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律「サウナ行こうぜサウナ」

梓「私はいいです」

律「いいじゃん、行こうよ」

梓「すぐのぼせちゃうんです」

律「5分無理?」

梓「3分が限界です」


律「じゃ3分でいいや。行こ行こ~」ズルズル

梓「す、滑りますっ!」

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律「あ゛~極楽極楽」

梓「おっさんですか先輩は」

律「なんだとこの~」グリグリ

梓「止めてください」

律「反応しない・・・」シュン

梓「あんまりこの中で動きたく無いんです」

律「そりゃそうだけど」

梓「・・・もう無理です」

律「え~」

梓「先に出てますね」

律「・・・じゃあ私も出る」

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朝食会場

律「ところでさー」モグモグ

梓「何ですか」

律「今日どこ観光行く?」

律「帰るの明日だし時間は余裕あるぞ」

梓「この辺って何がありましたっけ」

律「海と山、両方揃ってるぞ」

律「ただどっちも行くのは一日では難しいな」

梓「そうですか・・・」

梓「>>600行きましょう!」

※山

梓「山行きましょう!」

律「山の方ねー。了解」

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律「えーっと駅えはこっから・・・」

梓「電車で行くんですか?」

律「ああ、登山鉄道があるんだって」

梓「そうなんですか。楽しみです!」

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律「梓、そろそろ乗るぞ」

梓「あ、すみません」

律「最後尾の車両だからな」

梓「はい」

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梓「こ、これは・・・」

律「どうだ、凄いだろ」

目の前に広がっていたのは3列シートの優等車車内であった

梓「・・・追加料金何円だったんですか?」

律「いーじゃんいーじゃんそんなこと~」

梓「良くないです!節約しなきゃ駄目です!」

律「でも見ろよ、まだお年玉こんなに残ってるぜ」

梓「全く・・・先輩は後先考えないんですから・・・」

律「後先ばっか考えてても始まらないじゃん」

梓「少しは考えなきゃダメです!」

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律「おお~凄いな~」

梓「凄いです!先輩、あれ見てください!」

さっきまでは律の浪費を窘めていた梓であったが目の前に広がる非日常的な光景にすっかり心を奪われているようであった

律「雪もまた綺麗だな」

梓「そうですね!」

律「しかし梓、すっかり興奮しちゃって」

梓「そ、そんなこと!」

律「さっきまではグダグダ文句垂れてたのにね~」

梓「そんなことないです!」

律「ま、そんなとこが可愛いんだけどな~」ナデナデ

梓「やめてください!」

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やがて列車は山頂近くに到着する

律「ここからは急斜面だからなんか違う電車だってさ」

梓「どんなのでしょうか?」

律「えーっと・・・ケーブルカーだって書いてある」

梓「あ、あのロープに引っ張られて動く電車ですよね!」

律「乗ったことないからよく分からん」

梓「乗ればわかりますよ。行きましょう!」

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律「ほほう、こうやって2両ひと組みで動くのか」

梓「片方が降りると片方が登っていくんです」

律「ふーん」

梓「前行きましょうよ」

律「了解、行こっか」

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律「しかし凄い斜面だな」

梓「絶対徒歩じゃ無理ですよね・・・」

律「文明の利器って奴か」

