第14話

「誕生日!!」

7月2日 今日はムギちゃんの誕生日です!


              ´       `丶、
           /           ⌒\
                /             ヽ
         / // /{      ヽ
          │ /⌒|        i |      : :'.
        | {{/`⌒|    |  | |        : :|
        | i|   |    | <⌒V   | . : : : :|
        | i|f^うハV八  ト \ }  ′: : : : :}
        l リ ヒソ   \|_∨� // : : : : : /
        | : i "      う心∨ /∧ : : : : /
        | :八  '   ヾン/  /ノ: : : : /:|
         / : ノ\` ー  "/ ./: : : : : :/: :|
.      / /  _`ニエア  / . : : : : :/: : :|
.     / /  ∠  ∠,, イ  /: : : : : /i: : 八
     { /{ /        / :/: : : : : /: i: : : : ヽ
.      \ ∨⌒\.     / :/: : : : : : : : : : : : : : :'.
      ∨        / :/: : : : : : : : : ∨: : : : : '.
       /      }   / :/: : : : :ハ : : : : :',: : :!: : :i
.      /        ′: : : : : :/: : : : : : : : : : j : : |
     /      /  { : {: : : :/: : : : :\: : : ∨ : : |
.    /      /   八  ∨ / : : : : : : : ヽ: : : : : :ノ


