~~~~~~~~~~
紬(事情を言ったらお部屋に行っていいって)

紬(りっちゃんの家族って優しいのね~)ガチャ

紬「あっ・・・」

紬(こっこれは)

律梓 スヤスヤ

紬(どうして梓ちゃんがここに!?)

紬(いえ・・・りっちゃんの行動はちょっと不審なところがあったのよ・・・)

紬(でもまさか梓ちゃんを託ってるなんて・・・)

律梓 スヤスヤ

紬(ど・・・どうしましょう)

紬(そっとしておいてあげたいけれどこれは報告すべきなのかしら・・・)

紬(えっと・・・携帯電話は・・・あった!)

紬(どうしましょう・・・)

1. 唯、澪に報告
2. このことは内緒にしておく

※迷うけど、ここは2で

2. このことは内緒にしておく
紬(うーん唯ちゃんと澪ちゃんには伝えるべきなのかもしれないけれど・・・)

律梓 スヤスヤ

紬(こんな可愛い眠りを妨げるのはやっぱり駄目だわ)

紬(このことは胸にしまっておきましょう)

紬(けれど・・・)

紬(これぐらいなら)パシャ


紬(ふふ・・・お幸せにね)

~~~~~~~~~~
唯「うーんあずにゃん居ないのかなー」

澪「多分寝てるんだろう」

唯「じゃもう一回ピンポンして・・・」

澪「もうやめておけ。流石に迷惑だ」

唯「澪ちゃんのいけずぅ~」

唯「あ、ムギちゃん」

紬「遅れてごめんなさい」

澪「それが梓が寝ちゃってるみたいなんだ」

紬「あ、あら、そうなの~」

唯「あと一階ピンポン押そうよ~」

澪「駄目」

紬「今日は梓ちゃんの分のお菓子を玄関に置いて帰りましょう」

澪「うん、それでいいな」

唯「えー」プンプン

紬「帰りにどこかでお茶しましょうよ」

唯「じゃ帰るー」

澪「単純だな」フフ

唯「ところでムギちゃんなんでさっきからちょっと嬉しそうなの」

紬「途中でいいものみちゃった~」ホワホワ

唯「え~なになに?」

紬「秘密♪」

唯「えー教えてよー」

紬「ふふっ、だーめ」

唯「ねえ澪ちゃんなんだと思う」

澪「なんだろう・・・」

唯「ねえムギちゃんお願いだからさぁ」

紬「だーめ」


~~~~~~~~~~
ピピピピピ

律「うにゃ・・・」

律「あ、そろそろ時間か」

梓の迎えがそろそろ来る

律「梓はとりあえず寝かしておいてっと」

律は自分の身だしなみを整え

律「えーっと梓の制服はっと」

この前隠した制服を取り出す

律「袋に入れて・・・これで準備万端だな」

ピンポーン

律「あ、来た」

律「おい、梓、ちょっと起きて」

梓「ん・・・せん・・・ぱい・・・?」

律「迎えが来たぞ」

律「ほれ、私の背中に乗れ」

梓「は・・・はい」

律は手早く梓をおんぶすると

律「じゃ、行くぞ」

制服の入った袋と梓のカバンを持って下へ降りていった

~~~~~~~~~~
律「それじゃ梓、ちゃんと養生するんだぞ」

梓「は・・・い・・・」

律「あと服は貸すからな」

梓「ありがとうございます・・・」ゴホゴホ

律「洗わなくてもいいぞ」ヒソヒソ

梓「///」ボッ

梓「こ!こんなときに冗談はやめてください!」

律「へへーそれじゃお大事にな」

梓「・・・はい///」

~~~~~~~~~~
律「あーやっと帰った」

律「急に暇になるなー」

律「>>159」

※ドラムの練習して寝る~

律「ドラムの練習して寝るか~」

いつものように古雑誌を大量に取り出してきて叩き出す

律(これをやってるときは無心になれるんだよな~)

~~~~~~~~~~
律「ふー今日もやったやった」

律「・・・」

律(梓居ないと暇だなー)

律(まあ仕方ないや、風呂入ろ)

~~~~~~~~~~
梓(お医者さんに診てもらったし)

梓(早くお薬飲んで直さないと)

梓(先輩といろいろ出来ないよぅ・・・)

~~~~~~~~~~
ピピピピ

律「朝か・・・」

律「梓は・・・いない・・・な」

律「さーて朝ごはん朝ごはんっと」

~~~~~~~~~~
梓「んー・・・」

梓「ゴホッゴホッ」

梓「うー・・・まだ頭痛いし熱もある」ズー

梓「鼻水も止まらないし・・・今日も休まなきゃ・・・」

梓「先輩にはメールをしておこう」
~~~~~~~~~~
ブブブ

