させてもらってるよ」キュイイン
菖「そんなッ!?」
晶「お前ら……何が目的なんだ? ミーディアムを欲しがってたのは、『力』を手に入れるためじゃなかったのか!?」
クリスティーナ「『力』なら、あるさ。私たちが欲しいのは、膨大な量のエネルギー。それがまあ、世界を救う? ために必要ってわけ」
クリスティーナ「まあ、さすがに私たちもこの星の守護獣様からエネルギーをぶんどるのにはためらいがあったからね……アークセプターで平和的にミーディアムを頂こうと思ったんだけど」
クリスティーナ「邪魔が入っちゃったならしょうがないさ。最終手段、ってコト」
菖「え……ガーディアンってファルガイアを支える力とかなんとかだよね。じゃあその力を吸い取っちゃったら……」
幸「この世界が枯れてしまう?」
晶「世界の力を吸い取って世界を救う……? あんたらが何をしようとしてるのか知らないが、とにかく今あんたらを止めるべきってことはわかった」
晶「――あんたらの目的がなんなのか、あんたらの『力』がなんなのか、吐いてもらうぞ!」チャキッ
クリスティーナ「悪いけど、今取り込み中なんでね。キミたちの相手は別にいるさ。時代遅れの魔王だけど、足止めくらいにはなるだろ……さあ、出てきな!!」ゴォォォォ
――――――――――――――――
boss; 魔王アンゴルモア
ボスデモ
晶「モンスターを召喚しやがった……ッ!」
アンゴルモア「ググググ……」シュイイン
菖「……なんか、力を溜めてる?」
▼The 7th Moon
アンゴルモア「グォォォ……」ピカァァァ……ドゴォォォッ!!!
晶「うわあッ!?」807 Force level up!
菖「きゃあ!!」815 Force level up!
幸「くぅ……!」820 Force level up!
○ポーションベリー
晶「くそっ、なんだこいつ……!」500 Force level up!
○ポーションベリー
菖「いたた……」500
○ポーションベリー
幸「どうしよう、結構強いね」500 Force level up!
晶 菖 幸
HP732/1039 HP587/902 HP976/1296
FP56 弦6/6 FP65 MP90/90 FP50 弦4/4
……
△ヴェイパーブラスト
菖「これはガーディアンの出番だね……いっけぇーッ!!」
ムア・ガルト「グォォォォッ!!」ゴォォォォォォ!!
アンゴルモア「ガァァァァッ!?」2097
菖「うーん、これだけじゃだめか……」
晶「効いてはいるがな」
幸「あともう一押しかな?」
▼大々災害 大々混乱
アンゴルモア「グァアア!!」ゴォォォォ
晶「くッ!?」501 Force level up!
菖「きゃあッ!!」502 Force level up!
幸「……!」537 Force level up!
○ポーションベリー
晶「まずい、回復が追いつかないな……反撃できないぞ」500
○ポーションベリー
幸「大丈夫?」
菖「ありがと!」500
晶 菖 幸
HP731/1039 HP585/902 HP439/1296
FP76 弦6/6 FP38 MP90/90 FP85 弦4/4
……
晶「よーし、一発でかいのをお見舞いして――」チャキッ
アンゴルモア「ググググ……」シュイイン
菖「――! 来るよッ!!」
▼The 7th Moon
アンゴルモア「グォォォ……」ピカァァァ……ドゴォォォッ!!!
晶「ぐえッ!?」817 ドサッ
菖「もー、晶のバカ!」GUARD 399 Force level up!
幸「……!」GUARD 413 Condition green!
菖「やばいんじゃない、コレ?」
幸「……まかせて」チャキッ
晶 菖 幸
HP0/1039 HP186/902 HP26/1296
FP0 弦6/6 FP60 MP90/90 FP100 弦4/4
……
○リヴァイブフルーツ
菖「ほーら、しっかりして!」キュルリン
晶「すまん……」
菖「幸、頼んだよッ!」
幸「うん!」
△ブーストアタック
幸「壊れないでね……私のベース。行くよ、オーバードライブ」シュイイン
◆ABMプレデター
幸「――たあああああああッ!!!」ズドドドドドドン!!!