部室


律「今日はムギの誕生日だな!」

梓「ムギ先輩、おめでとうございます!」

紬「うふふ、ありがとう」

唯「今日は誕生日なんだからムギちゃんはゆっくり座ってていいよ〜。 お茶菓子の準備とかは全部私たちがやるから!」

紬「なんだか悪いわ〜」


澪「いつもお茶菓子の準備してくれてるわけだし、今日ぐらいはムギにはゆっくりしてもらわないとな」

律「そうそう。ムギにはいっつも世話かけっぱなしだからなー」

紬「もう、私は好きでやっているだけだから そんなに固いこと言わなくてもいいのに……」

唯「いいのいいの。とにかく、今日はムギちゃんはゆっくりしてていいからね。今、紅茶淹れるね」コポポ

梓「ケーキもちゃんと用意してありますよ」ジャーン

紬「うふふ。みんな、ありがとう」


紬「じゃあ早速、みんなでケーキを食べましょうか」スッ

唯「あー!!待ってムギちゃん! ケーキも私たちが切るからムギちゃんは何もしなくて大丈夫だよー」

紬「そ、そう?じゃあお願いするわね」

梓「切り分けました。ムギ先輩、どうぞです」コトッ

紬「ありがとう。ついでと言っては悪いんだけど、誰かフォークを取ってくれるかしら」

律「いや、その必要はないぜ。私たちがあーんして食べさせるから」

紬「そう。それなら大丈夫ね〜」




紬「……えっ?」


紬「…えっ!!? り、りっちゃん、今なんて……」

律「あー、聞こえなかった? 今日は私たちがムギにあーんして食べさせるから今日はムギはゆっくりしてていいよって言ったの」

紬「さ、さすがにそこまではしてもらわなくても」

澪「遠慮するなってムギ。ほら、あーんして」

紬「遠慮とかそういうのじゃなくって! えと、あの……」

澪「……ムギは私に食べさせてもらうのが嫌なのか?」ウルウル

紬「そ、そういうわけじゃないけど…」

澪「ならいいじゃないか。ほら、あーん」

紬「……あ、あーん///」パクッ

紬(食べさせてもらっちゃった///)モグモグ


唯「私も食べさせてあげるねー。ムギちゃん、はいっ、あーん」

紬「あーん///」

紬(い、意外とこういうのもいいかも///)モグモグ


梓「あ、ムギ先輩!お口の横のところに食べかすがついてますよ!」

紬「! まあ大変!誰かティッシュを取ってもらえるかしら」

梓「それには及びませんよ。私が拭いてあげますから」

紬「そう?じゃあお願いしちゃおうかしら」


梓「分かりました。では失礼します」ズイッ

紬「えっ……?あの梓ちゃんティッシュは…?ていうか顔ちk」

梓「失礼します」ペロッ

紬「!!?(し、舌で拭くの!?///)」

梓「ふぅー。これでバッチリです!なんとか綺麗に拭き取れました」

紬「あ、ありがとう///」ドキドキ


律「てかこんなことぐらいしか できなくてごめんなー? 本当はもっとちゃんとしたプレゼントとかを用意しておくべきだったんだけど…」

紬「い、いえ!!プレゼントなんかなくても私は十分満足してますから!!」

紬「むしろ今日はみんなありがとうね? 私のために、こ、こんな体を張った///」

律「ムギを喜ばせるためなら何だってするつもりだったからな!大変だったんだぞー、澪や梓を説得するの」

澪「だー!!!その話はおしまい!! そんなことより 改めてムギの誕生日を祝うぞ!」

唯「うん、そうだね。じゃあせーのでいこっか!」

唯律澪梓「せーのっ!!」

唯律澪梓「ムギ(ちゃん、先輩)お誕生日おめでとう(ございます)!!」

紬「み、みんな……!ありがとう!」

・・・・・・

翌日


律「うぃーっす。 みんなやっとるかねー」ガチャ

梓「律先輩大変です!!ムギ先輩の様子が……!」

律「!? ムギに何かあったのか!?」

唯「いや、それが……。ちょっとあんなことになってまして…」



紬「はい、澪ちゃんケーキよー。あ〜ん♪」

澪「わ、わたしは大丈夫だって!!」

紬「遠慮しなくていいのよー? ほら、あーんして?」

澪「……あ、あーん///」パクッ


律「おおぅ……。ムギもあーんプレイに目覚めてしまったか…」

梓「何ですかあーんプレイって」

紬「明日は梓ちゃんたちにもやってあげるわねー?」ニコニコ

律「どうしてこうなった」


唯「…何はともあれ!ムギちゃんおめでとうだよ!!」

梓「全然まとまってませんから!!」




第15話

「七夕!」

七月七日 七夕です!



                          rー 、
                   _   (⌒ヾ-、::\
          ∧       /::::::ヽ/⌒,へ:::ヽ\:|
           |::::',     ∠/⌒ フ:::/  `V  !
     __  {:::::} ,イ      /|:::/
      \:::::ヽ、V/::/     /   V ,イ二ニ=、
       \;;;;;;水;;ノ   ,ィ' _ rーー(⌒ヽ⌒ヽ、
       <二ヽ|/   /ソ" ̄ /::::/ \::::\;;;;;`、
           |  / "     |/   iヽ:::::| \:|
<⌒ヽ     ,.イ レ'/     __      i \|  !
  \::::\  /:/ /ソ    ,ィ /:::::::::::ヽ   | ̄ |
<⌒ヽ:::::)/::::/ //   // (::::::/ ̄ `\ | 目|
  \::::\{:::ノ //  {;;,イ⌒i:::::\      | 指|
    \:::::Y // r-く   |:::::|\:::::\    | せ|
       ̄|///(::::::\ l:::::|  ヽ::::::',     .|__|
       /7"  i\:::::ヽV    \|
     //   | ̄ |`V
     //     .| 武|
    ,'/     | 道|
    |.|     | 館|
    |.l     .|_ |

