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梓「うんしょ、うんしょ」
律「なんだそれ?重たそうだけど」
梓「えっと・・・小さいプレーヤーとレコードです」
律「おお、梓らしいな」
梓「あの・・・お部屋で聴いていいですか?」
律「ん、いいよ」
律「レコード持ってあげる」
梓「い、いいんですか・・・?」
梓「買い物袋も全部持ってもらってるのに・・・」
梓「それに・・・片手ケガしてるのに・・・」
律「いいからいいから」
律「落としたりしちゃ大変だろ?」
梓「そ、そうですけど・・・」
律「ほら、貸して」
梓「・・・お願いします」
律「うひゃ、結構重いな」
梓「15枚くらいありますからね」
律「おっけー」
梓「それじゃ帰りましょう!」
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律梓「ただいまー」
律ママ「おかえり。有難うね」
律ママ「律は・・・今日はお手伝いできなさそうね」
律ママ「いいわ、二人とも好きにしていなさい」
梓「有難うございます」
律「それじゃ部屋に戻ってるから、できたら呼んでー」
律ママ「はいはい」
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律「さて・・・あと一時間ぐらい暇だけど」
律「レコードもいいけど・・・>>727とかしない?
※まったりと今までの思い出に浸る
律「レコードもいいけど・・・昔の話とかしない?」
梓「昔って・・・付き合ってまだ一年経ってないと思うのですが」
律「最初はキスもろくにできなかったよなぁ」
梓「勝手に始めないでください」
律「私がちゅーしよって言っても顔真っ赤にするばかりで」
梓「や、やめてください・・・///」
律「それで昼休み階段下でとうとうしちゃったんだっけ」
梓「も、もう・・・///」
律「あの頃はお互いずっと緊張してて」
律「家なんかもとても行けなくて学校の人気の無いところでコソコソやってたよなぁ」
律「それであの日はとうとう耐えられなくなっちゃって」
律「梓をギューって抱きしめてそのまんま口押し付けちゃったんだっけ」
梓「・・・そうです・・・///」
律「あの後のトローンとした梓も可愛かったなぁ」
梓「だから恥ずかしいですって!///」
律「梓は本当に恥ずかしがりやだなぁ」ケラケラ
梓「う、うるさいっです!」
律「なのにたまーに突然攻めてくる」
梓「そ、そんなこと・・・///」
律「さっき鯛焼き食べてる途中の何なんだよ」
梓「あ、あの時の私はおかしかったんです!///」
律「昨日の夜だって律先輩を食べたいです(はぁと)とか言ってたじゃん」
梓「あっあれはっ///」
律「梓って基本むっつりだからなぁ~」ニヤニヤ
梓「しょ、しょんなこと///」
律「目が泳いでるって」
律「初えっちなんかはもっと大変だったなぁ」
梓「も、もうやめませんか?」
律「とうとう私の家でお泊りすることになって」
律「夜さ、布団で寝ればいいのにシングルベッドに無理矢理2人で入ってさ」
梓「レ、レコードかけますね」
恥ずかしさのあまりレコードに救いを求めるも
律「それで・・・最初はちゅーとかハグしてたんだけど」
あまり効果は無いようであった
律「お、これいい曲だな」
律「いつの間にか胸とか揉んじゃってて」
梓「やあああああああああああ///」
律「梓、うるさい」
律「いつの間にか梓の顔がえっちな顔になっててさ」
律「パンツに手を伸ばしたら 梓「あああああああああああああああああああ」
律「静かにして。ちょっと濡れてたからそのまんま中に・・・んぅっ」
梓 チュウゥ
律「・・・」
梓「・・・ぷはっ・・・これで静かになりましたね」
律「それで指で 梓「おい」
律「分かった、分かったからその拳を降ろして」
梓「人の嫌がることはしちゃダメって教えてもらったこと無いんですか?」
律「だって嫌がる梓可愛いんだもん」
梓「先輩がいつか犯罪者にならないことを心からお祈りします」
律「おい」
梓「先輩のことなので」
律「もっと敬えよ」
梓「敬ってるよ、律」
律「いや、ここでタメ口かよ」
梓「律、お腹すいた」
律「はいはい、もうちょっと待っておくれよ」
梓「何ですか、その口調」クスクス
律「お前に言われたくないわこのー」ギュウゥ
梓「やめてくださいって」ケラケラ
律「このー可愛い奴めー」
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律「しかしまあ・・・レコードいっぱい持ってきたな、本当に」
梓「久々に聴きたくなったので」
律「でも始業式始まったら家帰るんだろ?」
梓「そのことなんですが・・・」
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律「えぇっもうちょっと泊めて欲しい!?」
梓「はい・・・///」
律「ふぅん・・・」
律「でもさ・・・こっちに帰ってきたらバレちゃうだろ?」
律「私たちの関係」
梓「あの・・・それも・・・」
梓「もう・・・皆に発表しようかと・・・」
