澪「りつ わたしの かおに すわり あつを かけてくれ」

律「うん いいよ えいえい」

澪「あっー あっー」

律「くるしく ないか」

澪「くるしいよ でも きもちいい」

律「そうか ならもっとだ えいえい」

澪「あっー あっー」

律「どうだ きもちいいか」

澪「さいこう」

澪「りつ いつ けっこん する」

律「そうだな だいがくそつぎょう したらかな」

澪「ふふ そうか」

澪「じゃあ りつ うぇでぃんぐどれすは どっちが きる」

律「そうだな どれすは むぎに きせたいな」

澪「ふふ そう」

澪「なに」

律「わたしは むぎと けっこんする」

紬「嬉しいわ~」

澪「なん だと」

澪「はあ うつだ」

梓「なんですにゃん みおせんぱい いつにまして しんきくさい」

澪「あずさ」

澪「りつがな むぎと けっこんするって いうんだ」

梓「ふうん どうでもいい」

梓「わたしは ゆいせんぱいと けっこん しますから」

澪「いいなあ しきには よんでくれ」

梓「いいですよ せっかくだから ばんど やりましょう」

澪「そうしよう ふふ いまから たのしみだ」

澪「えっー えっー」

梓「なんですにゃん みおせんぱい きもい こえを あげて」

澪「あずさ」

澪「りつとの しんこんせいかつを もうそうして えつに いっていた」

梓「ふうん さびしい せいしゅん」

梓「だが わたしも ゆいせんぱいとの しんこんせいかつを いめとれ しておこう」

澪「おう いっしょに やろう」

澪「えっー えっー」

梓「にゃっー にゃっー」

唯「お疲れさんです!」

澪「おお ゆい」

梓「唯先輩!?おおお疲れさまです!」

唯「あずにゃーん!今日も可愛いねえ!」

梓「ゆ…唯先輩ったら…」

澪「ふふ ふたりとも なかが いいな」

澪「りつ わたしは むぎに せいせきで かっている」

律「そうだな でも むぎの ほうが かねもちだ」

澪「りつ わたしは むぎに むねの おおきさで かっている」

律「そうだな でも むぎの ほうが かねもちだ」

澪「なんてことだ かねの ちからには かてないのか」

律「そんなこと ない かねに まさる ちから それは あい」

澪「りつ」

律「わたしは むぎを あいしている」

紬「私もよ~」

澪「なんたること」

律「ううう きついよう きついよう みお」

澪「どうした りつ もう そんなに こじかの ように みを ふるわせて」

律「きついよう もう やめたいよう」

澪「いきたいんだろう りつ そら もっと からだを じょうげに」

律「ううう」

澪「ぶどうかんに いくには まず たいりょくづくり」

澪「うでたての つぎは ふっきんだ」

律「ひええ」

澪「くんか くんか すーはー」

梓「なんですにゃん みおせんぱい ぶたの ごとき はないき」

澪「あずさ」

澪「りつの くつが あったから かいでいたんだ」

梓「ふうん くさそう」

梓「どれ わたしにも かがせて みろです」

澪「いいぞ ひだりを やろう いっしょに かごう」

梓「くんか くんか くっせえ くっせえ」

澪「くんか くんか たまらん」

澪「りつ けつを なでさせて くれ」

律「だめだ わたしの けつは むぎの ものだ」

澪「じゃあむぎ けつを なでさせて くれ」

紬「私のお尻はりっちゃんのものだからダメよ~」

澪「くっ あ あずさ」

梓「お断りですにゃん」

澪「ゆ ゆい」

唯「いいよー、ほい」

澪「ふひひ やわけえ やわけえ」

梓「唯先輩!?だ、ダメですよそんな簡単に!」

梓「でもどうせなら次は私で」

梓「唯先輩、ここのところ上手く弾くコツを教えてください」

唯「ここ?ここはねえ、こうギュワーンて感じで」

唯「そこからギュイイイーンって続くの」

梓「唯先輩かっこいい…」

澪(ゆいは うまいし やさしいし)

澪(あずさは かわいい こうはい)

澪(けいおんぶ ちょう たのしい)