音楽室


律「よーし、七夕といことで 今日の練習は中止!!みんなで願い事を考えるぞー」

澪「なんでそうなるんだよ!」

紬「竹と短冊も買ってきたわ!!」ジャーン

梓「……いつのまに!」

律「だから皆、今日はもう観念して七夕を楽しめ!」


梓「……また今日もまともに練習できなさそうですね」グスン

澪「……そうだな」ガックリ

律「まぁまぁ、そんな落ち込むなって。澪も願いごと考えようぜー」

律「ハイ、澪。短冊」

澪「……じゃあ『今すぐ練習したいです』って書いていいか?」


律「……ふーん、澪はそんなお願いごとでいいんだー」

澪「…え?」

律「よくよく考えてみろよ。澪、七夕は一年に一回しか来ないんだぞ? それなのに今日今すぐ練習したいとかそんな限定的な願い事でいいのか?」

澪「確かに……、そうだな。わかった、律 私もちゃんと願い事考えるよ」

律「そうこなくっちゃ!……悪いな、梓。 澪はもらってくぞー」

梓「あぁ澪先輩まで律先輩たちのサイドに……」


唯「あずにゃんもこっち来ていいんだよー?楽しいよー?」

梓「い、いいですよ。 私は一人で練習してますから」

唯「えー…… あ! じゃあ私があずにゃんの分のお願いごとも書いてあげるね!」

梓「……勝手にしてください」

唯「じゃあ本当に書いちゃうよ! えーと…『毎日ネコミミをつけたいです』……っと」

梓「!!ちょっ!何ですかそれ!私そんなこと思ってません!!」

梓「貸してください!私が自分で書きます!」バッ

律「おー、梓もこちら側へようこそようこそ。 まぁ座れー」

梓「あっ……」


梓「結局こうなるんですよね……」

紬「でも私、こうしてみんなでお願い事考えられて嬉しいわ♪」



唯「……書けたよ!」

律「おー、随分早いなー。ちょっと見せて」

唯「いいよー。 はいりっちゃん」

律「どれどれー? ふむふむ、『ムギちゃんのお菓子がもっとたくさん食べられますように』……?」

律「って今の水準じゃまだ満足してなかったのかよ!」

紬「ごめんね唯ちゃん、明日からお菓子もっとたくさん持ってくるね?」

唯「やったー!もう願い事叶っちゃったよ」

梓「まだ竹にかけてすらいませんけどね」


澪「いいなー…」ブツブツ

律「澪はなんて書いたの?」ヒョコッ

澪「!!ダ、ダメ!! 私のは見せないからな!」

律「……あー、あんなところに澪の大好きなうさぎさんがー!」

澪「えっ!?」バッ

律「スキあり!」サッ

澪「!!律!だましたな! 返せ!!」

律「やーだよん。さぁー、澪ちゃんはなんて書いたのかなー?どれどれ……」

短冊『体重が減りますように体重が減りますように体重が減りますように体重が……』

律「怖っ!! お経かよ!」


澪「……だって今年もまた太っちゃったんだもーん!」ワーン

律「だからといってあんなに書く必要はないだろ!」



唯「あずにゃんは何て書いたの?」

梓「! わ、私のもお見せすることはできません!」

唯「ブー、あずにゃんのケチー……あ!あずにゃんの後ろにムギちゃんが!」

梓「まったく、律先輩と同じ手は食いませんy」紬「だーれだ?」ガバッ

梓「!!!ちょっ!?えっ!?」


紬「さぁ唯ちゃん今のうちに!」

唯「わかったよ!スキありっ!!」サッ

梓「に"ゃー!!///ダ、ダメです唯先輩!読まないでください!」

唯「えー?どうしよっかなー?」ニヤニヤ

梓「明日からはいくらでも抱き着いてくれてかまいませんから!!」

唯「え!?ホント!?いいのあずにゃん!?」

