澪にゃん「…」



純にゃん「…」



梓にゃん「…」



唯にゃん「純にゃんもあずにゃんも見てるにゃん」



律にゃん「何か、祈ってるみたいにゃん」



紬にゃん「何かあるのかにゃん?」



憂にゃん「3匹とも真剣にゃん」



菫にゃん「気になるにゃん」



直にゃん「毎日の事だからにゃん」



律にゃん「澪にゃん、その木に何かあるのかにゃん?」



澪にゃん「思い出の場所なんだにゃん」



唯にゃん「思い出の場所?」



純にゃん「そうですにゃん、忘れられないんですにゃん」



紬にゃん「良かったら、聞かせて欲しいにゃん」



澪にゃん「あれは、3匹で毎日を必死に生きていた時の話にゃん」




野良猫時代



梓にゃん「今日こそ、狩りを成功させてやるにゃん」



澪にゃん「頑張れ梓にゃん」



純にゃん「狙いは鳩にゃん」



梓にゃん(いつまでも、澪にゃん先輩や純にゃんに頼れないにゃん)



梓にゃん(今日こそは絶対にゃん)ジリジリ



梓にゃん(今にゃん!)だっ



梓にゃん「捕まえたにゃん!」



澪にゃん「やったにゃん!」



純にゃん「大成功にゃん!」



梓にゃん「は、初めて捕まえたにゃん…」



純にゃん「やったにゃんやったにゃん!」



澪にゃん「梓にゃんやったにゃん」



梓にゃん「はいにゃん!3匹で食べましょうにゃん」



子猫「にゃーん」



澪にゃん「うん?どうしたにゃん?」



梓にゃん「可愛い子猫にゃん」



純にゃん「お腹空いたのかにゃん?」



子猫「にゃーん」



梓にゃん「鳩、食べるかにゃん?」



子猫「にゃーん」がつがつ



澪にゃん「沢山、食べて大きくなるにゃん」



純にゃん「名前はあるのかにゃん?」



子猫「…」ふるふる



梓にゃん「ないのかにゃん?」



子猫「にゃーん」



澪にゃん「じゃあ、名前を付けてあげようにゃん」



純にゃん「どんな名前が良いかにゃん?」



梓にゃん「うーん」



子猫「にゃー」ふみふみ



純にゃん「うん?グルーミングして欲しいみたいだにゃん」ペロペロ



子猫「にゃーん」ゴロゴロ



梓にゃん「喜んでるにゃん」ペロペロ



澪にゃん「名前はふみにゃんにするにゃん」



ふみにゃん「にゃーん」ゴロゴロ



純にゃん「喜んでるにゃん」



梓にゃん「ふみにゃん、良かったにゃん」






唯にゃん「ふみにゃん、可愛いにゃ~ん」



律にゃん「ふみにゃんは小さかったのかにゃん?」



澪にゃん「小さかったにゃん」



純にゃん「小さいから食べ物を横取りされそうになったりしたにゃん」



紬にゃん「やっぱり、そういう時は喧嘩になるのかにゃん?」



梓にゃん「喧嘩になるのは稀ですにゃん」



憂にゃん「別けてあげたのかにゃん?」



菫にゃん「たまには、ありますにゃん」



直にゃん「基本的には縄張りを犯したら逃げるか勝つかどちらかですにゃん」






野良猫「にゃー」



ふみにゃん「にっ、にゃ」ぶるぶる



野良猫「にゃー」がしっ



ふみにゃん「にゃっ」ふるふる



野良猫「ふしゃー」



ふみにゃん「…」ぶるぶる



澪にゃん「ふみにゃんに何してるにゃん!」



野良猫②「ふしゃー」



純にゃん「それは、ふみにゃんの食べ物にゃん返すにゃん!」



野良猫③「…」ぷいっ



澪にゃん「喧嘩はしたくないにゃん!大人しく返すにゃん!」



野良猫「…」ぷいっ



梓にゃん「辞めるにゃん」



野良猫②「!」



梓にゃん「ふみにゃんに返したら許すにゃん」



野良猫③「にゃー」



野良猫「…」ぽいっ



