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とうとう11月が来てしまった! - (2013/01/13 (日) 17:29:15) の最新版との変更点

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* とうとう11月が来てしまった!  ◆1vozJRRYq6 ---- しぃという、ちょっぴり寂しがり屋な女の子がいました。 彼女のおうちはダンボール箱。 そこからずっと大好きなギコ君を見つめていました。 「ひろゆきサン、何でこんなことするのカナ……ギコ君、大丈夫カナ……」 いじめられることもあるけれど、2chは楽しい所でした。 おうちと日常を奪われ、殺し合いに参加しろと言われてしまったしぃと皆。 代わりに渡されたデイパックは彼女には少し重たくて、中身も確認せず座り込んでしまいました。 「寒いヨ……」 PDAを使えばここでも2chは閲覧出来るけれど、もうそこでしぃがいつもの生活をすることは出来ません。 それを確認するのが怖くて、手が付けられずにいました。 他の道具にしたってそうです。 ――武器はコワイ。いつだってしぃを酷い目に合わせるから。 美味しいものもいらない。こんな所で食べても美味しくないから。 今のしぃが欲しいものは―― 「その首輪、あなたも参加者なんですね」 眼鏡を掛けた人間の男の人。 しぃは頷くと同時に、またはそれよりも早く、こう言いました。 「ダッコ♪」  ◆ ◆ ◆ ◆ ――このヒトは暖かくて優しいヒト。 いわっちは嫌な顔ひとつせずダッコして頭を撫でてくれました。 「荷物が重たくて大変だったでしょう」 「ウン」 「私はいわっちと呼ばれています。あなたのお名前は?」 「しぃダヨ♪」 ダッコされてご機嫌なしぃは次から次に色々なことを話しました。 大好きなギコ君のこと。オトモダチの皆のこと。 「……デモ、皆死んじゃう」 ポツリと呟いたあと、今度は泣きだしてしまいました。 「しぃさんは殺し合いは嫌なんですよね」 「イヤ。デモ……」 「私も実はそうでして。そしてこれは私の勝手な考え、いえ、願望なんですが、そう思っている参加者の方が多いのではと思います」 「ウン、ギコ君も多分そう」 「まずは地道に情報と仲間を集めましょう。そして時期が来たらこの地図に載っているテレビ局から」 しぃを降ろして、笑顔を強くしました。 「“直接”停戦の意思をお伝えします」 【B-2・路上/1日目・深夜】 【しぃ@AA】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品(1~3) [思考・状況] 基本:皆死んじゃうのはイヤ 1.いわっち、もっとダッコ♪ 2.ギコ君が心配 【いわっち@ゲームハード】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品(1~3・本人確認済み) [思考・状況] 基本:殺し合いをやめさせる 1.まずは色々な人に訊きたい 2.反抗の手はずが整ったらテレビ局からダイレクトを行う |No.11:[[ワッフルワッフル]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|No.13:[[殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!!]]| |No.11:[[ワッフルワッフル]]|[[投下順>00~50]]|No.13:[[殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!!]]| ||しぃ|No.:[[]]| ||いわっち|No.:[[]]|
* とうとう11月が来てしまった!  ◆1vozJRRYq6 ---- しぃという、ちょっぴり寂しがり屋な女の子がいました。 彼女のおうちはダンボール箱。 そこからずっと大好きなギコ君を見つめていました。 「ひろゆきサン、何でこんなことするのカナ……ギコ君、大丈夫カナ……」 いじめられることもあるけれど、2chは楽しい所でした。 おうちと日常を奪われ、殺し合いに参加しろと言われてしまったしぃと皆。 代わりに渡されたデイパックは彼女には少し重たくて、中身も確認せず座り込んでしまいました。 「寒いヨ……」 PDAを使えばここでも2chは閲覧出来るけれど、もうそこでしぃがいつもの生活をすることは出来ません。 それを確認するのが怖くて、手が付けられずにいました。 他の道具にしたってそうです。 ――武器はコワイ。いつだってしぃを酷い目に合わせるから。 美味しいものもいらない。こんな所で食べても美味しくないから。 今のしぃが欲しいものは―― 「その首輪、あなたも参加者なんですね」 眼鏡を掛けた人間の男の人。 しぃは頷くと同時に、またはそれよりも早く、こう言いました。 「ダッコ♪」  ◆ ◆ ◆ ◆ ――このヒトは暖かくて優しいヒト。 いわっちは嫌な顔ひとつせずダッコして頭を撫でてくれました。 「荷物が重たくて大変だったでしょう」 「ウン」 「私はいわっちと呼ばれています。あなたのお名前は?」 「しぃダヨ♪」 ダッコされてご機嫌なしぃは次から次に色々なことを話しました。 大好きなギコ君のこと。オトモダチの皆のこと。 「……デモ、皆死んじゃう」 ポツリと呟いたあと、今度は泣きだしてしまいました。 「しぃさんは殺し合いは嫌なんですよね」 「イヤ。デモ……」 「私も実はそうでして。そしてこれは私の勝手な考え、いえ、願望なんですが、そう思っている参加者の方が多いのではと思います」 「ウン、ギコ君も多分そう」 「まずは地道に情報と仲間を集めましょう。そして時期が来たらこの地図に載っているテレビ局から」 しぃを降ろして、笑顔を強くしました。 「“直接”停戦の意思をお伝えします」 【B-2・路上/1日目・深夜】 【しぃ@AA】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品(1~3) [思考・状況] 基本:皆死んじゃうのはイヤ 1.いわっち、もっとダッコ♪ 2.ギコ君が心配 【いわっち@ゲームハード】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品(1~3・本人確認済み) [思考・状況] 基本:殺し合いをやめさせる 1.まずは色々な人に訊きたい 2.反抗の手はずが整ったらテレビ局からダイレクトを行う |No.11:[[ワッフルワッフル]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|No.13:[[殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!!]]| |No.11:[[ワッフルワッフル]]|[[投下順>00~50]]|No.13:[[殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!!]]| ||しぃ|No.36:[[すべては、セカイ動かすために。]]| ||いわっち|No.36:[[すべては、セカイ動かすために。]]|

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