梓「だ、だから短冊は返してください!あとムギ先輩もそろそろ手を離してください!」

紬「わかったわ」スッ


梓「はぁ……。まさかムギ先輩があんないたずらしてくるなんて……」

紬「だって願い事はみんなで共有しあった方が楽しいじゃない♪」



梓「そんなもんですかねぇ……。 まあともかく、唯先輩 短冊の方返してください」

唯「わかったよー。……ってあれ?確かここに置いといたはずなんだけど……?」

律「……『大きくなれますように』…か。ほーう?」ニヤニヤ

梓「!!! 律センパーイ!」ボカッ


律「いてっ!殴ることないだろー!」

梓「だって!ひどいですー!」ポカポカ

律「だからいたいって!!」

ギャーギャー


澪「まったく……。何やってんだか」

紬「うふふ……」


唯「ちなみにムギちゃんは何て書いたの?」

紬「私? 私はね、『女の子どうしがもっと流行りますように』って///」

唯「へ、へぇ〜…」

澪「か、叶うといいな」


澪「……あとは願いごと見せてないのは律だけだぞ。律も見せろよ」

律「へっ…?や、ヤダっ!!」


梓「子供ですか……。まったく、私と澪先輩の願い事を勝手に見たんだから、律先輩だけ見せないのは不公平です!」

律「……笑わない?」

梓「プッ!急にしおらしくなってどうしたのさりっちゃん!アハハハ!!」

律「……じゃあ唯以外に見せるか」

唯「ゴ、ゴメンりっちゃん!謝るから私にも見せてー」

律「じゃあ、ハイ///」ペラッ


紬「どれどれ……『これからも私たち軽音部5人が仲良く過ごせますように』。……素敵ね!」


澪「なんだよ、すごく立派な願い事じゃあないか律。こういうのなら堂々と見せつけてくれていいんだぞ」

梓「そうですよ。律先輩にしては珍しくまともなこと書いてるんですから」

律「! なんだと中野ぉー!」

梓「きゃーたすけてー」

澪「やれやれ……」


紬「じゃあみんなの願い事も無事書けたことだし!竹に短冊をかけましょうか」

唯「うん!」


唯「……ってあれ?竹は?」

紬「あら……?確かにここに置いておいたはずなんだけど……」

律「部室の外に置いてきちゃったんじゃねーの?私ちょっと見てくるわ」ガチャ


律「……」

梓「…?どうしました律先輩?あったんですか?」

律「いやまあ あるにはあったんだけど……」

純「三期は主役になれますように、…と。あぁもう吊るすスペースがない!」

律「どんだけ吊るしてんだよ!!」


梓「てか純!勝手に私たちの竹使わないでよ!」

純「え……。そんなに言うんなら返すよ。ハイ」

律「この状態で返すなよ!」

唯「りっちゃんどうしたの……ってうわぁ!?」

澪「お、おばけの木かと思った……」

紬「す、すごい短冊の数ね……。これだけかければ本当に願い事も叶っちゃいそうね」


ダダダダダ……

律「な、なんだ!?誰かがもの凄い速度で階段を上がってくるぞ!?」

憂「私です!」キィーッ

唯「う、憂!? どうしたのそんなに慌てて!?」

憂「そ、それがね!け○おんの3期が決まったって!今、新聞で見て!」

純「!? ほ、ホントに!?こんだけ吊るした甲斐があったよ!」

律「ま、まさか本当に願い事が叶うとは……」


純「で、憂!?私のポジションはどうなの!? もちろん主役だよね!?」

憂「純ちゃん? ……あー純ちゃんはリストラだって」

純「」バタッ


おわれ



第16話「相合傘」


ある梅雨の放課後


ドザァァアアア!!!