アンゴルモア「グオォォォォッ!?」4057
アンゴルモア「――ォォォォォォッ!!」ドサッ
幸「……はあ……」フラフラ
菖「やったー! 幸、ナイス!」
晶「幸が本気出したか……はは」
レベルアップ!
晶 level 20 HP1150
菖 level 21 HP995
幸 level 21 HP1424
――――――――――――――――
晶「よし……なんとか倒したな」
菖「晶ちゃん回復しかしてなかったけどね~」
晶「い、言うなッ! さて、クリスティーナの奴は――」チラッ
晶菖「「――いないッ!?」」
幸「もう逃げられちゃったんだ……」
晶「じゃあ、ガーディアンは?」
菖「石版……なんか心なしか色あせてる気がするけど。ほんとに吸い取られちゃったのかな」
幸「ん……? なにか落ちてる」ヒョイ
菖「それ……ミーディアムじゃない!?」
晶「な……そんなバカな。それはアークセプターがなきゃ貰えないんじゃ――」
幸「菖の時みたいに、声が聞こえないね」
菖「うーん……もしかして、エネルギーを吸い取られちゃって、最後の力を振り絞ってミーディアムになったのかな?」
晶「アークセプターの持ち主でなくても、誰でもいいから貰ってくれってか? 確かにあいつらに盗られるよりはマシか。最後の足掻きってやつだな」
幸「……かわいそう。ちゃんと、エネルギーを取り返してあげるからね」ピカァァ
幸「あ、少し光った……声は聞こえないけど、力は貸してくれるみたい」
※『雷鳴の牙』を手に入れたッ!
晶「しかし……結局奴らの謎はわからなかったな……しかも、アークセプター無しでもガーディアンの力を吸収できるなんてな」
菖「なんか、もう後には引けない感じだね。とことん追跡するっきゃないか~」
幸「そうだね。これ以上ガーディアンをひどい目にあわせちゃダメだよ。行こう?」
訂正 技習得忘れ
レベルアップ!
晶 level 20 HP1150 ショックスライダーを覚えたッ!
菖 level 21 HP995
幸 level 21 HP1424 スカッドランチャーを覚えたッ!
……
梓「……」
梓「……飛び出して来ちゃったけど、よかったのかな」
梓「ううん、いいんだ。あんなバンドにはファルガイアの未来を任せられないもん。私は私で、新しいバンドを組むんだ」
梓「とは言っても、アークセプターもないし……キャサリンたちの居場所もわからないし……もうちょっとムギ先輩に聞いてから出てくればよかったかも」
?「あのー……?」
梓「ひゃッ!? だ、誰――」
憂「あ、ごめんなさい! 驚かせてしまって」
梓「!! ゆ、唯先ぱ――」
梓(ち、違う! そっくりさんだ……びっくりしたぁ……)
憂「?」
和「ごめんなさい、ちょっと話があるんだけど……いい?」
梓「え? あ、はい」
ジャニス「……ふむふむ、やっぱり! あなたが梓ちゃんかな?」
梓「!! 何で私の名前を?」
ジャニス「ビンゴね。有名よ? 最近、噂の渡り鳥チームに加入したとか」
梓「……それは違います」
ジャニス「あれ……? おかしいな、じゃあ唯ちゃんがどこにいるかは知らない? この子のお姉さんなの」
憂「そうなんです! 姉を探しているんですッ!」
梓(それで……! どうりでそっくりだと思ったら。でも、どうしよう……失望してチームを抜けたなんて言えないし)
梓「えーと……知ってはいますが、どこにいるかまでは……」
憂「そうですか……」シュン
和「また探すしかないわね」
ジャニス「うーん、しょうがないか……ところで梓ちゃん。デス・ナイト・クォーターズって知ってる?」
梓「――!!」
……
梓「なるほど……それで対抗勢力を集めているんですね」
ジャニス「ええ。その唯ちゃんたちにも協力してもらいたくて探しているんだけど……梓ちゃん、協力してくれないかな?」
梓(……いずれ唯先輩たちに再会するのかな……でも、協力したい)
