カフェ
カランコロン
マスター「ラッシュアワー3~」
唯「すごい店だね~」
マスター「こんばんは,お譲ちゃん達。」
律「お,いろいろあるな。」
澪「ムギのお茶よりもいっぱいあるぞ。」
律「よし,決めた!! これにするぞ!!」
澪「じゃあ私もそれにしよう。」
梓(唯先輩何頼むんだろう……)
唯「私はこれにしようかな。」
憂「お姉ちゃん,一緒だね!!」
憂(お姉ちゃんと一緒だ!!)
純「私はこれにします。」
和「私はこれにするわ。」
紬「和ちゃんと一緒だわ。」
梓「私はこれにする。」
純「お,また唯先輩と同じもの頼むんだ。」
梓「べ,別にいいじゃない!!」アセアセ
純「まあいいんだけどね。」
マスター「お待たせしました。どうぞ。」
唯律「おー 美味しい」
マスター「それは光栄です。」
和「本当美味しいわね,唯たちはいつもこんなの飲んでるの?」
唯「そうだよー」
紬「この店ほどじゃないけどね。」
マスター「ところで皆さんは何かの何かの団体かな?」
憂「いえ,ただの友達同士が集まっただけです。」
唯「この5人は同じ部活の仲間,この人は妹,この人は幼馴染の友達,そしてこの人が妹とこの人の友達です。」
マスター「何の部活をしてるのかい?」
唯「軽音部です。」
梓「実際にはお茶とお菓子しかしていないですけど……」
マスター「軽音部ってことは,なにか演奏でもするのかい?」
澪「はい,文化祭でライブをします。」
律「そう,この人文化祭のライブで転んd」
澪「うわー,言うなー!!」アセアセ
純「澪先輩何があったんですか?」
澪「聞くなー!!」
マスター「へぇー,どんな曲を弾くんだい?」
梓「はい,私たちのオリジナル曲です。」
紬「作曲は私がやってまーす。」
律「そして,作詞がこの人なんだけど……」
澪「」ガクガクブルブル
律「よくああなります。」
マスター「へぇー,聞きたいなー。」
梓「今年の9月に文化祭がありますのでそこで演奏します。」
マスター「行ってみたら行ってるよ。ところで君達は何か入っているのかな。」
憂「私は特に入っていません。」
純「わたしはジャズ研究部に入っています。」
和「私は部活には入っていませんが,生徒会に入っています。」
マスター「生徒会かぁ,私も入っていたけど,大変でしょ?」
和「はい,でもやりがいのある仕事ですので。」
マスター「そうだよね,大学に入るときに少し有利になるね。」
和「はい。」
マスター「ところで何か紹介されてここに来たのかな?」
和「……というお店の紹介で来ました。」
マスター「実は私もあそこで食べたんた。」
唯「たまたまだね~」
梓「あそこの店,美味しいですよね。」
マスター「本当美味しいよ。」
和「また行きたいわ。」
マスター「実はあそこの店員さんの夫のおばあちゃんいただろ?」
律「そういえばいたな。」
マスター「あの人旅行好きで,よく海外に行くんだ。」
唯「へぇー」
マスター「働いては旅行行って働いては旅行行ってみたいな繰り返しをしてるんだよ。」
純「海外かー。」
唯「いつかは行ってみたいよね。」
紬「私はしょっちゅう行ってるからあまり……」
律「そうか,ムギは海外の別荘にもよく行くんだ。」
純「え? いいなー うらやましいー!!」
梓「ところで澪先輩はどこですか?」
律「あー,澪なら。」
澪「」
律「あそこでまだおびえてる。」
梓「澪先輩しっかりして下さい。」
一同「ワイワイガヤガヤ」
唯律澪紬梓憂和純「ごちそうさまでした。」
マスター「あれ2出した~」
唯「美味しかったね。あずにゃん。」
梓「はい!」
和「そろそろ遅くなったので,別荘に戻りましょうか。」
紬「そうだね。」
再び別荘
律「あ~,疲れた。」
唯「もう寝よう~」
憂「お姉ちゃん,まだお風呂に入ってないよ。」
唯「うー」
憂(寝転がってるお姉ちゃん可愛い!!)
梓「そうですよ,唯先輩,一緒に入りましょう!!」
梓(唯先輩とお風呂で二人っきり……!!)
紬「お風呂は銭湯だからみんな入れるわよ。」
梓「」
風呂
純「それにしても風呂で見ると梓と澪先輩の区別があまりつきませんね。」
和「唯と律の区別もあまりつかないわよ。」
澪「律がカチューシャをとるのはお風呂ぐらいだからな。」
律「さすがにシャンプー洗うときとかカチューシャは邪魔だからな。」
澪「カチューシャ外した律も可愛いよ。」
律「おかしーし!」
澪「おかしくねーし!」
寝室
紬「Zzz… ゲル状がいいのぉ…… Zzz…」
律「Zzz… キャベツうめぇ… Zzz…」
梓「Zzz… 唯先輩… Zzz…」
憂「Zzz… お姉ちゃん… Zzz…」
澪「Zzz… 律… Zzz…」
翌日
唯「お早ぅ…」
和「お早う,唯。なんでズボンとパンツをはいてないの?」
唯「たぶんSSだから私たちの姿が見えないからだと思う…」
和「早くはきなさいよ。」
律「おっはよー!!」
梓「律先輩テンション高すぎです!!」
律「何,悪いかー?」
梓「悪くはないですけど。」
純「澪先輩,お早うございます。」
澪「おう,お早う。」
憂「皆さん,お早うございます。」
紬「お早うー」
一同「お早う。(ございます)」
和「朝食はどうするのかしら?」
紬「心配ないわ~ 8:00ぐらいに届けてくれるように頼んだわ。」
律「でかした,ムギ!!」
唯「今何時?」
和「6:50よ。」
梓「まだ1時間ぐらいありますね。」
澪「だったら散歩でもしないか?」
和「そうね,旧三笠ホテルのところまで歩いてみましょうか。」
唯「うえー,つらいー」
律「唯ー,朝は気持ちいいぞー」
梓「そうですよ,なんなら唯先輩,手をつないで歩きましょう。」
唯「あずにゃんと手をつなぐなら行く~」
紬(これは!? 素敵な予感!!)
