感想18-08

言の葉舞い散る夏の風鈴

点数:27P 票数:19票 (2018-12-21) シルキーズプラスDOLCE




1-013■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H4 1590
シルキーズプラスの意欲作。これまでも挑戦的な作品を出してきたブランドですが、今作ではさらに冒険した印象を受けました。
これまではシナリオ重視でしたが、今作では「演じる」というテーマに向き合うことを重視した作品だったように思います。

とにかく声優陣の演技が凄い。
ヒロインと主人公が声優部という部活を通して声優グランプリを目指すというストーリーの性質上、
この作品の声優陣は演じているキャラとして他のキャラの演技をしています。
くすはらゆいさん演じる仰子を例に挙げると、ゆいさんは仰子の演技をしつつ、仰子として大根演技をするといった感じです。
他にも声優や演劇をテーマとした作品はあるので、作中のキャラとして他のキャラを演じるという事はあまり珍しくはないかもしれませんが、
ここまで作中キャラの演じ分けを細かく描写する作品とは初めて出会ったので新鮮でした。

また、奏と詞葉の√では特に「演じる」という事について深く掘り下げられており、
普段何となく聞いている日常シーンの演技とかも、違和感なく聞けているってことは実は凄い事なんだと思いました。
これまでも督君ほどではないとはいえ声優さんの演技には注目してきたつもりですが、全くもってまだまだでした。
注目すればするほど楽しめる余地があるなと再確認させられました。

シナリオ面も決しておざなりにされているわけでは無く、
声優グランプリを目指す過程で各ヒロインが成長していく様や、付き合い始めの初々しい感じなどが丁寧に表現されており、やっぱ範乃先生万能だなって。

余談ですが名義ネタにはめちゃくちゃ笑わされました。
私が無知なだけかもですが、今までこんな直接的に裏名義について触れた作品ありましたっけ?
「え?これいいの?」って突っ込みながら読んでました(笑)

1-164■言の葉舞い散る夏の風鈴■+1 SC H3 1386
この作品の面白さの真骨頂は主人公の声がアペイリアに出ていたシンカーの声であるということ。
主人公が実際に台本を朗読する際に声付きで再生されるんだけど、
シンカーの声でオカマ口調やマッチョな感じで台詞喋られるとこれだけで腹が捩れそうになるくらいに笑えるの本当に卑怯w
アペイリアではラスボスの風格すら漂わせていたシンカーだったけど、同じ声でギャグに寄せるとこんなに笑えるのかと思いました。
シンカーのイメージが未だに残っているせいでギャップが凄すぎる。
無論、この作品の良さはそれだけではなく、作品を通してヒロイン達が成長していく描写や作中劇の要素も面白かった。
詞葉以外はズブの素人だらけという状況で発足した声優部が徐々に実力を付けていく所は丁寧で良かったです。
詞葉の難解な説明を主人公が上手く噛み砕いて他のヒロイン達に伝え、その説明を聞いたヒロイン達が課題点を克服していくという感じで展開されていきます。
割と地味な展開なのですが、一つ一つ課題を克服して最後の大舞台で劇中劇を披露する展開はこっちの方も妙な達成感が有りました。
やっぱり地道に練習している光景を描いたのが良かったんじゃないでしょうか。
演技の指導も結構具体的な感じで、どういう方向性に持っていきたいのかが分かりやすくて参考になりました。
最後は実質的に詞葉ルートとも言える夏の卒業式で綺麗に締めたのがよりこの作品の評価を高くしている感じですね。
最後の卒業公演でこちらもつられて泣きそうになるくらいに感情移入したし、実に青春だなと思えるくらいに清々しい終わり方でした。

1-008■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H2 1030
しゃべったあああああああああああああ!!!
↑初回プレイ時のプレイヤー全員の声を代弁
今まで無言だった主人公がセリフのシーンでいきなりしゃべり、しかも女役だったからクッソ笑ったわ
声優部の活動がメインのいわゆる部活動物であり、部活関係以外のシーンはあんまりない
が、その分演技の練習や発生練習など専門的な部分が詳しく説明されており、範乃さんらしいなぁと思いました
声優さんの演技もとても素晴らしく、棒や大根からちょっとマシになった棒と大根
違う方向性に悪くなった棒と大根
指摘されたとこだけ気にした結果ダメな方に戻った棒と大根
まぁまぁ聞けるようになったけどまだ棒と大根
と、色んな下手な演技が純粋にすげぇなって感心できた

