感想21-08

ふゆから、くるる。

点数:11P 票数:8票 (2021-09-24) シルキーズプラス




1-081■ふゆから、くるる。■-- SC H2 974
ありがとうシルプラ。ありがとう渡辺ファッキン僚一。
すみっこソフト活動停止で発売が危ぶまれたSF四季シリーズがシルキーズプラスで堂々完結である。

目を離すとすぐセックスかバイオレンスに走るイカれた連中を特殊閉鎖環境に閉じ込めてみた、
という流れはいつも通りだが、今回はひときわ異質。
雪に覆われた天才児達の学園、カーネーションと呼ばれる成長と退行を繰り返す少女達、その中で起こる殺人事件と首無し死体。
百合の空気が流れる中で交わされる、下ネタと猥談と痴話喧嘩……いややっぱりいつも通りかも。

序盤はイカれた展開に置いてきぼりにされ、中盤から怒涛の勢いで引き込まれ、最後はなんだか綺麗に着地する。
そんなファッキン四季シリーズ独特の作風は最後まで健在。
なんやかんやで10年近くの付き合いとなったシリーズだけに、最後まで完走できてほっとしました。
氏は雇われライターやってるときは猫をかぶり、企画段階から関わるとハジケるという生体が確認されていますが
またどぎつい下ネタと鮮血に満ちた爽やかな物語を見せてくれることに期待します。

1-021■ふゆから、くるる。■+2 -- -- 738
これ、ちゃんと売れてます?
と、いちユーザーが気にすることではないのですが、そう思わされるぐらい特殊な設定。
ただ、伝奇やSFに振り切った渡辺僚一シナリオが好きな人であれば無問題ですね。
この方なら他にもっと好きな作品があるのですが、いままでで一番エモみを感じたのはふゆくるでした。
ネタバレは避けますが、プレイ済みの人たちなら『祈りのチェス』のシーンで、通じるでしょう。
そしてなにより、声優さんたちの演技が凄まじかった。
声優さんの演技がすごいなんて当たり前だろという話ではあるのですが…
リスペクトの気持ちはもちろんありましたが、自分はまだ心のどこかで舐めていたのかもしれません。
今作はシナリオの力だけでなく、演技の圧力や引力に導かれていた側面が間違いなくあります。
2021で一番のお気に入りです。

1-086■ふゆから、くるる。■-- SC H4 711
18禁要素がないと成り立たない作品であり、エロシーンもかなり使えると感じたにも関わらず「これ面白いけどエロゲではないよな」と感じる不思議な作品だった。
ミステリー的な要素を推していたのに肝心の謎解き要素が微妙だったのは残念だが、種明かしの後に描かれるテーマや各カップルの熱い想いには胸を打たれた。
しかしこれどう考えてもエロゲでやる話じゃないんだよなぁ……。
キャストは人気中堅声優揃い踏みという要素な豪華な面々で、みなさん素晴らしかった。特に花澤さくらさん上手いなーと改めて感じたので引退してしまうのが残念。
SF四季くるシリーズの集大成として相応しく、あまりに綺麗に終わりすぎて渡辺先生エロゲ業界引退するのでは?と心配になったが、
本人のTwitter見る限りそんな気は微塵もなさそうなので一安心。

1-032■ふゆから、くるる。■+1 SG H4 502
遂に四季シリーズ終了、個人的にはとても評価が難しい作品。
最初は何が何だか分からない世界の真相がどんどん明らかになる点はとても大好物ですが
世界の真相や不明な部分が判明した後の物語が、他の四季作品より共感しにくい部分があったのは否定出来ません。
ただ、最初に書いた通り四季シリーズ終了(と思われる)という事実はやはり感慨深く、
別シリーズでも良いので是非こういうシナリオをプレイしたいと素直に思います。
最後に四季シリーズ制作した方々へ私からもこの言葉を送ります、「ありがとう」 と。

1-062■ふゆから、くるる。■-- SC H3 459
業界の隅っこから放出され別所でついにでた冬。
相変わらずファッキンの脳内で連想ゲームしたようなテキストで
頭がおかしくなりそうだが、なんだかんだ綺麗にまとまるのがファッキン。
百合・殺人・サスペンス・SF・そして百合の破壊と息をつくひまのない展開で短めながらもしっかり詰まっていた。
シリーズの中でもメッセージ性が強く、生きる目的・生命についての語りは自然と心打たれた。
仕方ないとはいえHシーンが序盤と終盤に一気に固まって流れるのが玉に瑕・

A-012■ふゆから、くるる。■-- SG H1 384
ネタバレになるので大筋はここに書けないですが、シリーズ物ではあるものの過去作未プレイでも問題ないと思います。
明かされている設定からして色々な意味で怪しげな雰囲気しか感じられませんし、
ライター的にとても人を選ぶので(ここ重要)体験版必須ですが最後まで興味持って読むことができました。
読後感良かったのとあめとゆきさんの絵が良すぎたので個人的に評価甘めかもしれません(汗)

1-079■ふゆから、くるる。■-- SG H3 292
独特の世界観が魅力的なシリーズ
百合?に期待して買いましたがいつの間にかストーリーに夢中になっていきました。
中盤以降の真実が明るみになっていきどう展開するのか楽しみながら読めました。
主人公役の月野きいろさんの終盤の演技もよかったですし、あめとゆき先生の絵も素晴らしかったです。

1-054■ふゆから、くるる。■-- SG H2 145
はるなつの序盤は「ん?」と首を傾げ、
あきは開始一分で「んんん?」と逆方向に首を傾げたもんですが・・・
これはさらに異色、ライター頭おかしい




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最終更新:2022年01月24日 01:21
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