★10月期

澪「遂に最終期か……」

唯「ここで私達の命運が決まっちゃうんだよね」

澪「うん……次のパンで」

唯「なんか緊張してきちゃった……!」

澪「唯ですら緊張する場面だもんな……気を引き締めて行かないと!」

唯「うん! ……ん?」

澪「さあ、最後のパンを作ろう」

唯「んん? まあいっか……最後のパンは『>>337』!!」

※純の焼きそばパン

唯「んん? まあいっか……最後のパンは『純の焼きそばパン』!!」

澪「あー、なるほど」

唯「わかるでしょ?」

澪「うん。でもこれが最後のパン作りになるかもしれないんだよな……」

唯「暗くなってちゃパンも美味しくならないよ?」

澪「そう、だよな」

唯「そうそう。それに私澪ちゃんとパン作るのいつも楽しみだから!」

澪「あ……私もっ!」


――――


唯澪「できたーっ!」

律「よーっす、調子どう?」

唯「りっちゃん丁度いい所に! 新作のパン出来たから食べてみて~」

律「オッケー! これは……ああ、なるほど」

唯「わかりやすいキャッチーなパンが出来たね」

律「どれどれ……もぐもぐ……これは!」

唯澪「これは?」

律「焼きそばパンって何でこんなにうまいんだろうな! まさに夢のコラボレーションだわ。」

澪「だよな」

律「これは評価A! 焼きそばのもじゃっとしたボリュームもポイント高いぞ」

唯澪「やったー!」


澪「今月は町内会の温泉旅行があるぞ」

唯「温泉! やったー!」

澪「ご飯が美味しい旅館らしい。それと家族毎に個室取ってくれるらしい」

唯「つまり夜は澪ちゃんと二人っきりだね……」

澪「そんな事より今の内に必要な物そろえておかないと」

唯「そんな事!?」

澪「毎日同じ部屋で寝てるだろ」

唯「それはそうなんだけどさー……」

澪「早いうちから準備しないとあっという間に旅行当日になるよ」

唯「はぁーい」


旅行当日



旅館


澪「いいところだな」

唯「うん! どうしよ早速温泉行っちゃう!?」

澪「おちつけ。もうすぐ夕食だし今から行ってバタバタするのもな」

唯「そっか! ご飯も大事だよね!」

澪「……唯は唯だなぁ」


梅の間 夕食


澪「このお刺身おいしい!」

唯「お刺身か……お刺身パンとかどうかな?」

澪「却下」

唯「じゃあ茶碗蒸しパンとか?」

澪「今食べてるものとパンを無理矢理くっつけるな」

唯「もしかしたら美味しいかもよ?」

澪「お小遣いで研究してくれ。あと魚を厨房に持ち込むのは無しな」

唯「くっそーもう飲みまくっちゃうぞ! ぐびぐび」

澪「そんなに一気に飲んで大丈夫か……?」

唯「……うー、大丈夫だいじょうぶぃ!」

澪「……」


――――


唯「……ちょっと飲み過ぎちゃったや……うぷ」

澪「何やってるんだよ」

唯「ご、ごめんね……私は寝てるから澪ちゃん温泉入ってきなよ」

澪「やだ」

唯「へ?」

澪「……私も食べ過ぎたからしばらく休む事にする」

唯「そう? じゃあしばらくゴロゴロしてよっか」

澪「ん」


温泉


澪「おおー、露天風呂もあるのか」

唯「時間遅くなっちゃったけどおかげで貸切だね」

澪「だな」

唯「澪ちゃん背中洗ってあげるよ」

澪「変な事しないならお願いしようかな」

唯「しないよ~」

唯(ここで変な事しなければ私に対する信頼もうなぎ上りで愛情マシマシになる事間違いなし!)

唯(なんだけど……)

唯(澪ちゃんの耳いいなぁ……どうしよう耳かわいい)

唯(ペロッてして食べちゃいたいくらいの……)

唯(……うっ)


>>351

1:舌で舐めてからしゃぶりつく
2:ここは我慢!

※2

唯(だめだめ! せっかく澪ちゃんのお背中流してるんだから)


愛情+1


唯(そうだよここは背中に集中しよう)

唯(背中……背中……タオル越しじゃなくて素手で洗いたいな)

唯(ん? 腋の下から澪ちゃんの柔らかメロンパンが見え隠れしている……!)

