唯「大変だよ~!」

澪「どうしたんだ唯」

唯「ムギちゃんの紅茶を飲んだら体が熱くなって……」

唯「なんと、おちんちんが生えちゃったんだよ~!!」

澪「なんだ、よくある話じゃないか」

唯「ふぇ…?」

紬「でも、普通に考えて紅茶を飲んでペニスが生えるなんて事が起こりうるのかしら」

澪「ああ、そう言われてみたら…」

律「普通、生えないよな」

唯「でも…」

紬「気のせいよ」

唯「でも…」

紬「気のせいなのよ」

唯「うん…」


おわり





─1話─

律「ノリで梓をバラバラにしてしまった」

唯「警察に行こうよ」

澪「そうだな…」


おわり





─2─

唯「澪ちゃんって韓国人なの?」

澪「違うけど…なぜ、そう思ったんだ?」

唯「なんか、そういう噂があったんだよ」

澪「そうなのか」

律「まあキムチはうまいし、韓国人だったとしても別にいいだろうけどな!」

澪「いや、キムチは辛いから苦手だなあ…」

律「そうか…」


おわり





─3話─

唯「大変、大変だよ~!」

律「どうしたんだ、唯」

澪「またチ○ポでも生えてきたのか?」

唯「違うよ!窓の外を見て!街中ゾンビで溢れかえっているんだよ~!」

律「あ、ホントだ」

澪「どうせ琴吹財閥の仕業だろ」

紬「私の父の会社をなんだと思っているの?」

律「チ○ポ生え薬を開発する企業」

澪「あと、人さらいをして監禁したり(対象はおもに私たち)」

唯「恐ろしい事だよ」

紬「違うのに…」


おわり





─4話─

律「なんかアレだなー、いつも仲良しこよしだと
刺激が無いからイジメでもしよっぜー!」

澪「じゃあ律の靴でも隠すか」

唯「そうだね」

紬「それが、りっちゃんの望みなら」

律「や、やめろよぉ…」グスッ

唯「泣くの、早っ」

澪「お前、イジメられっこ失格な」

律「うぇええええ……」


おわり





─5話─

梓「律先輩と澪先輩ってレズなんですか?」

律「は?」

梓「律先輩と澪先輩ってレズなんですよね?」

澪「は?」

梓「二人とも小学校からの付き合いだと聞きました」

律「あぁ。そりゃ合ってるけど」

梓「じゃあレズですよね」

紬「梓ちゃん、熱でもあるんじゃないかしら」



おわり





─6話─

梓「唯先輩と憂ってレズなんですよね」

唯「違うよ」

憂「どうして、そんなカン違いしたの?」

梓「唯先輩たちは仲良し姉妹だと聞きました」

唯「うん。比較的、仲はいいよ」

憂「ほとんどケンカしないしね」

梓「では、やはりセックスを?」

唯「あずにゃんは病気なの?」


おわり





─7話─

律「王様ゲ~ム」

唯「わ~!」

紬「パチパチ」

律「おっ!王様はアタシだ!」

澪「あんまり変な命令するなよ…」

律「えーと、よし。そんじゃ…」

律「3番はとっておきの秘密を暴露する!」

澪「な、なんだよそれ!?」

紬「澪ちゃんが3番なの?」

澪「あぁ、いや、私は1番なんだけどね」

唯「3番は私だよ~」

律「唯か!へっへ~、さあ、隠していた秘密を洗いざらいブチまけてもらおうか!」

唯「う、う~ん…」

紬「でも、唯ちゃんって秘密とかあるのかしら」

律「実は好きな人がいるとか」

澪「お、おぉ…なんかドキドキしてきた」

唯「う~ん…とっておきとなると、アレかなあ……」

唯「実は私は…」

律「実は私は?」

紬「ごくり」

唯「実は私は、『憂』でした~」

澪「えっ!?」

律「お前…じゃなくてキミ?憂ちゃんだったのか!?」

唯「実はそうなんだよ~」

紬「え~、全然気がつかなかったわ~」

律「あれ、でもさっき玄関で憂ちゃんと会ったよな」

澪「いつ入れ替わったんだ?」

唯「唯が生まれてすぐだよ」

律「え?」

紬「……?」

澪「ん……そのときから、よく入れ替えごっこしてたって事?」

唯「よく、っていうか、ずっと私は唯として生きてきたんだ~」

唯「だから本当はりっちゃんじゃなくて、りっちゃん先輩なんだよ」

律「彼女は何を言っているんだ」

唯「お父さんは唯を東大に入れたかったんだって」

紬「あ…」

澪「もしかして、一年早く生まれている分、脳が発達して…」