散歩中
唯「朝って気持ちいいね~ あずにゃん。」
梓「はい。」
梓(唯先輩と一緒に手をつないで歩いてる……!!)ドキドキ
紬「」ハァハァ ●REC
律「あんなに歩くの嫌がってたくせに。」
憂(いいなぁ,お姉ちゃん。)
和「結構距離があるわね。朝食間に合うかしら?」
澪「途中で折り返そうか?」
和「そうね。」
純「澪先輩,一緒に歩きましょう。」
澪「ん?」
和「ここで折り返しましょう。」
澪「折り返すぞ。」
律「なんだ,行かないのか?」
和「時間がないのよ。」
唯「あと30分しかないよ~」
梓「ここまで行くのに30分かかりましたから間に合いますよ。」
唯「本当?」
梓「はい,大丈夫です。」
紬(今日は素敵な予感しかしないわ)ハァハァ
朝食
唯律澪紬梓憂和純「いっただっきまーす。」
和「和食なのね。」
梓「私は朝食はパンですけど…」
澪「律はいつも和食だもんな。」
律「日本人なら,米だー!!」
唯律澪紬梓憂和純「ごちそうさまでした。」
和「さて,9:00ぐらいにここを出ましょうか。」
澪「そうだな。」
紬「私万平ホテルってところに行って見たいわ~」
律「お,いいじゃん。行ってみようぜ~」
移動中
唯「すごい別荘の数だね~」
澪「まさかここ全てムギの別荘じゃないよな。」
紬「そんなことないわ~ 軽井沢には別荘はあそこ一つしかないから。」
澪「そうなんだ。」
和「そろそろつくわね。」
万平ホテル
ホテルの従業員「いらっしゃいませ。」
唯「うお~」
律「すげぇ~」
澪「ホテルとは思えないな。」
和「でもムギ,なんでここに行きたかったの?」
紬「何となく~」
純「何となくって……」
律「みんなー,あそこに展示室があるぞ!」
唯「でかした,りっちゃん隊長!」
和「こら,あんまり騒いじゃダメでしょ。めっ☆」
展示室
梓「すごいですね」
律「お,ピアノがあるぞ。」
紬「本当だわ~」
澪「このピアノ,ジョン・レノンが弾いてたピアノなんだ。」
梓「ジョン・レノンですか!?」
唯(ジョン・レノンって誰?)
梓「すごい,ジョン・レノンが弾いてたピアノが見れるなんて……」
純「梓,はしゃぎ過ぎだよ。」
憂「万平ホテルって,あちこちあったんですね。」
紬「そうみたいね。」
律「これが当時の万平ホテルか。」
唯「今と全く違うね。」
和「そうね。」
純「みなさんそろそろ行きませんか?」
紬「旧軽井沢にでも行ってみましょう。」
律「そーしましょー。」
ホテルの従業員「ありがとうございました。」
旧軽井沢銀座通り
唯「すごい人だかりだね。」
和「夏はもっと混むそうよ。」
律「これでも少ないってことか?」
和「そうよ。」
梓「私,軽井沢っていったら冬のイメージしかありません。」
憂「梓ちゃん,なんで?」
梓「小さいときスキーで軽井沢に行ったことがあるのであまり夏というイメージがわかないからです。」
憂「へぇー。」
唯「見て見てー これ可愛いでしょ。」
律「うほー,いいなぁー」
澪「あぁ,またはしゃぎ出した……」
純「唯先輩と律先輩いつもああなんですか。」
澪「そう,全く手が離せないよ。」
律「唯ー,見てみろ。ジャム屋がいっぱいあるぞ!!」
唯「軽井沢に来てからレンタルサイクルもいっぱい見たよ。」
和「土産に買おうかしら。」
唯「いやー,いっぱい買っちゃいましたね。」
律「そうだな。」
澪「お小遣い大丈夫なのかよ。」
律「なーに,斉藤さんが全部負担してくれるから大丈夫さ!!」
紬「ごめんなさい,負担するのは交通費だけなの……」
律「何だとー!! みおぉー!!」
澪「自業自得だ!!」
律「そんなー!」
唯「今何時?」
和「10:30よ。」
純「時間がまだありますね。」
梓「私,行きたい場所があったんです。」
憂「梓ちゃん,どこ?」
カランコロン
店員「イラッシャイマセー」
唯「あずにゃ~ん,ここ?」
梓「はい,そうです。」
澪「随分変わった店だな。」
店員「8名様,コチラノセキヘドーゾ。」
和「まさかカフェとは思わなかったわ。」
憂「昨日も行ったのに。」
店員「コチラガメニューニナリマス。」
紬「ありがとうございます。」
梓「別荘に行くときにおいしそうだと思ったんです。」
純「梓らしくないなー」
梓「何をー」
憂「純ちゃん,梓ちゃん,めっ☆」
純「うぅ…」
唯「でもこれから横川に行くんでしょ?」
最終更新:2014年05月06日 09:26