そんな声優さんの演技が素晴らしいオススメのおっぱいは百花奏ちゃんだああああああああああ!!
声優部の中でも秀でて演技が上手い車椅子後輩おっぱい!
でも奏はヒロインの中では一番おっぱいが小さい!(バスト84
俺は貧乳も大好きなんだぜ!(バスト84
しかもベッドの上ではエロエロだ!(Cカップ
控えめな女の子がセックス覚えたら積極的になるって素敵ですね

1-155■言の葉舞い散る夏の風鈴■+2 SC H2 932
催眠状態だったとはいえ、部員全員の前でヒロインが公開オナニーをし、人工衛星打ち上げのような
華やかさのない舞台演劇でのクライマックスなど、マイナス要素はあるのだが、範乃秋晴氏の描くシナリオは
凄いなと言わざるを得ない。
彼の作品の特徴である、徹底した取材による臨場感あふれるお仕事風景は、今回の声優ものでも健在であり、
声優の演技力を実感できる見せ場づくりはお見事でありました。
そして、主人公パートボイスをギャグで使用するという大胆な試みは大成功であったろう。
男なのに女役で無理やりやらされることで、他の部員が真剣に演技している中で、唐突に現れるオカマ声。
これは笑わずにはいられない。
夢を捨てさり、挫折した人たちが集まって、夢をかなえるというのは、青春もののカタルシスがあって、
割と楽しめた作品だった。
もちろん、ヘボい音楽やひなたもも絵師とは思えない塗りの酷さはあれど、シナリオがいいとそれだけで
全てを覆い隠す良さがあったなと、傑作ではないが昨年を彩る佳作として評価したい。

1-197■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H2 766
声優という珍しいテーマを描いた青春部活エロゲ
前作アペイリアからは、全く異なる作風だったが、自分の趣味嗜好にかなり刺さった作品であった
この作品を語る上で、何よりも欠かせないのは「声優」つまり中の人の演技力だろう
登場ヒロインのCVは、流石よくエロゲで見る方達だけあって、演技力はピカイチだった
下手な演技を演じる、というシーンが作中では沢山あったが、どのキャラも上手に演じ分けが出来ておりすごく良かった
あと主人公のボイス、あれは卑怯ですよ
いずれにせよ、声優さんの演技が光る作品だった
シナリオも、ボリューム自体はそれ程多くはないものの、綺麗に纏まっており、最後まで丁寧に描かれていた
シナリオライターである範乃氏の引き出しの多さには脱帽である
自分のように声優さんが好きな方、所謂「声豚」の方は是非プレイして頂きたい作品である

1-062■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H3 604
昨年は「アペイリア」で好評を博した範乃秋晴氏の新作。
前作のようなSFものではなく、声優部というちょっぴり特殊な日常の舞台を最後まで描き続けたジュブナイルに仕上がっている。
量子力学!やロケット!に比べると題材としては確かにスケールが見劣りするが、
その分野について丁寧に解説してくれる点はやはり氏の作品を思わせるところ。
ただ最後までモヤモヤしていたのは主人公のパートボイス・・・
声付き主人公は決して嫌いではないが、やるならせめてフルボイスにしてほしかった
急に喋られるとさ、内容よりそっちに気がいっちゃうんだよ!
とはいえ、久しぶりに青春の味みたいなものを感じられました。

1-152■言の葉舞い散る夏の風鈴■+2 SC H4 598
声優ってすげぇーなという作品。シルキーズプラスさん、励ましてくれるCD(CV:こころん)の発売はよ!
ということで完全にこころんゲーです。こころんのキャラ設定 or CVが合わない人には勧められません。
範乃秋晴さんシナリオのゲームといえば、変態主人公ですがアペイリアやはれたかに比べると抑え気味で
その点読みやすいシナリオなのかなと思います。(さくさくプレイできた)
一方で、先輩キャラ(仰子)の性格が合わずその点はほんと辛いゲームでした。
簡単にこのゲームをまとめると、
話が面白い→こころん√、奏√
エロが良い→ゆう√
まあなんとも言えない→仰子√
こんな感じかな?