梓にゃん「わかってくれてありがとうにゃん」



野良猫②「…」とぼとぼ



梓にゃん「ちょっと待つにゃん」



野良猫③「?」



梓にゃん「これを持って行くにゃん」



野良猫「にゃっ?」



澪にゃん「困った時はお互い様にゃん」



野良猫②「にゃー」ぺこっ



純にゃん「気を付けて帰るにゃん」



野良猫③「にゃー」ぺこっ






憂「何で、梓にゃんが来たら素直に返したのかにゃん?」



澪にゃん「梓にゃんは喧嘩が強いんだにゃん」



純にゃん「この辺りの野良猫で梓にゃんを知らない猫は居なかったにゃん」



律にゃん「猫は見かけによらないにゃん」



紬にゃん「何で、そんなに強くなれたのにゃん?」



梓にゃん「体が他の猫より小さかったからですにゃん」



唯にゃん「あずにゃん…」



梓にゃん「私みたいな小さい猫が生き残るには強くなるしかなかったんですにゃん…」



菫にゃん「梓にゃん先輩は凄いですにゃん」



直「本当にゃん」



梓にゃん「私だって争い事なんて嫌いなんだにゃん…」ぐすっ



梓にゃん「でも…でも…」



梓にゃん「軽蔑したかにゃん?」



唯にゃん「あずにゃん」ぎゅっ



梓にゃん「唯にゃん先輩…」



律にゃん「梓にゃんは生きる為に頑張ったにゃん、軽蔑なんてする訳がないにゃん」



唯にゃん「あずにゃんは私達に乱暴な事をした事ないにゃん」



梓にゃん「…」



唯にゃん「だから、あずにゃんはとっても良い子にゃん」



唯にゃん「ほらっ、いい子だから泣き止んでにゃん」ペロペロ



梓にゃん「子供扱いしないで下さいにゃん///」



憂にゃん「ふみにゃんはどうなったのですかにゃん?」



純にゃん「元気で可愛くて楽しかったにゃん」



澪にゃん「特に、梓にゃんになついてたにゃん」







梓にゃん「あんな所にボールがあるにゃん!」



梓にゃん「ふみにゃん、ふみにゃん」



ふみにゃん「にゃーん」



梓にゃん「それ~にゃん」コロコロ



ふみにゃん「にゃっにゃっ!」コロコロ



梓にゃん「もう一回にゃん」コロコロ



ふみにゃん「にゃーんにゃーん」コロコロ



梓にゃん「喜んでるにゃん、嬉しいにゃーん」









ふみにゃん「にゃーん…」



梓にゃん「うん?渡りたいのかにゃん?」



ふみにゃん「にゃーん」



梓にゃん「じゃあ、背中に乗るにゃん」



ふみにゃん「にゃーん…」



梓にゃん「私は大丈夫にゃん」



ふみにゃん「にゃーん」ぽふっ



梓にゃん「行くにゃん」



梓にゃん「ほっ!はっ」ぴょんぴょん



梓にゃん「どうにゃん?」



ふみにゃん「にゃんにゃん」すりすり



梓にゃん「ふみにゃん、照れるにゃん」にこっ










ふみにゃん「ふにゃー」のびー



梓にゃん「ふみにゃん、起きたのかにゃん?」



ふみにゃん「にゃーん」



梓にゃん「ほらっ、寝起きのグルーミングにゃーん」ペロペロ



ふみにゃん「にゃんにゃん」



梓にゃん「うん?どうしたのかにゃん?」



ふみにゃん「にゃーん」ペロペロ



梓にゃん「にゃっ!ふみにゃんがグルーミングしてくれたにゃーん」ごろごろ



ふみにゃん「にゃーん」ペロペロ



梓にゃん「嬉しいにゃーん」ごろごろ



澪にゃん「梓にゃん、羨ましいにゃん」



純にゃん「本当にゃん」



ふみにゃん「にゃーん」ペロペロ



澪にゃん「私達にもしてくれるかにゃん?」



ふみにゃん「にゃーん」ペロペロ



純にゃん「嬉しいにゃーん」



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