律「なん・・・だと・・・」
律「う~ん・・・」
梓「駄目ですか・・・?」
律(唯やムギはまあ・・・大丈夫かもしれん・・・非常識っぽいものにも理解あったりするし・・・)
律(澪は・・・分からん・・・一応表面は常識人だしなぁ・・・変なところもあるけど)
律(最悪卒倒か・・・運が良ければ・・・いや、いい結果が見えてこない)
律(ふぅむ・・・)
梓「せん・・・ぱい・・・?」
律「あ、ごめんごめん」
律「発表しちゃうかぁ・・・」
律「
1.発表するか
2.今はやめておこう
」
※1
律「発表しちゃうか」
梓「それじゃあ・・・始業式の日に・・・」
律「そだな」
律「さて、そろそろ晩ご飯だぞ」
梓「はい!」
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律「右手使えないんだった・・・」
律「あずさー」
梓「・・・わかりましたよ」
梓「何が欲しいんですか?」
律「とりあえず・・・肉と豆腐と糸こんとお麩かな」
梓「はいはい」
律の取り皿に取ってあげる
梓「はい、あーんしてください」
律「あーん」
律 モグモグ
律「うん、美味しいよ、梓」
梓「・・・先輩、恥ずかしいですよ・・・やっぱり」
律「そうか?」
食卓に少しだけ気まずい空気が流れていた・・・律ママを除けば
律ママ「あらあら梓ちゃん、悪いわね、うふふ」
梓(こういうのどこかで見たことある気が・・・)
律「あずさー次まだー?」
梓「私も食べたいのですが」
律「おう、好きなだけ食えよー」
梓「それではありがたく頂きます」
鍋から遠慮気味に好きな具をとっていく
律「おい、梓もっと肉とってもいいんだぞ」
梓「いえ、大丈夫です」
律「遠慮するなよ~私がとってやるぞ」
そう言うと律はおたまで肉をとって
律「ほら」
梓「な、なんだか申し訳ないです・・・」
律ママ「梓ちゃん、いいのよ」
律パパ「好きなだけ食べていきなさいよ」
梓「は、はい・・・///」
梓(は、恥ずかしい///)
~~~~~~~~~~
律梓「御馳走様でした」
律ママ「お粗末様でした」
律「それじゃ2階戻るからお風呂沸いたら言ってー」
律ママ「はいはい」
~~~~~~~~~~
律「梓さー」
梓「はい」
律「早く社会人になりたいなぁ」
梓「どうしてですか?」
律「社会人になったらやっと梓と同棲出来るじゃん」
梓「は、はぁ///」
律「大学は寮にしようと思ってるし梓も同じ大学に来るとは限らないじゃん」
梓「確かに・・・そうですね」
律「同棲したらさあ、私は働いて、梓は家で家事やって~」
梓「私は嫁ですか?」
律「うん、嫁」
律「私が家帰ったら梓が料理作ってて、でご飯食べたら音楽聴いたりしてさ」
律「それでお金貯めたら家建てて、勿論防音室付きの」
梓「・・・悪く・・・ないかもです」
律「な、な?」
梓「は・・・はい!」
律「あとは同性での結婚が認められればなー」
梓「な、何言ってるんですか///」
律「だって事実婚で終わっちゃうの悲しいじゃん」
律「ちゃんと田井中梓になって欲しい!」
梓「中野律じゃなくてですか?」
律「当たり前じゃん。あと姓名判断では田井中梓の方が良かったぞ」
梓「そうですか・・・」
律「だから田井中梓になってよ!」
梓「それは・・・プロポーズのつもりですか///」
律「いや、別に」キッパリ
律「梓ちゅわん乙女チックで可愛いー」ニヤニヤ
梓「うるさいです!」
律ママ「お風呂入ったわよー」
梓「お風呂入るです!」グイ
律の手を引っ張る
律「あれ?一緒に入るの?」
梓「ち、違うんですか!」
律「いや・・・当たり前みたいに手引っ張られても」
梓 カアァッ
梓「やぁっ放して下さい!」ブンブン
律「ぐあっ」
律「お前が掴んできたんじゃないかー」
梓「知るかです!」
律「でも一緒に入ってあげてもいいんだぞ」
梓「うぅ・・・」
1. 一緒に入る
2. 一人で入る
※1
1. 一緒に入る
梓「うぅ・・・一緒に入ってやるです・・・」
律「あれぇー?梓がお願いするんじゃないのー?」
梓「じゃ、じゃあ」
律「いいよ、一緒に入ろ」
梓「うぅぅ・・・///」
律(全く・・・可愛いなぁ)
~~~~~~~~~~
梓「まず先輩の頭、洗ってあげます」
律「あ、頼むよ」
梓「先輩の髪、綺麗ですね」ワシャワシャ
律「いや、梓には敵わないよ」
梓「そんなこと無いですって」ワシャワシャ
梓「それに」
梓「髪下ろした先輩、凄い可愛いです」シャカシャカ
律「こ、こら///」
律「でも梓も髪降ろすと可愛いぞ」
梓「やめてくださいよ///」
律「こら、手止めるな」
梓「あ、ごめんなさい」シャカシャカ
~~~~~~~~~~
梓「流しますね」
律「ああ、頼むよ」
律「ありがと」
梓「先輩は先に湯船に入ってて下さい」
律「それじゃお言葉に甘えて」チャプ
律「あーしかし家の風呂狭いなー」
梓「昨日以外は広いお風呂でしたからね」
律「まあ梓と密着できるからいいんだけど」
梓「な、何破廉恥なこと言ってるんですか!?///」
律「またー照れちゃってー」ニヤニヤ
梓「うるさい・・・です・・・」
最終更新:2012年11月19日 22:56