澪「むぎ りつは かねめあてだ その さつびらが ねらい なんだぞ」

紬「私は構わないわよ~?」

澪「い いいのか」

紬「りっちゃんはお金が好きで、私もお金が好き」

紬「好きなものが同じなら仲良くできると思わない?」

澪「いわれて みれば」

紬「澪ちゃんはお金嫌い?」

澪「すきかも」

紬「じゃあみんなで仲良くできるわ~」

澪「ほんとだ はは なんだか きせき みたいだ」

和「失礼します」

澪「おお のどか」

和「律、また申請書出てないんだけど?」

律「わすれてた まってて いま かく」

紬「お茶でも飲んで待ってて~」

和「ありがとう」

和「ところで、なんで唯の膝に梓ちゃんが乗ってるの?」

唯「あずにゃんは猫さんだからだよ~」

梓「そうですにゃん」

澪「ふたりは なかよし だからな」

和「そうなんだ」

澪「そっちの へやに すーつが あった りつ きてみて くれ」

律「いいよ ほら」

澪「りつ かっこ

紬「りっちゃん格好いいわ~とってもよく似合ってる!」

律「へへ そうか」

澪(みつけたのは わたし なのに むぎ ばっかり)

律「ほら みお どうだ にあうか」

澪「りつ」

澪「うん うん にあうよ ちょう かっこいい」

紬「ね~」

澪「うん」

澪「あきは せつない なあ」

梓「なんですにゃん みおせんぱい くらい くらすぎる」

澪「あずさ」

澪「あきの せつなさに おもい はせていた」

梓「ふうん じさぼけ」

梓「いまは まだ はるですにゃん」

澪「いまの きせつは どうでもいい」

澪「あきの せつなさに ついて いま かんがえるのが ひつよう なんだ わかるか」

梓「ご ごめんなさい」

梓「先輩たちが卒業したら軽音部はどうなっちゃうんだろう」

憂「新入生一人も入らなかったんだっけ?」

純「しょうがないなー、そしたら私たちが入ってあげようか?」

憂「そうだねー」

梓「本当!?」

純「わたしも みおせんぱい みたいに なりたい からね」

梓「じゅんには むりじゃ ないかな」

憂「私はお姉ちゃんみたいになりたい!」

梓「憂ならなれるよ」

純「なんだよう この あつかいの さは」

律「ゆい みろ こうていに たつまきが」

唯「おお!りっちゃん隊員、出動だ!」脱兎!

律「いくぞ ゆい」だっと

梓「こども みたい ですね あの ふたりは」

紬「私、竜巻に乗って飛ぶのが夢だったの~」脱兎!

梓「こども」

澪「たつまき こわい たつまき こわい」

梓「わたしが しっかり せねば」

澪「りつ ちつを のぞかせて くれ」

律「だめだ わたしの ちつは むぎの ものだ」

澪「じゃあむぎ ちつを のぞかせて くれ」

紬「私の膣はりっちゃんのものだからダメよ~」

澪「くっ あ あずさ」

梓「お断りですにゃん」

澪「ゆ ゆい」

唯「いいよー、ほい」

澪「ふひひ じゃあ さっそく

憂「澪先輩、それ以上は洒落になりませんね」

澪「ご ごめんなさい」

梓(憂…いつの間に入って来たんだろう)