1-066■言の葉舞い散る夏の風鈴■+1 SC H4 571
安心安全な作品です@silkysplus
初っ端がこれである
まあ信じないよね、俺も信じなかった
マジで安心安全でした(土下座)
しっかし、声優ってスゲーなぁ
上手い人が上手くやるのはまあわかるんだけど、
上手い人が下手な演技をやって、そこから少しずつうまくなっていくのを、
「何をどうしたから」ちょっと上手くなったってところまでしっかりわかる
上手い人の方でも、同じセリフでまったく印象が変わるのもすごい
改めて「声の俳優」に敬礼を
ヒロインとしてもキャラとしても一番好きなのは奏
エピローグはガン泣きしました
ふーりん頑張れふーりん

1-073■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H3 322
声優の部活としてとても良い作品だった
声優として今後どのように成長していくかを各ヒロインが行動していく姿は眩しいものがあった
惜しむらくはエピローグが弱冠短く感じたことだが、もし可能であればFDなどで補完してくれることを期待する
前作のアペイリアと比べるとインパクトはないが、綺麗にまとまったとても良い作品だった

1-225■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H2 320
青春成長モノと見せかけて、声優さんたちの演技に非常に驚かされそこを堪能すべき作品。ちょっと泣ける。
個人的にはライターさんのセクハラスキルが遺憾なく発揮されているシナリオが好みなので、その部分が引き続き健在でとても良かったw
良かったからこそ一言言いたいのは、音楽と立ち絵が省エネ式だったのが残念だったかな。。。

1-052■言の葉舞い散る夏の風鈴■+1 CG H3 308
ヒロインは魅力的。ストーリーも良い。
だがそれ以上に、キャストの熱演に胸を打たれた。
『声優』という題材を扱っているだけに、直に演技の凄まじさを思い知らされた。
あれだけの物を見せられて心が動かない奴は感情が消え失せてる(※個人の感想)。
などと、思わず熱くなってしまうくらい、大好きな作品。

1-232■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H2 262
声優という分野を掘り下げた、範乃秋晴らしい丁寧なシナリオが良かった。
前作のようなSFに比べると、地味な日常かもしれないが、それを地道に描いた結果がラストへと繋がっている。
青春だなぁという感じでプレイ後には爽快感が残った。
声優陣の熱演も素晴らしい。

1-203■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H4 224
声優陣の熱演に脱帽。
下手な演技から徐々に上手い演技に成長していくのが実際に感じられるだけで圧倒されます。
あと演出としてキャラクラーが声優として演じているときは実際の台本風にセリフを表示しているのが面白かったです。

1-223■言の葉舞い散る夏の風鈴■+1 CG H3 212
演出面が丁寧でCGを入れて欲しい場面でしっかり入れてくれるし奏√や詞葉√の終盤はとても良いですね。
シリアスはあまりないのだがシリアスを入れる場合でも嫌われ役なキャラを一人も作らないのは理想的だなと思いました。

1-239■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- CG H4 196
声優の演技にスポットをあてた意欲作。
シナリオ自体はその他作品の域を出ないが、いろいろな演技を魅せる演出はエロゲならでは
丁寧なシナリオがやや冗長に感じてしまう部分が個人的にあったのが残念

1-056■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SG H5 184
シナリオ枠。範乃先生のシナリオで台本読みのシーンが縦読みで赤字でなぞるようにでてきた演出はとてもよかった
奏√からの詞葉√の悩み葛藤など流れクライマックス演出は本当に素晴らしかった

1-255■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H3 183
萌えゲーの皮を被った、青春部活物語。奏√は必見。
ゆうちゃんはエロいし、奏は控えめさやいじらしさが最高だった。
どのENDも非常に綺麗に終わるが、続編でその後の話もぜひ見てみたい

1-261■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- SC H2 106
声優さん本当に凄いです。
同じ台詞でも喋り方一つでここまで感じ方が変わるものなのかと衝撃を受けました。

1-175■言の葉舞い散る夏の風鈴■-- CG -- 204




タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2019年01月28日 05:22
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。