律「うおっ!! 外すごい雨だな!」

澪「ほんと、滝のような雨だな……。そういえば、天気予報でも今日から梅雨入りしたって言ってたしな」


澪「さて、雨はすごいことになってるけど帰るとするか。お前も濡れないように気を付けて帰れよ、律」

律「……」

澪「……?オイ、律どうしたんだよ? 帰らないのか?」

律「……カサワスレタ」

澪「んなっ!!?」


澪「お、おいだって今日は一日中雨だって天気予報で言ってただろ!なのにどうして傘持ってこなかったんだよ!」

律「だって朝は雨降ってなかったし、それに今朝は寝坊して天気予報どころじゃなかったんだよ!私は悪くない!!」

澪「どう考えても悪いのはお前だ」ゴチンッ

律「あだっ」


澪「はぁ、まったくあきれた…。私も今日は予備の傘持ってきてないぞ」

律「何言ってんだ澪。予備の傘なんて必要ないだろ」

澪「え……?どういうことだよ」

律「こういうことだー!!」ガバッ

澪「!? ちょっ!何するんだよ律!!いくらなんでもこの傘で二人入るのは狭いだろ!」


律「えー、いーじゃん別にぃ。ちょっとくらい狭くてもさ」

澪「ちっとも良くない!エリザベスが雨で濡れちゃうだろ!」

律「……じゃあ澪は私が雨に濡れてもいいっていうのか?」

澪「自業自得だろ」

律「ひどい!!私にこの滝のような雨の中、服も靴も何もかも全部びっちょびちょになりながら帰れっていうのか!!?」

律「澪のオニ!アクマ!!」

澪「なんでそこまで言われなきゃいけないんだよ!」


澪「はぁ、まったくしょうがないなぁ……。次からはちゃんと傘持って来いよ。ほら、入れ」

律「みおしゃん……! ありがとー!!」ギューッ

澪「だー!!雨降ってるのに抱き着くな!濡れちゃうだろ! そんなことするなら本当に置いてくぞ!」

律「……もし置いていったらみんなに澪はオニアクマだって言いふらす」

澪「さて置いてくか」スタスタ

律「うわー!!冗談だから置いてかないでー!!」

・・・・・・

ザァー……

律「雨なかなかやまないな」

澪「そうだな……」

律「そういえばさ」

澪「なんだ?」

律「いや、こうして二人で同じ傘に入って帰るのっていつ以来だったかな……って思ったんだ」

澪「そういえば昔は雨の日はよく同じ傘に入って帰ってたかもな……」

澪「まあ、それも毎回お前が傘忘れてくるせいだったけど」

律「そ、そうだったっけ?ヨクオボエテナイナー」

澪「私はそのおかげで毎回 律にちょっかい出されてびちょびちょに濡らされてたからよく覚えてます!」


律「まあ細かいことはいーじゃんいーじゃん。昔のことだしさ。こんなに雨も降ってることだし、全て水に流そうぜー」

澪「上手いこと言ったつもりなのかもしれないけど 私はずっと忘れないからな」

律「やっぱりオニアクマだ」ボソッ

澪「何か言ったか?」ジロッ

律「な、なんでもないのよん? あ!あの水たまりでっけーな!琵琶湖なみにあるんじゃねーか!?ほら、見てみろよ澪!」

澪「露骨に話逸らすな!」


澪「……でも本当に大きいな。こんなに大きかったら通りづらいな、気を付けていかないと」

律「あー!!後ろから車がー!!」

澪「わひゃあ!!?」グラッ

律「ぷっ…!あははは!!うそだよーん。やーい、こけそうになってやんのー。あははは!!」

澪「りーつー……?」ジロォ

律「は……ゴメンナサイ」

澪「もう怒った!今度という今度は許さないからな!」プイッ


律「ねー、澪ぉー。ごめんってばぁー」ユサユサ

澪「……」プイッ

律「なぁー澪ー、許してよー。今度 澪が好きなバンドのCD貸してあげるからさー」ユサユサ

澪「……本当?」

律「あぁ、もちのロンだ!絶対貸すからさ!!」

澪「……じゃあ今回だけは特別に許してあげる。でも次になんか変なことしたら許さないからな!」

律「さっすが澪しゃん!! 心の友よー!」ギュー

澪「って言ってるそばから!こ、こら抱き着くなって!!/// まったく、もう///」

・・・・・・

唯「ふいー、やっと雨あがったねー。今日はもうアイス買いに行けないと思ったけど、よかったぁ」

憂「そうだねー。 ……あれ?あの人たちは…」

唯「? どしたの憂……ってあれは!

ミオー、モットソッチヨレヨー  チョッ…ソンナニヒッツクナヨー!///


唯「澪ちゃんとりっちゃんだ! もう雨止んでるのに相合傘とは…。仲良しですなぁ」

憂「ふふっ。本当だね」ニコニコ


律「澪しゃーん♪」スリスリ

澪「だー!!そんなに寄ってくるなぁー///!」


その後、雨が止んでいるのに相合傘していたのに気付いた澪ちゃんが 恥ずかしさのあまり気絶してしまったのはまた別のお話


おわる



15
最終更新:2015年02月10日 22:09