澪「みえる みえるぞ」

梓「なんですにゃん みおせんぱい ききょうな ふるまい」

澪「あずさ」

澪「つつを とおして せかいを みていた」

澪「せかいは かわらない だが せかいの みかたが かわるんだ」

梓「ふうん きょうみぶかい」

澪「わたしの みかたも かわったか」

梓「いいえ ぜんぜん」

澪「がーん」

梓「みおせんぱいの そういう かんせい さいしょから りすぺくと なんで」

澪「てれる」

澪「きめた わたし むぎんちの おてつだいさんに なる」

律「どうした きゅうに」

澪「だって そうしたら りつと ずっと いっしょに いられると おもって」

紬「澪ちゃんなら大歓迎よ~」

唯「えー?それなら私もムギちゃんちのお手伝いさんになりたいー!」

紬「唯ちゃんも来てくれるの?すごい、すごい、今から楽しみだわ~」

律「いいのか みおは ともかく ゆいは てつだわれる ほうだろ」

唯「ぶー!りっちゃんしどい!」

紬「みんな私が養うから大丈夫よ~」

澪「かいしょう あるなあ」

澪「ひとつ かしが かけたぞ」

梓「よし きかせて みやがれ です」

澪「わたしの こいは あいすくりーむ」

澪「なめて ねぶって とろかせて あなたの こうい あい すくりーむ」

梓「ふざけるなッ!なんだそのどビッチな歌詞はッ!!」

澪「ひいっ」

梓「反吐が出るほど甘ったるい、菓子のような歌詞こそ秋山澪の真骨頂だろうが…!」

梓「中の人につられて日和ったかッ!?」

澪「ち ちがうんだ りつの ことばかり かんがえてたら しぜんと こうなって」

梓「………澪先輩」

梓「……あなたに期待しているファンを…あんまり不安にさせないでください……」

澪「ご ごめん あずさ ごめん なかないで くれ」

澪「なつ だなあ」

梓「なつ ですねえ」

澪「みろ」

澪「りつが あせで あんなに すけすけ ひひひ」

梓「なんの」

梓「ゆいせんぱい だって ふとももが すてきに むぼうび にゃへへ」

澪「なつは いいなあ」

梓「なつは いいですねえ」

澪「にっー にっー」

唯「澪ちゃん何してるの?」

澪「すてーじで きんちょうすると えがおが できないから れんしゅう してた」

澪「そういえば ゆいは きんちょう しないな」

唯「うん!お客さんはおかずだから!」

澪「おかず とは」

唯「私たちをご飯とすると、お客さんがおかずでぱくぱく食べられるでしょ?」

唯「だから緊張しないんだよ~」

澪「なるほど さんこうに なる」

梓(言ってることはさっぱり分からなかったけど唯先輩は今日も可愛い)

紬「ぬっ」

澪「ひゃあ おどろいた」

紬「私、澪ちゃんを驚かすのが夢だったの~」

澪「ばか ばか おどろかせて むぎの ばか きらい」

紬「私のケーキの苺、あげるから許して?」

澪「むぎ すきかも」

律「ねつが でて きょうは やすんだ」

紬「りっちゃん、お見舞いに来たわよ~」

律「むぎ ありがとう」

紬「どういたしまして~」

律「ところで みおは いっしょに こなかった のか」

紬「……澪ちゃんね、私に一人で行けって言ってくれたの」

律「そうか」

紬「……やっぱり澪ちゃんに来てほしかった?」

律「そんなんじゃないよ むぎが きてくれて うれしいよ うん それで じゅうぶん じゃないか」

紬「……そうね…」

紬「のっぺらぼう~」

澪「ひゃあ のっぺらぼう」

紬「私、特殊メイクでのっぺらぼうになるのが夢だったの~」

澪「こわい こわい むぎの ばか きらい」

澪「もう おこった いちご くれても ゆるさないぞ」

紬「そう…困ったわ、せっかく新曲が書けたのに…」

澪「ほんとに みせて みせて」

澪「うわあ すごい むぎは やっぱり すごいなあ」

澪「わたしの はつこいは りつ だった」

律「わたしの はつこいは みお だった」

澪「りつ」

律「はつこいは みのらぬ ものだ」

澪「かまわない わたしが おもいつづけて さえ いれば」

澪「そして ろくじゅうねんご」

澪「むぎと しにわかれた りつと そうしきで さいかいする」

澪「きゅうこうを あたためる うちに ふたりは いつしか はつこいの あじを おもいだすのだ」

律「みお おまえの じんせい それで いいのか」

澪「いってて けっこう ぐっと きたので ありかも しれない」

澪「ひっー ひっー」

唯「澪ちゃんさっきからしゃっくり止まらないね」

律「おどかすと しゃっくりは とまるん だよな」

紬「私、澪ちゃんのしゃっくりを止めるのが夢…」

澪「やめて ひっー むぎに おどかされると ひっー しんぞうが ひっー とまって しまう」

紬「残念だわ~」

梓「……実は私、犬だったんです」

澪「なん だと」

梓「しゃっくりは止まりましたか?」

澪「とまってる なんだ あずさ おどろいたぞ」

唯「」

律「お おい ゆいの こきゅうも とまってる」

梓「ゆゆ唯先輩!?嘘ですよ!?あずにゃんは犬じゃなくて猫さんですよ!?唯先輩ー!?」



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最終更新:2014年07月08日 05:44