梓「はい、ぜひ。私もキャサリンたちを追うのに仲間がほしかったんです」
ジャニス「ありがとう! キミ、結構腕が立つって噂だから頼りにしてるわ」
梓「いえ……それで、これからどうしたらいいんですか?」
ジャニス「私と和ちゃんは、仲間集めと組織の本拠地作りをやるわ。梓ちゃんと憂ちゃんは、実働部隊としてデス・ナイト・クォーターズの行方を追ってほしいの」
梓「わかりました。何かわかったら合流しましょう」
憂「まだ初心者だけど、よろしくね、梓ちゃん」
梓「う、うん! よろしく……」
梓(ほんとうに唯先輩に似てるなぁ……なんか気まずい)
ジャニス「じゃ、頼むね!」サッ
和「またね、憂。気をつけて」サッ
憂「うん、またね和ちゃん! お姉ちゃん見つけたら教えてね!」
……
梓「さて、と……とは言ってもどうしよう。キャサリンたちがどこにいるのかあてがないんだよね」
憂「うーん、街で聞き込みとかすればいいのかな?」
梓「それはもうさんざんやったよ……情報無し。とりあえず、ガーディアンゆかりの場所を調べてみればいいかな?」
憂「でも、お姉ちゃんたちがもうガーディアンの神殿は全部回ったって噂が……」
梓「そうなんだよね……どこかに隠れた遺跡があるのかもしれない」
キャサリン「……」タッタッタッ
梓「――! あれは! こんなに近くにいたなんて……」
憂「帽子にサングラスにマスク……あの不審者みたいな人が、デス・ナイト・クォーターズの人?」
梓「そう、あれがキャサリンだよ。よーし、後をつけよう。何を企んでいるかわかるかもしれない」
……
梓「この森は……ガーディアンの石版なんてなかったはず。どうしてここに? うーん、まあとりあえず追ってみようかな」
憂「不気味だね……暗いし」
梓「霧が出てるから迷いやすいよ。私から離れないで」
憂「梓ちゃんはここに来たことあるの?」
梓「うん、というかたいていの渡り鳥はあらかたの遺跡やダンジョンに宝探しとかで来たことあると思う。発掘されてないところのほうが珍しいぐらいで……」
……
梓「……いた。あの泉のところに」
憂「何やってるんだろう……なんか泉から光が出てそれを吸い取ってるように見えるけど」
梓「あの泉、ただの泉じゃない……? まさか!」ダッ
梓「――何やってるんですかッ!!」
キャサリン「――えッ!? 嘘! どうしてあなたがここに……まだあの街にいたはずじゃ」キュイイン
梓「答えて下さい。それは何をやってるんですか? まさか、その泉は――」
キャサリン「バレちゃしょうがないわね。ご名答よ、この泉には生命のガーディアンが眠っているの。そのエネルギーをありがたく頂戴してるってわけ」
憂「あれ、ガーディアンって確かアークセプターって杖がないと会えないんじゃ……」
キャサリン「……? あなたは……へえ、似てるわね……」
梓「アークセプターがなくても……強制的にエネルギーを吸い取っているってわけですか」
キャサリン「そういうこと。ミーディアムはあきらめたわ、だからしょうがなくこうやってエネルギーを拝借してるのよ」
梓「拝借って……そんなことが許されると思ってるんですか!? ガーディアンはこの星の命そのものなんでしょう? そんなことしたら――」
キャサリン「ファルガイアは今以上に荒廃するわ。でも、それをしてでもやらなければいけないことがあるの」
梓「それでも、それでガーディアンを犠牲にしていいなんて間違ってますッ!」チャキッ
憂「……戦うの? 大丈夫かな」チャキッ
キャサリン「えーっと、今取り込み中なんだけど……参ったわ、これじゃ変身できないわね。まあ二人ぐらいなら相手できるかしら」チャキッ
――――――――――――――――
boss; キャサリン
罪に黒く,血に赤く
※キャサリンはエネルギー吸収に気を取られているッ!
◆ブーステッドシェル
梓「たあ!」ズド-ン!! Force level up!