唯「結局、私と同じ高校になっちゃったし、
そううまくは行かないみたいだけどね」

紬「……」

澪「本当にヤバい秘密を話すのは無しだろ…」

律「つまりどういう事なんだ」

紬「えっ、だから…」

澪「分かんないなら分かんないでいいよ。」

澪「私も聞かなかったことにするから」

律「そうか…」


おわり





─8─

紬「えぇいっ!」

澪「うわあぁっ」

唯「あっ!!ムギちゃんが澪ちゃんに
ロメロスペシャルを極めてる!!」

律「澪がムギのティーカップを割っちゃったんだ」

唯「あぁ…澪ちゃん、今まで4個も割ってるもんね」

律「5個目となれば、流石のムギも堪忍袋の緒が切れるさ」

紬「このっ!このっ!」

澪「うわあぁっ、うわあぁっ」


おわり





─9─

唯「あずにゃんとガンダムって似てるよね」

梓「はい!」

律「少しは抗えよ」

澪「梓とガンダムのどこが似ているんだ?」

唯「ダブルゼータあずにゃん」

律「あっ!違和感がない!?」

紬「じゃ、じゃあ…あずにゃんマークII」ドキドキ

澪「すごい!すごくシックリくるよ!」

梓「てへへ///」

律「梓にこんな才能があったなんてなぁ」


おわり





─10─

さわ子「ルンルン♪」

澪「はあ…」

唯「おや?澪ちゃんがため息を~」

紬「楽しそうなさわ子先生とは対象的だわ」

澪「うん…ライブが近いから、先生の着せ替え攻撃が激しくて…」ゲッソリ

梓「本当にイヤならイヤとはっきり言うべきですよ」

澪「言ってるけど聞いてくれないんだ、あの人は…」

さわ子「イヤよイヤよも好きのうち♪」

梓「いえ、言うのは、さわ子先生にじゃなくて」


梓「警察に」


さわ子「!?」


律「嫌がる女子生徒を無理やりエロコスプレさせる猥褻女教師」

唯「私、インタビューでテレビにうつっちゃったりして!」

梓「先生さようなら」

律「さようなら」

さわ子「待って!!待てコラアアァァッ!?」

澪「ひぃいいっ!?」

紬「●REC」

さわ子「あっ…ムギちゃ、琴吹さん、なな何を撮っているのかしら」

梓「恫喝の現場まで押さえてしまいました」

さわ子「…!!」


紬「さわ子先生」


紬「先生の好きなケーキ(刑期)が」



紬「長くなりそうですね」





さわちゃんが


おわり





─11─

唯「和ちゃん和ちゃん、メガネ貸して~」

和「構わないけれど、何に使う気?」

唯「太陽光線を集めて黒い紙を燃やして焼きイモリを作るんだ~」

和「焼きイモリを作るの?」

唯「そうだよ~」

和「間違いなく焼きイモリなのね?」

唯「そうだよ~」

和「そうなんだ…」


和「こういう犬、見た事あるわ」


澪「ええっ!?」


おわり





─12─

唯「うい!見て見て!雪が降ってきたよ~!」ウン!タン!

憂「ヒュ~っ!雪を見てハシャぐお姉ちゃん、かわいいな~」

純「ヒュ~て、まるでストリップでも見ているかのような」

憂「ストラップにしたい可愛さだね!」

純「憂は本当にお姉さん好きだねえ」

憂「ぎゃヒひっ」

純「憂はもうちょい言葉に気をつけた方がいいよ」

憂「ゲェーッ!?私、何か変な言葉づかいしてた!?」

純「言葉づかいっていうか…うん、こういうのなんて言ったらいいか分かんない」


おわり





─13─

唯「ケーキのイチゴを盗られた復讐に
和ちゃんのド肝を抜く事をやってやりたいよ~!」

律「あのクールな和が驚く事をねぇ」

澪「唯が期末テストで和に勝つ、なんてどうだ?」

紬「あっ、それは確かに驚くかも~」

唯「本当に?」

律「そうと決まれば今日から期末テストに向けて特訓だ~!」

澪「まあ勉強するのは悪い事じゃないからな。私も協力するよ」

唯「よーし!頑張るぞ~!」

紬「えいえい、お~♪」


おわり





─14─

澪「テストどうだった?」

唯「100点とった!」

律「極端なヤツだなあ」

紬「和ちゃん、驚いてた?」

唯「殴られた!」

澪「な、何故殴られたんだ」

唯「和ちゃんは戦う事が好きなんじゃなくて、勝つのが好きだから…」

紬「そうだったのね…」


おわり



2
最終更新:2014年04月19日 21:47