唯(ど、どうしよう……腋の下から手を入れられそう……)


>>355

1:入れる
2:我慢

※2

唯(……我慢しよう。こんな公共の場でそんな事したら澪ちゃんに嫌われちゃうよ)


愛情+1


唯(……背中もいいけどくびれもいいなあ)

唯(腰のラインから柔らかいお尻、そこから伸びる白いふともも……)

唯(お尻のわれめに目がいっちゃう……そして前は澪ちゃんの大事な所)

唯(うあ、すごくドキドキしてきた)


>>359

1:手を滑り込ませる
2:我慢する

※2

唯「……はいっ! おしまい!」

澪「サンキューな」

唯「いえいえ」


愛情+1


澪「なら私もお返ししないとな」

唯「お返し?」

澪「私も唯の背中洗ってあげる」

唯「やった! ありがと澪ちゃん」

澪「はいここ座って」

唯「お願いしまーす。……おおぉ」

澪「痛くない?」

唯「うん! 丁度いいよ」

澪「そっか」

唯「えっへへ……」

唯(澪ちゃんの優しい洗い方好きだな)

唯(はあ……幸せー)

唯「腰の辺りもよろしくね」

澪「はいはい。この辺?」

唯「そうそのへ――ひゃんッ!?」

澪「あ、ごめん。指で背中なぞっちゃった」

唯「澪ちゃんのエッチー!」

澪「あははごめんごめんっ」

唯「あれ、その反応はもしかしてわざと……」

澪「ばれた?」

唯「澪ちゃんばっかりずるいー! 私もイタズラしておけばよかったー」

澪「はいはい。ほらお湯で流すぞ」

唯「むー」

澪「さ、温泉入ろう」

唯「うん」

唯澪「……はふぅー」

唯「気持ちいいね~」

澪「ああ」

唯「この時期のお風呂ってしやわせだよねぇ」

澪「だな」

唯澪「はぁ~……」

唯「ねえ澪ちゃん」

澪「ん?」

唯「もっとくっついていい?」

澪「……どーぞ」

唯「いいの? 澪ちゃーん!」

澪「わっぷ、抱きついていいとは言ってないぞ」

唯「はーい。……えへ」

澪「……来年も温泉来たいな」

唯「そだねえ……」



唯(こうして私達は温泉旅行を満喫したのでした)


澪「い、いらっしゃいませ!」

澪「ありがとうございましたっ……!」

唯「みみ澪ちゃん心配し過ぎだよ」

澪「ゆゆ唯こそ」

澪「どうか……」

唯澪「黒字でありますように!」


>>373のコンマで客単価決定

※373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/07(月) 03:14:31.96 ID: nHajUwIu0


  • 10月期の結果


今期の創作パン…純の焼きそばパン
創作パン評価……A

客数………………3108>人
平均客単価………1194円

売上………………378万4980円

累計売上…………1375万5175円
目標………………達成


愛情………………8>11
愛情ランク. ………A>S


売上クリア愛情Sルート『全クリ』



唯「や……」

澪「やったーーーー!!」

澪「やったよ唯っ! 私達来年もパン屋続けられるよ!」

澪「これだけ安定してればもう大丈夫! 一生パン屋やっていけるよ!」

唯「おわああ澪ちゃん揺らしすぎ」ガクガク

澪「あ、ごめん!」

唯「でもこれで私達ずっと一緒にいられるんだね」

澪「うん……うん!」




澪「ここが唯のオススメレストランか」

唯「実は私も来るの初めてなんだけどね」

澪「雰囲気いい店だな」

唯「お祝いだから奮発しちゃった」

澪「フランス料理か。久しぶりっていうかこんなお店で食べるの初めてかも」

唯「フランス料理なら私達も毎日作ってるよー」

澪「まあ確かに」

唯「……ところで澪ちゃん」

澪「ん?」

唯「この後もう一か所行きたい場所があるんだけど……いいかな?」

澪「うん。どこに連れて行ってくれるんだ?」

唯「それはついてからのお楽しみという事で」

澪「そっか」


――――


澪「……え、と」

唯「は、はい」

澪「ここはつまり……そういうホテルだよな」

唯「は、はい」

澪「えと、入るの……?」

唯「そのつもりなんだけど……だめかな?」

澪「……」

唯「……」

澪「……わ、わかった。入る」

唯「!」


――――


澪「って言うか予約までしてたのかよ!」

唯「いやぁほら、この時期だし満員だったらあれかなーって思って」

澪「下心見え見えじゃないか……」

唯「だ、だって今年一年すっごく大変だったし、お店もやっと大丈夫になったし……」

澪「いいわけになってないぞ」

唯「ですよね……」

澪「……」

唯「ええと……」

澪「……身体冷えたしお風呂入るか」

唯「あ、うんっ!」


おふろ


唯「外寒かったね~」

澪「うん」

唯「でも私達のふところは最高にあったかいよね!」

澪「私達っていうかお店のな」

唯「いいじゃんいいじゃん私達のお店なんだから」

澪「そうだけど……私先にあがるよ」

唯「わかった~」

唯「……」

唯「って普通にお風呂入っただけじゃん! しまったぁぁ……!」

唯「……私もあがろう」

唯「ふー……って普通に服着ちゃだめでしょ」

唯「バスローブ着るのちょっとドキドキするなぁ」

唯「澪ちゃんもバスローブ着たのかな……」

唯「恥ずかしがりの澪ちゃんが進んでバスローブを」

唯「澪ちゃんの事だから普通に服着た可能性もあるな」

唯「さてと……」

ガチャ


7
最終更新:2013年01月08日 01:27