キャサリン「うえッ!?」736
梓「キャサリンは強いよ。憂、後ろからサポートして」
憂「うん、わかった!」
◆プロバイデンス
憂「痛くない、痛くないよ」DFP,MGRアップ
梓「……? 魔法?」DFP,MGRアップ
▼速弾き
キャサリン「邪魔しないでちょうだい!」ジャガジャガジャガジャン ズガガガガ!
梓「!! あれ、思ったより痛くない……?」378
梓 憂
HP514/892 HP435/435
FP49 弦5/6 FP20 弦5/6
……
▼トライインジュアリー
キャサリン「じゃあこれならどうかしら?」ゴォォォ
梓「うう!?」病気 混乱 やるせない Force level up!
梓「う……あう……」フラフラ
◆リフレッシュ
憂「大丈夫、梓ちゃん!?」キュルリン Force level up!
梓「……はっ! ありがとう、憂」279
キャサリン「ええ~……状態異常まで回復とか反則でしょ」
梓 憂
HP793/892 HP435/435
FP62 弦5/6 FP30 弦4/6
……
◆ブーステッドシェル
梓「よくも……はあッ!」ズド-ン!! Force level up!
キャサリン「きゃッ!?」741
▼タッピング
キャサリン「後ろに隠れてても無駄よ」ピロリロピロリロ ズガガガガ!
梓「くッ!」307
憂「いやあッ!?」357
キャサリン「仕留め損なった……おかしいわね、あの子の変な魔法のせいで攻撃が通りにくいわ」
◆ショット
憂「さっきからあの人、泉の前から全然動かない……今なら当てられるかな?」
◆クリティカルヒット
憂「えい!!」ジャーン ズドン!!
キャサリン「あうッ!?」350
キャサリン「んもー、やってらんないわ! あとちょっとだけど……9割がた吸収したし、もういいでしょ。それじゃあね」サッ
梓「あっ、逃げる気ですか!?」
レベルアップ!
梓 level 20 HP939 マイトアヴァランチを覚えたッ!
憂 level 13 HP764
――――――――――――――――
梓「また逃げられた……ッ!」
憂「ガーディアンの力、もう吸い取られちゃったのかな?」
梓「……多分。この泉、前はもっときれいだったのに、濁ってる」
憂「そっか……ん? 何か光ってるよ」チャプン
憂「これ……石版?」ヒョイ
梓「それ、ミーディアムじゃん! どうして、アークセプターがないのに……」
憂「わからないけど……でも何かあったかいものを感じる。きっと、私たちに助けを求めてるんだよ」ピカァァ
※『命の炎』を手に入れたッ!
梓「……そっか。ガーディアンも、こんなにも追い詰められてるんだ……デス・ナイト・クォーターズ、絶対、許せないんだから……ッ!」
憂「お姉ちゃん探しは、また後かな。今は、ガーディアンを助けてあげたい。梓ちゃん、行こう? 次はこんなことにならないようにしなきゃ」
梓「うん、そうだね。他にガーディアンが封印されてそうなところ、調べに行こう!」
……
数時間後 同所
律「ほんとにこんなとこにガーディアンがいるのか?」
紬「ええ。この奥の泉に生命のガーディアン『オードリューク』が眠っているの」
澪「梓か、あるいはキャサリンたちは来てるだろうか……?」
律「まあ、アークセプターは私らが持ってるしな。来ても意味ないはずだけど」
唯「あずにゃん……ここにもいないかぁ」
紬「あ、この泉よ――えッ!?」
律「どうした?」
紬「ひどい……こんなに濁って……ガーディアンの存在が感じられないわ」
澪「そんな!? どうやって……」
紬「わからないけど……ガーディアンは確かにここにいたはず。そして、今は消えてしまってるの。キャサリンたちの仕業なのかしら」
律「アークセプターなしでも何かできるってことか? ……こりゃ、のんびりしてたのはまずかったな」
唯「早く次の場所に行こうよ!」
紬「ええ、次は星のガーディアンの眠るところ、『空の贈り物』っていう遺跡に向かいましょう」
最終更新:2012年10月24日 22:23