梓「先輩でもそういう言葉知ってるんですね」

律「中野ぉ!」

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律「山頂着いたぞ~」

梓「着きましたね」

律「ほら、梓、あれやれよあれ」

梓「あれってなんですか?」

律「ほら、やっほーって」

梓「・・・恥ずかしいので遠慮しておきます」

律「なんだよーつまらないなー」

梓「先輩がやればいいじゃないですか」

律「じゃ「梓ー好きだー結婚しようー」って」梓「やっぱりいいです」

律「ちぇーっ」

梓「旅館ってあの辺りでしたっけ」

眼下に広がる街並みの一角を指して梓が言う

律「どれどれ・・・いや、もうちょっとあっちの方じゃない?」

梓「いや、こっちですよ」

律「いや、あっちだって」

梓「むぅ・・・あっ双眼鏡ありますよ!」

律「よし、それじゃあ確かめてこい!」

律「ほい、100円」

梓「絶対私が合ってますよ」コトン

律「いーや私だ」

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梓「やっぱり私の言ったとおりじゃないですか」

律「はいはい分かった分かった」

梓「ということで何か奢って下さい」

律「そんな話聞いてないぞ」

梓「いいじゃないですかぁ~」スリスリ

律「こういう時だけ擦り寄ってくるなよ・・・」

律「手持ちあったかなぁ・・・」

律「・・・まあ足りるかな」

律「山頂駅の近くにご飯屋さんも結構あったし行くか」

梓「わーい」

律「棒読みやめろ」

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律「じゃ、約束通り梓、何食べたいか決めろ」

梓「えーっとえーっと」

梓「これもいいし・・・あれもいいし・・・」

律「・・・あんまり高いのは駄目だぞ」

梓「>>608食べたいです」

※キノコ炊き込み御飯、キノコのバターソテー、キノコ汁、キノコのパンケーキ

梓「キノコ炊き込み御飯、キノコのバターソテー、キノコ汁、キノコのパンケーキ食べたいです」

律「・・・おい」

梓「何ですか?」

律「それどれだけお金かかると 梓「あ、あそこにきのこの料理屋さんありますよ」タタタ

梓「せんぱーい、早く来てくださいよー」

律(やれやれ・・・)

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梓「私はキノコ炊き込み御飯、キノコのバターソテー、キノコ汁、キノコのパンケーキでお願いします」

律「紅茶でお願いします」

梓「先輩、紅茶だけでいいんですか?」

律「梓こそそんなに食べることできるのかよ」

梓「あ、先輩もしかして分けてもらえると思ってますか?」

梓「へへー、分けてあげませんからね」

律「へいへい分かったわかった」

律(どうせ食べられなくなって泣きついてくるのは目に見えてる)

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梓「御馳走様でした」

律(本当に全部一人で食いやがった・・・)

律「さ、さーて行こうか」

律「すいません、御勘定お願いします」

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梓「満腹満腹♪」

律(お年玉がどんどん無くなっていく・・・)ドヨーン

律「・・・梓、そんなに食べちゃ太るぞー」

梓「・・・別にいいですけど」

律「どうしてだよ」

梓「先輩、私のこと愛してくれてますよね」

律「あ、ああ」

梓「なら大丈夫です」

梓「同棲したら、先輩が仕事行って私が帰りを待ってあげるんです」

律「なんで私だけが働くことになってるんだよ」

梓「それで帰ってきたら先輩が美味しいご飯を作ってくれるんです」

律「どうして飯まで作らなきゃ駄目なんだよ」

梓「だから大丈夫なんです」

律「いろいろ突っ込み所があるんだが」

梓「先輩、この前行ったじゃないですか」

律「何を?」

梓「ほら、梓は私だけのペットなんだ~とか」

律「お、お前///」

梓「だからちゃんと養って下さいね、ご主人様」ニコッ

律(やっぱりいろいろ分からんところがある奴だ・・・)