律「あ、梓からメール」

律「今日も来れないのか・・・」

律「また見舞いに行かなきゃな」

~~~~~~~~~~

ほうかご!

律(さーて部活行くか・・・)ヨッコラセット

澪「律、行くぞー」

律「はーいはい」

~~~~~~~~~~
唯「今日もあずにゃん休みなんだってねー」

紬「大丈夫かしら」

澪「今日も見舞いに行くか」

律「じゃ早速行こ」

澪「少しぐらいは練習しなくちゃな」

唯「えー澪ちゃんのいけずぅー」ブーブー

澪「ここは軽音楽部だろ」

紬「唯ちゃん練習したら梓ちゃん家でお茶しましょ」

唯「じゃやるー」

律(ホーント単純だなー・・・)
~~~~~~~~~~
唯「今日はあずにゃん起きてるかなあ」

澪「どうだろうな」

律「寝てたら私の家でお茶するがいい」フンス

唯「りっちゃん気前いいー」

律「ハッハッハ恐れ入ったか」

律(こういう地道な活動が疑いを晴らす・・・ハズ)

澪「着いたぞ」

律「ここは部長の私がピンポンを押すぞ!」

澪「別に部長じゃなくていいと思うんだが」

律「うーるーさーいー」

律「それじゃポチっとな!」ピンポーン

律唯澪紬「・・・」

「・・・どなたですか・・・」

律「あー私だ私。あと軽音部の皆も居るぞー」

「今開けますね」

梓「入ってください・・・」ガチャ

澪「顔色かなり悪いけど大丈夫か?」

梓「大丈夫で・・・」ゴホゴホ

唯「駄目だよあずにゃん横になってなくちゃー」

梓「はい・・・」

律「ま、まず入ろうか」

律唯澪紬「おじゃましまーす」

梓「どうぞ・・・」

律「は、早く梓は横になれ」

梓「はい、ありがとうございます」ズズー

紬「梓ちゃん台所借りてもいいかしら?」

梓「構いませんよ」

律「あ、ムギ、私も行く」

澪「それじゃ私と唯は梓の部屋に先に行っておくからな」

律「りょうかーい」

~~~~~~~~~
紬「皆さんお茶ですよー」

律「梓はこれ飲め」

梓「あ、これは」

律「ふふー部長特製のショウガ入りの紅茶だ」

梓「これこの前も」

唯澪紬「!?」

梓「じゃなくて・・・ありがとうございます」

唯(あずにゃん今この前って・・・)ヒソヒソ

澪(でも聞き間違いかも・・・)ヒソヒソ

紬(やっぱり同棲してたのねー)ホワホワ

唯(ムギちゃんなんか嬉しそう・・・)

澪(なんでムギはあんなに喜ばしそうなんだ・・・?)

律「さて今日のお菓子は何かなーっと」

紬「マドレーヌよー」

紬「梓ちゃんは・・・大丈夫」

梓「あ、えっと・・・」
1. 頂く
2. 遠慮する

※1

1.頂く
梓「それじゃあ・・・いただきますね」

紬「はい、どうぞ」

梓は1人分3つをもらった

梓「それじゃ、頂きます」

梓 モソモソ

唯「あずにゃん美味しい?」

梓「おいしい・・・です」

律「おい梓ー口の回り汚れてるぞー」

律「全く・・・」フキフキ

梓「エヘヘ・・・///」

唯「あずにゃんが・・・嬉しそうに・・・」

澪「律に口の回り拭いてもらってる・・・」

紬(キマシタワー)

律「ははは・・・って」

梓「あっ・・・」

律「こっ!これは部長の仕事だからな!な、梓」

梓「そうですよ!」

唯澪(怪しい・・・)

紬(ああ・・・幸せ・・・)ホワホワ

律「ととととところで梓はぜぜぜ全部食べれるか」

梓「えーっと」

1. 全部食べちゃう
2. 何個か残す

※2

2. 何個か残す
梓「さすがに全部は無理です」

律「と、ということらしいからさっさと食って解散な」オロオロ

梓「か、風邪も移っちゃいますね」

唯澪(明らかに慌ててるなあ・・・)

紬(りっちゃんと梓ちゃんかわいい)ホワホワ

~~~~~~~~~
律「さて、今日は解散な」

唯「もうちょっと居たいー」

梓「風邪移っちゃうから駄目です・・・」

唯「あずにゃんの風邪ならいくらでも移ってもいいよー」

澪「唯、訳わかんないこと言うな」

澪「でも梓も顔色ちょっとよくなったし良かった」

梓「はい、先輩たちのおかげです」

律「さ、帰るか」

律唯澪紬「おじゃましました」

梓「それではまた今度」ゴホ

律「すぐ寝ろよ」

梓「わかってますって」

唯「じゃねー」

~~~~~~~~
律「それじゃまた明日」

唯紬「また明日―」

澪「さ、律、帰るぞ」

律「ほーいほい」

~~~~~~~~
律「じゃ」

澪「じゃあな」

律(よし・・・これでやっと一人になった!)

澪の姿が見えなくなると早速走り出す

もちろん行先は

梓「待ってましたよ」

律「待たせたな」

律「入るぞ」

梓「どうぞ」

律「またお茶淹れてくるわ」

梓「お願いします・・・」



10
最終更新:2012年11月19日 21:49