感想20-07

天ノ少女

点数:21P 票数:12票 (2020-12-25) Innocent Grey




1-015■天ノ少女■+1 SG H1 1604
ひたすら感情が振り回されました。何ならこの文章を書いている今も引きずってます。
今作が発売されるにあたってここひと月でカルタグラからプレイし始めた新参ですが、色んな意味で今このタイミングでプレイ出来て本当に良かったと思える作品でした。

虚ラストでとんでもねえひっぱり方したと思ったら今作の初手遺影で早くもメンタルぐちゃぐちゃに。
事実として分かっていてもあんな演出されたら堪ったもんじゃないです。
シナリオも吸引力が非常に高くて、精神的には疲れているのに読むのがやめられず、結局一気に読み切ってしましました。
なお反動で読み切った日はその後何も手につかなかった模様。
また、冬子というキャラクターの凄まじさについても語らずにはいられません。
死してなお物語に影響を与え続けるキャラは度々見かけますが、これほどの影響力を持ったキャラはそうそう居ないと思います。
起点こそ彼女ではないものの、余りにも多くの運命に関わりすぎた。
TRUEラストは圧巻でした。次にどんな言葉が紡がれるのかが分かっているのに涙が止まらず、本当に玲人と冬子の物語は終わったんだなと感無量でした。
2人の物語の終着点としては最高に美しく、これ以上無い終わり方だったと思います。
しかし、真崎・尚織周りのあれこれやマリスの心理描写、某人物の空白期間の行動等々、まだまだ作中で語って欲しかった内容は散見されますし、
未だパラノイアから解放されてなさそうな方々も見受けられます。
あの兄妹が成長した色羽を見たら一体どうなってしまう事やら。

玲人と冬子の物語としてはこれ以上は蛇足ですが、もはや2人だけに収まる話ではなくなってると思いますので、何らかの形で補足や続きが読みたいと切に願います。
このシリーズに対してのパラノイアを抱えたままのユーザーはきっと私だけではないはず。

1-030■天ノ少女■+2 SG H1 911
殻の少女シリーズの完結編として、どのようにシリーズを締めるかを大変楽しみにしていた作品。
「朽木冬子」というパラノイアに囚われた主人公の時坂玲人が「くだらねぇ」との言葉を吐きながらも如何にして自身のパラノイアの決着をつけるのか?
六識命(六識もまた、大きなパラノイアを抱える偏執狂の一人)に人生の大半を翻弄され続けた玲人が非情な現実の中、もがき苦しみ続けた果てに見付けたものとは?
残酷な時の流れの中で、周りの登場人物にも近況の変化が否が応でも訪れるが、玲人は依然として過去のパラノイアに囚われ続けている。
物語には安易なハッピーエンドはなく、悲しく切ないひとりの男の哀愁の空気が全編を通して支配し、プレイヤーの心にも訴えるものがあった。
それ故に、最後にたどり着いたトゥルーエンドがプレイヤーに与えたとても心に残るものになったと思う
このゲームは、2回の周回で基本的なシナリオは見届けられるが、3回目の周回でようやく見ることが出来る立ち絵もあるので、3回はゲームの最初からプレイして欲しい

1-158■天ノ少女■-- GM H1 774
やはり、待たせすぎたのだと思う。
此処に入れた身で書くのもなんだが、私はぶっちゃけダレてしまった。
事件の内容は、三部作最後の内容を締め括るに相応しいとは到底言えないし、エロシーンは正直馬鹿にしている。
私は全体的な流れの全てを考慮した上で物語を評価するタイプなので、TRUEエンドが良かったから傑作と称したくもない。
そして何より、私がそこまで冬子に思い入れが無かった現実も評価に影響しているだろう。世間様程は心に響かなかったのが正直な所だ。

ただしかし、終わらせようとする頑張りと、期待に応えようと臨む姿勢は切に感じた。
このままトンズラこかなかっただけでも、ブランドとしても作品としても、安泰の意は示せたと思う。
よって、お疲れ様の意味も込めて、此処に投票の意志を示した記載とする。これからはコンスタントに良作を出せるよう頑張って下さい。

1-120■天ノ少女■-- SG H1 761
まずは少女シリーズを綺麗に完結してくれてありがとうございます。
おかげで「冬子は実は生きていて、時坂さんは冬子に巡り会えるんじゃないか」と、ひそかに心に抱いていたパラノイアからようやく解放されました(笑)。
そして、TrueEnd では時坂さんも「六識命」と「朽木 冬子」という長い長いパラノイアからようやく解放されたのではないでしょうかね?
時坂さんの救われた表情を、物語の最後の最後で見ることができて本当によかったです。

本作品の素晴らしいところは、シリーズを通して「パラノイア」というテーマの軸からブレず、同じ作風で書き切ってくれたところだと思っています。
演出・CG・BGM(曲)などはシリーズを通して進化していて、最後の方はもう「総合芸術かよ」って心の中で呟きながらプレイしていました。
シリーズ通して本当に素晴らしい作品だったと思います。

1-032■天ノ少女■-- SG H1 465
時坂さん、おつかれさま。
シリーズを追ってきた人にとっては、最高のエンディングだったのではないでしょうか。
グラフィックや音楽、世界観はさすがのイノグレ。ぐうの音も出ません。オサレ。
3部作の中で、一番狂気や過激な描写が多かった印象ですが、
"妄執"をテーマにしている作品なので、ばっちりストーリーにハマりましたね。
正直、エロ満足度には1すらあげたくないのですが…
何にせよ、12年続いたシリーズをちゃんと終わらせてくれたことに感謝。

1-164■天ノ少女■-- SG H1 432
ラストシーンには思わず感嘆してしまいました。あれに満足しない人いないだろ。
八木沼関連が予想つかない動きを見せており、
中盤における八木沼の選択なんかも時坂のパラノイアが過去作で描写されている上での話なので、より感情移入してしまいました。
エッチシーンについてはないわけじゃないんですけど芸術性を上げてるためか虚で見せたあの輝きは無くなっており、その点は残念でした。
完結作という意味では完成度が高い作品で満足です。

1-109■天ノ少女■+2 SC H1 400
まずは完成させてくれたことに感謝を。
エロが薄いとか某キャラの掘り下げが浅い等の不満はあるが全てTRUEで吹き飛んだ。
カルタグラからリアタイでイノグレ作品を追い続けている身としてはこの作品以外に2020年の作品ナンバー1は考えられないと言ってもいい。
また1つの大好きなシリーズ物が終わってしまったことに寂しさも感じるが本当に出会えて良かったと思う。長い間楽しませてくれてありがとうございました。

1-144■天ノ少女■-- SG H1 284
正直なところ内容としては過去作に劣っているといった印象。しかし締め方がとても綺麗でシリーズ物の完結編としての評価は高い。
どちらを基準に置くかで感想は変わってきそうだが、とりあえず完結したことを祝いたい。
Q.あなたにとって殻ノ少女シリーズとは何ですか?
A.八木沼ゲーです。

A-009■天ノ少女■-- GM H1 142
粗は大分あるけどキレイに完結できただけでも待った甲斐がありました。
イノグレは貴重なミステリー枠なので今後もこの路線を続けてほしいですね。

1-081■天ノ少女■+2 SM H1 98
とにかくtrue endが素晴らしい!演出、音楽、cgと最高峰でした。まさにパラノイアの解放に相応しい完結。

1-136■天ノ少女■+1 SC -- 56
パラノイアから解放されたけど、この雰囲気が忘れられない。

1-013■天ノ少女■+1 -- H2 34
いろんなシリーズ物が終わっていく…




タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年01月25日 01:06
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。