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梓「先輩、次は山のどこ行きましょう?」

律「もういいや・・・梓全部決めて」

梓「何ですかそれー」

律「いろいろあってテンションが下がった」

梓「いつもの元気はどこ行ったんですか、もう」

梓「>>613行きましょうか」

頂上まで登りきる。


梓「山頂行きましょうか」

律「え?さっきのところが山頂だろ?」

梓「違いますよ、あっちです」

梓が指さした先にはもう一つの山頂が聳えていた

梓「この山の本当の山頂はあっちですよ」ニコニコ

律「・・・分かった分かった。行こうか」

梓「あっちですよ~」

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律「あ、あと少し・・・」ゼェゼェ

梓「・・・」

律「つ、着いた~」ヘナヘナ

律「おぉ~景色綺麗だな~」

律「梓もこっち来いよ~」

梓「・・・」タタタ

梓「・・・」ギュウゥ

不意に背中に抱きつかれた律

律「ん、どした?」

梓 ポロポロ

梓「・・・ごめんなさい・・・」ポロポロ

律「・・・どうした・・・?」

梓「こんなに・・・お世話になってるのに・・・」ポロポロ

梓「我侭ばっかり言って・・・」ポロポロ

律「ふふ・・・どうした?」ナデナデ

梓「・・・景色が綺麗だから・・・急に自分が情けなくなって・・・」ポロポロ

梓「先輩に・・・嫌われたくないから・・・」ポロポロ

律「ふふ・・・」クルリ

律は体を反転させると梓の方に向き直る

律「私はな」ギュウゥ

梓「///!」

律「我侭で生意気で、なのに淋しがりやで甘えん坊な」

律「梓が好きなんだよ」ナデナデ

梓「うぅ・・・」ポロポロ

律「ほら、そんなに泣いちゃ可愛いお顔が崩れちゃうだろ」フキフキ

律「ふふ、あーずさ♪」

梓「う・・・ううぅ・・・」ポロポロ

律「ほらほら、泣いちゃダメだって」

律「泣いてばかりの梓には>>654したげる」

※ぎゅっと抱きしめてあげる

律「泣いてばかりの梓は抱きしめたげる」ギュウゥ

更に強く、更に全身を包むように梓を抱きしめる

梓「ふぁっ・・・///」

律「いーこいーこ」ナデナデ

~~~~~~~~~~

律「そろそろ日も暮れるし帰るか」

梓「そうですね」

律「へへー」ギュッ

律「手、繋いで帰ろ」

梓「えへへ・・・///」

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宿

律「ふい~疲れた~」

梓「疲れましたね」

律「もう夕飯もお風呂もいいや、寝る」ゴソゴソ

梓「え、えぇ?」

律「夕飯は私の分も食べていいからなー」

律「それじゃおやすみ」

梓「せ、せんぱいぃ」

1. 無理矢理起こして夕飯、お風呂に付き合ってもらう
2. しょうがないので一人で夕飯、お風呂に入る
3. 一緒に寝る

※3

3. 一緒に寝る
梓「もぅ・・・私も寝ます!」ゴソゴソ

律「んー・・・梓も寝るのー?」

梓「はい、もう寝ます」

梓「・・・同じ布団に入っていいですか?」

律「ん・・・いいけど・・・狭いから2つくっつけよ」

梓「はい」ズルズル

律「ほら、こうして・・・布団を半分ずつ重ねて」

律「ほら、ここ入れ」ポンポン

梓「それじゃ・・・おじゃまします」スッ

律「ほら、もっとこっち来いよ」

律「ぎゅーしてあげるから」

梓「あの・・・」

梓「恥ずかしいので・・・電気消しても・・・いいですか?///」

律「おい梓、今日はえっちしないぞ」

梓「そ、そうじゃなくって///」

律「消したければ消していいからな」

梓「それじゃ消しますよ」

律「ほーい」

パチ

律「こっちだぞ、梓」

梓「分かってますって」

律「お、いたいた」

律「へへへー」ギュー

梓「ふぁぁ///」

律「えっとーここがお顔かな?」ペタペタ

梓「な、撫で回さないでください!///」

律「お、ここが・・・」ニヤ

律「えい!」ムチュッ

梓「~~~~!」

律「んっ・・・」チュウゥ・・・レロレロ

梓「ふにゃっ・・・」

律「・・・ぷはっ」

律「美味しかったよ、梓のお口」

梓「しょ、しょんな///」

律「それじゃ、おやすみ」ナデナデ

梓「おやすみなさい・・・です///」


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最終更新:2012年11月19日 22:39